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12月23日から1月5日に届いたご意見からぽっちんさん(48才・女性・東京都)
「マガジン9条」いつも楽しみにしています。
先日行われたアフガン問題の国際会議の内容は気になっていたので、知ることができて良かったです。
巡視船建設計画は知りませんでした。実のない政策は辞めてほしいと思います。
「日米同盟」についての報道については、まったくその通りだ!と思っています。マスコミの報道は鵜呑みにしない、が最近は座右の銘になりつつあるのですが、マガジン9条のような媒体は貴重だと思っています。
パンさん(39才・男性・東京都)
中立なWCRP主催のアフガン和平会議の大成功、一市民として心から喜びます。
アフガンが日本に対し例外的に中立なイメージがあり、【「敵」との「講和」が、もし必要な状況になれば、日本しか、その交渉役を担える存在はないように思えます。】が、先の会議でも、確認されたのですね。
次へのステップを心から祈っています。
ところで、アフガンと同じような構造を持つソマリアの件、残念な方向に進んでいますね。日本の中立性を壊してしまう…。
また、普天間問題ですが、メディアによる実態を無視した「日米同盟の危機だ」という異常な扇動には本当に頭にきます。左派系メディアまでも。驚きです。
良識あるジャーナリスト、ブロガー、市民はこれに気づき、激しく怒っているようですが、マスメディアにしか触れない市民はこの煽りをもろに受けてしまいます。まさに「プロパガンダ」です。大変恐ろしいことです。
金原徹雄さん(55才・男性・和歌山県)
対米関係の危機を根拠もなく煽る日本のマスコミの姿勢を批判する伊勢崎さんの意見に全面的に賛同します。
11月8日に宜野湾市で沖縄県民大会があった翌日、本土の新聞は休刊日でしたので、10日の朝刊で全国紙がこの大会をどう取り上げたか調べてみたところ、社説で取り上げたところは1社もなかった!(ブロック紙の東京新聞は取り上げていたが) ルース暴言を扇情的に取り上げた産経の記事を読んだ時など、産経は実は反米を煽るつもりだろうかと邪推しかけたほどです。
TY生さん(69才・男性・三重県)
憲法の制約を受けたテロ対策特措法は《日本は日本国憲法第9条によって国際紛争を解決する手段として武力の行使ができないため、対応措置の実施は武力による威嚇又は武力の行使に当たるものであってはならないとし、活動地域は非戦闘地域》と規定。PKO協力法、イラク特措法にも同じ規定がされ自衛隊が海外で出来ない事項は明確である。
小林節氏は解釈改憲が進んでいるのに「護憲派は9条が守られていると喜んでいる」と述べた。護憲派は政府が憲法理念を無視して自衛隊をイラクに派遣した時は、怒りを露にして全国各地で派兵差し止め訴訟を起こした。名古屋地裁扱いの訴訟では、イラクでの自衛隊の活動はイラク特措法第2条2項、3項違反、憲法第9条1項違反と判断された。
鳩山由紀夫氏は小林節氏が「おばかで悪人」と述べた安倍晋三氏と新憲法制定議員同盟の仲間だ。
国連決議があるアフガン戦争は多くの民衆を犠牲に終わりが見えない。
くろとりさん(39才・男性・兵庫県)
司法の劣化について「冤罪」と「ビラまき有罪」について書かれていますが、「冤罪」に関しては重大な人権侵害であるし、起こさない為に最大限の努力を行うべきであることは私も同意見です。
しかし、「ビラまき有罪」に関しては有罪となるのは当然と考えています。普通の商用ビラであれば配布中に注意を受ければすぐに退出します。ピンクビラに至っては住人の姿を見ただけで配布を中止し逃げていきます。(私は実際に体験しました)
少なくとも「言論の自由」を振りかざし配布を続けるような事はしません。己の「言論の自由」とやらを声高に言い募り、他人の迷惑を全く顧みない裁判の被告たちの行動こそが結果的に「言論の自由」を侵害していると言えるでしょう。
住人の意思を自分に都合の良いように考え、人の迷惑を顧みない行動を肯定する連中こそ、「言論の自由」の敵と言えるでしょう。
宮坂亨さん(41才・男性・長野県)
小沢民主党幹事長でさえ、「きれいな海を汚してはいけない」と辺野古新基地建設反対の意向を言い出した。軍事より環境の流れは止まらないだろう。
2010年はオリンピック・サッカーW杯、生物多様性条約第10回締約国会議・国際ペン大会・APECなど国際イベントが目白押し。ナショナリズム燃え立つ年となるだろう。安保改定50周年でもある。
いつまでも対米従属でいるのか。対等な対米関係とは何か。
辺野古新基地建設撤退を勝ち取り、日米安保体制破棄・日米平和友好条約締結・日露平和友好条約・日朝国交正常化、平和省創設といった「友愛のドミノ」現象を起こそう。1月24日の名護市長選挙が発起点だ。「010年安保」というべき凄い年にしていきたい。
森正樹さん(46才・男性・東京都)
更生しても報われない死刑囚に同情なさるが、修復司法が成功し遺族が同意する場合に限り、死刑を免除するよう法律を変えてもよいと思います。
しかし更生しない犯人についてはどうお考えなのですか?
