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11月11日から17日に届いたご意見からキーコさん(72才・女性・東京都)
日本政府がアメリカの核の傘で守られているという考えをもっていることが信じられません。
2回も原爆を落とされた悲劇を忘れないで欲しいです。
オバマ大統領は任期中に広島長崎を訪問したいと言ってますね。是非実現して欲しいです。
9条をもつ日本政府が武力で平和はつくれないということを世界に示して一日も早く世界中の核兵器をなくして欲しいですね。
宮坂亨さん(41才・男性・長野県)
九条を変えよう。
戦力武力による個別的自衛権の放棄を宣言するような条文にしよう。
日本は良心的兵役拒否国家・無防備地域国家として生き抜こう。
自衛隊を廃止し平和省を作ろう。
平和省による植林や井戸掘り・地雷除去・学校づくり・農業技術指導・公害技術移転・選挙監視・武装解除・災害救助などの非暴力的国際貢献で「感謝される国」になろう。
日米安保条約は破棄し日米平和友好条約を締結しよう。危険な在日米軍基地は返還させ、嘉手納基地は「国連緊急平和部隊(UNEPS)の根拠地にしよう。
武器貿易条約の早期締結を目指し戦闘のない世界を目指す外交をしていきたい。
日米安保条約改定から50年の2010年。当時はなかったグリーンな圧力も加えて「010年安保(ぜろじゅうねんあんぽ)」というべき非暴力の反安保国民運動を起こそう。
縁さん(23才・男性・東京都)
貧困層に陥っている人が全く「甘え」ていない人たち、そして「持っている」者がそれを実力で手に入れたのではないという、雨宮さんの意見に同意です。
僕は現在うつ病で休職中ですが、実家暮らしだから治療に専念できる立場にあると痛感しています。もし一人暮らしだったら、どうなっていたか分かりません。
だから、「自動で手に入れた」ものの大切さを痛切に感じています。そして、これからもその大切さを忘れないようにしたいです。
くるくるさん(34才・女性)
いつも雨宮さんの記事には共感することが多いのですが、今回の記事は特に強く共感しました!
私も学歴も経験も無く、「甘えてる!」とさんざん言われ続けてきました。そしてもっとヒドイのは言うだけで誰も拾ってくれないことですね。
面接の時でも、隣の大学を出てるお姉ちゃんには「就職氷河期で就職できなかったんですか(ニコニコ〜)」って感じなのに、私の番になると「何で進学しなかったんですか!!」と怒られて、そして不採用。社会に出てからそんなんばかりです。
社会に出て得たもの、それは日本がおかしいってことです。
sakusakuさん(41才・男性・北海道)
政府が、ようやく色々な形で貧困率を発表するようになりました。特に私が注目した数値が「中央値」の低下です。
1998年には中央値が259万円だったのに対し、2007年には228万円。10年間で31万円も減少しています。このように中央値の低下により、この10年で貧困層がより一層の貧困状態になっていることが分かります。これは、まさに貧困の再生産でしかありません。
雨宮さんは「大学や専門学校に行っているのは甘えきっている」と言っていますが、今の現状では、いわゆる底辺校では、多くの学生が奨学金を借りて通学し、しかも卒業しても就職できません。つまり、進学して借金つくって、そのまま社会に出されてしまうのです。これでは、貧困ループから抜け出せません。
長期的なビジョンを持って政策を作り、短期的には応急手当をしないと日本の社会は成り立たなくなると危惧しています。
えっちゃんさん(33才・女性)
「家族福祉」……主人も雇用保険のない職場で非正規でした。転職の際、私の父に仕事を紹介してもらい、現在は一年契約でもありながら雇用保険とそれなりの給料をもらえ仕事もキャリアを積めるような内容で生活的・精神的に安定しました。父からの金銭的な援助は自然な形で結婚してからもいろんなところでしてもらってきました。両親には感謝しています。
家族福祉って今までの社会では見えなかった生まれながらの格差なんですね。で、家族関係が一歩はずれれば誰にでも起こりえる問題。興味深い内容でした。現実社会を自覚するため、毎週コラム楽しみにしています。
十文字(衆愚代表)さん(34才・男性・沖縄県)
先週のマガジン9条で「人間の痛みに対する想像力」なる言葉があったが、最も痛みに耐えて過ごしている人々は、雨宮氏のコラムに登場した、「定職も無く『家族福祉』も無い人々」ではないだろうか。
彼らの境遇は、平和主義の日本に居ながら、いつ野垂れ死ぬかわからないという意味においては戦場にいると変わらないといえよう。
しかし雨宮氏やごく一握りの人々を除いて、口先だけでは「何とかすべきだ」とか言いながら、責任論ばかりを問い、解決策の熟考や具体的な活動は忌避するような有識者が多いように思える。
基地反対運動や平和運動なども、暇どころか「衣食住」すら持てない程の痛みを持った人間にとっては別世界の話である。
故に、赤木智弘氏のような「戦後民主主義なんざ糞喰らえ」という主張が出るのは必然であろう。
「衣食足りて礼節を知る」という言葉もある。
まずは、国内にある「戦争状態」を「平和」に変えることこそが先決すべきことであろう。
元 武士さん(39才・男性・大阪府)
貧困・失業・格差等々の生きづらい世の中だが、そのもう一つの真犯人は大量消費社会&ぼったくりシステムではないだろうか?
