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みんなのこえ
vol.366
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1月16日から22日に届いたご意見から■雨宮処凛がゆく! について
多賀恭一さん(45才・男性・新潟県)
安倍内閣と悲惨指数
経済学に悲惨指数という指標がある。失業率+インフレ率だ。この悲惨指数が高いと与党が選挙で負けたり、暴動が発生したりする。当然だろう。失業して収入が無い時に物価が上昇したら、将来への不安が増大して暴れたくなるだろう。この状況をスタグフレーションというのだ。
これは商品の供給過剰により失業率が高い時、金融政策により通貨供給量を増やすと発生する。現在の日本は、中国製品の「供給過剰」により「失業率が増大」している中で、安倍坊やが日銀に圧力を掛けて「金融政策」によって「通貨供給量を増や」してインフレ誘導しており、国民生活が一気に悪化するのは確実である。愚かなことだ。
■雨宮処凛がゆく! について
貧困撲滅さん(54才・男性・岐阜県)
札幌市姉妹凍死事件
生活に行き詰っていた姉の佐野湖末枝さんに、札幌市白石区生活保護課の職員は生命のパンを14缶、渡して帰って貰った。どうぞ死んで下さい、と言わんばかり。残酷極まりない!
■雨宮処凛がゆく! について
せんたい2012さん(29才・男性・東京都)
あらためて都知事選挙を振り返る
2012年12月16日、史上初の総選挙との抱き合わせとなった都知事選であったが、予想以上に宇都宮氏の票(約100万票)が伸びず、猪瀬氏の圧勝に終わった。
脱原発、反貧困、教育再生などを掲げ、当初は「初の市民主体の選挙体制」ともいわれて、幅広い層をターゲットにしたにもかかわらず、この結果だ。もちろん、最大の敗因のひとつとして総選挙とのダブルになったことによる政党、団体、労組の票がうまく回らなかったのもあるが、相も変らぬ「党派争い」があったとの声もある。
つまり宇都宮選対には支持を表明した党の人がおらず、その他の勢力によって事実上、運営されてかつ、それが未熟そのものだったというものだ。また、勝手連と称する実態の明らかではない集まりによって、各地域がたたかわれたのも敗因ではないかとの声もあった。私自身はこれらの問題点を洗いざらいに、それこそ公開方式によって選挙総括などをしたらよいかと思うが、どうであろうか?
■時々お散歩日記 について
鳴井勝敏さん(72才・男性・青森県)
安倍晋三内閣の悪夢
総理大臣になりたい人は沢山いるのだろう。だが、総理大臣を出来る人がいなくなったのだろうか。<安倍首相の言う「新しい日本」とは実は「旧い日本」の先祖返りに過ぎないのだ。「旧いもの」を「新しい」と言う。こんな言語矛盾に気づかないのだろうか>。「美しい日本」と語り政権を投げ出し、今度は「新しい日本」「強い日本」ときた。また病で政権を投げ出さないか心配だ。
より心配なのは国民の「思考停止」と言われる状態だ。今話題のスポーツ強豪高の体罰問題。子ども達を取り巻く環境は深刻だ。子どの命と引き替えでなければ表面化しないのだ。「波風を立てない」「皆さんがそうしています」という精神風土が一段と強まっていることが背景にあると視ている。つまりブレーキを掛ける仕組みを失ってしまったのだ。これは悲劇的欠陥だ。
この様なご時世であればこそ、ぶれない価値観を持つことの重要性を痛感する。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
TY生さん(73才・男性・三重県)
安倍首相は軍事指向を止めよ
1月17日、安倍首相は「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の設置を、2月の訪米前に答申の報告が出来るよう急ぐ意向を示した。懇談会が集団的自衛権行使の容認を答申した2008年の5年前とは「安全保障環境が大きく変わっている」と述べた。
ではこの5年間で日米同盟における集団的自衛権行使の必要度が高まってきた情勢があるのか。日米安保は台湾有事を想定するが、中国と台湾の関係は軍事的緊張の方向ではなく、経済関係や人的交流が進んでいる。東アジアの不安定要素である北朝鮮問題については、基本的に軍事的解決ではなく6カ国協議の枠組みで解決を図ろうとする方向性が構築された。
昨年から緊張を高まった尖閣諸島の領有権問題では、17日、米国の高官は日本と中国に自制を求め、事態の沈静化を希望した。この背景にはすでに構築された米中経済互助関係があり、これも軍事的対決の方向ではない。
アフガン戦争もイラク戦争も軍事的解決は出来なかった。安倍首相は軍事指向をやめよ。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
向かい火さん(43才・男性・東京都)
『自由とは常に違った考えを持つ人のための自由である』について
『「自分の言いたいことを言うだけでは決してこの人たちには通じない。(中略)この人を説得できる言葉はあるだろうか。なければ編み出していかないといけない」仲間内だけで通じる(仲間内だけでしか通じない)言葉をどうやって乗り越えるか』という芳地隆之さんのご意見は、日本の左派が政治的に成熟する上で極めて重要なポイントだと思います。
ネットで、ある方が左派の主張に対して「意見の異なる人を納得させる事に主眼を置いた文章を心がけてはどうか」と苦言を呈せられていましたが、左派の主張が多くの人々に受け入れられない大きな原因の一つは、一般的に左派は保守に比べ、仲間内だけでしか通じないような主張が多く、他者に対して閉じているからだと思います。
左派の主張に共鳴する人々を増やすには、左派は自分(達)の視座からのみ物事を考えるのではなく、もっと様々な人々の立場や価値観的視座に立って物事を考える必要があると思います。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
ピースメーカーさん
鳩山由紀夫元首相の中国での行いを擁護できない護憲平和主義者は、ただの屍である
中国に招待された鳩山氏は尖閣諸島の領有権問題について「係争地であると互いに認めることが大事だ」と明言し、対話での解決を主張したのに関し、日本国内では与野党からネットに至るまで彼を袋叩きにしている。
それに対し、彼を「国賊」と非難した防衛相を批判しても、肝心の護憲平和主義者の理想を具現化した彼の行為を称賛し擁護する人間は皆無に等しい。彼の行為が称賛できないのならば、護憲平和主義者が理想としていた平和外交やアイデンティティとは一体何であろう?
さて、中国側が求めているように歴史を鑑みて想像すると、もし今が動乱の時代ならば、最悪の場合、彼は暗殺される蓋然性が高く、下手人は安重根のように英雄となる可能性が高い。また拳銃一丁が世界大戦を引き起こしたように、彼の死がひいては戦争を招く危険性もある。
最悪の未来を回避する為、護憲平和主義者は鳩山元総理の身体を守りつつ擁護し、彼を担いで運動を展開すべきであろう。
アルジェリアで、痛ましすぎる事件が発生。
(国籍にかかわらず)犠牲になった方たちのご冥福をお祈りします。
同時に、事件の背景にあるものがなんだったのか、にも目を向けたい。
これを利用して「テロとの戦い」の言葉だけが強調されるとすれば、
それもまた怖い、と感じます。
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