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みんなのこえ

vol.215

091209up

12月2日から8日に届いたご意見から

■雨宮処凛がゆく! について

アンズとスモモさん(60才・女性・東京都)

ネットカフェから

たった一人でも、本当にその人を心配し、支えれば人は死なないと思う。私も心からそう思います。
ただ周りの人がその状況や心の極限をキャッチできず、死なせてしまうのだと思います。自死は追いつめられた死とも言います。雨宮さんがキャッチできて本当に良かったです。
頼るべき者を持たない人は特に頑張って、自分の力で何とかしようと思う傾向があります。それはそれまでも、甘えて生きて来なかったから、それが身についてしまっているのかも知れません。生活保護は知識のある人が同行すれば必ず申請は受理されますから、安心して次回の報告を待っています。

■雨宮処凛がゆく! について

ふじかさん(50才・女性・東京都)

キムくんとの交流

こんにちは!!韓国の徴兵拒否者が刑務所に行くとは知りませんでした。しかも、その後の人生においても、差別されるとは。
日本の若者も厳しい状況にありますが。
さて、私は「月桃の花歌舞団」というところで平和ミュージカルに参加しています。ブラジルからアメリカに渡り、グリーンカード兵としてイラクに行き、帰ってから自殺した若者が出てくる作品を、今回上演しています。生バンド付きを売りにしていますが、ワーキングプアの若者たちが参加していますので、キムさんと交流できるといいなと思っています。

■雨宮処凛がゆく! について

ドグラ☆マグラさん(26才・女性・東京都)

感想

漫画『NANA』の「意地ばかり張ってると、幸せが逃げちゃうよ?」というセリフにドキッとしたことがあります。
意地を張ったり自助努力をしすぎると、幸せを逃すものですね。世の中、一人きりで頑張らなきゃという健気な人が多いほど、かえって自己責任論が蔓延してしまい、悲しいことです。
時には自分の弱さや限界を認めたり、他人に頼ったりする勇気も必要ですね。
それにしても『国家の貧困』はとても良い本でした。私は政治や歴史に関する知識がロクになかったので、すっごく勉強になりました。今度は『生きさせろ!』と『貧困と愛国』を読みます。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

宮坂亨さん(41才・男性・長野県)

辺野古にはジュゴンが

普天間移設で民主党主導政権の迷走振りが目立ちますが、いいことです。
来年は国際ジュゴン年で、また秋には名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議があります。辺野古のジュゴンを基地建設から守れの国際的圧力が高まるでしょう。
ワーキンググループとやらに環境大臣を含めるべきでしょうが。
名護市長選で稲嶺さんを勝利させねばなりませんが。
「日米同盟に軋み」大いに結構。目指すは安保破棄、日米平和友好条約締結です。アメリカの脅しには日本もアメリカ国債売っちゃうぞ位の脅しで返せばいい。それが外交でしょう。
「ジュゴン」に象徴される豊かな生態系の破壊を避けるのは日米同盟なんかよりずっと大切です。

■毛利さんに聞いたインフルエンザ騒動 について

ペパーミントパティさん(31才・女性・神奈川県)

毛利子来先生の記事を読んで

こんにちは!初めてメッセージを書かせていただきます。
私は、世間のインフルエンザ騒ぎに強い反発を覚え、色々と情報を集めてタミフルや他の薬剤の怖さとか、インフルエンザはそこまで怖くないことを周りに伝えておりますが、なかなか上手くいきません。
そこでまた色々と情報を集めるうちに、『週刊金曜日』さんにもたどり着き、今回、こちらの「マガジン9条」さんにもたどり着きました。

大切に思える情報が流れにくい昨今ですが、信念を持って行動していらっしゃる方々の情報をいただけることは自分の励みにもなります。
これからも素敵なページのご提供を期待しております。ありがとうございました。

■コラムリコラム について

神戸の人さん

関空への米軍移設はちょっと。

新聞というメディアが衰退していることについての懸念は共感しながら読ませていただきましたが、普天間の移設先として関空を挙げるアイデアを手放しで褒めているのには???となりました。

たしかに、一見画期的なアイデアに見えるかもしれません。だから橋下知事がどえらい強気で、神戸市長の抗議も抑圧しちゃうんでしょう。
でもね、米軍基地ってのは実際にイラクなどに出撃するために使われているわけです。訓練だと言ったってその目的はかの国への攻撃です。それに協力を続けて行くことが9条の精神に沿うのか?
そもそも、米軍には全面的に出て行ってもらうべき、と私は考えています。もちろん、段階を踏む必要はありますが、日米双方で国の指導体制に大きな変化が起きている今、どこからも拒否されている普天間を、まず持って帰ってもらう実績を作る大きなチャンスです。

こんな考え方もある、ということでご考慮いただければ幸いです。

■みんなのこえ について

佐野 鷹男さん(44才・男性・愛媛県)

