マガジン9

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みんなのこえ

vol.315

120111up

12月28日から1月10日に届いたご意見から

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

hagoromoさん(34才・女性・千葉県)

脱!悔し涙

涙は涙でも、私はうれし涙を流したいって思います。
原発もいいけど、おしどりは芸がいいんだから芸を磨いてって言われて泣きそうになったって…泣いちゃってください、マコさん。いっぱいいっぱい綺麗なうれし涙の来年になる!
この一年、本当にお世話になりました。 ホットスポットにいるのに、それすら忘れてしまいそうな日常の中で「いーや、いやいやいや、忘れちゃダメ」って自分を取り戻させてもらえたこと、とても感謝しています。飯舘村のことを、そこが大事にされないんであればどこも大事にされるわけがないって言葉。忘れられない名言です。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

ラムネッチさん(49才・女性・海外)

2011年を振り返る件

原発の件で社会に対して自分がいかに無知無関心であったのかと猛省しています。日本の国がどんどん不誠実な国、無責任な国に堕ちていっている事に危機感を覚えています。
貴女の頑張りは、少なくない人に勇気を与えているでしょうし、私も尊敬の念を持って応援しています。「負げねど」精神ですね。
正義が通る国になる日まで…。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

うみさん(36才・女性・東京都)

「正義」

今まで、「JUSTICE(正義)」という言葉に、胡散臭さを感じていました。でも、世の中が切羽詰ったとき、それはどうしても顔を出してくるものなのではないかと気づきました。もしかしたら、その言葉の持つ厳しさを必要としないような、ぬるま湯生活を送っていたせいかもしれません。
わたしは、被災地から遠い、大好きな土地に住み、食べ物を選ぶなど、ちょっと不自由はあるものの、ほぼ以前と変わらない生活を送ることができています。それでも、IWJの「百人百話」を見たり、マガ9のおしどりさんの記事を読んだり、いくつかの福島の方々のブログをチェックしたりして、探し求めているのは、「苦しい方々のために私のできること」だけではなく、「わたしの正義」なのかもしれません。
おしどりマコ・ケンさん、いつも本当にありがとうございます。2012年は、はるか福島のことを考えながら、自問自答を繰り返しながら、自分に厳しく、生きたいと思います。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

あっちゃんさん(51才・女性・長野県)

白熱教室は、戦いのためでなく、理解と解決方法の模索に!

最近、ファシリテーターがすばらしければ、対立が理解に変わるのではないかと思うことが増えました(私も機会あるごとに実践してるので)。でもそこにいる参加者が、どれくらいバラエティに富んでいるかと言うこともすごく大事だと思います。たくさんの音(人)があるからすてきなハーモニーができます。そしてテーマ。人間、生きている以上共通の目標があります。それは「しあわせに生きたい」ということです。推進派も脱原発派も自主避難民も東電社員も同じ、「本当のしあわせは世界中のしあわせ」への解決策を論じてね。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

MadameEarlGrayさん(53才・女性・東京都)

今年1年、有り難うございました。

3月以降のマコさん・ケンさんの大活躍に目を見張りました。こんな日本人がいたのだということに、心底感謝の気持ちで一杯です。いろいろ嫌な思いをしながら頑張っていらっしゃる姿に胸を打たれます。ありがとうございます、と他人事のように言うのは申し訳ないのですが…。
今回の東電の原発事故では、人間がいかに愚かな生き物か、改めてよくわかった気がします。もしかすると、人類はそう先ではない将来、滅亡するのではないかとも思います。でも、人間がいなくなった方が、よりよい地球になるのは間違いないとも思います。そういう人類って一体何なのでしょうか? 
私もできる範囲のことをしているつもりですが、あまりの無力さに脱力する日々です。おしどりさんを見ていると、そんなこと言ってる場合ではないのだ、と思い直したりもします。
おしどりさん、ありがとう。来年もよろしく!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

Hrc4stさん(55才・男性・福島県)

感謝!!

