マガジン9
憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
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みんなのこえ
vol.385
130612up
6月5日から11日に届いたご意見から■森永卓郎の戦争と平和講座 について
ホワイトさん(65才・男性・愛知県)
憲法改訂について
安倍総理は憲法を変えて、自衛隊を国防軍にして集団的自衛権の行使が出来るようにしようとしている。これは自衛隊をアメリカの軍事介入に参加させて戦わせようとするものだ。こんな危険な考えは絶対に止めさせなければならない。
■森永卓郎の戦争と平和講座 について
ふくさんさん(23才・男性・兵庫県)
円安はうれしいですが・・・
僕はお金ないし、インフレになっても自分のアセットが絶対額で見るとそんなに減らないでしょう。でもお金ためてる企業や個人は円安になるとそれを実物資産に変えて防衛しようとしますよね。現実に高額商品や不動産も盛り返してきてます。
僕はそういったものに縁はないです。最近募集を始めたトヨタの期間工に応募しようか悩んでるんですが、リーマンショックで雇い止めされた結果ホームレスになった人をニュースで見たので躊躇します。結局中間層が抜け落ちて不安定な雇用形態で働いてる人は結婚できないし子供作れません。
それが続けば自殺する人も増えるでしょう。そして最終的に犯罪に走ってしまう人もいるでしょう。犯罪をする人はいつも「住所不定、無職」です。彼らは一連の格差から生まれた産物ではないでしょうか。文句を言っても仕方ないので資産運用の勉強もして自力でこの世の中を生き抜く力をつけようと思ってます。
■森永卓郎の戦争と平和講座 について
ちぃさん(34才・女性・埼玉県)
橋下氏について思うこと
従軍慰安婦問題についての発言で批判にさらされている橋下氏だが、「今さら?」と思う。人の意見に耳を傾けない、批判的な人は排除する。過去にも問題視されるべく言動は山ほどあったはずだ。あれだけ今まで持ち上げられていた理由が全く分からない。
私が一番怒り心頭なのは、日の丸君が代問題。起立して国家斉唱しない教師を教壇から排除しようとした。そもそも、教師が見ている先は子供たちであり、君が代は全く関係ない。君が代が関所となり、教師の道が閉ざされることになるなんて、こんな馬鹿げたことはない。
恐ろしいのは、私のような意見があまり表面化していないこと、内容はともかく人目をはばからずに発言する橋下氏の姿勢自体が独り歩きしてもてはやされたこと、である。今回の発言騒動で、ようやく健全な世論が出てきたなと思ったものである。
■森永卓郎の戦争と平和講座 について
藤原伸彦さん(41才・男性・長野県)
全くその通りです!
森永先生がおっしゃる通りのことを感じています。
かつての小泉改革も、景気が良くなったといっても、それは首都圏のみの話で、私は大阪に住んでいましたが、日本第二の都市圏は、より空洞化したように感じました。全ては東京に集中し、地方、低所得者切り捨ての考え方、もうたくさんです?
■雨宮処凛がゆく! について
平和憲法9条守ろうさん(女性・東京都)
「競争主義」から、「みんな違ってみんないい」へ
困った人がそばにいながら、見て見ぬ振りをする人がいる…原因は、「競争主義」にあると思う。
競争すれば仲間が敵になる。自分の競争で頭がいっぱいで他人への思いやりが失われる。
競争が好きな人は競争すればいい。ただし全員が競争する必要はない。今、全員を競争させようとする風潮があると思う。この空気を作っているのは、超勝ち組企業だけを優遇する安倍政権とその旗持ちマスコミだろう。
私達にできることは「競争しなくても大丈夫」という空気を作ること。自分の個性がみつからないから、競争で自分の価値を認めてもらいたくなる。勉強のできる子だけがいい子ではない。人を笑わせられる子だっていい子。いじめられっ子に何もいわずにそばにいてあげられる子だっていい子。そういう偏差値には出ない個性を認める空気を作る。まずは身近な家族から。思いやりの範囲を友達に広げていく。アートができる人はアートで表現。良い絵本などは紹介して広める。
■雨宮処凛がゆく! について
マングースさん(男性)
生活保護バッシングより高額所得者への累進課税を
大阪市で母子が餓死した事件は、先進国とは思えぬ悲劇である。おそらく最近の(片山さつきなどの新自由主義右翼勢力が先導した)生活保護バッシングが生活保護の門を狭めていった結果だろう。
安倍政権は、財政再建のためといって、一番少数でしかも最近声を上げにくい生活保護層ならいじめても票に影響することはないだろうとの読みからそんな政策を進めているが、とんでもないことだ。
世の中には、自らは4億円もの年収を得ながら、下の方を低賃金に抑えて「能力の無いものは年収100万円以下でも仕方がない」とうそぶいているユニクロの柳井のような経営者がいるが、こういう連中に累進率の大きな税金を課せばいいのだ。
しかし、世界で儲けている多国籍企業はよく、タックスヘイブンな国(スイス、ルクセンブルク、ケイマン諸島等)に資産を移して税金逃れをしようとするが、そういうことを防ぐための国際的ルールの設定が急務である。
■カエルの公式 について
little yodogawaさん(71才・男性・三重県)
原発の事故に関して
原発事故の責任所在については意見がいろいろ分かれると思いますが、製造メーカーの責任は直接的には問えないとおもいます。何となれば、製造メーカーは発注者の仕様にのっとり契約をしますから。
でも今回の場合、東電が事故の処理にてこずっているのに製造者が知らん顔はどうかと思う。製造物の構造を一番知っているのは製造者だから。製造会社の技術屋さんのご意見は? なぜ応援をしないの?
