『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)
辺野古・高江からの祈り』
(三上智恵 著)
大月書店より絶賛発売中!
マガジン9で連載中の『三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記』の(2014年7月23日~12月24日)に掲載されたコラムに加筆修正し、書き下ろしを加えてまとめられた1冊。
激動のただ中にある沖縄県・辺野古・高江の現場に通いつめ、住民によりそい、カメラをまわしペンを走らせた、ジャーナリスト三上智恵さんの渾身の思いがつまっています。
映画とあわせて是非、お読みください。
詳しい内容はこちらにもあります。
プロローグ
1 この国の「戦争を許さない闘い」の最前線
2 「命に代えても」沖縄戦を生き延びたおばあたちの思い
3 「もはや戦場だ」ついに辺野古は包囲された
4 「標的の村」高江のいま
5 いつかはわかりあえる日がくると信じたい
6 統一地方選で示された「不屈」の精神
7 沖縄の抵抗するリーダーを歓迎しない中央メディア
8 「オール沖縄」の熱狂の陰で
9 海人(うみんちゅ)の尊厳を奪いつづける国――ある漁師の肖像
10 この子たちの目に宿る尊厳は奪えない
11 増幅する悪意の言葉と沖縄
12 還らぬ人となったS船長へ
13 表現者たちの闘い
14 「戦場にとどめを」県知事選にかけた思い
15 生命のホットスポット、大浦湾
16 敗者は暴走する安倍政権
17 知事選から2日で潰された民意
18 文子おばあのブローチ
19 日本一恥ずかしい知事
20 「ゾンビ議員」全員当選の怪
21 素顔の辺野古――55年間基地とともに生きた集落
22 それからの辺野古と「島ぐるみ闘争」のゆくえ(書き下ろし)
おわりに