ケンちゃん、マコちゃん、今年はお二人に出会えてよかった。心で繋がれる方達に出会えてよかった。私も沢山裏切られ打ちのめされ肩を落とし諦めようとした。でも、統合会見での質疑を「おしどりが熱い」とユーチューブに上げた頃から二人に惹きこまれていった。
私達も敗北感一杯の年でした。今日も彼と長い話し合い。来年は何とかしたいね…と。今年の私の究極の言葉はたった一つ。『感謝!!』です。私達もおしどりを応援し続けます。ガンバ!!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

SIMOさん(58才・男性・東京都)

マコさん、頑張って下さい。

いつも見て応援しています。素晴らしい活動を感激しながら見ている方が大勢います。あきらめないで、みんな応援しています。マコさんの頑張りを見て、自分も少し自分なりに活動しようと思っています。
マコさんの姿を見てそういう前向きな気持ちになっている方がたくさんいらっしゃることをわかっていただきたくてメッセージを送ります。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

櫻井春彦さん(男性・東京都)

おしどりマコさんを知ったときの驚き

2011年。いろいろなことがありましたが、おしどりマコさんという「ジャーナリスト」を知ったときの驚きは忘れられない出来事のひとつです。的確な質問、明確な発音、逃げを許さない厳しさ。久しぶりに本物のジャーナリストに会えたという気がしました。
喜味こいしさんは「芸人は国のために漫才をするな、お客さまのために喋れ」とおっしゃったそうですが、どのような職業でも通用するアドバイスのような気がします。これから僕もこの言葉を忘れないようにしたいと思います。
広島で喜味こいしさんは被曝されたそうですが、福島第一原発の事故に対するマコさんの行動を知ったら、きっと応援してくれていたのではないでしょうか。
ジャーナリストとして、そして芸人としての活躍を期待しています。

僕も頑張るぞ!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

けいさん(46才・女性・海外)

「2011年を振り返る件」を読みました

マコさん・ケンさん、こんにちわ!
「2011年を振り返る件」を読みました。マコさんの「対話」のアイディアとても良いと思いますよ。
ところで、マコさん、ケンさんは「鎌仲ひとみさん」をご存知ですか(多分ご存知だと思いますが)? 他にもマコさん達と同じような気持ちで尽力している方々が沢山いらっしゃると思いますが、彼らともコンタクトを取られたらいかがでしょう有志ネットワークをどんどん広げる? もう既に実行済みだとは思いますが…)? そしたら、新たなる対策も生まれてくるかも?
私は海外在住なので微力ですが、出来る範囲でご協力いたします。みんなで住みやすく、安全で誇り高き日本にしていきたいものです…。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

鈴村 章さん(63才・男性・愛知県)

原発ムラに負けるな

中日新聞の1/7の記事にて「おしどりマコ・ケン」様を知りました。そしてインターネットで検索しました。
若いのにすごく頭が良く感心しました。大企業からの圧力で仕事が減少すると思いますが頑張ってください。俳優の山本太郎さんも脱原発がきっかけで仕事が無くなりました。何故正しいことを発信する善人が馬鹿を見るのでしょうか?
正義を貫く貴殿を応援します。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

スギさん(男性・神奈川県)

白熱実験

今日の白熱実験、とても良かったよ! 福島、宮城の被災地、東京のデモ、いつも感じてしまう温度差。同じ被災者、被害者なのに生まれてしまう対立、葛藤。でもどこかに「心の瓦礫」を取り除き、乗り越えていく方法はあるはず、それを見つけたい! などと昨年から思っていました。
今日はそのヒントをたくさん頂き、感謝です。一緒に考える事、自身と向き合うこと、地道に一歩、一歩、また一歩。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

Yukiko8888さん(52才・女性・千葉県)

応援しています。

人が何かすると、そこには必ず足を引っ張る人がいます。「Mind your own business!」(てめえの面倒見てろ)と思いますが、そういう人は、人の邪魔することでしか自己存在が確認できない悲しい人なのです。それでも否定的な物言いをされればへこみますが、応援している人もたくさんいるのです。暇人は無視して自分の信じる道を進みましょう。「人生は一度しかない。自分のやりたいことをやるしかない」と小出先生もおっしゃっていますよ! 私もいつも応援しています!!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

ohiaさん(37才・女性・千葉県)

