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みんなのこえ

vol.156

081001up

9月23日から30日に届いたご意見から

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

たんぽぽさん

小泉構造改革

小泉さんの構造改革で金持ちから税金をとらなくなったためにこの10年で国の借金が増えたと東大教授の記事が新聞に載っていた。地方が苦しい大きな原因も小泉さんの構造改革の影響を受けてのことだろう。アメとムチ作戦をとるためにわざと地方を苦しくさせているのではと考えてしまう。
めったに行けないが離島は自然が豊かで大好きだ。自衛隊のある離島になってしまうと魅力がなくなってしまう。
民主党が政権をとれば現状と変わるのだろうか。

■雨宮処凛がゆく! について

たっつんさん(34才・男性・富山県)

雨宮さんの友人がホームレスになっていた記事の感想

ショックです。
言葉がありません。
雨宮さんに、このお友達についての続報を書いて
いただくことを強く希望いたします。

雨宮さんのお友達の上に、幸いがありますように。

■雨宮処凛がゆく! について

YOさん(28才・女性・東京都)

リアル

まるで「華麗なる一族」の世界にいた麻生氏と、真逆にいる雨宮さんのご友人。政治というものが、どんどん国民の参加できないものになっている気がする。住所がなかったら、選挙にもいけないだろうし……政治畑の中で生きてきた人って、(親が政治家とか)金持ちだろうから、学費や家賃に困った事がないだろうし、生活というものを考える力があるのかとつい不信感を持ってしまう。そんな人に生活がよくなるというリアリティのあるビジョンがもてるのだろうか?

■雨宮処凛がゆく! について

大野正朋さん(65才・男性・鳥取県)

雨宮さんにエールを送る

今回のエッセーにも感動しました。あなたの文章には心がある。私もシルバー人材センターに入りこの夏はホームセンターなどの卸商社のピッキング業務をしました。仕事の中でいまの状況をよく確認しました。現在はジャスコでカートの整備をしていますがここでも何かを感じたいと思います。
かなり忙しいようですがどうかお体を大切にがんばってください

■雨宮処凛がゆく! について

あらしどくまむしさん(39才・男性・滋賀県)

「運の悪さ」や「手持ちの条件」そして普通に生きる条件

僕はよく安定しているねと、言われる。仕事をやめなければ食えるし、公的に貢献度が高い福祉職というちょっとした尊敬という意味も込めての言葉だろう。
しかし、「運の悪さ」や「手持ちの条件」のせいで社会からこぼれていく人々が増殖されている。真直に支援していると、安定なんて実は幻想なんだと思えてくる。そして、規制緩和、構造改革という名のもとに包括される我々の職場は、やりにくさと居心地の悪さを咬まされて、僕は生きにくさを抱えている。
やはり安定なんて幻想なのか?と。いや、普通に安定を求めてもいいだろう。それがみんなに与えられた権利のはずだ。それが今、侵されているような気がする。

■やまねこムラだより について

ポン太さん(55才・男性・愛知県)

やまねこ村からの臨時便を読んで

やまねこ村からの臨時便、「そうだ、そうだ」と肯きながら、読みました。私は生協の職員なので、汚染米(事故米とは呼ばないポリシーが大切)の問題には、強い関心をもって事態の推移を見守っています。問題の原因の一番は、輸入は義務だと誤魔化して外国米を輸入したことにあると思います。お米を「単なるモノ」としか見ない農水省と悪徳業者の関係にも原因があるという話はそのとおりだと思いました。

■やまねこムラだより について

十文字(衆愚代表)さん(33才・男性・千葉県)

辻村博夫さんの修辞法について

久しぶりのやまねこムラからの「臨時便」は、素晴しいとしか言い様がありません。
私は今回の「汚染米」事件に関して、辻村さんの文章は事件に関する概要を的確に示していると思います。
辻村さんは一貫して、「私は〜と思います」という風に、ご自身の主観を強調した文章を書かれ、「おかしい」点を三つ挙げられておりますが、その推論展開がとても理に適っておりますので、私は辻村さんの批判に異論を挟めません。

しかしこの問題を一義的に解決する事は、農業の後継者不足や日本の貿易に関する諸問題と連動していることもあり、なかなか(食料自給率を上げるのは)難しいです。
無論、辻村さんもこの点は十分ご承知なのでしょう。故に「〜である」や「〜すべきだ」という言葉を使わず、代わりにお米に関する薀蓄を分かりやすく紹介したうえで、ささやかに日本のお米を食べる事をオススメしています。
この奥ゆかしさがなんとも見事です。

■週間つぶやき日記 について

TY生さん(68才・男性・三重県)

麻生太郎氏の過去の発言から懸念すること

総理大臣になった麻生氏の過去の発言を考え懸念することがある。
2005年九州国立博物館開館の時、麻生総務相は「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本の他にはない」とアイヌや琉球文化を無視し独りよがりな誇りの民族観を述べた。この博物館は、日本は2000年も前から大陸との交流がありその影響を受けて日本文化は形を整えていったという相対観点で展示する。
靖国神社の遊就館は、近代国家成立のため、我が国の自存自衛のため、更に世界的に視れば、皮膚の色とは関係のない由由で平等な世界を達成するため、避け得なかった多くの戦いがあったと説明する。麻生氏は遊就館を「戦争を美化するという感じではなく、その当時をありのままに伝えているというだけの話だ」と靖国神社の歴史観を肯定する。
この歴史観は日本の自存自衛と称する行為で受けた被害国のことが抜け落ちている。麻生首相は、外交には特に必要な多面的な視野が弱いのではないかと懸念する。

