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みんなのこえ

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080528up

5月21日から27日までに届いたご意見から

●この人に聞きたい(森達也さん)について

ナインマン さん(男性)

鳩山大臣。アルカイダのお友達がいるそうだけど、私はあなたのお友達になりたくありません。趣味が死刑執行なんてセンスがなさすぎます。
死刑というとどうしても、戦争で人を殺すことに結びついてイヤです。
イラクやアフガンで沖縄から飛び立った米軍が戦争していることは、憲法違反にならないのか。日本が給油した船から飛び立った爆撃機が殺戮することはどうなのか。
「悪いやつは殺してもいい」という死刑論は戦争の発想と似てる。

●この人に聞きたい(森達也さん)について

ハル さん(20歳・女性・福岡県)

私は死刑に賛成だとは言えません。死刑は「人殺し」で、死刑の現場を見とどけ、執行もできる、と言えないならば「死刑賛成」などと言ってはいけないと思うからです。
ただ、被害者のことを考えると、難しいです。ある時「被害を受けた人にしか気持ちは分からない、死刑反対の人たちは、キレイゴトを並べて自己満足しているだけだ」といった言い分を聞いて、ショックでした。
被害者の気持ちを尊重すべきなのか?「人が死ぬことを願う人生なんて辛すぎる」というのは、第三者の冷静な判断なのか?エゴなのか?どうなんでしょうか。
また、インタビューの中の「人を殺してもいい場合があることを、国が率先して示している」という話がとても衝撃的でした。何があっても人をいじめてはいけない、殺してはいけない、と学校で教えているはずなのに、説得力ゼロですよね。
次回の森さんのインタビューも楽しみにしています。

●どーなってるの?!米軍再編 について

平和を愛するキリスト者 さん(49歳・男性・東京都)

【私は宇宙基本法に反対です】

宇宙基本法が、国会でたった4時間審議が行われただけで成立してしまいました。
日本の宇宙政策を平和目的から軍事目的へ大転換させる法案が安易に成立してしまったことに危惧を感じます。日本は、1969年の国会決議で宇宙利用は平和利用に限定、平和利用の一環として小惑星探査機「はやぶさ」や月周回衛星「かぐや」などの無人探査技術を開発し、世界から高い評価を受けてきました。
それを軍事利用に転換するということは、国際的信用を著しく失墜させるものです。
宇宙戦争という人類にとって重大な危機を招きかねない、宇宙の軍事利用、宇宙軍拡への参加ではなく、日本国憲法の平和主義にしたがい、宇宙の軍事利用の縮小および禁止のために、宇宙軍縮に向けて先導役になることが日本のなすべきことではないでしょうか。

●この人に聞きたい(渡辺一枝さん)について

十文字(衆愚代表) さん(33歳・男性・千葉県)

【渡辺一枝さんのご発言を受けて】

いわゆる、護憲平和主義を掲げる人々が触れたがらないチベット問題に対し、渡辺一枝さんが厳しい中国共産党政府批判を述べられたことに関して、私は感心致しました。
チベット問題も、日本の戦前も、結局はナショナリズムに関わる問題です。
ナショナリズムを超えることを望むならば、そのための新たな指針とそれに相応しい姿勢を示すことが大切かと思います。
最近、「女性の視点」から、ナショナリズム批判と日韓関係の改善を提示した朴裕河著の「和解のために」という本を読みました。渡辺さんの一貫した透徹したスタンスは朴氏の姿勢に通じるところがあると、ふと考えたり致しました。
最近、優秀な女性の主張や表現を目にすることが多いためか、元来からのイデオロギーにとらわれない、中庸な「女性の視点」というのはとても重要だと思うようになりました。

●雨宮処凛がゆく! について

ラグリマ弾き さん(27歳・男性・千葉県)

【今度のサウンドデモはいつですか?】

自由と生存のメーデーから2週間以上たったのですが、あの興奮が忘れられません。
今度はいつやるんですか?また参加したいので早いうちに告知お願いします。

●シムピース について

nora さん(男性・佐賀県)

【戦争で儲かる話を入れたらどうでしょう】

今後、シムウォーなど作られる際に、戦争の大きな原因は、「他国の地下資源を盗んで企業にもうけを与える」とか、「自国の国民の資産を戦争に乗じて企業に移転する」
という経済的事実を描かれてはいかがでしょうか。
The Other Japanese Occupation

TY生 さん(68歳・男性・三重県)

【「マガジン9条」のトップが書いていた宇宙基本法で、近隣諸国から日本へ】

ミサイルが打ち込まれる「あまり現実味のない話」に関連して述べる。北朝鮮の核の廃棄の進捗状況は、寧辺の原子炉の無能力化が進行中。北朝鮮の核施設の稼動記録が米国に提出され、記録を分析中のヒル国務次官補は6者協議に北朝鮮の核計画の申告時点は近づいている。申告前に北朝鮮のテロ支援国家の指定解除に向けた手続きを始める可能性を示唆した(5月20日)。
6者協議は北東アジアの平和安定のメカニズムの作業部会が設けられ、弾道ミサイルが飛ばず軍事衝突を起こさない環境を目的とする。
隣国の中国とは最近の日中共同宣言でお互いが脅威にならないことを約束した。
宇宙基本法は平和理念に則りとしながら敵視国ミサイル監視の軍事衛星の導入を可能にする。改憲派の読売社説が「イラク空輸活動は、日本の国際平和活動の中核を担っている」と考える同じ手法で、本来、融合しない水と油の性格のものを抱き込んで見せかけの平和主義を唱える。

風見猫 さん(48歳・女性・東京都)

【P8宣言、感動的です】

今はもう日本の多くの人が気付いているはず。「ロスジェネ」は「失われた世代」ではなく、国民の権利が「失われた時代」の始まりとして企まれていたのだと。
「雇用破壊」は、働くとはどんな事かを知らない若年層から始めた。
そして今、「医療保障破壊」を「病気が多くてカネがかかる」という理由をつけて高齢者から始めようと狙っている。高負担で支え手をどんどん無くすことで「国民壊保険」を目指して。もう一致団結して「貧民の貧民による貧民のための政治」をおっぱじめよう!

マングース さん(男性)

【闘争手段としての消費者ゼネスト】

現在、かつてない盛り上がりを見せているプレカリアート運動ですが、従来の労働運動とはまた違った困難さがあると思います。まとまって交渉し、ストをしてみても相手は「イヤならやめろ、代わりはいくらでもいる」式の対応をとるだろうからです。
現代の消費社会では労働者としての闘争だけでなく消費者としての連帯行動がより重要になってきそうな気がします。たとえば不当労働行為を働く企業の製品を連帯してボイコットするような……すなわち消費者としての「ゼネ・スト」です。
余談ですが、既成の労組は傘下の労働者全体の賃上げ賃下げには関心を持ちますが、個別の労働者を襲うリストラに対しては「全体のごく一部」という捉え方しかせずまったく頼りにならない。そのような労組のあり方も今後変えてゆかねばなりません。

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