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みんなのこえ

vol.211

091111up

11月4日から10日に届いたご意見から

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

kazさん(33才・女性・青森県)

沖縄を返して。

新政権になり米軍基地問題が毎日取り上げられている昨今を、前進していると感じます。マスコミも偏った報道をせず両方の意見を報道していただきたい。
黒船時代から米の対日対策は話し合いより脅すが一番だとか。私達ももっと強く賢くならなくてはなりませんね。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

うなぎ使いさん(22才・男性・三重県)

普天間基地移設問題に対する岡田外相の姿勢について

岡留さんの記事を毎週興味深く読ませていただいています。
普天間移設問題をめぐる民主党の弱腰さは、これまでの沖縄県民の負担を考えると到底納得のいくものではないというのに私も同感です。そして、岡田外相の問題解決に向けた漸進主義には、様々な利害を一応うまく調整しようとする真摯さが見られ、現段階では期待半分諦め半分ではないでしょうか。
私は岡田外相のお膝元、四日市に住んでおり、岡田外相とは何度か意見を交わしたことがありますが、あの方の最大の問題関心は核兵器の廃絶にあり、紆余曲折を経ながらも一歩ずつ前へ進めることが大事だと伺ったことがあります。私の勝手な解釈ですが、岡田外相は沖縄の基地移設問題も核廃絶と同様に急進的実行は不可能にしても、基地の縮小・廃止に向けて一歩ずつ取り組んでいくのではないか、と思っています。
さらに記事を読み民主党が自民同様の保守のままでいるのか左寄りに舵をとるのか試金石だと思いました。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

大瀧由紀子さん(64才・女性・福井県)

沖縄の基地について

先月末、1週間ほど寝込みました。19日から4日間ほど「オリオン座流星群」見たさに、真夜中に外へ出て、流星は見られず、風邪をひいただけでした。でもそのおかげで鳩山総理の所信表明をじっくり聞くことが出来ました。
沖縄の基地について「最後は私が決める」との言葉。以前福島瑞穂さんが「レイプ事件の話をしたときに、鳩山さんは涙ぐんでいた」と言っていました。この世の中で「レイプ事件」の話を聞いて、どれだけの男性が涙ぐむと思いますか? 私は感動しました。「私が決める」この決意を私は信じたいと思います。
基地は外国から標的にこそなれ、日本を守ることはないと思っています。話し合いでお互いの信頼を作るという方向は正しいと思うので、何とか新政権に頑張ってほしいと思う毎日です。またアフガンへの自衛隊派遣は絶対反対です。中村哲さんに聞いてみて下さい。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

KamaPapaさん(67才・男性・東京都)

オカドメノート No.065:普天間基地移設問題、沖縄県民は怒り心頭である

岡留さんの主張の中で二点ばかり引っかかりました。先ず冒頭の“沖縄の普天間飛行場移設問題”は飛行場の移設問題なのですか? あくまでも軍事基地の移設問題なのでしょう!
次に“自衛隊の訓練滑走路しかない無人島の硫黄島への県外移設”等まじめに考えておられるのですか? ジュゴンの海を守ることは無人の硫黄島の貴重な自然を守ることにも通じるのではないですか?
普天間基地は日本本土への移設か、これが不可能ならば日本国外への撤去しかないのではないですか? 民主党政権では基地の国外撤去をアメリカに要求出来っこ無いかもしれませんが、国会決議なり何らかの方法でアメリカに粘り強く要求してみる価値はあるのではないでしょうか?

