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みんなのこえ

vol.155

080924up

9月17日から22日に届いたご意見から

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

三十郎さん(30才・男性・東京都)

総論賛成!各論?

 アマゾネス軍団の内閣は、面白い。が人選が?鈴木氏は、当然この方たちの性格を知って敢えてあげていると思われます。それにしても櫻井氏、金氏、上坂氏は、男もびっくりの攘夷論者だと思うんです。
 この方たちを含めて絶対に国際紛争の前線に行く可能性の低い女性の強硬論者は、男性より過激な発言をする感じがします。このような女性に権力握られたら、隣国との関係は、間違いなく悪化するでしょう、台湾を除いて。男も女も強いだけのリーダーは不要です。乗っている者より馬が丸顔と言った時代劇に出てくる家老のようなカリスマ性のない人がいいです。

■毛利子来の「狸穴から」 について

noraさん

テレビはテレスクリーンか

2002年10月にテレビを家から追い出した。
イラク戦争準備の政府プロパガンダが腹に据えかねた。「公共の電波」などという表現をむなしく感じる。
今後も家にテレビを置かない。

■毛利子来の「狸穴から」 について

平和を愛するキリスト者さん(49才・男性・東京都)

鋭い指摘です

2005年の衆議員選挙、小泉首相は自らの失政、いろいろな争点を隠し、郵政民営化一色に仕立て、刺客を送り込み面白そうなシナリオを演出。テレビの報道は、小泉劇場と称して小泉首相のプロパカンダの役割を果たしてしまったように思います。
その結果、有権者は小泉劇場に巻き込まれてしまい、衆議院に3分の2以上の巨大与党を作ってしまいました。巨大与党は、数の力を武器に、改悪教育基本法、憲法改正のための国民投票法案等、数々の悪法を成立させてしまいました。
こういったことを考えるとテレビは、早く情報を提供できる、動画だから迫真性がある等のメリットはある反面、デメリットも多数あるように思います。
毛利先生が言われるように確かに「テレビ大好き」には、ワナがしかけられています。そのことを知ったうえでテレビを楽しまなければと思います。

■雨宮処凛がゆく! について

田舎人さん(34才・女性・富山県)

現代を読み解く素晴らしき漫画の世界

はじめまして。
こちらの記事で紹介されている漫画(読んだことはないですが)で描かれているような「厳しい現実」を実際に生きている人達が、自分が置かれている現実をリアルに描いたものを漫画の中でまでもわざわざ味わいたくて読まれているのかどうか、ということは疑問に感じます。
つまり、実際に「厳しい現実」を生きている人は、これらの漫画は読まないんじゃないかと…。

それと、男性漫画と女性漫画って規模が違うんじゃないかと思います。
男子の場合、小学生の頃から読み始めた少年漫画雑誌を大人になっても読み続けている傾向があるのに比べて、女子の場合、中学生あたりから小学生の頃に読んでいた少女漫画雑誌は読まなくなるという傾向があるそうです。おそらく漫画もあまり読まなくなっていくのではないかと思います。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(68才・男性・三重県)

政府が示したイラクの航空自衛隊の撤収に関する新聞各社の論調は、自衛隊が現実に存在することを踏まえて、自衛隊の海外活動の問題点を焦点に当てて論じている

琉球新報 憲法9条に違反すると高裁が判断した空自のイラク撤収は歓迎したい。国論を2分した復興支援に対し、あらためて憲法論議を含め検証すべきだろう。
北海道新聞 名古屋高裁が空自の活動に対して明確な違憲判断を下した。 武装した多国籍軍兵士を運ぶことは、他国による武力行使と一体化したものだ。この司法判断にも、政府は正面からこたえていない。
信濃毎日 多国籍軍が武装勢力の掃討作戦を進め、空自機がその兵士を運ぶ。これでは当然、軍事的な色彩は濃くなる。憲法で認められない集団的自衛権の問題にかかわってくる。名古屋高裁も4月に「空自の空輸活動は他国の武力行使と一体化し、憲法9条などに違反する」と警鐘を鳴らした。それを政府はまったく無視した。
新聞が問いかけたのは海外での武力行使は出来ないとする9条の政府への規制である。これが改憲の最大の争点で、非武装か武装かを問うことではない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(45才・男性・東京都)

九条の心

非武装中立派のために弁明しておくと、もともと九条は日本だけ非武装になるという趣旨のものではなかったはずだ。
世界で戦争が絶えず、武器があふれているのは虚しい。日本が先頭に立って武器を捨ててみせるから、どうか他の国々も後に続いて下さいという高邁な理想だったはずだ。
こんな理想や善意が信じられる時代ではなくなったし、国益だけを考えれば改憲・軍拡するほうが有利だ。それでも二千年間攻めてきたことのない中国が攻めてくるのを懸念するより、アメリカ一極支配が崩れ、紛争が多発しそうな時期に日本が平和・軍縮を呼びかけたら、世界の人々の心を動かすだろう。
中国とは軋轢はあっても必ず友好と和解の時代が来る。
ペシャワール会のモットーは「誰もが行きたがらない所に行き、誰もがやりたがらないことをする」だが、九条の心も日本が世界平和の先駆けになるということであって、国益優先の発想とは対極にあることを思い起こさないといけない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

SNパパさん(35才・男性・東京都)

自衛隊の是非の前に、世界第5位の軍事費について語ろう。消費税増税論が跋扈する今こそ。

物事、極論だけではない。白から黒の間には無限の灰色がある。自衛隊の問題もそう考えるべき。あり・なしだけでなく、とりあえず今あるなら当面ありでいい、ただし妥当な予算は幾らなんだ、と。9条を守りながら日本の軍事費の妥当性を語りませんか。守屋が忘れられつつあり、かつ、消費税増税論だけが跋扈する今だからこそ。
世界の半分の軍事力を持つアメリカで起きた9・11。日本は海岸線の長い島国、テロも防ぎようがない。想定する「何かあったとき」の何かってどんだけ?守れるの?それに幾らかけるの?どうせ守れないなら、海上保安の警察力に毛が生えた程度でいいんじゃない?(攻めにくい程度でいいんでしょ?)
だって今、お金無いもの、この国。
かつ年間3万人以上の自殺者が10年続いている国です。30万人。命を守るためなら、福祉に回して命を救おう。架空敵に消える億の金を、マジメな貧困層を救う金に。自衛隊員と戦闘機が減れば国民の命が救える。

自民党総裁選が終了。
早ければ10月中にも解散・総選挙との報道もあります。
さて、私たちはどうするべきか。
「一票」の重みを、しっかりと活かしていきたいと思います。
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