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憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
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みんなのこえ
vol.297
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8月24日から30日に届いたご意見から■雨宮処凛がゆく! について
めらにーさん(38才・女性・千葉県)
全くこの国は・・・
どこで知ったか忘れたが、この生活保護に期限をつけるような話を聞いて、とうとうここまで来たか、とがっくりしたことがある。現在のホームレスの存在だって十分憲法違反なのに…と何かにつけ思っていたが、生活保護制度に期限をつけるという恐ろしい方向にとうとう国が動きかけているなんて。病気で働けない人、どうしても生活が苦しくて保護を受けなければならない人が大勢いるのに、これはつまり働かなければ、金がなければ死ね、というのと同義語だろう。
原発といい、ワーキングプアといい、かつて日本はGDPがアメリカに次いで世界で2位だったということ自体信じられない。こんなことが許されていいのか、と全国各地にいる生活保護受給者たちはデモを行うべきだろう、私は生活保護は受けていないが、その時には駆けつけたいと思う。
■雨宮処凛がゆく! について
怒りのガンタンクさん
生活保護を期限付きにだと?
自分も含めて自分の仲間はみんな障碍者だから、期限付きにされたらみんなホームレスになってしまう。だからといって障碍者を雇ってくれる職場なんて少ない。だったら雇ってくれよ。生活保護なくして職場もなかったら死ぬしかないだろ。障害年金を増やすとか、雇用増やすとか代わりの道筋作ってくれないと困るんですけど(怒)
障碍者だって本音では働きたいんです。雇ってもらえないから困ってるんです。
もうテロしかないかな…。
■雨宮処凛がゆく! について
DAMAさん(37才・男性・北海道)
祝連載200回、しかし
連載200回、おめでとうございます。
しかし、連載がなければ、インターネットがなければ、生活保護のこととか、知ることもできなかったことにゾッとします。
インターネットなど、生活保護受給者に贅沢だとかいわれそうですが、インターネットでしか、知り得ない情報があるので、雨宮さんに期待しています。本当に、雨宮さんがいてくれて、良かったと思います。
■雨宮処凛がゆく! について
山田さん(女性)
ありがとうございます
生活保護受給者です。正直、知り合いから嫌味的なことを言われることがあります。怒りのベクトルが間違ってるって思うんですけど、もし逆の立場だったら自分も同じように思ったかもしれないし、自分が何を言っても説得力はないと、いつも言葉を飲み込んできました。
今回の雨宮さんの記事を拝読して、こうして声を上げてくれた方がいると知ってとても勇気をいただきました。下へ下へと圧力をかけるようなやり方では、誰も幸せになれないんじゃなかって思います。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
JUNさん(54才・男性・東京都)
応援します!
お二人の勇気と行動に感動してます。ここがロシアだったら殺されてます。お二人は今、実は重大な革命を起こされていると思う。
国民を守るための政官財報の良識的同盟守秘義務はある程度必要かもしれません。が、今回の一連報道は国民を犠牲にしたもので、絶対許せません。おしどりさん達が言われるとおり、今回の問題は原発事故が引き金となって〔権力者達の支配構造〕を、国民が露骨に識ってしまった。しかしこれからどうしたらよいのか? 解らない。そこに庶民に近いお二人が登場され、的を射た代弁をしてくれている。
私は今微力ですが、おしどりさんの行動を知人友人に伝えています。いよいよ日本人一人ひとりが、自分の身は自分で守る。覚醒した国際人へ、まさに今、やっと生まれ変わろうとしてるのだと思います。その勇気の先駆者にエールを送ります。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
アタマ噴火中さん
RHC JAPAN情報
東大医科研上昌広氏主宰メルマガ(http://medg.jp/mt/2011/08/post-8.html#more)の情報よりRHCに突撃電話。青森で測定実施で機器は2台。測定時間30分/1サンプル。南相馬の子供の検体約2000件はやると言ってました。只今の申し込み入金前後含めて尿だけで約100件。納期は2週間以内。更に母乳も始めたよ! 南相馬の納期は長めに見ているとのこと。
トラブル確実視してます。呑気な頼りない感じの会社でした。結果を知らせてその後どうするんでしょうか。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
kotoriさん(40才・女性・東京都)
内部被曝検査についてのお話
いつも興味深く拝見しております。
3歳の子供を持つ母親です。今回、内部被曝検査が出来る民間の会社についての記載がありましたが、私はとても有り難い取組を行っている会社だと思いました。マコさんの仰るとおり、不明確な点もありますが、母親としては、まずは子供の被曝を調べることが出来るということが第一ですので、早速検査の申し込みを致しました。東京大学の上先生という方とこちらの会社は旧知の仲のご様子でしたので、その点も安心出来ました。
マコさんは医学部のご出身ということもあり、知識もたくさんおありでいらっしゃると思います。今回、こちらの会社をサイト上でお教え頂きまして、大変感謝致しております。
ありがとうございました。今後とも益々のご活躍をお祈り致しております♪
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
石塚一久さん(61才・男性・神奈川県)
情報ありがとうございます。
貴重な情報ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。現政権の悪行は裁きを受けなければいけません。その証拠を積み上げて下さい。被ばくした子供たちのためにも。この国を正しい方向に導いて下さい。お願いします。
■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について
匿名希望さん(男性・沖縄県)
ケビンをハメたアメリカン大学の学生と共同通信の記者に続け!!