パチンコ=ギャンブル規制に小生も同意します

日本の国家の説明によると、パチンコは技能を試す遊戯であって、ギャンブルではないそうです。そういう屁理屈を言う国家を国民が信頼するようになるのでしょうか? 
ROMで出球率を調整できるもののどこが「ギャンブルではない」のでしょうか。出球を換金できるということで、立派なギャンブルだとみなすのが真っ当な感覚というものでしょう。
また、パチンコに嵌ることで家庭の崩壊の危機に瀕する話は身近でよく知っていますし、依存症ゆえに簡単に抜けられない人間の性も身近で見てきました。個人的には、パチンコなんぞ一切禁止すべきだと思います。韓国はそのようにしています。韓国に出来て、どうして日本では出来ないのでしょうか。どういう利権構造があるものか、知りたいものです。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

エイハブ船長さん(62才・男性・千葉県)

表現の自由はどこへ消えた

東京葛飾区のマンションで共産党のビラを配布した僧侶に最高裁は有罪の結論を下した。東京立川市の自衛隊宿舎に「自衛隊のイラク派遣反対」のビラを配布した市民団体への有罪判決・東京中央区のマンションで社会保険庁職員が共産党機関紙を配布して一審で国家公務員法違反で有罪になった件・東京世田谷区の警視庁官舎で厚労省課長補佐が共産党機関紙の号外を配布して国家公務員法違反で一審で有罪になった件と、立て続けに市民団体や共産党を狙い撃ちにしたとしか思われない警察の恣意的立件とそれを追認する裁判所の有罪判決が続く。
この僧侶は23日間も拘置された上、家宅捜査まで行われている。この配布されたビラが当時政権与党だった自民党のビラでも同じように立件されたのか。まず考えられないことである。
警察の恣意的立件とそれを追認する裁判所。憲法21条の表現の自由はどこへ消えてしまったのだ。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

今日は水曜日さん(男性)

米軍基地

外国の軍事基地の駐留を禁止する法律を作っちゃえばいいんじゃないですか?
強行策に出るしかないでしょう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

青さん

米軍基地

猛毒(米軍基地)が沖縄に集まっているから分散したらいいという話は、問題の根本的な解決にはならないですよ。そもそも「脅威」なんて、ありゃしないんですから。
巧妙な戦争ビジネスに組みこまれ、猛毒を体から除去しない限り、益々蝕まれるばかりです。北朝鮮はアメリカの傀儡みたいですし、中国政府とアメリカ政府は、裏ではシッカリと手を結んでいるようです。

つまり「日本から搾り取るぞ包囲網」。
騙されてはダメですよ。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

マングースさん(東京都)

民主主義の危機

以前にも投稿していた人がいたが、民主党が提案している国会改革案の一つに「内閣法制局長官を政府特別補佐人から削除する」がある。つまり、内閣法制局の見解に縛られず、政府が従来の憲法解釈の変更を可能できる、というのだ。
国家の最高法規の憲法解釈が時の政権の都合で変えられていいはずがない。ドサクサにまぎれて変な法案が通らないようにしなければならない。かつて「政治改革」と称して小選挙区制が導入されたが、同じ轍を踏んではならない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(69才・男性・三重県)

表現の自由を軽視した最高裁判決の不当判決

2004年に東京都葛飾区のマンションの共用部分に入り、政党の宣伝物を配布していた荒川庸生さんが逮捕され起訴された裁判で、地裁は無罪、高裁は罰金5万円の有罪判決を下し、11月30日最高裁は上告を棄却した。
同事件の地裁判決は「ビラ配布のために短時間立ち入る行為を処罰する社会通念は確立されていない」と述べているが、荒川庸生さんは40年以上ビラ配布を続けてきたが、これまで住民に苦情を言われたことがないことからして正当な判断である。
そもそも各戸へのビラ配布者が住民の平穏に住む権利を侵したとして警察は通報を受けても、ビラ配布者に注意して済む性格の問題である。2003年にイラクに自衛隊が派遣されてから、この他に立川ビラ事件、国公法違反堀越事件、世田谷国公法違反事件とビラ配布者への逮捕起訴事件が起きた。私たちは、国家が戦争に参加すると権力機関は民主的権利を脅かす性格を持つことに十分な注意を払う必要がある。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

四畳半主義者さん(27才・男性・神奈川県)

鳩山政権への提言と議論のたたき台

政権公約の凍結・見直し。特に高速道路無料化はやらなくて良い。

法人税率を大幅に下げる。日本企業の法人税率は世界的に高い(約40%)。税率が高ければ、企業・工場・資本がさらに海外に流出してしまい雇用状況を悪化させてしまう。ヒト・モノ・カネは税率の高い所から低い所に流れる。雇用改善の為には減税が欠かせない。

派遣労働への規制強化の凍結。現状で派遣労働への規制を強化してしまうと失業率がさらに悪化する危険性がある。非正規労働者の賃金・住居・労働環境・安全網・技能訓練等を拡充することに注力するべきではないか。

温室効果ガス排出量取引制度から距離を置く。この制度は日本の経済・家計・雇用に深刻な影響を与える。企業のCO2排出を規制するという考えではなくて、エネルギー消費量に応じて課税することで企業はCO2排出量を競って削減するのではないか。また省エネ技術開発への投資が活発になり技術革新が促進される。

「マガジン9条」の更新も、今年は残すところあと2回。
言い忘れたこと、言い足りないことなど、
どしどしご意見お寄せください。

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

・どーなってるの?!米軍再編 ・マガ9対談

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