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

くろとりさん(39才・男性・兵庫県)

癒しの島・沖縄の真相について

「政府って誰のことだ? 外務省、防衛省の官僚だろうが」とのことですが、約束した外国(アメリカ)から見れば官僚だろうと政治家だろうと日本国の代表である事自体は変わらないし、関係ない話でしょう。自分の都合だけで話をひっくり返そうとすると相手ともめる事になり、信用を失うのは当然のことでしょう。どうしても変更したいのであればいったん受け入れた後で別の話として交渉すべきです。
「新政権が誕生したのだから、内政だけではなく外交・防衛政策においても路線が転換することは当たり前ではないか」と書かれていますが、内政はともかく外交・防衛政策に関して基本的な路線まで変更している国などどこにもありません。
私とて沖縄県民に基地を押し付ける形になっている事は認めますし、それが問題である事は認識しています。しかし、ただ「アメリカ軍出て行け!」ですむ問題でないのも事実です。
もし現状でアメリカ軍が沖縄から撤退すれば真っ先に中国が沖縄へ侵略するでしょう。そうなれば、アメリカ軍よりもっと横暴な人民解放軍が居座り、文句を言おう物なら問答無用で殺される様な状態となります。
基本的には自国の国土は自国で守るしか無いというのが国際社会の現実です。まずは一刻も早く9条を破棄し、完全とは行かないまでもある程度自国を守れる程度の軍事力を持った上で沖縄県民の負担を軽くすべくアメリカと交渉に入るべきでしょう。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

宮坂亨さん(41才・男性・長野県)

テント村が「太田総理〜」に

日本テレビ系「太田総理〜」に辺野古テント村が映りました。相変わらず元気な嘉陽のオジイ。
悦美さんの言葉に涙ボロボロでしたよ。
「ベトナム戦争のときも沖縄から攻撃機が出て行って人殺しをしてきた。こんな悲しいことはない。沖縄を人殺しの島にしたくない。」

騒音や米兵の犯罪といった基地被害が怖いから基地に来て欲しくないだけでなく、これ以上、沖縄が加害者になるのを阻止するために座り込みをしている方がいることを知っていただきたい。
沖縄が加害者であるとはもちろん日本が加害者であるということです。
加害者でありたくない方、辺野古新基地建設阻止に協力してください。

■柴田鉄治のメディア時評 について

たんぽぽさん

平等な政治の仕組みとは

日本郵政の社長に斎藤次郎氏がなることは別に問題ないと思う。私は勉強不足のためにこう思うのだろうか。しかし、天下りの問題は政治に携わる人を民間出身にすれば解決することではないと思う。今度はその民間企業に有利な政治になる恐れが出る。脱官僚で次は政治家による金権政治の恐れが出る。
お金や特定の人に有利な政治にならないような仕組みを考えなければ、官僚に有利な社会から大企業や政治家、それに絡む特定の人たちに有利な社会に変わるだけで平等な社会は実現できないと思う。アメリカの金権政治の二の舞にならないように注意する必要がある。

■雨宮処凛がゆく! について

パンさん(39才・男性・東京都)

平和と生存を望む

徴兵に応じなければ逮捕されてしまう現実を知り、とても心が痛い。

いま、北朝鮮問題に雪解けの動きが見えている。どうか、米朝対話が開始され、最終的には平和条約締結となってほしい。そのとき、韓国の徴兵をやめることにつながるといいが。

いま、日米ともに好戦的な党が政権から去り、対話路線を重視する政権へと変わった。市民の声に耳を傾ける姿勢はある。以前の政権にはなかった。
私たち市民は平和と生存を望む声を挙げて、この政権を平和路線へと進んでいくように働きかけていく。私たち市民が本来、主役なはず。一人でも多くの人がそれを望み、声を挙げていく。その者たちが集い、結集した力を世界にぶつけていく。その力の広がりが世界を変えていく。それを夢見、希望する。絶望の多い現在、それしかないように感じる。

私は雨宮さんたちの活動を尊敬し、惹かれる。
その運動が、キム君の「新しい生き方」の発見につながると私は勝手に想像している。

■雨宮処凛がゆく! について

中村さん

戦争反対の流儀

韓国の徴兵制度に抵抗するキムさんのインタビューの中に「戦争するような態度で『戦争反対』っていっても、真面目すぎると付き合って行けない。」という言葉があり、はっとさせられました。確かに声高に叫んだり、熱く語りすぎると警戒されたり、引かれたりすることってあるかも。実際恐いもんね、そういう人はなんとなく。
気楽に、自然に、ふにゃふにゃっとでもいいから表現したり行動していくことが結果的にいい方向につながるのかもしれないな、なんて考えるいいきっかけになりました。

