「マガジン9条」も、これが2008年最後の更新です。もう忘年会も済ませてしまったし、あとは事務所の大掃除…。
それにしても、今年はすごい荒れ模様の連続でしたね。とくに後半は、もう沈みっぱなしのジェットコースター。落ちるだけ落ちて、昇る道筋がトンと見えません。この先いったいどうなるのか、誰にも予想できない。いつもは偉そうに未来を語るエコノミストたちの元気のないこと。先が読めないからです。
こんなときこそしっかりした政治の出番だと思うのですが、麻生首相を始めとして、まったく頼りになりません。国会は与野党入り乱れての中傷合戦。もういい加減にして欲しい、というのが国民の率直な思いでしょう。
麻生さんのニュースを見ていて、「あの程度の人でも首相って務まるんだなあ」と、思わず洩らしてしまいました。すると横でカミさんが「あの程度の人だから、務まってないんでしょ」
確かに麻生さん、務まっていません。右往左往のブレが多すぎます。首相の器ではなかったのかもしれません。首相がブレれば、政治は当然行き詰ります。
一刻も早い総選挙を。
もうそれしか、現状打開の道はないでしょう。
さて、今週の「マガジン9条」は、年末年始合併号でお送りします。
「2009年わたしが予想する世界 希望する世界」というテーマで、読者から寄せられた意見を掲載しています。
レギュラー執筆陣の、伊藤真さん、森永卓郎さん、鈴木邦男さん、雨宮処凛さん、岡留安則さん、辻村博夫さん(やまねこムラ便り)、にもこのテーマについてコラムを書いていただいています。
また、
「この人に聞きたい」は、ピーター・バラカンさんの第2回目。日本という国について、そして憲法9条について。年末年始に聞きたい・見たい音楽や映画もご紹介いただいています。
「狸穴から」は、「甘えるな」の構造について。
今年最後の「週間つぶやき日記」は、今年1年を振り返っての「つぶやき」です。
「マガ9レビュー」は、憲法9条の誕生に至る流れを読み解いた歴史書「憲法9条の思想水脈」を取り上げました。
その他「世界から見た今のニッポン」「みんなのこえ」「わたしの1票」も更新しています。
読み応えたっぷりの合併号。お正月休みにお読みください。
次の更新は、2009年1月7日になります。