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みんなのこえ

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080402up

3月19日から4月1日までに届いたご意見から

●伊藤真のけんぽう手習い塾 について

とも さん(40歳・男性・長野県)

【チベット問題について】

マガジン9条を運営する方々は、今回の中国によるチベットに対する人権侵害について、どのようなお考えなのでしょうか。チベットの方々は基本的には非暴力抵抗を貫いてきたと聞きますが、その結果があの惨状を招いたのではないですか?
中国は米国に太平洋の分割支配を提案する等、領土的野心を隠していません。
オリンピックバブル崩壊後、中国がその野心をむき出しにしてきた時、非暴力抵抗や9条の理念を貫いていては、日本がチベットと同じ目に遭うと思うのは果たして杞憂でしょうか?

●伊藤真のけんぽう手習い塾 について

佐野 鷹男 さん(42歳・男性・愛媛県)

【非暴力・不服従が成功したのはイギリス相手だからでは?】

非暴力・不服従に関する興味深い文章について、同意できるところもありますが、しかし、侵略者がスターリンならば、住民を強制(散開)移住させるだろうなあ、と思いました。
すなわち、侵略した先の住民をその場に住まわせないことで抵抗をなくする、という手段です。侵略する相手によって、伊藤さんのお考えは有効でない場合があると思います。
「膝を着いて生きるよりは立ったままで死のうじゃないか」(韓国の闘争歌:プリパ(仲間)より)という考えも、一つの理性・知性であると思います。

●伊藤真のけんぽう手習い塾 について

コスモス さん(46歳・女性・東京都)

【非暴力抵抗の目的に関して】

日本国憲法が前提となり「一人ひとりが個人として尊重され、自由で民主的な社会体制を守ることが目的となるべき」なら、市民的防衛が「国家の組織(憲法下にある)を守るのではなく、この国に生活する市民一人ひとりの生命と財産が守られることを最終目的とする」のは変かなとおもいます。組織(国)が無くなればチベットと同じですよ。抵抗してもしなくても蹂躙されます。

●伊藤真のけんぽう手習い塾 について

十文字(衆愚代表) さん(32歳・男性・千葉県)

世論調査から、日本人の大半は自衛隊と日米安保、そして歯止めとしての憲法9条の三点がそろった現状維持を支持していることが分かる。これは冒頭の「前提」が、50年以上も継続し、しかも侵略もされていないからであろう。
皮肉な言い方をすれば、米国は支配者として日本に君臨し、基地問題で被害を与えている。
しかしこの支配者が優秀なのは、「前提」を50年以上も提供し続け、日本は侵略されず、さらに9条の存廃や非暴力抵抗運動の実践を、日本人の自由意志に(表向きには)任せていることである。
現状では大衆は50年の実績を重視し、在日米軍への非暴力抵抗(基地反対)運動参加者は少数に留まる。為政者や支配者に対する不満が無ければ抵抗運動は起きない。 そして大衆が現状維持に満足し続ける限り、塾長の理想は現実化しないと私は愚考する。

●森永卓郎の戦争と平和講座 について

いっしー さん(60歳・男性・東京都)

【防衛予算半額に】

仮想敵国が北朝鮮なら半分の2.4兆円でも多すぎません? 軍隊は国を守るけれど国民は守らない以上、あまり金を掛けず、せいぜい海賊に負けない程度ならいかがですか。

●森永卓郎の戦争と平和講座 について

平和を愛するキリスト者 さん(48歳・男性・東京都)

【「防衛費半減法案」に私は賛成です】

「防衛費半減」法案に私は賛成です。日本の防衛費は4.8兆円の巨額に達していますが、これだけの経費をかけて自衛隊は国防に役立っているかといえば私も疑問に思います。
多くの国民が内心、仮想敵国と考えている中国や北朝鮮が、日本を攻撃する可能性があるか? 冷静に考えて全くないと思います。他に日本を攻撃しそうな国は? 見当りません。
ちなみに現在、海を越えてイラク等の他国を攻撃している国といえばアメリカです。
イラクに自衛隊を派兵したり、インド洋で給油活動を行ったりと、そのアメリカを手助けしているのが日本です。
また森永さんが言われるようにイージス艦は、アメリカを守るための盾の一つになっているにすぎないと思います。莫大なコストをかけても、せいぜい世界で暴れまくるアメリカの手助けに使われるだけだと思います。