私は千葉県成田市に住む主婦です。中2の息子がサーフィンをしていまして、海洋の放射性物質投棄に焦りを感じています。普段、練習している海が被災地でもある千葉県旭市です。
何も、この時期に海が怖いのなら入らなきゃいいのにというのが一般論ですが、真剣に世界を目指しているため練習を疎かに出来ません。海洋学者さんと勉強会も企画しましたが、周りに聞く耳を持って下さる方がいませんでした。そのうち、私も日常生活にどっぷりと浸かってしました。
でも、海洋に関しては放置されている事が多いのを知り、再び焦りを感じています。海洋に特筆して抗議する場所が必要だと感じます。海は地球上みんなのものですから。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

cocoさん(47才・女性・大阪府)

いつも貴重な情報をありがとうございます

「マコさん、勝つのは本当に難しいよ、勝とうとするのではなく、引き分けに持ち込もう」

私、この言葉には、マコさんが考えている以上の意味があると思います。
原発推進者や利権者にだってきっとプライドがあるでしょう。彼らは責められれば責められるほど、保身に走るし、意固地になって、脱原発への道を停滞させてしまう…。だから、闘っちゃいけないんだと、思うんです。
私たちの目標は「原発推進派を言い負かすこと」よりも、「原発を卒業すること」「子供の未来を守ること」が最優先であるべきですよね。
たとえば、原発利権を手放せない既得権者には、新しく太陽光発電利権を用意し移行してもらうとか。そんな搦め手を使えば、意外とすんなり原発を卒業できるかもしれないと思ったり。
そういう考え方が、「勝とうとするのではなく、引き分けに」という結果にうまくつながるかもしれません…。

■伊藤真のけんぽう手習い塾リターンズ について

アリの一穴主義さん(42才・男性・大分県)

難しい問題ですね

今日の今日まで一票の格差について興味も疑問も感じていなかった人間です。
伊藤さんのコラムを読むまでの道のりは、まず福島の原発事故について調べていていて山口の上関原発のことを知り、上関原発を調べていて“B級記者どん・わんたろうが「ちょっと吼えてみました」”を知り、ここから「マガジン9」を知って“伊藤真の「けんぽう手習い塾」リターンズ”を知りました。
はっきりいって、普通の人は一票の格差についてまったく興味をもっていないと思われます。しかも自分が興味をもつまでにこれだけのプロセスを経なくてはならなかったことを考えると、一人一票の実現がいかに難しいかを実感しました。
でも応援しますので頑張ってください。

■B級記者どん・わんたろう について

soraさん(60才・女性・東京都)

袴田巌さんは無実です!

最初の地裁の死刑判決が多数決の2対1で決まったということ。人の命が多数決できめられることの異常さ。熊本元裁判官はその時の二人の裁判官がすでに亡くなられていることもあって、当時の死刑判決に至った苦悩を世に公表されました。
検察は、かつての捜査に間違いがなかったと断言できるのだろうか。醜い保身ではないのだろうか。
静岡の裁判官の心に、著書『主よ、いつまでですか』にある袴田巌さんの無実の叫びが届くことを祈っております。
再審開始の決定が1日でも早く下されて、今年こそ、死刑囚に冤罪があるということが世間に明らかにされますように!

■雨宮処凛がゆく! について

かいかく2012さん(37才・男性・埼玉県)

「貧困、格差」ブームと、サヨク主義の終焉

ソ連という歴史的存在が崩壊して、丸20年が経った。社会主義、共産主義の説得力の決定的な喪失と自由主義と市場主義の正当性と拡大があらためて確認された20年だった。
この間、各種左翼や革新系団体等はしきりに「崩壊したのは、スターリン的な政治=経済システムであって、マルクス的な社会主義像の理論的崩壊ではない」と叫んできたり、この数年はみずからの経営体も公然としている非正規化、擬装請負を社会問題化させて「貧困、格差」ブームなるものを醸成した。
だが、2011年の日本社会は果たして貧困だの、格差だのが大衆的に浸透しただろうか!? 答えは簡単、否だ。親と同居する女性や、夜まで残業三昧のサラリーマンどもが「貧困」なんて認識する訳がなく、彼ら彼女らの平静は永遠の如く続くようだ! サヨク主義の決定的崩壊を目の前にして、2012年の更なる日本社会の永続的発展を祝って。