■どーなってるの?!米軍再編 について

AIUさん(男性・愛知県)

日米同盟は解消(破棄)あるのみ

日米同盟、なんて言い方は止めて、真実は日米軍事同盟なのだと、メディアがキチンと伝えることから始めるべきです。少なくとも社民党や共産党は「日米軍事同盟」と表現を改めるべきだ。
あと、吉田茂や岸信介が、アメリカのエージェントであり買収されて安保締結をした歴史的事実も、もっと国民に知らしめるべきです。
全ての在日米軍基地は閉鎖し撤去。勿論、だからといって自衛隊の増強とかっていう話ではなく‥寧ろ、逆です。

■みんなのこえ について

エイハブ船長さん(62才・男性・千葉県)

『「冤罪を繰り返すまい」の熱気に水をさすようですが』に反論する

この投稿は前回の私の「何が菅家さんを冤罪に追い込んだのか」に対する反論と思われるので、再反論させていただく。
マングースさんはDNA鑑定について「千人に一人一致する、という偶然もそう頻繁にあるとは思えません。17年後の血痕の試料も幾分変化してしまい精度の格段に向上した分析法ではそのわずかな変質を差異として、犯人のものと違ういう結果を出してしまったのではという疑いも捨てきれません」と書いているが、確かに17年経てば試料が変化することは充分考えられる。しかし、時間が経てばDNAが変化すことが科学的に証明されているのか。もし証明されているのなら、裁判所は新しいDNA鑑定を証拠として採用しなかった筈である。このような科学的根拠もなく菅家さんを疑わしいとする姿勢に強い疑問を持つ。
裁判員制度が始まって、この投稿者のような人物も裁判員になる可能性があることに強い危惧の念を抱くのは私一人だろうか。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

いのうえしんぢさん(39才・男性・福岡県)

プルサーマルよりカーニバル!

佐賀県でついにプルトニウム燃料に火がつけられてしまいました!
プルサーマル発電には、これまでにロビイングや、経済産業省と佐賀県議会と電力会社へ申し入れ、署名活動などを行ってきましたが、すべて有効打にならずに…プルサーマルは試運転にはいりました。原発と原爆は双児のようなもの、核兵器への転用はまぬがれません。
とうとう僕らは11月5日朝10時から九州電力本社前で24時間体制の期限未定の座り込みを始めました。
「座り込みをして一体何になる?」というツッコミもあるでしょう。
ただ「火がつけられたから、もうしょうがないね」で終わらせたくない、黙ってしまいたくないんです。自分を殺して死んだように生きたくはないから。そんなアホで愚直な直接行動にはいりました。

今後の座り込みの報告は以下のブログで御覧ください
プルサーマルよりカーニバル!
http://carnivals.blog93.fc2.com/

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(69才・男性・三重県)

鳩山政権下で国連外交

原爆投下で日本の降伏が早まり、米日双方で多くの人命が救われた、これが人類史上最大の無差別攻撃を行なった米政府の見解だ。合理的な目的に適うことであるならば、無差別攻撃も許されるという論理です。
この論理はイラクやアフガニスタンでのテロとの戦いで事実上用いられる。11月5日、国連総会本会議は、イスラエル軍とガザの武装勢力を共に「戦争犯罪」と断じた国連調査団の報告書を承認する決議を賛成多数で採択した。この決議に、イスラエル、米国などが反対し、日本政府は棄権した。イスラエル軍による違反行為は、計画的な大量殺人、民間目標物への意図的な攻撃、民間財産の大量破壊、無差別攻撃、人間の盾の使用、封鎖措置の継続によるガザ地区民間人住民に対する集団懲罰など。
鳩山政権下での政府の棄権は、合理的な目的に適うことならば、無差別攻撃は許される論理に半ば与することになる。これでは原爆投下に毅然と反論が出来ない。

オバマ大統領の訪日が近づいてきました。
双方の国の政権交代を経て、
新たな日米関係への第一歩となるでしょうか。
ご意見をお聞かせください。
コンテンツへのご感想も、あわせてどうぞ。

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・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

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