マガジン9
憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
|「マガジン9」トップページへ|「みんなのこえ」バックナンバーへ|
みんなのこえ
vol.290
110706up
6月29日から7月5日に届いたご意見から■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
菊地原 博さん(57才・男性・東京都)
とても面白いです
おしどりマコ・ケンさん
広告関係のライターをやっています。おふたりでどんな風な漫才をやるのか知りませんが、360度すべての方角、上から下までを見回した取材・レポートはとても面白く、色々なことが見えてきます。特に、東電株主総会はよかったです。
あまりお金にはならないかもしれませんが、「芸の肥やし」になるとよいですね。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
Gromitさん(38才・女性・福島県)
おしどり大好き
毎日、放射線降り注いでいる福島県で、統合対策本部会見をユーストリームで観てます。
今回のおしどりさんのやってる事に対して「レポートしてる気になってる」って本来、メデイアの仕事ってそういうことなんじゃないですかね? 強い方の立場だけに立った報道なんて、いらないですよ。
東電の記者控え室でTVで株主総会の中継を見ていて、株主の方が「脱原発をやって、東電を発展させてほしい(みたいな内容)」という発言を聞いて、大手マスコミの記者は失笑したらしいですね。
おしどりさん 原発の記者会見で有名になっちゃって、twitterでいろんな方に色々言われますが、そんな方々より応援してる人の方が、全然多いと思いますので、p(*^-^*)q がんばっ♪
福島県より応援してます。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
analogobasanさん(女性・京都府)
はじめてのかぶぬしそうかい
まず…杖ついた小柄なおじいちゃんがひとりよろよろやってはるのかと思ったら、ちがったー!いっそすがすがしいくらいの裏切り(笑)。なんて恰幅のいい、度胸満点のステキな、おじいちゃんらしからぬおじいちゃん。ナイス。
株主総会は出来レースだとたくさんのツイート。形だけはやっとけニッポン、がお家芸。でも、「ムダな抵抗」とせせら笑う東電側にくらべて、株主の方々のお言葉は聞き応えありました。とくに紀藤さんよかったなー。株主さんていろんな人がいてはるのね。ケンちゃんの号泣? と思ってたけど…なるほど。^^;
みんなで株主になってもの申す、というアクションはいいですよね。今回九電も緊急でその呼びかけが^^。たしかに大口にはかなわへんけど。あちらさんそこに胡坐かいてたら、そのうちひっくり返されるかもね。株をいっぱい持ってる人は実は少数やしね。ビンボ人のほうが数的には勝つもん。じわじわ国民投票へ…うふ。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
zundareさん(41才・男性・東京都)
実に面白い
おしどりさんのレポートをあっという間に読み終えました。
大手メディアの原発報道を見ていると、最近の記者は馬鹿だったり、勉強不足だったり、立場にあぐらをかいているのだろうと思っていましたが、そういった自称ジャーナリストどもより、おしどりレポートのほうがはるかに優れている。私自身もメディアに関わる(“協力企業”です)仕事をしてはいますが、取材力・行動力ともにお二人に全く負けていると思いました。柔軟な表現力も見事なもので、書かれていることが強く印象に残ります。これらは、芸人修行の中で培われてきたものなのでしょう。大企業マスコミの社員にはない力ではないでしょうか。
今後も注目しております。私もお二人に負けないように、まずは「脱・自分」を目指したいと思います。
■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について
堀江 鉄雄さん(63才・男性・神奈川県)
良いリポートをありがとう
二十数年東電株主総会に出席、発言してきた者です。今回の総会は今までの総会とは全く異なったものでした。
そこに参加された方々の素朴な声を聞きたいと思っていました。記者会見での情報しか流さないマスコミ、裏を取らないマスコミは「記者」とは言えません。現場百回ではないですが地道なレポートにこそ「気持ち」を読み取れます。また、記者の価値観も表れるものです。愉しくやって下さい。
■下北半島プロジェクト について
ワンニャンさん(59才・女性・東京都)
Y子ちゃん A子ちゃんがんばれ
福島の原発事故がおきて、初めて東京の電力が地方から送られている事を知った大馬鹿ものです。遅すぎた反省ですが、脱原発デモに参加したり原発にかかわる企業・政治家にメールしたり、次の福島を作らないためにやれる事はないかと考える毎日です。
Y子ちゃんA子ちゃん、今までぼおっとしていた人間でも目覚める時はあるのです。情報をばんばん出してあきらめきっている人々に活力をあたえましょう。世の中は変わります。お金に振り回されない、支えあい分かち合い助けあえる社会を作っていきましょ。美しい下北を取り戻しましょうね。
■この人に聞きたい 肥田舜太郎さんに聞いた について
宮島 裕子(ゆうこりん)さん
私たちの運命は。。。
講演会のお知らせから、こちらの記事を拝見しました。