■マガ9レビュー について

三十郎さん(30才・男性・東京都)

私も読みました。

 私も平川さんの本が出たとき、近所の本屋で一冊だけあったのを帰宅途中に購入し早速読みました。金儲けは悪いと思わないけれども安易な金儲け本や成功本の類があまりにも多くて気色悪い中で、ビジネス本来の在り方を考えているこの本は、至極まっとうなものでした。
 現在の金融資本主義は、「儲かったお金は懐に、損失はみんなでわかちましょう」というか、現に税金の投入等もあるわけなので実際そうなってしまっている。現在の政府もその流れを後押ししていたわけです。これは、本書と関係ありませんが。
 日本は、もっとブランディング能力を高めて様々なものを販売していかないといけませんね。農産物も含めて。

■みんなのこえ について

湘南本多さん(59才・男性・神奈川県)

拝啓 内閣総理大臣麻生太郎様

9月26日の1面トップは『小泉元首相引退』。その左にやや小さく「米原子力空母G・W日本初横須賀に配備」。その間に(麻生内閣支持率48%)とある。小泉氏はこれを狙っていたのでしょうか? 日本初の記事は霞んでしまいました。
確か日本国政府の方針は『非核3原則』だったのでは?持ち込まないのでは?以前のような原子力空母エンタープライズ一時寄航ではなく常駐・配備ですよね。いつから変更されたのでしょうか。それとも非核3原則に抵触しないのでしょうか。もしも国会等でお忙しくなければお答え願います。
 追伸 小泉元首相のご引退の発表はなぜこの時期になったのでしょうか。もしご存知であれば合わせてお聞かせ願います。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

佐野 鷹男さん(42才・男性・愛媛県)

どうして「地域代表」のみなのか?

国政選挙が近づいている予感がする。

正直、自民党から共産党まで、投票する気にならない。これら政党の無能っぷりもさることながら、本質的にはこれらの党に我らが代表(小生の思いとしては職業人代表)に相応しい個人が見当たらないからだ。

大体、地域の代表ということで、我らの何を代表できるというのだ? エンジニア代表、医師代表、ニート代表、フリーター代表 という枠組みがあってもいいじゃないか。いや、こちらこそが大事だろう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(45才・男性・東京都)

茅原郁生編『中国の軍事力ー2020年の将来予測ー』

防衛大関係者を主な執筆陣とする、茅原郁生編『中国の軍事力ー2020年の将来予測ー』(蒼蒼社)が刊行された。
PDF見本によると、(1)米中は経済的な相互依存が高まるので、決定的な対立はない、(2)中間層が拡大し、国政レベルの直接選挙もありうる、(3)日中の防衛交流が軌道に乗り、地域の安全保障に責任を持てる関係に向かう、とのことだ。
中国の軍拡は続き、中台の軍事バランスは中国有利に傾くものの、専守防衛の国防方針を変えなければいけないような脅威とは程遠いようだ。
中国の軍事費が毎年二桁の伸びを示しているというが、GDPも毎年10%前後増えているのだから、自然増のうちだ。幸い台湾有事の危険も遠のいた。
高度経済成長期の日本同様、中国は軍拡より実際は経済成長に力を入れているのに、軍事的脅威を煽る風潮は困りもので、中国の軍備についての議論は事実に基づくべきだ。この本はそのための最良の叩き台になるだろう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ナインマンさん(男性)

最近思うこと

自民党とは高度成長の日本で機能した古い政治形態だと思う。
今回の選挙で民主党が勝たない場合、ねじれ国会は解消されない。そうなると何も決定できなくなる。残る方法は、民主党から自民党へ議員が流れるか大連立しかない。政界再編の目は遠退き、国民の政治離れはますます進むだろう。世界情勢、経済問題、環境問題、食糧問題、社会保障のあり方などさまざまな問題に対応できる新しい仕組みづくりなど出来なくなるだろう。この国をリードすべき優秀な官僚や政治家や財界人や学者も、古い仕組みの中で埋没してしまうだろう。
国民が政治家を馬鹿にしたり官僚と敵対したり、経営者が従業員を大事にしないような社会からは素晴らしい未来は生まれないだろう。総理大臣が一年で政権を投げ出すような社会からは責任感のある子供たちは絶対育たない。今回の選挙は我々大人たちがこどもたちに胸をはれる政治家を一人でも多く選ぼう。来るべき政界再編のために!

麻生内閣成立から1週間。
解散・総選挙は間近? ということで、「マガ9」でも、
特別企画「わたしの1票の理由」を実施中。
「わたしはコレを基準に投票します!」「こんな候補者に入れたい!」などなど、
どしどしご意見お寄せください。

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

・どーなってるの?!米軍再編 ・マガ9対談

・週間つぶやき日記 ・やまねこムラだより ・マガ9レビュー

・シムピース ・おまけ絵本 ・アピール9 ・世界から見たニッポン ・みんなのこえ

・マガ9アーカイブス

マガジン9条