080430up
4月16日から28日までに届いたご意見からT.Yさん(23歳・男性・神奈川県)
難しいことはあまり分かりませんが、ふと最近のテレビはただ通行人、偶然写ったって人にまでモザイクかけて、あんまり編集しましたって画像はいちいちそこに気にとられて腹立つっていうか、そんなの別にいいやんて思いますけどね。
今回の「靖国」は観てはいませんけど、右翼や政治家はどうしてそんなに中止したがるんですかね。それは国民に見せると本当の事実がバレてしまうから、隠したいんですかね。ホントやつらは天皇万歳なんですね。
何が戦前回帰ですか、戦前を知ってる人はきっとそうなりたいとは思わないと思いますね。
ってちょっと日頃思ったことをぶちまけてしまいました、失礼しました。こういうところでしか書けないもので。
TY生 さん(68歳・男性・三重県)
伊藤氏は、与党政治家の憲法を尊重する態度の欠如を指摘し、これを許してしまう野党政治家、マスコミ、国民にも問題がありそうと述べた。
許してしまうどころか、与党政治家と同じ主張をする読売新聞社説について述べる。
社説は空自の活動は武力行使と一体化しない。空自の輸送機から降り立った兵士がすぐに戦闘活動を開始するなら、一体化する恐れもあるだろうが、実態は全く違うと主張する。
戦争は戦場での戦いと兵站基地からの兵力、武器、食糧等の補給、休養のための兵の交代が一体となって戦争遂行能力が機能、戦争は継続可能。ゆえに空自の多国籍軍兵の輸送活動は戦場と一体化した活動である。
読売新聞社説は《イラク空輸活動は、日本の国際平和活動の中核を担っている》と主張。この言葉に改憲派の基本姿勢が窺える。
国際法違反を犯し多くの人を犠牲にする。宗派対立を激化させ、平和構築も出来ない政策や行動を、日本が支援することでも、国際平和活動とみなすのだ。
t-wakさん(40歳・男性・千葉県)
伊藤氏は、田母神空幕長について「現場の人間」と見なしているようですが、それは違います。
陸海空の各幕は、命令を受け取る「指揮官」ではなく、大臣の命令を起案する「スタッフ」です。しかも、その権限は軍政軍令の両面にわたりますから、かっての参謀本部や軍令部よりも大きな執行権限を持っているわけです。
そういう立場の人物が、定例記者会見に臨んで、報道によれば隊員の士気にどう影響するかという文脈で「そんなの関係ねぇ」とやったのです。これでは叩かれても当然でしょう。
命令を受けるだけの現場の人間が「どうしようもない」というのとは訳が違うのです。
風見猫 さん(48歳・女性・東京都)
私は船にヨワく、前にカーフェリーで北海道に行った時も、あえなく船酔いに。それでも、溶けたチーズの様に甲板の手摺に寄りかかり、千変万化の空と雲、寄せては返す波と生まれては消える泡を見続けて至福を感じていた「フラクタルオタク」の私です。
でも死ぬまでにはまた乗りたい、出来ればシロナガスクジラを見たい(…何処にいる?)と思っています。
オーストラリアでは、ホテルの庭に50センチのトカゲがフツーに現れエアーズロックの麓のまっ白な鳥(ハト?)は王冠みたいなトサカつき。千年位前のアボリジニの岩絵では、彼らの祖先がケムール人(!)と踊っている。
宇宙に出るまでもなく、地球はまだまだ面白く慕わしい星!
今のテーブルに乗っている「グローバリズムのメニュー」をこんなもん食えるか!!とひっくり返し、代わりに各々の場所から持ち寄った飲み物食べ物を置いて、お互いの文化の違いを面白がるような「肯定的なグローバリズム」を始めたいです。
琵琶 さん(78歳・男性・北海道)
後期高齢者医療制度の問題がにぎやかです。ですが、かつて無料の時代のあったことがあまり話題になりません。
1973年、相次ぐ革新自治体の無料化をうけて、遂に、国政でも無料化が実現し、福祉元年といわれました。
それは、民衆のなかの、平和と福祉を願う力が強かったこともありますが、軍事費がぐっと抑えられていたことが大きいと思います。
消費税を上げずに、福祉を充実させるには、軍事費を削ればいいのです。
太田光氏の「防衛費半減」大賛成。森永先生、その理論的裏づけをさらに強力にお願いします。
十文字(衆愚代表) さん(32歳・男性・千葉県)
イラク空自違憲について、率直に「嬉しい」と思う人は多いであろう。
私も国際貢献を大義名分にした一辺倒的な状況の継続に「歯止め」がかかったことは、立憲主義や日本の主体性に対して国民の注目が集まるきっかけになったので、良いことであると思う。
日経新聞社説の主張のように、これを機に集団的自衛権について、さらに日米安保や自衛隊、そして9条をどのように位置づけ、日本は如何なる将来を歩むべきか、盛んに議論すべきであると私は考える。
しかしマガジン9条も含めた護憲派が、そのような議論への準備態勢が出来ているのか、些か疑問に思う。
率直に申し上げるが、現在のマガ9は、9条からかけ離れた、あるいは浮世離れした記事が多すぎるのではないだろうか。
最も重要なことは、大衆が支持する9条護憲平和主義論の構築である。それができなければ、今回の「歯止め」は意味が無い。
ごんた さん
実に腹立たしいですね,あの政治家達は。
航空自衛隊のイラク派遣が一部違憲だという裁判所の判断が出たのに対して,わが国の政策には何ら影響しません,と首相をはじめ平然と言い放てるのは。
派遣の差し止め請求は棄却されたとはいえ,あれほど平気で違憲判断を無視できるのは,彼らが憲法など取るに足らないただの紙切れだと思っている証拠じゃないですか。だから自衛隊の幕僚長が「そんなの関係ねぇ」などとほざくんですよ。
彼らの政策の方が日本国憲法よりはるかに上位に位置していると思っているから,9条に限らず,様々な条文をないがしろにした様な政策がまかり通っているのでは?
