090819up
8月5日から18日に届いたご意見から南方欣一さん(62才・男性・京都府)
1.私達は、歴史に学ぶことです。60数年前に日本がなぜ孤立していったのか。その行き着いたところはどのようなものだったのか。それをふまえて日本は、北朝鮮を敵視して追いつめることではないと思います。敵視して道が開かれないのなら方向転換することでしょう。
2.世の中の大勢に異論を投げかける事は、相当な勇気がいります。私たちは孤立したくありません。そんな中で今回のような発言をされた蓮池さんに大いなる勇気を感じています。陰ながら応援します。
3.私たちは知らされたことしか知らないと言うことです。この対談でDNA鑑定についていっておられました。今まで北朝鮮が間違っていると思っていました。しかし事実は定かではないということですね。本当のことを私たちはほとんど知らないと言うのが事実なのかもしれません。
この対談で貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。
三浦小太郎さん(49才・男性・東京都)
北朝鮮の帰国者問題、人権問題、また拉致問題に多少なりとも取り組んできた一人として、森達也・蓮池透両氏の対談を様々な思いと共に読ませていただきました。
私たちの運動に、様々な問題点があった事は謙虚に考えねばならないと思います。ただ、私がやや疑問なのは、この対談全体を通じて、拉致や各問題は語られておりますが、北朝鮮の人権問題、脱北者問題に対し手は殆ど言及がなされていないことです。
人権問題、特にマイノリテイの人権について強い関心をお持ちのはずの森氏が、今中国で、北朝鮮で、それこそ「命が失われている」脱北者や北朝鮮民衆の救援を殆ど言及されないのはやや理解しにくいものがあります。
もし私の運動に興味がございましたら、下記ホームページをご一見いただければ幸いです(蓮池氏の著書に対しても批判的に論じております)
http://hrnk.trycomp.net/index.php
エイハブ船長さん(61才・男性・千葉県)
9条をよく読んでみると拡大解釈の余地はないのであるが、現実には解釈改憲が行われているのが現実である。9条第2項の「前項の目的を達するため」という部分が拡大解釈の根拠になっているらしいが、前項の目的とは第1項の「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」である。解釈改憲の余地などどこにもない。
にもかかわらず解釈改憲が進み、政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」は4日集団的自衛権の行使まで容認しているのである。ここまで解釈改憲が進むと憲法9条は絵に描いた餅になってしまう。ここは絶対に解釈改憲などできないような条文に改めるべきである。
笹ゆりさん
自民党と官僚による政官業の癒着・天下り・無駄な公共事業などを許していては最悪国家破産の恐れすらあると私は思います。みんなに投票を呼びかけて政権交代させないといけません。国民は自分の一票で政治が変えられるのだという体験をしないと自民党一党支配がずっと続きます。
しかし民主は改憲政党ですので一応「護憲の党」を唱えている社民・共産の議席を出来る限り増やして置くべきです。周りの身近な人々に勇気をもって呼びかけて、「平和憲法がもう危ないのです。憲法改正の国民投票は全有権者の過半数で決まるのではないのです。」と丁寧に説明しながら社民・共産への投票をお願いするべきです。特に社民党の存在は大きいでしょう。
そういう政治に無関心なふりをしていて政治に関わろうとしていない普通の身近な人達への投票呼びかけが足りないから、ここまで日本は右傾化してしまったと強く思います。
しゅうわさん(72才・男性・東京都)
