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みんなのこえ

vol.248

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8月4日から10日に届いたご意見から

■中島岳志の希望は商店街 について

nyanko_nさん(35才・女性・北海道)

発寒商店街の夏のお祭り行って来ました。

8月7日、中島先生が自ら再生に取り組んでいる「発寒商店街の夏のお祭り」へ行って来ました。
派手な看板やちょうちんがあるわけではなく、ぱっと見地味な感じなのですが、ほかの地域のお祭りにない「安心感・居心地のよさ」というものを感じました。こうした地域のお祭りは、内輪で楽しんでいてなかなか外部の人は入りこめない雰囲気の所が多いのですが、遠い町から一人で来た私に対しても暖かく迎えてくださり、気持ちよくすごすことができたということです。中島先生はこの商店街をどんな立場の人でも、安心して気持ちよくすごせる場所にしたいんだなあと、その想いが伝わりました。
中島先生の講演があり、その中で飛び入りで参加した畠山理仁さんのお話もきくことができました。こんな暑い中、汗だくになってお話ししてくださった中島先生、ずっとユーストリームで先生の講演を中継してくださった畠山さん、ありがとうございました。

■中島岳志の希望は商店街 について

うしぱんださん(37才・女性・北海道)

橋下徹研究に期待

中島さんは先の参院選の際にはローカル局の報道番組に出演されたのですが、当選した議員への質問がとても鋭くて、私たちはこんな考えの人を選んでしまったのだと驚きました。今度は投票前にインタビューしてほしいと切望します。
そんな中島さんの橋下徹研究。とても期待しています。なんであんなに引っかかるのか、人気があるのがよくわからない。好き嫌いではなく周りの人に伝えられる手がかりがつかめたらいいなあと思います。

■B級記者どん・わんたろう について

にむさん

地デジ自体、必要なのでしょうか?

放送のデジタル化は必要だとしても、地上波放送をデジタル化する必要はあるのでしょうか? ウェブでの番組配信や衛星デジタル放送で十分だと思うのですが…。
地方民放局は電波の利用料(場所代)で利益を得ているので、衛星デジタル放送が主体になると大きく減収するそうです。地デジ化は国民の為ではなく、地方民放局と家電産業の為に行う公共事業ではないでしょうか。衛星デジタル放送だけなら、200億円程度で早期に完成していたそうですが、地上波放送をデジタル化しようとした為に1兆円以上のお金と、10年もの歳月がかかってしまったという指摘もあります。
電波は有限の資源なので、際限なく使うことはできません。世界的・将来的には、テレビ放送の周波数帯を減らして、無線インターネットに割り当てる流れになるのではないでしょうか。日本が今、大胆な電波の開放を行えば、ICT産業を中心に経済が急成長し、利用者の便益も大きく高まると思います。

■雨宮処凛がゆく! について

エビータさん(21才・女性・愛知県)

〜「就活」不条理劇場〜の感想

現在大学4年なのですが、私も就活ができないでいます。働かなきゃダメだってわかっていても、説明会回りだの、自己アピールだの、SPIテストだの、考えただけで体がこわばり、気が遠くなってしまうのです。「これっておかしいんじゃないの?」と薄々思っていたのですが…
でも、これが当たり前のことだと思われているのが怖いです。そのために、私は周りからおかしいと言われているのです。それが悔しくて…
たとえつまずいても、働く意欲さえあればまたチャレンジができる。そういう寛容さがあればいいのにと考えています。新卒じゃなければろくに就職できない世の中なんておかしいです。

■雨宮処凛がゆく! について

パンさん(40才・男性・東京都)

大阪の事件は胸が痛む

大阪の事件は痛ましいという言葉を超えている。これを知って心が壊れそうになった。何で助けることができなかったのかと体が震えるほど腹が立った。
シングルマザーの生活の過酷さは超壮絶。社会はそれを無視するのか。
児童虐待はその道の専門家の介入が必要なはず。それができていない日本。アメリカは警察が介入するのに。何だ、この国は、と思う。
雨宮さんのいうように、この国に安心して子育てができる社会制度が必要と自分も強く思う。

就活の面接はそのように壮絶なものだとはじめて知った。
自分は就活したことがない。卒業後、アホまっしぐらの人生。そんな自分はそんなこと全くできない自信がありまくる。
アホアホまっしぐらの俺ですが、何とか働いて生きて行きたいのですが、ダメですか? と社会に尋ねてみても、そんなのしらねえと冷たくあしらわれるだろう俺は四十の初老。うーん、やばいぞ! と思うが、どうしようもない。アホは治らないし、治せない。

■雨宮処凛がゆく! について

すーさん

すーです。

私は、25歳の男で、現在大卒のフリーターです。
大学へは、映画を作りたいと入学し、学んできましたが、一位・成功を目指せ、という風潮に吐き気がするこほどの疑問を感じ、映画を辞めました。

もし自分が20代前半で経歴を書くとしたら「いじめられてリストカットして追っかけしてました」しかない。(雨宮さん)
私もそうです。大学受験時のうつ病、どんな映画を作るか酒に走ったこと、映画館に通いつめたこと以外、なにも無いです。
20歳になったばかりで、今よりもっと若かった私は大学へ行かせて貰うのに勉強半ばで就活をしなければならない、というのが非常に疑問で、就活をろくにせず、映画とは何か煩悶し続けてしまいました。
以上のことはもう終わった過去のこと。変えられません。これから仕事を探すにもどうすればいいのでしょうか。

■雨宮処凛がゆく! について

nineさん(46才・女性・広島県)

拝啓 雨宮処凛様

いつも楽しみに拝見しています。大阪での育児放棄、私の意見も雨宮様と同じです。事実私も支援など頭にもなく、2ヶ所以上のバイトの掛け持ち、所持金が5円とかザラでした。やっと福祉課へ辿り着いても水際作戦で追い返されました。他の相談先さえ教えてもらえませんでした。ずっと死ぬ事を考えました。今は働けません。自立支援金、借金しています。子供の奨学金もです。

■雨宮処凛がゆく! について

和田 豊さん(50才・男性・新潟県)

過剰な効率・金拝主義はやめて!

