マガジン9
憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
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みんなのこえ
vol.358
121121up
11月14日から20日に届いたご意見から■雨宮処凛がゆく! について
秋太郎さん(49才・男性・神奈川県)
宇都宮さん頑張ってください
ニュースで宇都宮さんの都知事選出馬を知りました。応援します。私は都民ではないけれど、都民の友達に投票をお願いします。宇都宮さんが都知事になれば日本もいい方向に行くと思います。なんだかワクワクしてきました。
■雨宮処凛がゆく! について
syamirerさん(50才・男性・東京都)
宇都宮さん、出馬
一緒に戦います!
■雨宮処凛がゆく! について
TY生さん(72才・男性・三重県)
「憲法のいきる東京を目指す」(都知事選に望む一つの柱)宇都宮健児さんに期待する
雨宮処凛さんは、東京都知事選挙に出馬の宇都宮健児弁護士とこれまでの交際の話をされ《この選挙自体が、石原都政で壊されてきたものを、ひとつひとつ、取り戻していくものであれば》と述べ、期待感を示した。
宇都宮健児さんは東京都知事選に望む一つの柱を「子どもたちのための教育を再建する」として、前都政が進めた「日の丸」「君が代」の強制によって、多くの教育関係者が言葉に表せない苦しみを強いられてきたことを指摘。「上からの目線」の教育の統制に反対し、自由で生き生きとした教育をつくると述べた。
教育の統制といえば、都が石原都知事の意向を受けて作り都立高校全生徒と教員に配布した「江戸から東京」という准教科書は、日中戦争の目的を「日・満・華三国の連帯による東亜新秩序の建設」、対米英戦の目的を「植民地支配からアジアを解放する『大東亜共栄圏』の建設」と書いている。この史観で教育された子どもが国際人として活躍するのは不可能だろう。
■雨宮処凛がゆく! について
郡上八幡さん(男性・岐阜県)
札幌姉妹「孤立死」事件
私は、お金の事で何度も行詰り、大きな借金を背負った。深い鬱病に何度も陥り、頭は正常に機能しない。人の苗字すら覚えられない。お金が無いとガソリン代が無いので動きが取れず、行動半径も著しく制限される。親に先立たれた姉妹。それも、知的障害の妹さんを面倒みるなんて並大抵の事ではない。所持金すら乏しくなると、私と同様切迫し、頭が正常には動かない。誰に助けを求めたら良いか、それすら思いつかなかったんでしょう。恥ずかしくて窮状を訴えられなかったかもしれません。
■雨宮処凛がゆく! について
山根 安則さん(61才・男性・大阪府)
宇都宮さんが都知事選に出馬
宇都宮さんに寄せる雨宮さんの気持ちが伝わり、感動の涙がこぼれました。どうぞ、このメッセージがたくさんの方、特に東京都民に伝わりますように!
