マガジン9
憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
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みんなのこえ
vol.291
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7月6日から12日に届いたご意見から■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
いちいみかさん(女性・滋賀県)
おしどりさん、すばらしい!
「脱ってみる?」は、本当に素晴らしいですね。吉本の芸人さんにこんなすごい人がいたとは!!! 感動です。ユーモラスに冷静に、真実を追究して、どんどん聞きにいく姿勢に感動です!!!
そして、政府の役人のものすごいひどさがよくわかる…。何も考えてないんですね…。素晴らしいレポート、これからも楽しみにしてます。私も脱ってみます!!!
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
analogobasanさん(女性・京都府)
大株主様
東京都が一位かと思ってたら違ってたよねー。保険会社が一位二位というのもなんだかねー。国民ってつくづくなめられてるなー。
「会社」って何なんだろう。不出来なパートのおばちゃん時代にふと思ったな。誰が誰のためにあるいは何のためにやっているのかなー。必ずしも社長とかって人のものでもないらしいし。なんだか「主(あるじ)」の実態が見えないのが会社ってものなのかなー。で、その姿を見せない主が株主様なのかなー。
いまさらって感じですけど。この世の仕組みは中高生のころに社会科である程度学習しとかないとね。中高年になってからじゃ理解に時間がかかりすぎる。あるいは理解できない^^;
所詮ワタシの感覚なんて、商店街の規模だからねー。八百屋のオッちゃんとか、パン屋さんとかのわかりやすさ。経済ってものには大企業さんて必要不可欠なのだろうけど、ちっちゃいお店のほうがシンプルでいいなあ。
おしどりさん、今回もありがとー。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
ドルフィンダンスさん(49才・男性・神奈川県)
松木龍氏の発言について
今回の大臣の横暴な発言。あれはわざとではないでしょうか?以前、菅首相が原発の是非をめぐる国民投票をやるつもりという発言をしましたが、その前に辞めさせようとする力が働いているように思えるのです。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
Bangkokより愛を込めてさん(海外)
もっと情報知りたいです
友達がミクシーのつぶやきにコピペしていたので、「脱ってみる?」を拝読しました。私も勉強不足なので、わからない用語や質問内容もありましたが、これからも拝読し、私の意見が書けるように、私も勉強します!! ちなみに私は脱日本、3年前に果たしましたよん☆ でも、家族や親友が日本に居るからねっ☆
■鈴木邦男の「愛国問答」 について
山田 晃さん(41才・男性・大阪府)
「新・言論の覚悟」amazonで買って読みました。
キミは「右か左か?」「原発か反原発か?」
「バーガーとご一緒にポテトをつけるか否か?」・・・
生きてると、いろんな「2択」を迫られて疲れてしまうことが多いのですが、鈴木先生の本を読んで、だいぶ心が軽くなりました。
■雨宮処凛がゆく! について
TokiNoKawaさん(47才・男性・愛知県)
水俣病と福島原発事故との共通点
水俣病と福島原発事故の共通することと言えば、原因企業がその地域の雇用に貢献していたために、その地域の中で反対派と推進派に分断されてしまったこと。このことはある週刊紙が原発特集の中で指摘していることなのだけど、もし反対派の意見が大きくなっていれば、早く被害を食い止めることが可能であったかもしれません。
どちらも「因果関係が証明できない」という理由が被害者の救済を遅らせ、被害を拡大してきたことを忘れてはならないと思います。そして、一番考えなければならないことは、税金の使い方次第で別の形で雇用を作り出すことは可能であるということ。
■雨宮処凛がゆく! について
kyodoさん(36才・男性・埼玉県)
労働組合とスケープゴート
