091028up
10月21日から27日に届いたご意見からぶうれめんの音楽家さん(46才・女性・広島県)
ダム建設中止宣言に手放しで喜んでいた私は、公共事業の中止に住民が反対するという光景に、始めは驚きを感じていました。偏った見方でしょう! 信じられない! と思っていました。
でも今は、住民のその気持ちが少し理解できます。
ずっとずっと押し付けられてきた漬物石みたいに重たい重圧が取り除かれても、漬け込まれていた人々の心はもうペシャンコになってしまっていて、空気を入れても膨らまないし、絆創膏を貼っても、傷を縫っても、簡単には元に戻らないんだろうなと思います。
でも、人間には回復する力がきっとある。それを信じて、ゆっくりと丁寧に、心の弾力を取り戻す取組みが必要だと思います。
「もう生活を奪われる心配はなくなったんだ!」という安心感や「公共事業を押し付けてきた国によって家族や地域が分断されてしまったんだ。自分たちが愚かではなかったんだ!」という気持ちを取り戻せる日が来ることを祈ります。
どくまむしさん(33才・男性)
国と国民が一体になって「世界平和」という共通の目標に立ち向かう…というのは無いですか? 夢想家のたわごとになってしまうのでしょうか。
ヒロさん(28才・男性・和歌山県)
私は派遣社員として企業で働き、派遣先の企業で正社員になって働いていました。しかし自分のモチベーションであった派遣時の悪待遇(差別や労働条件)への怒りが解消されいわゆる燃えつき症候群になってしまい「もっと自分自身が全力でやれる仕事がしたい!」「自分に自信が持てる仕事がしたい!」と退職したのですが、やりたい事も見つからず仕事もないのが現状です(涙)。
しかし自分が生きていくには「アイデンティティの確立しかない」との思いがあります。と同時にその事が自分を苦しめている事もわかってはいるのです。アイデンティティの問題に関して雨宮さんはどの様な意見をお持ちになっていますか? ぜひ雨宮さんのご意見を聞かせていただきたいので宜しくお願いします。
anonimousさん(21才・女性・長野県)
私はArmy traditionを持つ米国人父を見て育ち、壊れた父を見て反戦的に育てられたものの唯一親戚内で交流のあったAfrica系の従兄弟がイラクに従軍し心身共に崩壊して帰国し、次は私の番だと発狂しそうでした。今山で豆など作って暮らしています。幸せです。
元 武士さん(39才・男性・大阪府)
『生きさせろ!』などの作品を通じて、生きづらい世の中と闘う雨宮さんの偉大なる闘志を知りました。
今、我々を取り巻く世相は、決して改善に向かっているとはいえず、ますます生きづらさを増していると言わざるを得ません。時代の歯車が逆回転することはあり得ませんが、生存権の保障と人間らしい働き方の実現。更には、全ての人々がその喜びに浴する世の中を求める為にも、我々一人一人が声を上げて行くべきだと思います。
これからも、雨宮さんのご活躍を心より応援します!また、雨宮さんのイベントがありましたら、ぜひとも参加したいです!
ねこカフェさん(26才・女性・佐賀県)
こんばんわ。マガジン9条の記事いつも拝見させていただいてます。雨宮さんの記事は、目から鱗が落ちるような気づきをもらえる素敵なものばかりで、いつも楽しみにしております。
唐突で申し訳ないのですが、雨宮さんは自己責任とかグローバリズムを批判されてますが、批判する対象が大企業や政府止まりみたいですが、その後ろにいる国際金融資本についてはどう思われますか?
彼らは、金融という仕組みを使って無からお金を生み出してます。信用創造と言われてますが、その無から作り出したお金を小泉改革の時に5000億円くらい日本のマスコミにバラ撒いてるようです。
国際金融資本は、グローバリズムを作った人なので、今の生きづらい日本の空気を作った影響があるかも知れません。
大企業や政府だけでなく、そちらにも目を向けると世界的に生きづらい原因がわかるかもしれません。
支離滅裂な文章で申し訳ないですが、これからも応援してます。
トミーさん(男性・東京都)
ぼくはいわゆるガンオタですが、ガンダムにからめた歴史の話などが勉強になるし、そういう見方もあったのかと思います。
マガジン9では異色のコーナーですががんばってください。ファーストのあとは、0083や0080、それから逆シャアも書いてください。
エイハブ船長さん(62才・男性・千葉県)
本日(21日)足利事件の菅家さんの再審裁判が始まった。巷間、精度の低いDNA鑑定が冤罪の原因のようにいわれているが、本当に原因はそれだけなのか。密室での長時間にわたる強引な取り調べで菅家さんをウソの自白に追い込んだ警察や検察。菅家さんの無罪を信じようとしなかった一審の国選弁護士の金儲け主義。菅家さんの精神鑑定を行った上智大学名誉教授福島章は菅家さんを“代償性小児性愛者”と鑑定し、一審、二審を通じてこの鑑定は菅家さんのの有罪を立証する証拠として採用されているが、こんなインチキ鑑定をして恥じない人物こそ精神鑑定の対象にすべきである。これら虚構の上に有罪判決を下した裁判所の責任も大きい。
二度と冤罪が起こらないよう、取り調べの可視化等の制度的改革も含め、徹底的に原因を究明すべきである。
十文字(衆愚代表)さん(34才・男性・沖縄県)
どこかの国の”賢人”とやらが、「日本国民の意識が反米に傾くことにもなりかねませんよ」と進言しても、肝心の日本人が穏便ならば、その進言には意味が無いでしょう。
結局、日本人自身が強く「反米」に染まらないかぎり、在日米軍が日本から出て行く事はあり得ないでしょう。
もし、中国とロシアと米国が真に「仲良し」になり、相互軍縮が達成されたのならば話は別ですが。
さて、今回のゲーツ国防長官の発言に怒りを覚えた人が多いそうですが、それは正にナショナリズムの発露ではないでしょうか?
しかし立憲主義は、ナショナリズム(ポピュリズム)の暴走を制止する機能も保有しています。
今回の移設問題を考察するに当たり、立憲主義と歴史、そして平和主義の観点を機軸に、どのような対米交渉をすれば良いのかを、護憲論者の人々はナショナリズムを超克した冷静な視点で述べて頂きたいと私は思います。
ひいてはそれが、対北朝鮮外交論にも寄与するでしょう。
辺野古の基地移転問題、
北沢防衛相によるソマリア沖への海上自衛隊「転用」発言など、
対米・国際関係で気になるニュースが続きます。
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