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みんなのこえ

vol.164

081126up

11月19日から25日に届いたご意見から

■この人に聞きたい 桑原茂一さん について

シェルティーひろさん(56才・男性・東京都)

わたしも覚悟する

桑原茂一は素晴らしい
福岡空港のたとえはわかりやすい
わたしも初めて利用したときは街の中へ降りていくので驚いたものだ
「途方もない犠牲の上に手に入れた」この憲法は世界に誇れるものだと思う
昔人類は人殺しをし合って問題を解決しようとしていたんだね・・・と未来の人たちに言われることを信じる
どこかで誰かが覚悟を決め持続しなければ理想は実現しないだろう
わたしはその一人でありたい
軍事費を教育費に転換したコスタリカの例もある
対話を強調するオバマの出現も素直に歓迎したい

■この人に聞きたい 桑原茂一さん について

十文字(衆愚代表)さん(33才・男性・千葉県)

我々は太平洋戦争からなにを学んだのか?

「アフガンで非武装活動をするのは、憲法9条の正しさを身をもって立証する為ではなく、現地で人道支援活動するのに最も効率的な手段だからである」

この私論は私が伊藤和也氏の追悼集会に参加し、アフガンでNGO活動を実行する人々の発表を聞き理解ものであり、中村哲氏から「お前の言う事は正しい」と言われる自信がある。

紛争地域での活動をする上で最も尊重されるのは人間の命である。綿密な情報収集から始まり、服装・ルート・移動手段など、安全に活動をする為に徹底して合理性を追究し、その結果に従って人道支援活動を実施する。
しかしそれでもリスクはあり、そこで始めて「覚悟」の必要性が出る。

如何に「正しく」ても、ある抽象的概念の為に出端から「覚悟」という言葉を使い、合理性や生命が軽視されるという事は戦中の「特攻」や「玉砕」と何ら変わらない。
それを「かっこいい」と賞賛するならば、我々は戦争から何も学んでなかった事になるのでは?

■森永卓郎の戦争と平和講座 について

稲城稲造さん(33才・男性・東京都)

氷河期世代

この10年で確実に雇用と家庭が崩壊しました。 朝から終電まで働いても400万いきません・・
逆に政府のやり方に対し、すばらしいと思いました。。
よくぞ少子高齢化 大ストレス社会をつくってくれたなと。。

みんな暴動が起きるの 心の奥底で待ってるんだろな。。

■毛利子来の「狸穴から」 について

なづみくさん(29才・女性・神奈川県)

内閉的小共同体にいる「個人」

GDPが二回連続四半期ゼロ%成長となり、即座に大衆意識にも影響を与えていくといえる経済状態ですが、特に若い80年代後半以降の者は、ますます社会的に演技的に自己防衛的に振る舞いつつ、内閉的に自己愛に浸るいわば「大勢でいてもごく小数のお仲間とじゃれ合う、小さな擬似共同体へと引きこもる」傾向が強いといえます。
交流もバラバラに分かれて小数のお仲間とじゃれあうしかない価値相対主義を通り越し、無価値な透明かつカメレオンみたいな?空虚な薄い幸福感の人たち。
これ以上は何もいいたくないのでこんなところで。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ささき のぶひこさん(男性・東京都)

押し付け憲法の論点

「憲法は押し付けられた」という論点がある。
「改憲論議」の論拠のひとつだ。

昭和天皇は、「ここに国体(天皇制)を護持し得て」といって、ポツダム宣言の受け入れを国民と国際社会に告知した。
(ポ宣言は受け入れるが、天皇制は維持してほしいというメッセージだ)
結果として、天皇制は憲法の第1章に書き込まれた.同時に、第2章(戦争の放棄)に九条が書き込まれた。
憲法は、歴史の過程で作られたと理解できる。
その背後には、靖国神社にいるといわれる人たちを含む日本も責任をもつ、第2次大戦の数千万人の犠牲の反省がある。

「押し付け憲法論者」が、もし天皇制を受けいれ、九条を変えようとするのなら、それは、自分たちがメシを食べる(対米従属による利権の)ためだと理解できる。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

エイハブ船長さん(61才・男性・千葉県)

香山リカさんへ

佐高信さんとの対談集『チルドレンな日本』読ませていただきました。この中で宮崎哲哉と宮台真司に「左翼のダッチワイフ」だと言われて「さすがに私なりに傷つきました」と言っておられますが、こんな茶坊主どもにけなされて傷ついているようじゃダメですね。毛沢東も言ってるじゃありませんか。「敵に反対されるのは悪いことではなく良いことである。」と。今後はこんな権力の走狗どもにけなされても、誇りに思いこそすれ傷ついたりしないようにしましょう。小生をはじめ香山さんを応援している人間はたくさんいるのですから。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

無職の単身赴任さん(61才・男性・山梨県)

格差破壊を

金持ちは守銭奴であることを自覚していない、中産階級と言われる階層は自分を貧乏と思っていない、中流なんて、自分をごまかしている?でも本当に中産階級なのかしらね?本当は8割が貧乏人でしょ?本当に幸せな世の中にするには、選挙で世の中変えるしかないでしょ。政権をいろいろ変えたらいいのですよ。目先の宣伝で投票するバカにはなりたくないなあ。でも小泉安倍福田のような金持ちに投票した有権者には腹が立つ!なんで貧乏人は賢くなれないのか・・・自分は貧乏人と思っていないのかしらネ・・・・森永さん、どうすりゃいいの?もう無職の前期高齢者ですが、60歳以上は政治から引っ込め!って思うのよ、若者が日本を創れ!

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(68才・男性・三重県)

新世紀の安全保障体制の確立とは、集団的自衛権行使を含めてのこと

11月18日、超党派でつくる「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」は麻生首相にソマリア沖へ海上自衛隊の派遣を要請した。首相は海賊対策の新法について「早急に検討しなければならない」と応えた。
会は政府が現行法に基づいて調査研究を目的に海自艦艇を派遣し「海上警備行動」の発令によって海自が日本船舶を護衛するよう求めた。また海自が他国の艦船を関係国と連携して守る「海賊取締法(仮称)」を制定する必要性を訴えた。
海賊を取り締まることは海賊との交戦は不可避だ。現行法に基づいて調査研究というのは、交戦権禁止を海賊は国家組織の概念に当たらないとして、交戦権は認められるとする可能性がある。会が言う海自が他国の艦船を関係国と連携して守るとは「駆けつけ警護」と同じある。会の目標は集団的自衛権行使であることからして海賊対策で既成事実を作りこれを突破口にしてあらゆるケースに海外での武力行使を画策するに違いない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ナインマンさん(男性)

最近思うこと

銀行・投資銀行・証券会社・ファンドそれぞれリスクのかけ方は違うが、どれもある種の投資であり、損失は自己責任で解決するべきものだと思う。
儲かっている時は莫大な給料を取り、自分たちが作った上前をはねる仕組みが崩壊したら、「私らを助けなければ世の中困るでしょ」と当然のように公的な救済を求める。
世の中の全ての価値観を証券化し、詐欺まがいの仕組みで世界中にばら撒き、挙句の果てに世界を大不況に導いた大資本家や大企業は救済できて、ローン返済できなくなった人や発展途上国をなぜ救済しないのか。
社会的責任でいえば明らかに前者に多大な責任があり、金持ちや権力者を優先的に救済するのが正しいのだろうか。
今回の救済も、もっと弱者に目を向けるべきではないか。
戦争にしても、今回の大不況にしても、いつも間違いを犯すのは権力者や大資本家など、自己の利害で動く人たちで、いつもそのつけは、弱者が払わされているのではないか。

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

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