私は今世紀初め頃、出版関係の組合に属していた。だが、そこの役員やその事実上の同調者たちに、デッチ上げの内容で部屋に軟禁された上で、査問紛いの仕打ちに遭い、まもなく組合から放逐された。いまだに末恐ろしい感覚が残っており、詳細は述べないが、その査問紛いの一年前にある出版社の不当解雇にたいする争議への報復らしい、とみている。その出版社は左派系の名だたる出版物を数多く出しているところだが、入ると営業部長の専制的支配と情実人事の成れの果て、といった感じの酷く腐った職場だった。
■雨宮処凛がゆく! について
nakoma2012さん(37才・男性・東京都)
経済停滞期に於ける無条件的恒常的雇用の提言について
バブル経済期から90年代不況、つかの間の「なだらかな」緩慢な好況、そしてリーマン=サブプライム金融危機後の低落と東日本大震災と大津波と原発爆発的事象と放射能拡散…。
この十数年間の経済的低迷に伴う消費と賃金の傾向的低下とは、更なるデフレ圧力と正規雇用の解体と収縮の連続をなしてきた。個別的労働市場の収縮と更なる恫喝的採用圧力と参入障壁によって、比較的大量の恒常的失業・無業者を産出してきたのが、90年代後半〜2000年代の労働力と雇用をめぐる概観的スケッチであろう。
さて、今更「スキルアップ」なる自己投資と自己研鑽に相当程度の力能を投下したとしても、結果は個別的労働市場の「私情」的事情を絡ませながらの、毎度ながらの徹底的排除が待っている。そこで、この差別的排外的視野狭窄的労働市場改革である。それは、無条件的に個別労働力を通過させ、かつ恒常的にこの生産=流通サーヴィスのシステムに留まらせる事である。
■雨宮処凛がゆく! について
白クマさん(56才・女性・神奈川県)
原発の怖さをもっと知らせよう!
先日来の原発反対のデモ、若者が多く、頼もしく思いました。原爆の悲劇等、訴えて来ても、又、悲劇が起きたのです。石原某奴は、父親と同じく、嫌な奴になりましたね。自分の愛する子供なら、いの一番に疎開させるでしょうに。
とにかく、ヒステリーでも何でもいいから、福島の子供達だけでも避難させてあげて欲しい。チェルノブイリについて調べましたが、日本は状況把握が、甘すぎます。子供達が大人になったとき、私はなんて言えばいいのか。それと御用学者の無責任なこと、万死に値します。
■パンにハムをはさむニダ について
ごんたさん
信じない自由
連載第30回に登場するカン・イソク氏の話を、ミッション系の学校に通っていたという友人にすると、「強者だね〜。私や同級生も先生に『この学校を選んだ時点でうちのやり方に従うことを了承しているのと同然だから、礼拝は当然』と言われてムカついてたけど、しょうがないと思ってたよ。ただし、日の丸と君が代は、神様でなく天皇を崇拝することになるから、うちでは掲げも歌いもしません、って言ってたけど」とのこと。
信じてもいないものを強制される点では、君が代も賛美歌もこの場合同じだなと思いました。時々宗教の勧誘に来る人がいますが、その時いつも、思想信条や信教の自由と同様、信じない自由も認めてくれよ、憲法に付け加えてくれ〜、と心中で一人、叫んでいます。
■やまねこムラだより について
TY生さん(71才・男性・三重県)
橋下大阪府知事は内心の自由の大切さを知らず、教育の本質も知らない
「やまねこムラだより」第65回はSさんという君が代斉唱時起立せず不当な扱いを受けた先生について書かれた。Sさんの語る言葉を紹介。「教育とは何でしょうか。上から命令を下し人を従わせること、それは教育ともっとも遠いところにあるものです」「上意下達のシステムを作り上げ、貫徹するためには邪魔になる者は押さえ込んで当然とするやり方は、そのやり方が間違っていたときはどのような責任をとるのでしょうか」。
橋下徹大阪府知事は、教育の場においても、均質の製品を作る企業と同様の上意下達のシステムを肯定して概略次のように述べる。「君が代斉唱時不起立をもって自分の歴史観を子供たちに伝えるというのは言語同断だ。日本の教育行政はマネジメントできる状態ではない。その象徴的事象が君が代問題。今年も拒む教員がいた。これは教育委員会が現場をマネジメントできていないからだ」。橋下知事は内心の自由を認識せず教育の本質も知らないようだ。
■被災地とつながる について
マヌラさん(54才・女性・宮城県)
あれから4ヶ月。きのうも強い地震があり、生きた心地しません。いつも揺れている感じがします。
私の家は、津波被害もなく、家にヒビが入った程度ですが、今、放射能の恐怖とたたかっています。あきらかに放射能汚染されています。70キロしか原発から離れていません。娘は、福島市に勤務しておりましたが、線量が余りにも高く、退職。しばらく鼻血が続き、乾いた咳が治まりません。
近辺は、0.4マイクロ毎時ぐらい出てます、線量。宮城も汚染されてるのに、知事は知らん顔で、復興会議に忙しい。一体なにを復興させるのだ?
