091216up
12月9日から15日に届いたご意見から誠二さん(28才・男性・東京都)
「雨宮処凛がゆく!」の「再びネットカフェからのSOS〜カップル編〜」を読んで考えさせられました。
現在の私の状況は、実家(貧困層)にいて住所はありますが、折り合いが悪く何時家を出されるかわからない状態です。仕事は日雇い派遣の為仕事が時々しかない状態です。貯蓄もありませんし、親からの援助も期待できません…。
今の世の中は「自己責任」という言葉が好きですよね? このカップルの方も、私も、ネットカフェ難民の方もハッキリ言えば「自己責任」だと思います。ですが、「自己責任」だけが先に踊り出て、そこから先の話は終了してしまうと私は思うのです。
だって、「自己責任」という名の逃げも出来ると思うから……。
話は変わりますが、年末は雨宮処凛さんがやる集会はあるのですか? 一度行ってみたいです。
のぶたろうさん(56才・男性・宮城県)
今回の「のびのび大作戦」、面白すぎです!
次回は中国ということで、中国でどれだけ自由にマヌケが発揮できるのか楽しみです。
松本さん、これからも活躍し続けてください!
ドグラ☆マグラさん(26才・女性・東京都)
オバマさんが、ノーベル賞授賞式で「平和を維持するためには戦争が必要なこともある」とか言ったらしいですね。何だそれ?! そんな事いってたら、どんどん戦火が拡大しちゃうじゃねえか!
本気の戦いというのは往々にして流血や惨事をもたらします。
その点、脱力系の反乱は良いですね。機動隊や警察官が興奮した時にいかに脱力させるかというのは、平和を守るためにも非常に重要な技術です。
脱力系こそが世界平和への道だ!
ノーベル平和賞、松本さんにくれちゃえば良かったのにね!!!
たんぽぽさん
アフガニスタンに三万人増派だなんてアフガン住民のことを考えると、やりきれない。増派しなくても中村哲さんの進める援助事業にさえ誤爆があったのだから、住民の犠牲はかつて空襲を受けた日本のようなのではと想像する。
そもそもアルカイダをかくまっているかもしれないという理由だけで、タリバン政権を倒したのがおかしい。アフガンに戦争を仕掛けたのがおかしい。核なき世界を追求するなら、まず戦争はやめるべきだ。悪は武力でなくならない、逆に増殖する。はやりの友愛の精神でこそ悪はなくなる。
タリバン政権の時より、アメリカなど外国軍に侵略された今のほうが、アフガニスタンの人々は抑圧されている。長老社会という文化で守られていた治安も崩れている。テレビではアフガンの苦しみも戦争に参加したアメリカ兵などの苦しみもほとんど伝えず、戦争の悲惨さが日本人に伝わっていない。日本の将来も心配だ。
宮坂亨さん(41才・男性・長野県)
安保は要らないという立場の者です。在日米軍基地も要りません。辺野古に基地を作らせない活動にも関わっています。
鳩山さんは結論を延ばそうとしていますがこれは良いです。「ジュゴン」に象徴される豊かな生態系を守ろうという国際的世論が高まるのを待てばいいのです。2010年は国際ジュゴン年であり、秋には名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議があります。
ネット新聞JANJANにアメリカのグリーンな人たちの動きが載っていました。
米環境保護団体がオバマ大統領に辺野古基地建設中止を要請
海形マサシ2009/12/12
http://www.news.janjan.jp/living/0912/0912104253/1.php
辺野古新基地建設中止となれば平和環境民主主義経済外交…あらゆる面でチェンジの象徴となり東アジアにデタントをもたらし、日露平和友好条約締結・日朝国交正常化へと繋がる動きになるでしょう。
ソーセージマヨネーズおいしいさん(32才・男性・石川県)
マガ9の大赤字っぷりを知って、ちょっと憂鬱な気持ちになりました。
それにもかかわらず続けてくださるスタッフの方々に本当に感謝しています。毎週新しい情報を分かりやすく勉強できるので、とてもためになっています。
去年の財政状況はたしかもうすこしマシだったような気がしますが…やはり大不況の影響がここにも来ているのでしょうか?
私も生活に余裕ができればカンパしたいと思っています。
マガ9頑張れ!!!!!!!!!!!!!!!!
TY生さん(69才・男性・三重県)
英国は9千人をアフガンに派遣している。2009年12月までに戦死者は237人となり、イラク戦争での戦死者199人を超えた。本年の英国兵士死者数は昨年の倍の100人。
鳩山首相は2009年5月の民主党代表選公開討論会で「平和に貢献するための憲法が必要である思っている」と述べた。現憲法の規定を踏まえたPKO協力法第2条の2は、国際平和協力業務の実施等は、武力による威嚇又は武力の行使に当たるものであってはならない、と定める。鳩山首相はこの規定を超える活動が出来る憲法が必要だと読み取れる。
改憲すればイラクやアフガン戦争で起こった兵士の犠牲が日本でも起こりうる。兵士の犠牲は生かせるのか? NATO外相会議で米国務長官は増派を訴えたが、仏独は増派を見合わせ、オランダは2100人、カナダは2800人を2011年までに撤退させる方針を明らかにする。これは兵力を増強しても「テロとの戦い」に勝利の見通しが立たないことを物語る。
四畳半主義者さん(27才・男性・神奈川県)
金融危機と少子化で私立高校に定員割れが生じ経営が苦しいらしい。一方で公立全日制・定時制の学校数・学級数・定員数は削減されており、高校教育から弾き出されてしまう子供が続出している。特に定時制は教育の安全網であり事態は深刻である。
人口規模に対して予算が足りないということが問題の根本だ。なにはともあれ経済を成長させ税収を増やすことを考えなくてはならない。日本の高校教育は私学なしでは成り立たなかった。その為、私学には助成金が給付されている。
以上の点を踏まえた上で提案したい。財政が苦しく高校を再編する必要があると言うのなら私学から優先的に再編してはどうか。私学への補助金を公立に回してはどうか。公立の定員数を増やし、複数の公立高校に出願できる仕組みにしてはどうか。そうすることで家計のすべり止め関連支出も軽減される。
既存の施設と人材を活用し、少子化と並行して公教育に資本を集約し、機能を強化してはどうか。
街のあちこちでクリスマスソングを耳にするこのごろ、
いよいよ来週が今年の最終更新。
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叱咤激励やご要望など、まだまだお待ちしております。
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