核廃絶したいのに、電力会社の株主・政治家・マスコミ・プラントメーカー等々(金の亡者)が脱原発にうんと言いませんね。菅総理も散々言われていますが、脱原発を薦めようとがんばっているのに…。
ところで、先生の記事を読んで、幼い子供たちを抱えた私は何をして子供たちの未来を守ればよいのか分からず、とても不安に思いました。不安は不安を呼びますから、何か安心できる情報も欲しいです。
先生は、被爆されているのに長寿でいらっしゃる。何か実践していたからなのか、それとも単なる運命なのか。子供たちを被曝から守るためのノウハウがあれば、記事にして教えてください。
■B級記者どん・わんたろう について
足柄山の金太郎さん(43才・男性・東京都)
原発反対派と原発賛成派の議論など全く意味がないなぁ
どちらもなるほどなと思わせる? おいおい、大丈夫? 議論って、この期に及んで何を議論するのか? 言葉は悪いが、このような「評論家」たちはどこか他の惑星に住んでいるんじゃないかと思う。
仮に議論をというのであれば、被曝の影響を最も受ける子供たちや膨大な核のゴミを管理しなければならない将来世代も交えなければうそでしょう。原子力を選択したことに全く責任のない人たちが現世代のツケを払わなければならないというのは非常に不条理なことですね。もちろん、このような議論は実現不可能だが、それが原子力の本質というもの。
そのような認識のない人たちが(原発反対であれ賛成であれ)、いくら観念的な議論を重ねても全く無意味であろう。
本当に責任のある議論をするのであれば、まず最初にやることは原発を全て止め、次なる破局的事故のリスクを出来る限り軽減し、核のゴミをこれ以上垂れ流さないようにしてからにするべきだ。
■時々お散歩日記 について
かぜさん(58才・男性・鳥取県)
企業と株主
最近マスコミで電力会社の総会での、株主の「脱原発派」と現状維持派の意見が新聞に載っていたが、いくら脱原発を主張しても、安全より目先の利益を求める株主の姿を見るにつけ、しょうがないと思いながらも、結論として、それが「ブーメラン現象」となって社会に及ぼすことを歴史から学んだ人々が活動の継続によって、社会が少しずつ改革されていると思う。
歌の「ひとりの小さな手(一人の手)」をおもいだした。
■パンにハムをはさむニダ について
マヌラさん(54才・女性・宮城県)
どさくさにまぎれて
被災した宮城県のものです。戦争中みたいな気がしています、今。がんばれとばかりいわれて、被災者はがんばるとしかいえない。
東北の人間は、ガマン強いといわれるけれど、それは違う。そうスリコミたいだけです。政府がマスコミを使って。自衛隊が南三陸町から昨日撤収しましたが、隊員が寄せ書きをもらって涙ぐんでいました。そろり、そろり、自衛隊アレルギーをなくそうとしているようで。宮城県知事は防衛大出身です。
自衛隊の車をとにかくよく見かける。怖いです。戦争は嫌です。どさくさにまぎれて、自衛隊がいま。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
新型ガンタンクさん
社会が気に入らないなら…。
愛国とか反日とかいう言葉に騙されてはいけない。日本は民主主義国家だ。国民一人一人が主人公だ。社会のルールが気に入らないなら、ルールを変えればいいんだ。
生存権が脅かされそうになっている。どんどん社会が貧しくなって、戦争になるかもしれない。でも、僕たちはいやだって言っていいんだ。金持ちや政治家の言いなりにならなくていいんだ。
偉い人たちが日本を作ってるんじゃない。僕ら一人一人に社会を作り上げる権利がある。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
ぽんさん
ありがとうございます。
「声を上げないことは、賛成することになる」という気持ちでがんばってきましたが、ときどきつらくなっていました。そんなときに、こちらのサイトを見つけて、明るく、でもつよい覚悟を秘めて、実際にたくさん行動をしてくださっていることに励まされました。今できることを見つけ続けて、がんばりたいと、また思えました。ありがとうございました。尊敬しています。これからもがんばってください。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
TY生さん(71才・男性・三重県)
アジア・太平洋戦争を肯定する教科書
沖縄慰霊の日の戦没者追悼式で中学2年生嘉味田友香さんは次の詩を朗読した。
「私はもう一度写真を見た/みんな笑っている/幸せそうに笑っている/愛する家族がいたはずだ/たくさんの夢があったはずだ/奪った戦争を/私は許さない」
この詩は個人の視点から国家の戦争を捉えている。沖縄は戦争の惨禍をしっかりと子供に教えてきた。
だが現在、文科省の検定が通り、自民党が採択働きかけ運動をする二つの教科書の自由社版と育鵬社版の教科書は、太平洋戦争を旧軍部と同じ呼名で大東亜戦争と呼び、その戦争観は、自由社版は日本を守るための「自存自衛」「大東亜共栄圏の建設」の戦争だった。育鵬社版は戦争目的を「アジアの国々の解放、大東亜共栄圏の建設」であったと子供たちに教えようとしている。アジア・太平洋戦争は日本国民310万人、中国の1000万人を含めて1800万人余りの命を奪っている。戦争の真実を教えず国際的には通用しない戦争の大義を唱える。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
