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憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
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みんなのこえ
vol.342
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7月18日から24日に届いたご意見から■時々お散歩日記 について
笠原メイさん(28才・女性・東京都)
もーほんとに許せない!!
金曜の首相官邸前&日曜の10万人集会に参加してきました!
動員以外での参加は初めて。多くの人たちが、原発反対という1点で集まっている現実に圧倒されました。つい、悲観的になってしまいがちだけれど、あきらめず、ねばりづよく迫っていけば、絶対変わるなと希望が持てました。まさに、時勢が動いている!
その後の社会をどうしていくのか、そのことも同時に考えつつ、脱原発を実現させましょう!
■時々お散歩日記 について
こもりしずおさん(67才・男性・宮城県)
一人も死んでない?
名古屋での意見聴取会での中部電力社員の「一人も死んでない」発言はひどい。死人が出ないと原発は止めないというのか。
■時々お散歩日記 について
にゃんちゃんさん(53才・女性・東京都)
日本が幸せだった時代
今、1981年に発行のライアル・ワトソンの『生命潮流』を読み直してます。70年代後半から80年代、チェルノブイリ事故の前の頃って自分が大学生・新米社会人だったせいなのか、日本(世界)の未来に夢があって、今思うととても幸せな時代だった気がします。
で、そこにローレンス・ブレアの言葉として「多数の人々が神話を共有したとき、それは現実となる」とあります。あることを真実だと思う人が一定数に達すると、それは万人にとって真実となる、といった現象だそうです。
きっとあと少し、原発はいらないと思う人が増えたら、原発・もんじゅ・核燃サイクルはストップするに違いありません。
■時々お散歩日記 について
高木さん(50才・男性・埼玉県)
デモに参加して
まったく同感です。我が家も夫婦で駆け付け、家に帰ってテレビを見ましたが…。
また、「産経抄」7/19では、(利害)関係者が発言していることへの批判(当たり前)に、「発言の自由はないらしい」とまで。こういう人たちに家族、子どもはいないのだろうか。被害を逃れられない原発立地市町村に住んでから言ってほしい。お金をもらっている以上、こう言うしかないサラリーマン記者なのだろうが。
■時々お散歩日記 について
かぜさん(59才・男性・鳥取県)
アリバイ作りにはうんざりだ。
マスコミで紹介していたが、2030年までに原発の比率をどの程度を目標にするかという設定自体無駄です。30年までに昨年の福島原発事故と同じことが、起こらないないことを前提にしているからです。まさかその間に再発したら「想定外?」で政府の責任逃れが出来ると考えているのでしょうか。
にんげんの尊厳である命を軽んじる政府には粘りつよく抵抗しなければ。でなければ、鈍感な財界・政府は反省しないと思う。
■時々お散歩日記 について
伊藤 光隆さん(57才・男性・東京都)
7.16の脱原発の集会では、「野田はNOだ」というプラカードに、オヤジギャグ派の私は微笑んでしまった。声ではなく音として「侮辱されている」私たちであるが、音が力に変わることもある。人間らしく生きること、今も、これからも。亡くなられた広島大学名誉教授の森瀧市郎さんは、「命尊し。人間は生きねばならぬ」「力の文明から愛の文明へ」と語っておられた。原発はいらない!
■雨宮処凛がゆく! について
ひちゃさん(女性・神奈川県)
希望
原発の未来には希望がない。ストレスと不安に裏打ちされた快適さよりも、連帯感や信頼感のある希望の持てる不便さのほうがいいです。
雨宮さんの記事は希望を思い出させてくれました。ありがとう。
■雨宮処凛がゆく! について
TAKさん(51才・男性・静岡県)
流されずに、国会を監視せよ!
ロンドンオリンピックにマスコミが浮かれてる(国民の目を逸している)間に、恐ろしいことが進行するのでは? 集団的自衛権の事とか。
オリンピックはVTRでかまいません(TVの前で応援しますが、その念がロンドンまで届くとは思いませんので)。
■森永卓郎の戦争と平和講座 について
wakabaさん(52才・男性・神奈川県)
景気回復のための政策は?
生活が苦しい世帯が6割以上を占めている現状を変え、不景気から抜け出すには、個人消費を引き上げるしかないと思っています。そのためには、給料を引き上げ、最低賃金を1000円くらいに引き上げ、収入をふやさないといけないと考えます。
その点では数百万人の給与に影響を与える公務員賃金を引き下げることには反対です。森永さんは公務員賃金のひきさげについては賛成のようですが、景気回復に逆効果だと思いませんか?