中川健一郎 さん(23歳・男性・山梨県)
自衛隊は違憲であり、憲法9条は無抵抗主義。これは吉田茂首相(当時)の国会答弁でも明らかです。
ところが突然、警察予備隊なる軍隊が出てきて、自衛隊になった。
名前に「軍」さえ付かなければ違憲にはならないという考えなんでしょうか? でしたら、核兵器は「防衛兵器」とでも名前を変えれば、非核三原則に反しないのでしょうか?
政府の御用機関・内閣法制局は憲法は無抵抗主義ではない、自衛隊は合憲だと主張しますが、9条の第2項を読めば、明らかに無抵抗主義で自衛隊は違憲。
法制局は自衛隊のイラク派遣も合憲だと表明した組織。しかも今まで違憲だと主張してきたのに、突然、多国籍軍参加も合憲だと主張。政府に都合の良い解釈を要請され、即座に受け入れるとは・・・。
しかもこの御用機関・内閣法制局を無条件に信頼して、法制局の主張を根拠に「自衛隊は合憲だ!」と主張する護憲派がいたことには
ショックを受けました。
森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(44歳・男性・東京都)
僕は九条自体より、非武装で国を守るという途方もない憲法を、曲がりなりにも守ってきた日本人の方が立派だと思う。
安保がある間は九条を死守するべきで、撤廃後も維持できる国際環境なら申し分ない。
日本は明らかに米軍と一体化した武力行使に向かっていて、宮崎駿が好きな日本人なら、アメリカと心中するのが愚かなのは分かるはずだ。
ただ九条が問題の多い条文なのは否定しない。
第一に条文と実態が乖離するうえ、文字通りの非武装中立は国を滅ぼしかねない愚策であることだ。
非武装中立を唱える人は、左翼にありがちだが、九条の非武装という観念に呪縛されていて、完全な平等を目指した共産主義が悪夢に転じた経験から何も学んでいないのだ。
第二が安保がないと国防体制に不備を生じる点、第三が、これらの結果として国民的合意のない点だ。
有力な軍備を持った上で武装中立するのが最も戦争になりにくいのなら(田岡俊次)、護憲・安保体制は最善とは言えない。
しらナインナン さん
何かのテレビで見たのですが「米軍は日本を守っていない」とアメリカの議会で言われているのは本当なの?
むしろ「自衛隊のほうが日本においては、米軍を守っている」っていうのも本当なの?
もしこれが本当なら、なんのための「思いやり予算」なんでしょう。この話の詳細をもっと知りたいです。
えすえふ さん(40歳・男性・茨城県)
団地の敷地に、住人の「やめてくれ」との 要請を無視し、繰り返し敷地内に侵入し、ポストに反戦ビラを何度も入れる行為は、 「言論の自由」というフレーズを濫用した、悪質なイヤガラセ行為である。
例えば、私がマガジン9条の編集部まできて、ポストに何回も「9条を改正せよ!」とかいうビラを入れても文句はいわないのだろうか?
今回の判決は、他人の敷地に無断で入るなという社会の常識を確認したものだろう。「言論の自由」など関係が無い。
ラグリマ弾き さん(27歳・男性・千葉県)
皆さんこんにちは。
朝日新聞を読んでいたら、今度から国民年金がパートや非正規雇用の人でも、給料から天引きされるとのことです。
ところが、よく読んでいたら「所得の低い人は免除される」と書いてありました。さらに気になったのは「すべて免除でも満額の三分の一は保証される」とありました。
おいおい、それって金払いたくない経営者が「この人は給料安いから免除」とか言って払わないこともあるってことでしょ?
ずっと会社に払ってもらってると思ってたら、ずっと免除されてて、受け取る時になったら2万円しかもらえないってこともあるってことでしょ?
どうせ天引きにするのならきちんと厚生年金に入れてよね!
世はゴールデンウィーク、
ということで「マガジン9条」も来週はお休みをいただきます。
合併号、じっくり読んでご感想などをお寄せください。
お待ちしております。
ご意見募集