どう言い繕おうと死刑廃止で得するのは犯人、泣かされるのは被害者遺族です。
犯人が更生するなら遺族にもまだ救いはあるが、それでも宅間等人間として越えてはならない一線を越えた犯罪者は、できれば罪を認識させた上で死刑にするべきです。
何人もの命を奪い、多くの遺族の人生を台無しにした罪の報い・償いに、死刑以外の罰は軽すぎます。
まして反省すらしない犯人をなぜ赦せるのか、悪質な犯罪に対する怒りが欠けていませんか?
終身刑では遺族は恨みを晴らせず、犯人は社会から排除されたままで、江川紹子氏ですら終身刑に反対しています。
犯人の罪が極めて重く、裁判の過程で更生の兆しがなく、遺族が死刑を望む場合、死刑に反対する理由が何かあるのですか?
中川屋さん(37才・男性・東京都)
失業者と高校生は、仕事に役立たない大学(文系)の「教養教育」を雇用主が評価せず、卒業しても失業するので、大学(理工系)を出て技術者になるか、鍼灸師、調理師、美容師などになれる専門学校などの「職業教育」をうけるようにシフトしたほうがいい。
一例として、池袋調理師専門学校は学費105万円+入学にあたっての選考料1万円、修業年限一年で調理師免許が取れる。入学年齢、性別の制限もなし。中学卒業以上。半年日本語学校に通い日本語2級を取った外国人でも入れる。105万円ならバイトして貯金するか、親から借りるか、もらうかでなんとか払えそう。
ロスジェネに施された使えない教育がプレカリアートの足かせになってる。実学よりも、飾りだけの高学歴を貴ぶ文部科学省の制度設計の失敗だ。
縁さん(24才・男性・東京都)
>「迷惑をかけあう練習」が必要だと思う
同感です。
それと同時に、迷惑をどうやってかければ良いのか慣れていないと迷惑をかけられないので、なかなか迷惑をかけるって難しいなと感じる。
その一方で、一度かけてしまえばその後はかけ易くなるから、最初の一歩が何より大切なんだと思う。
ワープア男さん(37才・男性・神奈川県)
巻末で解説の鈴木邦男さんがおっしゃっているように『生き地獄天国』は、私の聖書になりました。
3歳年上のオッサンの半ひきこもり男にとっても心に染みました。
来年が雨宮様のさらなる飛躍の年になり、雨宮様の思想が世の中を覆い尽くすことを祈っております。
とにかく、ありがとうございます。来年もがんばってください。応援しております。
乱歩さん(33才・男性・埼玉県)
雨宮処凛さん、始めまして。雨宮さんの記事を読みました。本当に大変ですよね。私は現在実家で職探し中です。 今まで、家出や生活保護、追い出し屋、いじめでうつ病になり自殺を図ろうとしました。
最終的にもやいと実家に助けられました。だから、他人事とは思えません。これからも応援しております。
sukuwaremasukaさん(41才・女性・愛知県)
私は今病気で、ほとんど寝たきりで、おまけにお金がなくて生活が立ち行かなくて、自分が生きてる事自体迷惑で、どこかに消えてしまいたい、死んでしまいたいと思っていました。親にも疎ましがられ、友達からも連絡もなく、悲しい思いをしていました。
なにもかも自分一人で背負わなければと思っていたのが、ちょっとは人に甘えてもいいのかなと気が楽になりました。ありがとうございます。
madokaさん(46才・女性・愛知県)
住まいが確保されてホントによかったです。私ももらい泣きしてしまいました。彼らに付き添った雨宮さん、レポートありがとうございました。山のようにあるマスコミの嘘ネタの中、こういう繊細なレポートこそがクローズアップされるべきだと思いました。
精力的に活動されておられますが、風邪につかまらないようにご自愛くださいますよう。いつも応援しています。
ドグラ☆マグラさん(26才・女性・東京都)
う〜ん、中国も都市部だとマヌケよりもマジメの方が多いんですかね…ちょっと残念。
私的には一億総中流ってのがあんまり好きじゃなくて、ヤクザとか乞食とか障害者とか放浪者とかいろんな人がゴチャゴチャ混じって暮らしてる方が、断然楽しいような気がするんですよ。国の豊かさってのはGDPでも生活水準の高さでもなく、どれだけ多くの価値観が共存しているかで決まると思うんです。
みんなが金儲けとか人を蹴落とすのとかカッコつけるのとかやめてマヌケにのびのび生きるようになったら、それこそ平和になるのにね!!!