大会社の技術屋さんってこんなもんかいな?
■小石勝朗「法浪記」 について
kensyou_jikenboさん(男性)
第2回「パソコン遠隔操作事件」
パソコン遠隔操作事件を個人的に検証して「kensyou_jikenbo」というブログを書いている者です。
事件の検索上位に放浪記第2回が出て来て読まさせて頂きました。簡潔によくまとまっていて読みやすかったです。
ただ、本事件は“「どっちが正しい」と確実に言い切れない”とまとめてしまうには情報が多く、一般人でも論理的推測ができるのです。
当方は“本事件の主たる動機は「犯人の技術的興味である」”と解明するに至りました。
6月3日記事「犯行の動機」
http://blogs.yahoo.co.jp/kensyou_jikenbo/53559254.html
から以降で詳細な動機の解明を行なっています。
現在の被疑者が犯人ではないことは、犯行の手法の分析から論理的に明らかなのです
(御ブログも基本的に被疑者側に立っているようにお見受けしますが)。
その事の理解が少しでも広がって、被疑者が早期解放に至る一助として、検索上位の御ブログに対しても見解を書かせて頂いた次第です。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
佐野 一起さん(63才・男性・大阪府)
衆議院の選挙制度の改革について(10)
ぼくぐらいの年代の人は、憶えていると思いますが、かつては参議院に全国区がありました。いまはそれに代わるものとして比例区になっています。
そうなった理由としては、あまりにも選挙区が広すぎるので運動費がかかりすぎるということがあったと思います。でも、今のようにネットが発達して、それを利用した運動が解禁されようとしていることを考えると、昔のように全国にポスターを貼るよりも余程費用は少なく効果は大きいと思います。
全国区の問題点としては、石原慎太郎氏が初めて参議院に当選したときのように、300万を超えるような票を得てしまうことがあります。50万票で当選した議員とその6倍もの票を得た議員が同じ1議席というのも納得がいかないように思います。
獲得した得票数に応じた議決権を与える方法も考えられるのですが、1人が過半数の票を得た場合、独裁になってしまいます。それだけは避けなければなりません。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
peace9さん
参議院選挙で、憲法を守るために、護憲で選挙協力してください
いつも、マガジン9を読ませていただいております! 参考になっています! ところで、参議院選挙に向けて、憲法を守るために、護憲で選挙協力をしてくださいというキャンペーンが始まっていますので、ご連絡させていただきました!
平和憲法を守るために、まず護憲派から仲良く手を組んで選挙に臨んでほしいと思います! 政治の世界でも、平和憲法の実践を願います! よかったら、ご賛同&シェアお願いします! なんでだか、画像が出ませんが・・・。
http://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%8D%94%E5%8A%9B%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84-2
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
TY生さん(73才・男性・三重県)
書店に憲法コーナー関心高く
表題は6月6日に放送されたNHKニュースの表題です。それによると東京・神田神保町の書店で、憲法に関する本の売り上げが去年の1.4倍に伸びていることから、今月末までの期間、「いま、憲法を考える」という特設コーナーが設けられた。特に人気のあるのは、一般向けに分かりやすく書かれた書籍だということです。このうち憲法の各条文を擬人化した漫画の女性キャラクターが解説する本は、特に若い世代の人気を集めているということです。
今月24日、大阪市北区で親子の餓死した遺体が見つかり、母親が子供に「最後におなかいっぱい食べさせられなくてごめんね」という内容のメモがあった。憲法25条は「すべて国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する」と書かれている。この理念を政府がないがしろにしていることを、若い世代が侵害されている労働権とあわせて認識して欲しいと思う。参院選でこれに鉄槌を下して欲しい。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
まいまいさん(女性)
ひどいです。。。
今の生活保護の基準、おかしいと思います。
昔は、医療扶助とか住宅扶助、生活扶助と個別の足りない部分だけの保護と、全般的な生活保護にわかれてました。今はクーラーがあるだけで贅沢とか言って一銭も支援しない。でも、全部をはぎ取ってしまったら、立ち直ることが出来なくなってしまう。持家にそのまま住んで早く立ち直ってもらった方が良いし、お金がなく医療を受けられない人が本当に居るのです。なんとか持ちこたえてる人への支援が全くない。日本は後進国です。恥ずかしい。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
鳴井勝敏さん(72才・男性・青森県)
メディアがおかしい
憲法改悪を心配して何度も新聞に投書したが、全部ボツだという。憲法のことを書いた投書が少なすぎる。近頃のメディアがおかしい。と指摘していたメッセージに出合った。
私も地元の新聞によく投稿します。主に憲法、教育に関して。6年前の安倍政権の時は100%近く掲載されていました。ところが、3・11の大震災以降新聞社の態度が一変しました。今までどおり(2ヶ月に3本のペース)投稿してもほとんど掲載されることがないのです。そして、「原発」「憲法改正」の話題がほとんど投書欄から姿を消しました。しかし、これはやはりおかしい。そもそも民主主義は国民が権力を監視し、批判し、改善を要求することができるから進歩するのであろう。メディアの役割も同じです。しかも、その役割は公共性の高いものです。その役割を放棄し、国民の前に立ち塞がれば民主主義は崩壊します。これは歴史の教訓です。
一時は「既成政党への不信感の受け皿」ともいわれた、
日本維新の会の支持率急落が伝えられています。
橋下徹・共同代表の「慰安婦発言」がその要因の一つのようですが、
その歴史観の多くは、ほかならぬ政権与党である自民党、
そして安倍首相のそれと重なるところ大。
雰囲気に流されるのでなく、
「何が問題か」をしっかりと見つめたいと思います。
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