例えば、電気製品の故障の際、“某デンキや何某カメラ”などの量販店に修理を依頼しても、「部品がない」「高くつく」の一言で片付けられ、欲しくもないのに高価な新品を買わされるといった話をよく聞く。
全く、本当に不愉快だ!
生きづらい世の中に、大量消費と商業主義&ぼったくりシステム(その黒幕は、やはり特権階級&新自由主義か)が幅を効かせているのは誠に怒り心頭だ!
松本さんの活躍は、そんな世相と闘う、まさに『貧乏人の逆襲』という名の革命だ! 大量消費社会と、ぼったくりシステムへのレジスタンスは、生きづらい世の中を生き抜く起爆剤! 皆で応援しよう!
ナンさん(30才・男性・石川県)
大賛成ですね。少なくとも普天間基地については、今すぐ、閉鎖してほしいです。アメリカの都合なんて関係ない。それ以外の基地も硫黄島なり、ほとんど人が住んでいない辺鄙な所へどんどん移せばいいと思います。
たんぽぽさん
私も世界中の軍事基地はいらないと思うし、戦争兵器も原子力発電もいらないと思う。なぜなら、どれも地球上の生命を脅かす物であるし、人権を無視しないと成り立たないからだ。
戦争展で見たイギリス、フランス、アメリカなどによる太平洋上での核実験の数には驚いた。自分達の住む所や近くの海ではないところで行うということは多大な被害を与えることを知りながら実験したということであり、そこに住む人々の人権を無視している。
原子力発電もウラン鉱を採掘するところから放射能汚染が疑われる。鎌田遵氏の『ネイティブ・アメリカン』によればナバホ族居留地でウラン鉱石が採掘され90年までに450人の元鉱夫が、がん等で死に、現在も元鉱夫や家族が病気に苦しんでいるらしい。
貧困層を作り危ないことでもさせるように仕向けるというのは、人権を無視している。やってはいけないことだ。
エイハブ船長さん(62才・男性・千葉県)
これは岩波書店発行の『世界』12月号にジャーナリストの橋詰悦荘氏が投稿していることですが、裁判終了後の裁判員の記者会見に裁判所側が同席して守秘義務に違反する発言がないかどうかチェックしているそうです。明白なる憲法21条違反の検閲が行われているのです。なぜテレビや新聞がこんな重大な事実を報道しないかというと、報道側と最高裁がこのことで合意しているからだそうです。関係者によると、新聞協会側は「検閲に当たる」と抵抗したそうですが、最高裁側に押し切られてしまったとか。新聞協会としては抵抗したものの、合意した手前、今更、「検閲でけしからん」とは書けないそうです。
憲法の番人たる最高裁が憲法違反の検閲を押しつけ、唯々諾々とそれに応じてしまうメディア、これらの事実に暗澹たる気持ちになるのは私だけでしょうか。
しとし よこ八さん(64才・男性・岡山県)
どこの国も軍需産業は、国益(?)事業とされて、国民の生活を犠牲にして、政府からさまざまな恩恵を受けて、べらぼうに儲けています。そして軍事産業は、その利益とその恩恵を活用して、人々を苦しめ、環境を破壊しようとしている。
軍需産業を、儲けさせるな!
軍需産業から、利益と、政府の恩恵、を取り上げろ!
国連は、『武器税』の創設を!
9月25日は、日本国憲法9条25条記念日に!
ぷーさんさん(埼玉県)
6歳の娘がインフルエンザにかかりました。病院でタミフルを処方されましたが、娘には服用させませんでした。もちろん先生とは話し合った結果です。娘は基本的に熱に強いという事。先生も賛同していただき、タミフルは服用はさせずに完治させました。
親としては不安があり、深夜などは随時検温。高タンパクで消化の良い食事に気を使い大変でした。
子供の将来が心配です。
インフルエンザにかかればすぐタミフル。抗体は出来るんでしょうか?
小児科の先生方は、本当はどのように考えているんでしょうか?
集団生活はこれからもずっと続くんですよね。
市役所の医療担当者と10月に話をしました。不親切な対応にがっかりしました。
かかりつけの小児科の先生とも、インフルエンザの対応について話をしました。
先生の一言。「大きい病院からの指示に従っていたら、子供の命は守れません」
ありがたい言葉でした。
TY生さん(69才・男性・三重県)
鳩山首相は「東アジア共同体」構想を唱える。内閣法制局長官の憲法解釈を「金科玉条とするのはおかしい」とする発言は、侵略を受けたアジアの国に警戒心を抱かせ、関係構築にマイナスとなる。
11月15日の講演で鳩山首相は、災害支援などの一環として、海上自衛隊の艦船を活用し、民間人や民間活動団体(NGO)による医療活動などを支援する「友愛ボート」事業を来年から始める方針を表明した。私は「友愛ボート」事業と関連して提案をしたい。日本は空母型護衛艦「ひゅうが」を、2009年3月に配備、「いせ」を2011年に竣工させる。防衛省は10年度予算概算要求に空母型護衛艦の建造費1181億円を盛り込む。ヘリコプターを最大14機、人員4千人、トラック50台が運べ、他艦へ給油も可能という大規模遠征可能な艦船である。
建造費を予算化せず、非武装で軍事的活動をしないとする病院船建造に切り替えたら、鳩山首相の共同体構想の真剣さを示すシンボルとなるだろう。
あっというまのオバマ大統領来日、でしたが、
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