■雨宮処凛がゆく! について

TokiNoKawaさん(48才・男性・愛知県)

「主張すると叩かれる」典型

日本では、家庭や学校、さらに会社まで、どうして「主張すると叩かれる」という風潮がはびこっているのだろう。
欧米の学校では、自分の意見を主張することが第一に求められる。「主張すると叩かれる」、いわゆる「空気を読む」という小技は、同質で小さなコミュニティでは通用するが、さまざまな背景や文化を持つ人たちが集まる社会では全く通用しない。
たとえ誤った主張であれ、自己主張し、反対意見に曝されてこそ、自分の意見を修正し、磨くことができるはず! 一番ダメなのは、「反論を恐れて、議論をしない」ことだろう。
だからなのか、海外で「日本人は何を考えているか分からない」と言われるし、外交を始めとして交渉事が苦手だ。「ゆとり教育」、「詰め込み教育」の次元を超えて、コミュニケーションの基礎となる「自己主張」や「議論」の習慣づけを義務教育から行うべきではないだろうか。

■松本哉ののびのび大作戦 について

green green green!さん

新しい文化。

テレビが昭和のドラマと、アイドルばかりの音楽番組を垂れ流すから、飽きちゃった。同じことばっかりやってたら、みんな飽きるよ。
松本さんはいつも楽しいことをじぶんでつくりだしちゃうんだもんな〜かっこいい! 新しい文化を創り出す人たちを、日本は待っているんだよな…。

■松本哉ののびのび大作戦 について

茶屋 三郎さん(71才・男性・神奈川県)

税金は金持から取れ!

世に大乱の兆しあり。スペイン、ギリシャ、イギリス、アメリカから果てはロシアまで、まさに「世界的なボッタクリ経済が」「もうそろそろニッチもサッチもいかな」くなっていることは間違いないでしょう。特にウォール街占拠運動はすごい。「税金は金持から取れ!」「強欲資本主義反対!」「革命が始まった!」という直球勝負のプラカードが新鮮です。
一方、日本では脱原発の大騒動の陰に隠れて、消費税率を上げるという好からぬ企みが進行中です。洗脳キャンペーンがマスメディアを挙げて行われ、「増税が必要だとしても、所得税など数ある税金の中で、なぜまず消費税なのか」という疑問に対するまともな答えはないままです。
1千兆円の借金の話も怪しい。日本の国債はほとんどが国内で消化されているので、国の1千兆円の借金の裏側には1千兆円の国債を金融資産として保有し利息を稼いでいる人達がいる筈です。こう考えると「税金は金持から取れ!」という主張は日本でも十分説得力があります。
でもこれは今の世の中のあり方を根本的に変えてしまうので、議員や役人に任せておくだけでは絶対に実現しません。しかし例えば10万人が「消費税を上げるな!」「税金は大企業と富裕層から取れ!」というわかり易くて説得力のあるスローガンを掲げて都心を練り歩けばどうなるでしょうか。そしてこういう運動の火付け役になれるのは、脱原発と同じようにやはり高円寺パワーではないか、というのが老い先短い年寄りの感想です。

■憲法と3・11 伊藤真インタビュー について

とある平和希求者さん

「とことん議論をし、白黒はっきりさせるべき」なのだが、平和主義者にその準備が出来ているのか?

“これまで私たちは日米安保体制、自衛隊の合憲性や死刑制度など、本来ならばとことん議論をし、白黒はっきりさせるべき課題に対して問題の解決を先延ばしにしてきました。現在もその傾向があります。そうした「大人の解決」をしてきたことに、もうそろそろ限界が来ているのではないでしょうか。”
この伊藤真氏の認識は正しい。
しかし戦争と比較し、「(災害対策が)国家がやるべき第一の優先課題」という伊藤氏の考えに、震災を経験してリスクにナーバスになった一般庶民がどれだけ賛同するのだろうか?
何故なら、東海地震は今後30年以内に87%の確率で起きるかもしれないが、太平洋戦争は約70年前に起き、中国は軍拡している。
この年以降、在日米軍の縮小に応じ、軍事的協力を米国に求められ、日本の平和主義に大津波が襲い掛かる蓋然性があるが、護憲派は脱原発に全精力を投入し、この問題を軽視する傾向があるのが、ますます私を考え込ませるのである。

■「2011年を考える」藤波心 について

桜小路富士丸さん(女性・神奈川県)

藤波心ちゃん応援してるよ〜!

