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みんなのこえ

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4月29日から5月13日までに届いたご意見から

●この人に聞きたい 中村哲さん について

TY生 さん(68歳・男性・三重県)

【アフガニスタンの外務大臣の期待とは違う自民党の企て】

中村さんは、昨年、アフガニスタンの外務大臣が訪日し、憲法9条を念頭にいれて「アフガニスタンとしては、日本に軍事活動を期待しているわけではない。日本は民生分野で平和的な活動を通じて、我々のために素晴らしい活動をしてくれると信じている」というようなことを語ったことを紹介した。

だが、この大臣の期待とかけ離れて、自民党は4月10日、停戦が成立していない海外地域に自衛隊の派遣を常時可能にする恒久法の制定に向けたプロジェクトチームの初会合を開き、今秋国会での法案提出を目指す。
チームはISAF(アフガニスタン国際治安支援部隊)の治安維持活動への参加も検討している。

2007年7月、潘基文国連事務総長は、米軍やNATO軍(ISAFの部隊)の空爆で民間人の死傷者が相次いでいることについて「事故であったとしても、敵を強化しわれわれの努力を損なう」と言わざるを得なかった、テロとの戦いなるものをISAFは行なっている。

●この人に聞きたい 中村哲さん について

平和を愛するキリスト者 さん(49歳・男性・東京都)

【中村哲さんの話を聞いて】

中村哲さんの話を読ませていただきましたが、自らのアフガンでの体験をもとに語っておられますので、大変説得力がありました。
9条がある日本は、武器など使用しないで、平和を具体化する。海外では絶対に銃を撃たない。そのことが日本の強みとなっているのです。
だからアフガンの人たちは、親日感情がとても強く、中村さんたちがしている活動も9条がバックボーンとなって支え、守られてきているのです。
もし、9条を手放して日本が軍事力を用いる国になってしまったら、親日感情が薄らいでしまうことは明らかです。9条を手放してはいけないということを痛感させられます。

●雨宮処凛がゆく! について

風見猫 さん(48歳・女性・東京都)

【自己責任=搾取+略奪】

朝生の「敵方」は追いつめられているんですよ。詭弁であることが見えてきた詭弁を通そうとしたら、一方的に大声で叫び続けるしかない。
国として当たり前の社会保障費を略奪して、企業減税だ、配当減税だ、円安維持だ。そして、国民を守る役割のハズの国に規制緩和させて、低賃金・長時間労働者の群れを作ってもらう。こんなアマえた、自分達の責任逃れの為に「自己責任」を押し付けて来るヒトビトの言葉なんて、爽やかに無視してスルー。
日本国民の中で、彼らの存在はミジンコの様に小さいです。

●雨宮処凛がゆく! について

ラグリマ弾き さん(27歳・男性・千葉県)

【自由と生存のメーデーに行って来ました】

自由と生存のメーデーに行って来ました。
雨宮さんの「よこせ!よこせ!」という掛け声でデモが始まりました。
デモの先頭はDJの音楽で踊りまくり、真ん中のほうが雨宮さんたちの「叫び部隊」でした。
沿道のサラリーマンも踊りだし、高校生たちはこぶしを突き上げ答えてくれました。
雨宮さん、朝生とメーデーお疲れ様でした。森永卓郎さんはやっぱり優しいですね。
ゆっくり休んでください。

●雨宮処凛がゆく! について

Noriko さん(40歳・女性・京都府)

【雨宮処凛さんの講演会に……】

またまた参加して来ました! テーマは「生きさせろ!格差と戦争を考える」です。
毎回、ジェンダーからメンヘル、非正規雇用など幅広いジャンルのお話を聞かせていただいていますが、全て当事者として身につまされる問題です。
今回も、憲法9条を守るまでもなく、貧困を意図的に発生させるだけで、簡単に戦争状態に陥ってしまう恐さを改めて知りました。

さて、世界9条会議の大成功を喜ぶヒマも無く、政府はどさくさにまぎれて、国民不在のままで、宇宙戦争の第1歩となってしまう「宇宙基本法」を衆議院可決しました。宇宙局の開設も着々と進んでいるとか。
これら一連の行動の巧妙さと迅速さ……私たちの何倍ものうわてをいっていることは確実です。
恒久法制定、宇宙局開設などで着々と軍事国家へ邁進することで、結果的に憲法を骨抜きにする魂胆なのでしょうか。新たな対応を考える局面に立たされていると感じる昨今です。

森正樹〔アジア人同士戦わず〕 さん(44歳・男性・東京都)

【中国には建設的な批判を】

今の中国は日本がかつて文明の手本と仰いだ国ではなく、後進性の目立つ国だ。
チベット問題の対応は批判されるべきだし、国際社会の批判に晒されることで中国が徐々に変わることを期待したい。
改憲派に誤解して欲しくないのは、護憲派は日中友好を望んでいるが、中国共産党を支持しているわけではないことだ。むしろ一刻も早く民主化して、改憲の材料を与えないで欲しいのである。
中国とは、建設的な批判をしつつ対等な関係を築くべきだし、改憲派は日米対中国という構図を強調するが、米中関係は経済同盟と言われるほど深まっているのである。
朝日新聞の世論調査で、九条改憲に反対が66%、賛成が23%だったのは嬉しいニュースだ。超大国になる中国に対抗して今さら富国強兵を目指すより、九条を世界に輸出し、最も無駄な出費である軍事費を半減して、環境対策・貧困対策・代替エネルギーの開発に当てることを訴えるほうが、日本は世界で尊敬されるだろう。

メーデーがあり、世界9条会議もあったゴールデンウィーク。
みなさん、どうお過ごしでしたか?
参加されたイベントなどのレポート・感想も、ぜひお寄せください。

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