●森永卓郎の戦争と平和講座 について

たんぽぽ さん

【防衛費削減二酸化炭素削減に賛成、しかしどうすれば実現できるのか】

最近、平日に戦闘機が飛びまくっている。三角形に近い変な形の飛行機も、うるさく飛んでいる。二酸化炭素を出しまくっている様子だ。
九条のある日本で人殺しの飛行機が飛んでいるのはおかしい。
たとえ米軍が日本から撤退しても戦闘飛行機はいらないのではないか。
超高額で有名な空中給油機も、専守防衛に必要ない。

自衛隊は、山田朗教授が提言されているように、海上保安庁プラスアルファの武装で生まれ変わるのが現実的に思える。
多額の税金を使うのに、何の兵器を納入するのか国会ではチェックしないのか。
一票を投じる先を与党以外にすると、防衛費を削減し、しっかりチェックしてくれるようになるのだろうか。

●森永卓郎の戦争と平和講座 について

試作局戦 さん(15歳・男性・北海道)

【080319upの記事への反論】

私はそれほど詳しくはありませんが、それでも指摘したかったので書かせていただきます。
「ミサイルを迎撃して~ほとんど不可能だ」の部分ですが、その根拠はどこにあるのでしょう? 確かに、BMDには「実験方法が現実的ではない」という主張がある事も知っていますが、そうであっても「実験では成功している」ので、「ほとんど不可能」とは言い切れないはずです。着弾までの時間も7~8分ありますから、時間も足りないという訳ではないとおもいますが。

●雨宮処凛がゆく! について

Cardinal さん(39歳・女性・大阪府)

【スキル】

企業が人を育てようともせずに、即戦力と虫のいいことばかり言っているというのは、派遣就労しながらひしひしと感じています。
現在、化学分析・調査関係の業務をしておりますが、機器や分析方法などの講習の回覧が派遣の私には回ってきません。新しい機械を独学・自腹を切って(3~6万円もするので滅多なことでは受けられません)いくら使えるようになっても、便利に使われるだけで、時給が上がる訳でもなく、独学だからと判定の根拠としては使用されない(だったら分析自体する意味がない)。スキルを身につける甲斐もなければ、せっかく学んだ事も片っ端からどぶに捨てられ続けている気分です。
足りない足りないと言いながら、企業は人材も資源も無駄に使いすぎです。

●雨宮処凛がゆく! について

noriko さん(40歳・女性・京都府)

【雨宮さんの京都講演会に…】

また参加してきました。
雨宮さんのお話はとにかく「おもしろい!」の一語に尽きます。
今までぼんやりとしていた景色が一枚、そしてまた一枚とクリアーになっていくようです。
今回は、聞き手の進め方も良くて、ジェンダーや障害者問題に至るまで多岐にわたるお話を聞くことができました。これからも、関西に来て下さいね。

●やまねこムラだより について

宇梵合 さん(70歳・男性・東京都)

【農業の公的な貢献度】

農地と農業は不離一体です。環境景観維持や食料自給の大切さが軽視され過ぎています。
まったくおっしゃられるとおりです。
日本の農政はお役所と農協さんに駄目にされてしまったのです。もちろん、農家自身の自覚自信と認識が低いせいもありますね。

●デスク日誌 について

hiro さん(33歳・男性・東京都)

【チベット】

チベット問題について、いわゆる「護憲・リベラル」の陣営からの真っ当な意見が聞けてよかった。こういうことで出遅れるのはほんとによくないですからねえ……。

●デスク日誌 について

TY生 さん(68歳・男性・三重県)

【チベット自治区の問題は中国の脅威と結びつくのか】

改憲を主張する人の中には、以前から中国はチベットを侵略しているとか人民解放軍が農奴制を布いていたチベットの支配層を打倒した時に起きた衝突で、犠牲者が出たことを材料に、中国の脅威と結び付けている。
私は、中国の国内問題と対外政策は、別々に捉える必要があると思う。現在の中国は、内政は強権的で民主主義の到達度は低い。だが、日本との関係は戦略的互恵関係を目指す。
米国は民主主義を誇る国だが、民主主義の基準で対外政策は行われてはいない。
1960年代頃からゴ・ディン・ジェムをはじめ、歴代の南ベトナム独裁政権を支援した。
1973年9月、民主的なチリのアジェンデ政権を転覆さすクーデターに、CIAは手を貸した。
独裁政権のリビアは、2003年大量破壊兵器放棄を宣言したため、2006年5月米国は国交正常化をした。
現在、米国は独裁政権の北朝鮮が核兵器の申告を完全に行えばテロ支援国家指定解除を表明する。脅威を与えるか否かは、対外政策がキィーポイントだ。