マングースさん(男性・東京都)
中国が日本の技術で新幹線売り込み
中国の企業が、日本のJR東日本、川崎重工から得た技術供与をもとに作った新幹線を独自技術として米国で特許申請するなど、外国に売り込みをかけているという。先に、中国から日本企業に新幹線の引き合いがあったとき、同時に極秘の部分を含めた全ての技術供与を求められたゆえJR東海は辞退したのだが、JR東日本は乗ったのだ。
他国の技術を利用して商売する中国企業にも腹がたつし、ましてこれで特許申請など言語道断だが、このような目先の利益ほしさに、国の将来を考えず何でも相手の言いなりに差し出してしまう一部日本企業の姿勢も厳しく糾弾されねばなるまい。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
森正樹さん(48才・男性・東京都)
護憲派を自己批判する
怪獣映画でやられっ放しの弱い自衛隊を見慣れた日本人には軍事大国日本の姿はピンとこないし、「溜池通信」の言う通り官僚体質の強い日本が一旦軍事大国化すれば軍縮は難しいから、何とか9条は守りたいものです。
しかし日本の国防費のGDP比1%枠は世界的には異例に低い数字で、自衛隊の予算・人員は現状の2倍の10兆円・50万人でもおかしくないのです。
護憲派はアメリカの戦争を憎むあまり、日本にとって脅威であるソ連・北朝鮮・中国を美化し、敵を間違える誤りを犯してきました。中国と経済関係は深めるべきだが、南シナ海でベトナム等と紛争を起こしている中国が、将来東シナ海でも似た問題を起こすのは想像に難くありません。
護憲派は米軍基地・思いやり予算等に関して政府・アメリカを批判するが、非武装中立論に残念ながら説得力がない以上、基地をなくすには改憲・自主防衛しかないし、アメリカが日本を守るのはせいぜいあと20年だそうです。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
向かい火さん(42才・男性・東京都)
公共的メディア(公器としての報道機関)の在り方について
「ニュースキャスターの使う言葉の一言一言を取り上げたくなります。彼らは、何千何万のテレビ視聴者の前で、自分が引き起こしかねない困難や重大な結果、それによって負うことになる責任を少しも自覚することなく、軽はずみな事をしばしば口にします。彼らは、自分達の責任をわかっていないし自分達がそれをわかっていないという事をわかっていないのです。それらの言葉は物事を作り上げます、幻想の産物、恐怖、嫌悪、何よりも物事の誤ったイメージを創り出すのです」(ピエール・ブルデュー著『メディア批判』より)
私はテレビや新聞などの社会的影響力が極めて大きく、かつ公共性の高い公共的メディアと、それ以外のメディアを分けて考えるべきだと思います。それ以外のメディアに関しては名誉毀損的な情報以外は言論・表現の自由を最大限尊重すべきだと思いますが、公共的メディアに関しては正確性や公正さや客観性や人権を最大限尊重すべきだと思います。
■その他、感想、ご意見、ご要望 について
にむさん
契約アンペア数を下げてみる
節電の必要性が盛んに言われていますが、家庭の契約アンペア数を下げることについては、あまり言及されていないように感じます。
この機会に日本中の家庭で契約アンペア数を見直して、不要に高いアンペア数であれば可能な範囲で下げてはどうでしょうか。社会全体の電力需要量の上限を基礎的に下げることができると思います。電力会社は、そのデータを基にして必要な発電設備の容量を再検討してはどうでしょうか。
契約アンペア数が一定水準以下の世帯に特典を与えるということも考えられます。例えば、何らかの限定商品を購入できる権利を得ることができるなど。
佐賀県の玄海町長が、
停止中の玄海原発2・3号機について、
「運転再開了承」を九州電力に伝達。
町民への説明もほとんどなく、
反対の声をあげる人たちも多い中で、
「一定の理解が得られた」とは…。
福島の事故からも、何も学ばなかったのか? と、
暗澹たる思いになります。
マガ9のメルマガ
↑メールアドレスを入力して、ぜひ『メルマガ9』にご登録ください。毎週、更新ニュースを送らせていただきます。/Powered by まぐまぐ
登録解除はこちらから↓
マガ9対談
「マガ9」コンテンツ
- 立憲政治の道しるべ/南部義典
- おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」
- 川口創弁護士の「憲法はこう使え!」
- 中島岳志の「希望は商店街!」
- 伊藤真の「けんぽう手習い塾」リターンズ
- B級記者、どん・わんたろう
- 伊勢崎賢治の平和構築ゼミ
- 雨宮処凛がゆく!
- 松本哉の「のびのび大作戦」
- 鈴木邦男の「愛国問答」
- 柴田鉄治のメディア時評
- 岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』
- 畠山理仁の「永田町記者会見日記」
- 時々お散歩日記
- キム・ソンハの「パンにハムをはさむニダ」
- kanataの「コスタリカ通信」
- 森永卓郎の戦争と平和講座
- 40歳からの機動戦士ガンダム
- 「沖縄」に訊く
- この人に聞きたい
- ぼくらのリアル★ピース
- マガ9対談
- 世界から見たニッポン
- マガ9スポーツコラム
- マガ9レビュー
- みんなのレポート
- みんなのこえ
- マガ9アーカイブス