ケビン・メアは、「豚と戦えば両方とも汚れ、豚が喜ぶ」などと捨てゼリフをぬかしていたが、心底いい気味だ!! ケビンには胸くそ悪くなり、怒り心頭にされられ続けていたが、アメリカン大学の学生と共同通信の記者の働きによって放逐されたのには、でーじ感謝感激である。
しかしケビンを潰して満足するのではなく、これからもケビンを潰した人々を見習って、ケビンのような平和と憲法と沖縄の敵には手段を選ばず、潰せるのならば情け容赦なく叩き潰し、戦争主義者をこの日本から追放し、日本に戦争をさせないようにしなくてはならない!!
■鈴木邦男の「愛国問答」 について
タカダ ヨシヒロさん(53才・男性・北海道)
札幌でも「南京!南京!」を観たい
今春、仕事で訪中した際に、一人で南京に寄って「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」に行ってきた。アジアの人々も、日本人も、あれだけの犠牲者を出した、あの戦争に無関心ではいられないはず。しかし、一般には、あまりに歴史に無関心過ぎるのではないだろうか。そうした無関心が、侵略や虐殺を否定する意見を、知らずに後押しをしている。
あの戦争を体験した世代が老い、戦争を知らない世代が増えている今だからこそ、歴史の事実を知り、学び、考え、伝え、記録することが必要だ。まず、この映画を多くの人たちと一緒に観たい。そして考えたり、議論をして、少しでも無関心を無くしていきたい。二度と同じ過ちを繰り返さないために。
■40歳からのガンダム について
チョビさん(34才・女性・東京都)
新鮮な切り口が面白いです!
震災後のこの時期、できれば「ターンAガンダム」を取り上げていただければ嬉しいです。細かい展開は忘れましたが、核にまつわるパニックを描いたエピソードがあり、当時放映中に現実に東海村の臨界事故があり、より深刻に考えさせられました。登場人物のほとんどが、放射線の恐怖についてまったく知識がなく乱暴に核兵器を奪い合う、という設定が本当に怖かったです。
番組中盤ごろ、宇宙編以前だったと思います。もしできれば、ぜひよろしくおねがいいたします。これからも楽しみに読ませていただきます。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
TY生さん(71才・男性・三重県)
八重山地区が育鵬社の公民教科書を採択
タイトルに関した二つの声明を紹介する。
8月24日、石垣市と竹富町の歴代教育長10氏が共同代表を務める「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」は、「公民教科書の育鵬社選定に対し抗議し、撤回を求める声明」を発表。声明は「調査員(現場の教師)からの推薦もなかった教科書が選定されるのは全国で例を見ない異常、異例の選定」と指摘。育鵬社版教科書について、「沖縄の米軍基地に関する記述もなく、自衛隊礼賛、憲法改正へ誘導する内容で、八重山の子どもたちに使わせることを認めるわけにはいきません」と述べた。
自由法曹団沖縄支部の新垣勉支部長は育鵬社版の公民教科書を「憲法という視点、国民の教育権、子ども自身の学習権などに照らし合わせると、重大な問題がある」と指摘。「憲法改正という、国の根幹に関わる政治的な意図を教育現場に持ち込んだ。事実に基づき子どもの考える力を育てる教育の本質から外れている」と指摘した。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
向かい火さん(42才・男性・東京都)
報道の在り方や質について(その4)
私が報道の在り方や質に拘る一つの大きな理由はメディアの非対称性にあります。
ネットの普及によって非マスコミ人(一般市民)も不特定多数の人々に対して情報を発信する事が出来るようになりましたが、ネットとテレビなどの既存メディアでは圧倒的な力、社会的影響力の差があります。
また、ネットは双方向メディアで十分ではないにしろ反論権がありますが、既存メディアは一方通行メディアで反論権は無いに等しいです。マスコミの方々は情報収集・発信のコスト(手間暇やリスク)を、頂いている対価で補完する事が出来ますが、非マスコミ人は基本的にそれがほとんど出来ません。
また、大手メディアは個人情報保護法の適用外など様々な特権によって保護されていますが、非マスコミ人はそういった特権によって保護されていません。
ゆえに、マスコミの方々は発信している情報に関して、非マスコミ人よりもより重い社会的責任を負っていると思います。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
にむさん
ピークシフトで発電所削減
時代とともに電力消費量が増加しない社会を仮定した場合、その社会では全体の電力消費量を変えなくても、ピークシフトだけで発電所の数を減らせます。発電所の数はピーク時の電力需要で決まっているからです。例えば、過ごしやすい季節の祝日・休日(ゴールデンウィークなど)を夏にシフトすることができます。
蓄熱を利用する方法もあります。夏の夜、ヒートポンプで作った冷熱を蓄熱槽に蓄えておいて、昼間の冷房に使うことができます。夜間は昼間より気温が低いため、ヒートポンプの効率が上がります。たとえ従来と同様に冷房を使っていても、電力消費を夜間にシフトすることで、電力供給に余裕が生じます。発電設備の利用効率が高まれば発電コストは下がり、利用者の負担は軽減されます。
ただ、電力化率を下げるためには、なるべく電力を熱源として使わない工夫が必要になります。電力で暖房や給湯を行うことは、なるべく控えた方がよいのかもしれません。
被災地支援や原発の問題についてもほとんど語られないまま、
民主党代表選とともに「野田新首相」が誕生。
言い古された「主権者不在」の言葉を、
今ほど強く感じたことはありません。
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