余りにも長すぎた自民党政権での閉塞感や八方塞の生活を打破し、活気ある社会を取り戻すには新しい体制に期待する以外になかろう。斯くも長く自民党に政権を委ねた我々の責任は相当に重い筈だ。どんなに優秀な人物や組織でも、権力の座に長くつけば、腐敗するのは歴史に拠らずとも明白だ。目に余る政産官の癒着馴れ合いは、予算額、配分を始め国民が渇望する福祉、医療、少子化等を等閑視して余りある。今程政治に緊張感が必要な時は無い。
民主党政権を誕生させ、我々の声を反映させた政治を行う絶好の機会が今訪れようとしている。この機会を無益にせず、新たな試みに挑戦しようではないか。教養の低い世情には長けた人が支配する党より、優れた若手を多く擁するフレッシュな民主党の政権に私は賭けたい。
SONOKOさん(29才・女性・神奈川県)
私はアメリカのいいなりで生活を破綻させてきた自公政権を打倒したくて民主党を支持していました。でも先日友人から転送されたニコニコ動画でノーカットの党首討論を見たら、民主党に任せるのが心配になりました。そのあとTVで同じものが放送されましたがかなり編集されて全然違った印象になっており何を信じたらいいか分からなくなりました。
その後ネットでこの特集を見つけ、ようやく腑に落ちた感じです。堤さんの意見(政権交代の先にある政策を見ること、大政党の監視役としての少数政党の議席を守ること)は、郵政民営化の時と同じような今の状況の中、私達が忘れてはならないポイントだと感じました。
まだ迷っていますが選挙当日まで政策を何度も読んでよく考えます。
真紅さん(15才・女性・東京都)
日本を含めなぜ軍をもつ国は、周辺国の侵略を疑うのでしょうか。ではなぜなんとか友好条約とか、相互の経済協力しますよ〜とかいってるんでしょうか。あれははりぼてなんでしょうか。
お互いを疑いあうことで平和が続くと思えません。わたしは、本当にお互いを信頼しあう外交をすれば、防衛費は必要なくなるとおもいます。(自衛隊の活動を全面的に批判しているわけではありません。)この考えは無謀なことなのでしょうか・・。
アンズとスモモさん(60才・女性・東京都)
お母さんにおめでとう!お疲れ様との言葉を送らせて頂きます。
でもどんなにお金を貰っても、勝利判決を貰っても、親の気持ちはただ一つであることを思うと、安易な言葉も空しいです。75年生まれ、わが子と同じ歳であることが、余計に複雑な感情を湧かせます。
10年前には、こんな事が起きていたなどとは、多くの人は知りませんでした。勿論私も・・。でも今は違います。油断せず監視の目を怠らず、派遣法改正をさせましょう。
AKASATAXさん(37才・男性・兵庫県)
今回の過労死裁判で勝訴を得たのは良かったですが、雨宮さんの言う通り失った命が帰ってくる事はありません。だからこれからもこんな事が起きないように私も戦っていきたいと思います。
そして話は変わりますが、少し前の事だと思いますが、日雇い派遣をしていた派遣会社が、国からの指導だと思いますが日雇い派遣を中止しました。国も少し今の現状を理解してきたのかと思いましたが、日雇い派遣で生活していたネットカフェ難民はどうなってしまうのでしょうか。国もまずネットカフェ難民を救う事から始めなければ彼らは居場所がなくなります。やはり国は私たちの目線では見れないのでしょうか。ネットカフェ難民たちが心配でなりません。どうかこんなところも見ていってほしいと思います。
雨宮さん、応援していますので、これからも頑張ってください。
だきわさん(38才・男性・三重県)
確かにガンダムには考えさせられた。悪とは何か?敵とは何か?平和でないこととは?実は年齢を重ねるごとにどこか頭の中のスイッチが入る仕掛けが作ってあるんじゃないかと思ってます。
ベースケさん(33才・男性・長野県)
私は約6歳からのガンダムファンです。
ガンダムは次作(ゼータ)含め、これまでのイデオロギー対立とか政治の延長線と言う意味での軍事(つまり、近現代の歴史ですね)に興味や知識があると大変楽しめるしまた考えさせられる作品です。てか、「いまさらじゃね?」という30代読者、多いと思いますよ。
今後の展開、楽しみにしてます!!