■今週の「マガジン9」 について
みどりさん(50才・男性・神奈川県)
スポーツには人を勇気づける力があると思います。
「東京五輪に反対する理由」について。
スポーツが人を勇気づけるには、条件があります。それは、試合に勝利することです。勝利は価値あるものだからです。
しかし、これは一方では、敗者の落胆を生み出します。故に、スポーツにおける「勇気づけ」とは「他者の落胆」という犠牲を生むことを伴うことに注意しなければいけないと思います。そして僅かの「勇気」のために、数多くの「落胆」を生むというのが現実です。故にこのような「勇気づけ」が良い意味での「勇気づけ」なのか、私は疑問に思います
スポーツは「勇気」というよりも、ただ「興奮」に酔いしれることが目的ではないでしょうか。理性を失い、激情しているスポーツをする人、見る人をみると「勇気づける力」とは無関係に私には思えます。
都知事が性懲りも無く、再度五輪招致に動くのは、スポーツに過剰に「興奮」しているだけのように見えます。震災は招致に付加価値をつけるために利用しているだけのようです。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
向かい火さん(42才・男性・東京都)
メディアリテラシー(メディアを批判的に読み解く能力)について
メディアリテラシーを強調すると、ジャーナリズムの問題【虚偽報道、偽装報道(やらせ)、悪質な偏向報道、いい加減な報道、イエロージャーナリズム、権力との癒着など】をスポイルする事になるので、あまりメディアリテラシーの事は言いたくないのですが、メディアリテラシーで最も重要な事は自分のメディアリテラシーを疑う事だと思います。
人間というのは弱いもので、自分の考え方にとって都合の良い情報は真実だと思い、自分の考え方にとって都合の悪い情報はインチキな情報だと思いがちで、私も含め、自分で考えているほど自分のメディアリテラシーは高くないものです。
メディアの情報を疑っても、自分のメディアリテラシーを疑わなかったら、客観的根拠の乏しいいい加減な情報や、かなり偏向した情報を鵜呑みにしてしまう事が多くなると思います。
ただ、報道に関しては人々にメディアリテラシーを要求・期待するよりも質を高くするべきだと思います。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
にむさん
過剰な節電は不要?
東電が電力使用率を恣意的に高く見せているとする記事がありました。
http://www.mynewsjapan.com/reports/1453
週刊東洋経済6月11日号の、『「節電しないと今夏、大停電」もウソ』と題されたコラムの中で原子力資料情報室の西尾漠共同代表の見解が紹介されていました。
「西尾氏によると、昨夏のピーク需要量約1.8億キロワット(原発を持たない沖縄電力を除く9社合計)のうち、原子力が担ったのは計算上、わずか1500万キロワットで、約1.6億キロワットは火力や水力が担った。今夏は需要が昨年を下回ると見られるほか、火力を増強しており、原発による発電量が相当絞られても堪えられる計算になる。冷夏だった09年は、原発をまるで使わずに最大電力が賄えたという」。
無理に節電する必要はないと思います。特に暑さに弱い、高齢者、子ども、病気の人などは、冷房の使用を抑制すると危険です。
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- 伊藤真の「けんぽう手習い塾」リターンズ
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