一億総マヌケの社会を目指して。
世界中でマヌケ文化が増殖することを、来年も願って止みません!!!
という訳で、良いお年を!!!
レンジャーさん(50才・男性・東京都)
英国王室の素晴らしい体験ニュースを見た。ウィリアム王子がホームレス体験をしたそうだ。
英国王室も天皇・皇族と同じ「君臨すれども政治に関わらず」、税金で贅沢ざんまいしてるのに責任を負わないというのか知らないが、弱い立場の人達の状況を理屈抜きに体験する行動には感動する。
エイハブ船長さん(62才・男性・千葉県)
NHKが司馬遼太郎の『坂の上の雲』をドラマ化し、放送を始めた。このドラマは日露戦争を舞台にした群像劇だが、日露戦争の勝利が日本がその後軍国主義に傾斜していく第一歩になったとは常々いわれていることである。この作品の中には(ロシアは日本を)「意識的に死に追い詰めた。日本を窮鼠にした。死力をふるって猫をかむしかなかった」とか「要するに日露戦争の原因は満州と朝鮮である。満州をとったロシアが、やがて朝鮮をとる。これは明白である。日露戦争にもし日本が負けていれば、朝鮮はロシアの所有になっていたことは疑うべくもない。」こんな記述が出てくるが、こうしたことは、現在の資料では完全に否定されている。
司馬自身こうしたことを理解していたのか、生前この作品の映像化を固く断っていたという。作者本人が映像化を固辞していた作品を敢えてドラマ化するところにNHKの政治性を感じるのは私だけだろうか。
narayuzuさん(61才・男性・奈良県)
憲法改正議論が再燃しそうである。第九条も当然焦点になるだろう。しかし抽象的な憲法論で意味のある改正議論ができるとは思わない。
この九条を支えるのは、どんな国民が、どのような暮らしの中で、どのような健全な意思のもとに、社会を築いていけるかにかかっているだろう。一部階層の、密室の中での政治に支配され、格差社会の中で貧困層が悲惨な状況の中に遺棄され、未来も展望も見えてこない社会において、第九条がどれほどの意味を持ち、維持しうるものか疑問に思ってしまう。また逆の社会なら、軍備を持ち(自衛か侵略の道具かは意味のない議論)国際社会で自立しつつ、第九条と共存していくことも可能だとおもう。
この二十年以内に老人問題の深刻化の中で、「自己責任=棄民政策」がより顕在化し、それが社会の荒廃をもたらすかもしれない。
改憲議論は社会の健全な発展を実現する中で進められなければならないと思う。
エリック・アンダーソンさん(19才・男性・群馬県)
自分自身はルーテル教会に関係している者で北欧系アメリカ人のルーテル教会に興味があり、今年の9月にアメリカ福音ルーテル教会(ELCA)の教会活動のためアメリカのミネソタ州にホームステイをしました。
ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランドなどの北欧系の移民が多い州であるためとても落ち着き、みんながとてもやさしくてひとりひとりを大切にしてくれて親切な人が多い場所です。アメリカといっても北と南ではかなり文化が違うように思えます。南北戦争というのは終わっていないと実感しました。
ルーテル教会の歴史について英語の本を読んでみると、スウェーデン系やノルウェー系のルーテル教会には早くから奴隷制度、ベトナム戦争、アフガニスタン侵攻やイラク戦争に対して反対していた方が多くおり、北欧系のアメリカ人のルーテル教会の方々は平和について真剣に考えている方が多いように思いました。
マングースさん(45才・男性・東京都)
鳩山政権において衆院で民主党の議席の1/30に過ぎない少数政党の社民党と国民新党が入り込んでキャスティング・ボートを握っているのはけしからん、というマスコミの報道がある。しかし、議席が1/30だからといって、支持がそれ相当の少数なのかといえばそうではないと思う。
今の小選挙区制の下では大政党でなければ議席に結びつかないし、国民のほうも自分の票が死票になるよりはと、大政党の一方にしぶしぶ投票してるのが実態ではないか。もともと少数政党がますます少数になるように仕組んでおいて「少数の支持しかないくせに云々・・・」は、論理のトリックでしかない。それは支持が正確に議席に反映する比例代表制でのみ言えることである。
現在の選挙制度は似非民主主義である。早くもとの中選挙区制に戻すか、比例代表中心の制度に改めなければならない。
新年あけましておめでとうございます。
年末年始、皆さんはどう過ごされましたか?
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