色んな事があると思うけど、負けないで。
私は無名なフリーの芸人やってるけど、毒舌系芸人にがっかりしたの、ほんとに私も同感! 私はガッツリ声を出す人に変わったよ。
心ちゃんの文章はとてもわかりやすく胸を打ちます。応援してるからね!!

■「2011年を考える」藤波心 について

LEO3さん(47才・男性・神奈川県)

アイドル・藤波心さんからの特別寄稿

素直な気持ちで「脱原発」って言えそうな記事でよかったです。
「自然に従わなければ、自然は人間を排除する」ってだれかが言っていたのを思い出しました。

■時々お散歩日記 について

kinakoさん(60才・女性・富山県)

メディア「朝日新聞」批判に関して

「原子力の父」の故郷・射水市より申し上げます。読売の地盤だから圧倒的少数派の朝日購読者です。9.11さよならデモに参加して帰ったら、朝日(大阪本社)の富山配達版では「天声人語」以外に記事がなく驚き電話したら(一番早い富山配達版では)掲載の判断ミスだったと謝られましたが呆れました。おっしゃるとおりです。
ただし、現在連載中の上丸洋一編集委員「原発とメディア」は科学者、メディアとりわけ自紙を検証して私は支持します。そういう記事もあると。北陸中日にはかなわないけどね。

■みんなのこえ について

多摩散人さん(65才・男性・神奈川県)

TY生さんへ再々反論。自衛隊は警護が出来ない。

先週TY生さんは「PKO派遣の自衛隊は万が一の時の自分自身を守ることは出来ます。今回もそれに必要な装備も持っていきます」と書いているが、TY生さん自身が「警護」という言葉を使わず「自分自身を守る」と言っているように、自衛隊が出来るのは正当防衛だけであって、警護と呼ぶには値しないのではないか。現にTY生さん自身が「南スーダンの国連平和維持活動に派遣する陸上自衛隊施設部隊の警護は、ルワンダ軍が担うことになる」(11/30)、また、この「警護」は「万が一トラブルが起きた時の警護なのです」(12/14)と書いている。また、その理由として「自衛隊の武器使用基準で応戦に限度がある」(11/30)とも書いている。他国の警護を前提としなければ成り立たない「平和維持活動」も、また、自らは他国部隊の警護(また、駆け付け援護)を求めながら、他国部隊への駆けつけ援護は9条を理由に断るのも、やはり身勝手な平和主義である。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

エイハブ船長さん(64才・男性・千葉県)

小選挙区制の廃止を

民主党から離党者が相次いでいる。当然だろう。普天間基地問題・八ッ場ダム・高速道路無料化・子ども手当・消費税率の引き上げ等々、民主党のマニフェストに反することばかりやり、挙げ句武器輸出の解禁ときては、民主党を離党したくなる党員が続出しても不思議はないし、有権者の多くもうんざりさせられている。
かといって、自民党が再び政権の座に返り咲くことはごめん被ると思っている有権者は少なくない筈だ。しかし、大政党にだけ有利な小選挙区制を採用している限り、民主党か自民党以外に選択肢がないのだ。民主党も自民党も全く変わりがない現状では、有権者の不満を選挙で吸い上げることは不可能である。
この際小選挙区制を廃止して比例区だけの選挙制度にすべきだ。そうすれば、小選挙区制では非常に多い死票も少なくなるし、一票の格差も一挙に解消する。何よりも、自民党にも民主党にも愛想を尽かした有権者の声を代弁する政党の議席が増える筈だ。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(71才・男性・三重県)

日中関係を律する主要な要素

訪中した野田首相は12月25日、温家宝首相と会談して、「朝鮮半島の平和と安定は両国の共通の利益であり、冷静かつ適切に対応することが重要との認識で一致した」と朝日新聞は報道しています。
26日に行われた野田首相と胡錦濤国家主席の会談では、「戦略的互恵関係を一層深化させるために尽力し、ハイレベルで緊密に往来し、相互理解を深めることが必要との認識で一致した。東シナ海を平和・協力・友好の海にする合意を具体的な形にするために協力する」と朝日新聞は報道しています。
報道されているように、日中の「戦略的互恵関係を一層深化させる」目標こそが日中関係を律する主要な要素であり、未来志向の日中関係の見方だと私は思います。
中国自ら望む、東アジア地域の平和と安定に反する行動は取らないと考えるのが合理的な思考ではないかと思います。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

Plumさん(40才・女性)

Wonderful !