■世界から見た今のニッポン 第34回 について
ゆーさんさん(59才・男性・東京都)
ブラジル人の軍隊観について
私は昨日、合計24時間のフライトでサンパウロに着き、ホテルでネット接続してあれこれ調べるウチにこのサイトの記事に出会いました。「軍隊の二面性」「戦後の日系人社会の分断」はどちらも初めての情報でとても印象に残りました。最初のブラジル訪問でこの記事に出合った偶然を不思議に感じています。
■みんなのこえ について
多摩散人さん(65才・男性・神奈川県)
アメリカの不正義の戦争をどう断るか(その4)
TY生さんは「今日の東アジアは…5カ国は経済の相互依存関係にあり、戦争を起こせば…」というが、各国が互いに核を用意してバランスを取っている、極めて危険な状態にある事を認識していない。そもそも、最近の二つの世界大戦も、各国の経済の相互依存が深まったから起きたのであり、昔のように遠く離れて無関係に生活していれば、世界大戦など起きない。
また、内閣法制局の憲法解釈の嘘と専守防衛の方針は、安保に基づいた米軍の攻撃力の存在を日本政府が肯定し、前提としたものなのに、それは見て見ぬ振りをして、「この解釈を尊重する」などと言っているのもおかしい。あなたの意見は9条を守って「軍事力によらず…」なのだから、なぜ非武装を主張しないのか。前回と同じ質問だが、もし私が嘘発見器の前で「専守防衛の戦争は戦争ではなく、自衛隊の軍事力は戦力ではない」と言ったら、針はプラスの方向に大きく振れると思うが、TY生さんは、どうですか。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
かいぜん_2013さん(36才・男性・千葉県)
無条件的恒常雇用は、勤労の権利と義務の具現化のために必須である
巷で連鎖的に騒がれている「生活保護問題」とは、要するに、勤労を至高のものとした社会規範、道徳的感情から来たものや、自分は極めて勤勉であり、社会的分配とは無縁であるという感情であろう。
社会の現実的側面を、とりわけ経済活動の側面をみると長らく続いている低迷と生産活動の減退に併せて、雇用確保の方も採用意欲の低迷、減退となって失業率の高止まりと、就業断念者の増加と相まっているのが実態である。
そこで今一度提案したいのが、「無条件的恒常雇用」制度である。これは、採用側の恣意的操作を排除して就業せんとする世帯主を雇用し、かつ恒常的にするものだ。具体的には一人につき年額200万円を、事業者側に給付する。これは最低でも5年間(退職金給付可能年数に近い)は給付される。
このような施策は、勤労の権利と義務を現実化して、「働ける条件の者は可能な限り、労働する」という社会原理に沿うものでもある。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
なるみさん(女性・宮城県)
すばらしい内容でした
たくさん勉強させていただきました
そして、わたしの父も女川原発作るとき、脅されるようにお金を握らされたそうです。
もう原発はいりません。
福島や東北の地が広範囲に汚染されました。
わたしたちの国土を汚しておいていつまでも反省の顔すら見せない電力会社が許せません!!