私も大学を卒業して、人間関係やノルマ等の理由でたびたび職場を変え、変えるたびに何回職安かよっても仕事は見つからないし、運良く見つかっても前職場より働く環境や待遇は悪くなるばかり。
みんながお金があれば幸せと考えているわけではありませんよね! 給料は少なくても人間関係のよい、ゆっくりと仕事をしても良い職場だってあってもいいじゃないですか?
本当に経済って右肩あがりでなければいけないの? 借金をいっぱい作ってしまったし大企業の事ばかり考えてるからそういう事ばかり言ってるような気がします。穏やかに生きさせてくれ!

■雨宮処凛がゆく! について

ドグラ☆マグラさん(27才・女性・東京都)

家族制度の崩壊

シングルマザーの育児放棄にしても、所在不明の高齢者の問題にしても、いかに家族の繋がりが弱くなったかを感じさせられました。
ひろさちやさんの本に、日本ほど家族をないがしろにしてきた国はない、と書いてありました。大家族制度があった頃は人はあまり孤独を感じることもなかったし、誰かが失業しても家族がたくさんいればどうにかなった、だけどそれだと皆が家長の言うことばかり聞いて政府が直接一人一人を支配することが出来なくなるから、自民党が相続税や年金制度を導入して家族を分断していったのだ、と。
雨宮さんは孤立感から右翼に行かれたそうですが、それこそ国の狙っていたことかもしれません。国民の不安や憎悪を煽れば、民意を簡単に操作することが出来ます。個々の繋がりが分断されるほど、国民はマスコミに惑わされやすくなり、世の中は全体主義に傾いていきます。

■マガ9スポーツコラム について

外野席さん(男性・東京都)

「今日のイチロー選手」って面白いですか

いつも不思議に思っていました。
イチロー選手のヒット数と打率を報告するニュースをどれだけの人が関心を持って読んでいるのだろう。
野球のニュースで一番重要なのはどっちのチームが勝ったかだ。イチローのニュースを読んでも最後まで、結局マリナーズが勝ったかどうかが分らないものが珍しくない。
野球に関心がある人だったらいらいらするのではないか。
また同じヒットでも状況によって価値が違う。逆転のチャンスに走者を置いて打ったヒットは価値が高いけど、大きく離された状況で打った内野安打はあまり意味がない。
そしてマリナーズ中心のメジャーリーグ報道も不思議だ。首位から遠く離れたチームを熱心に追いかけても、ファンも退屈なはずだ。
ファンの声を聞いて改善して欲しい。

■マガ9スポーツコラム について

弁天小僧さん

No.026:「今日のイチロー選手」って面白いですか?」記事

「彼らの活躍は日本人の誇り」

媒体が選手の活躍を取り上げ市井の声を伝える中、こうした大衆の自己投影を耳にする事は珍しくない。娯楽分野において世界的な知名度を持つ事が稀である日本人の観念からすれば、こうした共感は当然あるに違いない。
だが少々意地の悪い捉え方をすれば、「偉いのは努力した彼らであって、そんな彼らとは何ら面識も接点もないあなた方がそれを誇りに思うのは虫が良い話では」と言う事もできる。
ご指摘の、勝負ごととしての評価・観戦情報を度外視した、「日本人である事に」焦点を絞った報道は手段の自己目的化であり、時に勝負師である選手らの意識からは外れた愚問、愚考の源泉と成り得る。素人の思い込みを最優先した関心事自体、競技者としての彼らに失礼な話だ。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

山やまさん(34才・男性・山形県)

「沖縄へ」の本

地元の同意無しに、ずるずると時間だけが過ぎて行く基地問題。先送りは日本のお家芸ですが、沖縄に暮らす現地の人のことをぼくはよく知りません。ニュースが沖縄を取り上げるのは、また締め切り間近になってからでしょう。
でも、こうしている今も、山形にも沖縄にも同じ時間が流れている。沖縄のことについて、もっと知りたいと思います。日本のことを考える=日本とアメリカの関係を考える上で、避けては通れない問題だからです。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

まどねこさん(女性・石川県)

『この人に聞きたい』でダグラス・ラミスさんが「沖縄と9条と日米安保」について語っていたのは、もう3年前のことですが、「戦後60年間、9条の存在を保障してきたのは、沖縄の軍事基地化」というラミスさんの言葉は、ずっと抜けないトゲのように気になっていました。この間の普天間基地問題で、ようやくその言葉の意味が分かってきたような気がしています。
「それにしても、もっと沖縄のことを知らねば…」と思っているところです。

今週の「マガ9」は、
コンテンツ盛りだくさんの「合併号」でお届け。
夏休み中な方もそうでない方も、
じっくり読んでご感想をお寄せください。
次回の更新は8月25日(水)です。

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