若い人達は原発問題に興味がないとか、デモに行っても若い人が少ないなど、巷ではぼやかれていますが、こんな素敵な感性を持って勇気のある発言をされている方がいたなんて感動しました。どうか引っ込み思案の若者をリードしていってあげてください。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

マングースさん(男性・東京都)

民主党に望むこと

民主党が消費税アップを決めた。いずれ必要だろう。しかしこれだけでは低所得者層のみに負担がかかってしまう。消費税をあげる前に所得税の最高税率を現在の40%から以前の70%に引き上げるべきだ。45%への引き上げでは不十分だ。
それからマスコミは、マニフェストどおり議員を減らせなどと騒いでいるが、議員は国民の代表者であり簡単に減らすというのはどうか。まして比例区だけの削減など、言語道断。むしろ政党助成金をやめるべきだ。
新大阪市長の橋下氏に与野党こぞって擦り寄っているのも見苦しい。あのような軽薄な言動で大衆を煽動する政治家をのさばらせてはならないし、対して「独裁者」とののしるばかりでなく、彼の政策のインチキ性をあきらかにしたうえ、「ここはこうするべき」と言って批判するべきではないか。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

森正樹さん(48才・男性・東京都)

ブレジンスキー「アメリカの軍事力ではアジアの安定は維持できないー21世紀型東アジア安全保障とは」

『フォーリン・アフェアーズ』に、カーター政権で活躍したブレジンスキーの、アメリカは今後アジア地域のバランサーたれと説く論文が載っています。
「極東アジア大陸の安定維持に中国が歴史的に果たしてきた地政学的役割を尊重しなければならない。アメリカがインド(あるいはベトナム)と反中国同盟を組織したり、中国を意識した日本の軍事化を促したりすれば、非常に危険な相互の反発を招き入れる。21世紀のアジア大陸における地政学的均衡を(アジアが)非アジアパワー(であるアメリカ)との軍事同盟に依存したり、アメリカが軍事力を用いて直接的に安定を維持したりしていくことはできない…日中関係の深化を慎重に育んでいくことが、極東における安定強化の起点になる」。
僕はアメリカ衰退後も9条を守ることにかなり懐疑的になっているのですが、国際政治学者でブレジンスキーと似た立場から改憲論を論破できる人を『マガ9』に登場させて欲しいです。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

向かい火さん(42才・男性・東京都)

TPPについて(その7)

日本では自由貿易こそ経済を成長させると思っていらっしゃる方が多いですが、その認識は必ずしも正しくはないです。
例えばアルゼンチンは2003年以降、バイクは国産2台につき輸入車1台までしか販売できないなどの規制があるなど保護貿易を行っていますが、高度経済成長を遂げ、雇用も増えています。
国や地域によっては、自由貿易によって地場産業、経済、雇用が破壊されていったのが自由貿易の黒歴史です。つまり自由貿易は経済戦争であり、ウィン-ウィンなどという甘いものではなく、ろくな戦略もなく抽象論や精神論で自由貿易を行えば、経済戦争に敗れ、国民の暮しは焼け野原になると思います。
日本もアルゼンチンのように保護貿易をすべきという意味ではありません。TPPのように関税や非関税障壁を原則全面撤廃するぶん殴り合いの喧嘩のような貿易をするのではなく、ポジティブリスト方式のもっと緩やかな貿易をした方が良いのではないかという事です。

2012年が始まりました。
いい年になりますようにと、
例年にも増して強く願わずにいられなかった年明けでした。
今年も走り続ける「マガ9」へ、
たくさんのご意見・ご感想、お待ちしております。

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