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みんなのこえ
vol.347
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8月29日から9月4日に届いたご意見から■B級記者どん・わんたろう について
宮坂亨さん(44才・男性・長野県)
オスプレイ、安全だろうと静かであろうと
僕は2005年春先に35日間辺野古で過ごし、海上阻止行動に従事した者です。
テント村や単管ヤグラの上で聴いた話です。
<ベトナムやアフガン・イラクにオキナワからの米軍が飛んで行って人殺しをしてきた。オキナワは悪魔の島だ。辺野古に基地ができればオキナワは永久に悪魔の島であり続ける。こんなことは耐えられないだから命を掛けても基地建設を阻止する>
オキナワに悪魔を押し付けているヤマトは悪魔の国か。
オスプレイの安全性に疑問があるから配備に反対するのではない、オスプレイがより効率的に人殺しをするから、普天間基地を抱えるオキナワの加害度がより高まるからオスプレイ配備に反対だ、こんな視点の言説が広まって欲しいです。
■鈴木邦男の「愛国問答」 について
僕の先祖はおさるさんさん(17才・男性・富山県)
鈴木さんみたいな人がもっと増えるべき!!
鈴木さんの記事を読んでいると今の世の中で愛国心がいかにはき違えられ、悪用されているか分かります。
ネットをしていると時折不愉快な言葉が飛び交っています。あれは、果たして本当の愛国心なのですか? 愛国心とは醜いものだったのでしょうか? お願いだから僕たちの大切な日本を汚さないでほしいです。
韓国人や中国人が何をしましたか? 悪いのは目の前の欲望に走る政治家たちです。日本人韓国人中国人こそがアジアを引っ張って行くべきなのに何をやっているんだ…。
■柴田鉄治のメディア時評 について
ピースメーカーさん
ナショナリズムと領土外交の問題には、マガジン9は熱く本音でデモをすべし
「理性では分かっていても、なかなか言い出せないものである」と柴田さんはおっしゃりますが、もっと怒りをこめて、本音で街中で堂々と主張するのが今の日本の市民のトレンドじゃないでしょうか?
「戦争になる位なら、領土なんか近隣諸国が望むままに贈呈してしまえ!」とか、「北朝鮮とは1日でも早く国交回復して、戦争の謝罪と賠償を実行しろ!」とか、「アジアの国に対して、彼らが満足するまで戦争責任の賠償を行え!」とか、「天皇家は天皇制がなくなる前に、日本人を代表してアジアの国々を行脚し、膝をついて戦争責任を謝罪して回れ!」などといった主張を怒りを込めてデモをしながら連呼していってもよいはずです。
とりわけ、金曜日の反原発デモではたくさんの人が集まりますので、絶好のチャンスです。反原発と一緒にナショナリズムと領土外交の問題を熱く本音で主張していけば、きっと大勢の賛同者が得られるのではないでしょうか?
■森永卓郎の戦争と平和講座 について
うつうつさん(40才・男性・東京都)
試算は、全て電力会社のものです。
そこには、揚水発電所の費用や、バックエンドコスト、地元へのばらまきも含んでいません。原発の費用が最もコストが高いのは、専門の学者も指摘しています。なにより事故の損害賠償額が何兆円なのかまだはっきりしません。ちなみに、福島第一は40年目、チェルノブイリは2年目で事故発生しました。
■みんなのこえ について
TY生さん(72才・男性・三重県)
多摩散人さんの主張を読んで
国家間の経済関係が深い相互依存関係の状況で、国家間の対立問題を戦争という手段で解決しようとすれば双方に大きな損害を蒙る事態になるという私の主張に対し、多摩散人さんは《「戦争という手段に訴えて」「それを上回る利益を生み出」すだろう》と述べた。日本に戦争を仕掛けて生み出される利益とはどんな利益でしょうか。
前回の「みんなのこえ」にフランスの雑誌『ル・ポワン』の論説、日韓の《北朝鮮情勢への協力や経済の相互依存関係の深さを考慮すれば、緊張の高まりは「期限付き」との見方を示している》を紹介した。この事柄と同じ類の主張が領土問題で対立する日中、日韓に関して朝日新聞8月29日の社説は《日中韓の3国の相互依存関係が、あらゆる分野で、もはや切っても切れない深まりと広がりをもっている》と述べている。
私の主張、経済の相互依存関係が戦争になることを抑止している、は空論ではない。
■みんなのこえ について
志舫☆さん(大阪府)
震災がれき問題について
まず、放射能を防御することについて、国が一貫して責任をとらない。そのことが被災地住民および放射能による健康被害を受けている人々を苦しめています(報道されてないですが、多数あります)。チェルノブイリ事故という事実から学び、健康被害を直視し、謙虚に防御対策(避難ほか)をとってほしい。国がしないならば個人で。
深刻な健康被害をわかちあってどうするのでしょうか? 人間は放射能には勝てないです。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
マングースさん(男性・東京都)
プロ野球をつまらなくさせた読売ジャイアンツ
プロ野球の巨人軍がセ・リーグを独走している。この分だとぶっちぎりで優勝は間違いあるまい。
しかし3年ぶりのこの「快挙」を、アンチはもちろん巨人ファンでさえあまり拍手喝采する気にならないのではないか。今年の優勝もまた、FA制度を利用してソフトバンクから移籍させた日本一のエース杉内にホールトンと、同じく横浜から移籍させた4番打者・村田のような、えげつなく他球団から強奪した戦力によるものだ。このようなカネで買ったような優勝にどれほどの価値があるのか(他球団からの中心選手の移籍の数は読売だけが群を抜いている)。戦力差を見て、戦う前から勝敗が予想ついてしまうようなゲームのどこが面白いのか。
読売主導で導入されたFAのような制度がプロ野球をつまらなくさせている。FA権取得までの期間を短縮せよというプロ野球選手会も、それを持ち上げるマスコミもおかしい。もっとプロ野球全体の利益を考えて発言、報道するべきだ。
自民党や民主党の総裁選、維新の会への各党の接近など、
「政局」がらみのニュースが目立ちます。
それよりもっと大事な問題が、
たくさん山積みなのでは? と思ってしまうのですが…。
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