●デスク日誌 について

クレヨン伯爵 さん

【昔の約束。】

小和田様、私もETC拒否(笑)でつけておりません。乗る機会も少ないのですが。
ETC割引制度はまあ仕方ないと寛大に思ってますが、個人的には面白くないです。
「建設後数十年でタダにする」もですし、「政党助成金と引換に企業献金見直し」、「国旗国歌法で『処罰』はしない」等々、いとも簡単に忘れられる昔の約束、他にも多数あると思います。
向こうもどうせすぐ忘れられるのを計算済みに違いない。何とかならんもんか。
それと、そもそも原油価格高騰の原因が、投機もあるにせよ、イラク戦争にはないのか。
開戦前に指摘していた識者もいたと記憶しますが。ひょっとすると高騰で誰かが儲かることも織り込み済みか?
いずれにせよ、25円の議論にもっぱら関心が集まり、おおもとの原因・責任に関心が行かないのも「すぐ忘れられるのを計算済み」の思う壺のようで、歯がゆいです。

●デスク日誌 について

ぬるぬる さん

【9条と関係ないのですが】

> “郵政民営化”によって、過疎地域から郵便局が消え始めています。

とありますが、地方の郵便局は民営化前・郵政公社であった時期から継続して減少しています。決して民営化で「消え始めた」わけではありません。

> 料金はすべて同じように安くして、ETC装着は希望者全員に無料で行う、ということにするのが当然のはずです。

ETC普及を目標にするなら、装着側を値下げするのが当然でしょう。 デスクさん自身「少しでも交通費を節約しようと」ETCを導入したとあるわけですが、逆に言えば「節約にならないのなら導入しなかった」ということではないですか。

> かつて酒税が改定されたときに、同じ措置がとられた例があります。

ガソリンはウイスキーと違い、タンクに保管されるものです。給油問題で民主党自身が言っていたことですが、同じタンクの中にある燃料を区別することはできません。 ガソリンが3月に蔵出しされたものかどうか、確かめる方法はないわけです。

ST さん(20歳・男性・東京都)

非暴力を謳う我々の憲法が生まれて半世紀以上がたちます。
その間、範囲を近隣国に限定しても、多くの戦争、人権侵害が行われてきましたが、その間に我々は傍観や抗議以上の何をしたというのでしょうか?
今回チベットで起きた一連の事件で分かったことは、少なくとも現時点の「憲法9条」と言うものには、現在行われている虐殺に対して、何の力にもならない、ということです。
改憲を主張される方々は、このことにずっと前から気づいていただけなのかも知れません。
護憲派自身が、自分達の平和に対する姿勢を見直す必要があると思います。
何故、暴力革命を支持するものが、同じように憲法9条を守ろうとするのか、ということも含めて、です。

大瀧由紀子 さん(63歳・女性・福井県)

【「みえない雲」上映会】

以前にも書きましたが、日本で一番原発を沢山(15基)抱えている福井県ですが、みんなの危機感はいまいちです。そんな中で20数年前から活動をしている友人がいます。
講師を呼んでの講演会、学習会、映画会など……。昨年も「六ヶ所村ラプソディー」を上映。今年も3月30日(日)に「みえない雲」の上映会を企画しました。(越前市シピィホールにて)またこれからの予定として、二人以上集まれば出前講座を開く予定もあります。

「のどもとすぐれば……」の諺どおり、「もんじゅ」の事故の記憶も薄れつつある今日この頃、地味な活動ですが、少しでも応援したいと思います。
それにしてもこの国の政治はどうなっているのか、とてもじゃないけど先進国とはいえません。もっと国民のほうを向いてほしいです。子どもの未来が見えません。

ガソリンの値下げ、公共料金や一部食品などの値上げと、
話題満載の4月がやってきました。
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