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
エイハブ船長さん(64才・男性・千葉県)
政治は文化に口出しするな。
大阪市長橋下徹の大阪フィルや文楽への補助金カットは、この人物の文化への理解度がいかなるものかを如実に表している。
選挙で当選した自分の考えは「民意」だとの主張を彼はよくするが、有権者は別に彼に白紙委任状を渡したわけではないのと同様、税金は彼の自由に使える小遣いではない。
自分好みでない文化や自分が理解できない文化への補助金はカットするというような恣意的なやり方は政治家として絶対にやってはならないことである。
彼のやり方は、かつてナチスが表現主義・印象派・キュビズム等の芸術を「退廃芸術」と決め付けて排斥したやり方を彷彿とさせる。
文化振興のためには、政治は金を出すだけで十分で、口出しは一切慎むべきである。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
マングースさん(男性・東京都)
マスコミによる下品な煽り記事
大阪市長の橋下氏が不倫してたの、その不倫相手にコスプレの格好させていただのと、騒がれている。
しかし私はここで、「それみたことか」などと、尻馬に乗るつもりはない。むしろ、政敵の個人的スキャンダルをあげつらって貶めることで目的を達成しようとするマスコミのほうが問題だ。今回は週刊文春だが、他にも週刊新潮のようにそういう傾向の強いマスコミがある。政敵への批判は堂々とその政見に対して行うべきだろう。
一方、過去に、某小学校で勤務時間外に学校の外で生徒の自殺があった(いじめとは関係ない)とき、たまたま校長がストリップを見ていたことが露見し、問題視されていたがナンセンスである。ストリップを見ていたことと生徒の自殺とは何の関係もない。その校長を助平呼ばわりするマスコミもそれに煽られる者も偽善である。成人の男はみな、妻か恋人か愛人か風俗かAVかどれかを相手に助平しているではないか。助平でない男はいない。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
TY生さん(72才・男性・三重県)
解釈改憲を許すな
野田佳彦首相は7月9日の衆院予算委員会で、憲法9条が禁じている集団的自衛権行使の解釈の見直し検討をする意向を示した。集団的自衛権行使を容認すれば、日本の同盟国・米国が戦争をすれば、自衛隊は武力行使を伴う行動で参戦する可能性が出てくる。また、PKO協力法に盛り込まれている「武力による威嚇又は武力の行使に当たるものであってはならない」とする自衛隊の行動制約はなくなる。
野田佳彦首相は沖縄全戦没者追悼式の挨拶で「我が国は不戦の誓いを堅持する」と約束した。憲法9条の解釈変更を検討することは、この約束を反故にすることだ。どこまで沖縄県民を愚弄するつもりか。
自民党も集団的自衛権行使を可能にする国家安全保障法案を総務会で了承した。
現在、反原発の声は大きくなっているが、情勢から言えば、日本が戦争をする国にならないために、それに劣らない憲法9条を守る声を上げなければならない。戦争は最大に人権を蹂躙する政策だ。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
森正樹さん(49才・男性・東京都)
武器を捨てるのが格好いいなんて誰が考えたのだろうか
昔左翼はよく憲法違反の自衛隊・安保と言ったものですが、大事なのは九条ではなく日本の安全・国益が守られ、日本が戦争しないことです。護憲・安保撤廃という選択だと、周辺国は一方的に日本を威嚇・攻撃できるから日本は不利になり、紛争自体起きやすくなって本末転倒です。
武器を捨てて話し合うのが素晴らしいという空想的平和主義は、国際政治の基本であるパワーポリティックスを無視しています。最後の担保としての軍事力が大きい方が相手国にとって武力行使のハードルが高くなり、外交による解決に引き戻す力になります。チベットの惨状や、軍備の弱いフィリピンとは中国軍が戦争寸前で対峙していたことから、武器を捨てる危険は明白です。
孫崎享氏の尖閣棚上げ論は永久には通用しない次善の策で、必ずしも共感できません。武力衝突を避ける外交をするべきですが、正義は日本側にあるから、恫喝には屈せず、万策尽きた時は戦ってでも守る覚悟が必要です。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
向かい火さん(43才・男性・東京都)
自分で思っているほど自分の情報リテラシーは高くないものです
自分の見解にとって都合の良い情報を疑い、都合の悪い情報には耳を傾ける努力をする事が情報リテラシーでは非常に重要だと思います。福島原発事故が起きたのも、原発推進派が自分達にとって都合の悪い情報に耳を傾ける努力を怠った事が一つの大きな原因だと思います。
ただ、これは言うのは容易い事ですが実際にそうする事はかなり困難な事です。私自身、自分の見解にとって都合の良い情報は真実だと思い、都合の悪い情報はインチキな情報だと思ってしまう事はよくあります。情報リテラシーは情報操作や心理学や科学的方法論などに関する知識などテクニカルな面も重要だとは思いますが、自分自身のメンタルな面の方がはるかに重要だと思います。
情報リテラシーで最も重要な事は自分の情報リテラシーを疑う事だと思います。当りまえの事ですが、いくらマスコミの情報を疑っても、或は自分で色々と調べても、自分の情報判断力が低ければ的確な認識は出来ません。
山口県・岩国基地で米軍輸送機「オスプレイ」が陸揚げ。
そのオスプレイの配備が予定されている沖縄の、
本島北部・高江では、住民たちの抗議行動が続く中、
ヘリパッド建設工事が強行されようとしています。
あまりにも、国民の声を無視したまま進んでいく政治。
28日には、オスプレイ搬入問題とともに「原発」が焦点となる、
山口県知事選が予定されています。
地元の人たちは、どんな選択をするのでしょうか。
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