■この人に聞きたい 稲葉剛さん について
herbataさん(26才・女性・兵庫県)
これからの生活保護
「もやい」の稲葉さんのお話を読んで、生活保護というのはただ単にお金だけ与えられたらそれでいいというのではないなと改めて感じました。時代もどんどん変化していく中、個人のニーズも絶えず変化していき、人が生きていくのはお金もそうですが、社会全体的に余裕があること、それぞれがつながりあえることも重要だと感じました。
■みんなのこえ について
多摩散人さん(66才・男性・神奈川県)
戦争不放棄だから平和が守れる(その7)
ヨーロッパが現在のように平和になったのは、アメリカを中心とする西側陣営がソ連を中心とする東側との『冷たい戦争』という軍拡競争に、世界全面核戦争の危険を冒しながらも勝ち抜いたからで、戦争を放棄したからではありません。現在でも、EU諸国の中に、「戦争放棄・戦力不保持」のような馬鹿げた憲法を持っている国はただの一つもない。
しかし、この意見への反論は今は求めません。私がTY生さんに今求めているのは、Vol.352 と 356 の質問への答です。同じ質問を3度繰り返します。専守防衛つまり国内での武力行使を肯定し、そのための戦力の保持を認める内閣法制局の見解は「戦争放棄・戦力不保持」を規定する9条を破っている。つまりこれは「解釈改憲」であり、露骨な9条無視である。なぜなら、9条のどこにも「防衛戦争ならしてもよい」とは書いてないからだ。これをTY生さんは認めるのか、否か。答えられないなら「答えられない」と答えて下さい。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
TokiNoKawaさん(49才・男性・愛知県)
日本国憲法が守るもの、改憲派が意図すること
多くの人が憲法問題を身近に考えることができない原因は、太平洋戦争の歴史が正しく理解されていないこと。そして、戦後において、人権を守るべく制定された憲法が軽視、無視されているために、それによって生み出されるブラック企業や福島原発事故など企業犯罪が全く正されないためではないだろうか。
その不満を利用して、さらに事態を悪化させる、戦前への回帰が進んでいるのだから、右傾化している多くの弱者たちも救われないはずなのだが。
椎名麻紗枝弁護士の『原爆犯罪―被爆者はなぜ放置されたか』と福島菊次郎の『写らなかった戦後 ヒロシマの嘘』を読み、日本が太平洋戦争の反省をしなかったことが、日本の様々な問題を生み出している根源であることを実感する。
マガ9で福島菊次郎の写真展を全国で開催できないだろうか? 彼の写真を見るだけでも、戦争の実態を多くの人に知らせることになると思うのだが。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
かものはしさん(60才・男性・兵庫県)
デモのようす
11月11日の 国会前のデモは大体何人集まったのか? その情報が全く見えない、わからない。10万なのか5万なのか80万人なのか、どうして速報もないのだろう。何万人ぐらい集まったのか。教えてほしいものだ。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
SWALLOWSさん(30才・男性・東京都)
企業経営者のマガジン9発起人はいらっしゃいますか?
総選挙を控え、リベラルかつ市場主義を推進する受け皿政党はどこか調べていました。それどころか、リベラルの受け皿もない現状に大変危機感を持っています。私は東証一部上場企業に勤める会社員で営業をしています。
調べる過程で当該サイトを拝見しました。そこで、当該サイトの考え方、理念に共感しました。
しかし、当該サイト参画者は作家や大学教授や医者が多いなと思いました。実際、東証一部上場企業レベルの会社経営者が積極的に寄付金なりで参画されている事例はありますか? 無ければ、政官財の利権構造にうんざり感を覚えます。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
森正樹さん(49才・男性・東京都)
尖閣問題を護憲派はどう解決するのか
アメリカにとって日本より中国との関係が重要になりつつあり、中国は尖閣問題で中立を保つようアメリカに働きかけています。アメリカの戦争に巻き込まれる恐れより見捨てられる恐れが大きくなっているのです。従って集団的自衛権を認めて日米同盟を強化しようとする動きが出てくるのは当然です。
尖閣問題に関してただ中国と話し合えとか棚上げに戻せとか言うだけでなく、どう解決するかのイメージがある程度護憲派(や国民)の間に共有されていないと、護憲派は拉致問題に続いて失点を重ねることになります。中国の漁業監視船は接続水域への侵入を繰り返しているうえ、中国の対日強硬姿勢は次期政権でより強まるはずで、棚上げに本当に戻せるのか、戻せなかったらどうするのか疑問だし、石原氏を批判している場合ではありません。尖閣問題をわが党ならこう解決するという具体策を護憲政党こそ総選挙で訴えないと、次の次の総選挙で改憲が実現しかねません。国際司法裁判所への提起で護憲派は一致できないのでしょうか。
国民を置き去りにしたままの「年内総選挙」。
東京では都知事選と同日とあって、
にわかに騒がしさが増してきました。
「日本を変える」と声高に叫ばなくていい。
「毅然とした態度」も「強いリーダーシップ」もいらない。
ただただ、誰もが安心して生きていける、
人にやさしい東京を、日本を。そう思います。
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