りんごさん(28才・女性・長野県)
なぜここに「ガンダム」という字が??と思いつつ読みました。そして、「ガンダムを見たい」という思いに既にかられつつあります。昔、兄が夢中になっていたガンダム、そこにそんなストーリーがあるなんて全く知りませんでした。ただのドンパチものだと…。連載を楽しみつつ、観てみようと思います。
奥設楽棲息人さん(60才・男性・愛知県)
最近いきなり番組が消えてしまったものがある。BS11の大人の時間「西川のりおの言語道断」である。時間帯が遅かったりして見逃すこともあったが、政治、経済、社会問題について注目のゲストを招き西川、野坂両氏がズバリ本音インタビューするもので、久々の上質な番組であると注目していたのだが、最近になって前触れもなく画面から消えてしまった。通信販売、コマーシャル番組ばかり目に付くBS局の中でダイヤの原石のように光を放っていたので、残念であり、何故消えたのか不審にも思う。どなたか、番組が中止になった事情などを知っている方、教えていただきたい。
まさみさん(69才・男性・神奈川県)
9条を世界にとの思いは強いがこれでは抽象的すぎる。そこで今日本で使われている軍事費の半分をNGOに使う。平和的活動に使う。そして世界の人々から戦争には参加しない。戦争しないことには参加する意識を。政治はいつも現実だから。そして欲がコミットして戦争を進めるのだから。
TY生さん(69才・男性・三重県)
8月4日、「安全保障と防衛力に関する懇談会」は、麻生首相に防衛大綱の見直しを求める報告書を提出した。集団的自衛権の見直しを行なうことを提言して、米国に向けて発射された北朝鮮のミサイルを日本が迎撃を可能にするなどを求めている。
米国本土に向けてミサイル攻撃をする事態は、核戦争の始まりを意味し平和の一大破局である。このような破局に軍事的に対処しようとする発想は、原爆の残酷さを味わった日本が考えることではない。
また、このようなことを行なう意志を表明することは、日本が攻撃の標的にされることである。平和の破局が絶対に起こらないようにするのが日本の役目である。私たちは北朝鮮の脅威を口実にした、大変なお金が掛かる軍備拡張に反対しなければならない。
貧乏人の日記さん(男性)
NHKで「アンネの日記」がやっていました。
あんな素敵な子が何で殺されなくてはいけなかったのかと思うと残念でなりません。
あの時代、日本もドイツも「優秀な日本人(ドイツ人)」と言っていました。今でも言ってるひとが居ますが。
でも本当に優秀な人ならあんな馬鹿な人殺しするでしょうか?最近、優秀な人(だと自分で思ってる人も含む)がやっていることが馬鹿に見えて仕方ありません。イラク戦争、郵政民営化。優秀な人はとりあえず引っ込んでてください。私は少しお馬鹿な友達が好きです。お馬鹿同士で盛り上がれるので。優秀な人殺しよりましだと思います。
日本人(ドイツ人)は馬鹿でいいのです。やさしいお馬鹿な日本人でいたいと思ってます。
金城潜さん(21才・男性・沖縄県)
かつて、日本ではゴーマンな政治漫画家が人気を集めていたらしい。彼は、沖縄を恨んでいるらしく「沖縄は全体主義の島だ」とまで言い出す始末である。某宗教団体の出版物に影響された結果、最近では、強制集団死の生き残りの方に対して人格攻撃を始めたようだが、あまりに常軌を逸している。なぜ、彼はここまで暴走してしまったのか。日本の言論界において、彼の暴走を諌めようとする動きが少ないように見える。「マガジン9条」は、ゴーマンな政治漫画家が引き起こした数々の問題に正面から取り組んでほしい。
佐野 鷹男さん(43才・男性・愛媛県)
物凄い反感を承知で書く。労働者独裁という排除の論理と、その優先により民族問題、農民問題を下位に置き、齟齬を来たした場合は大虐殺でもってそれに答えてきたのが共産主義の権力である。すでにレーニンによってそれがなされたことは今や多くの研究によって明白である。その論理は必然的にトロツキーがレーニンを批判したときに言ったように党の幹部が全てを支配することを許すこととなった。
北朝鮮は主体思想を採用して共産主義を放棄したらしいが、この支配の論理は貫徹している。北朝鮮との和解という場合、そのような独善体質の国家との和解を意味することとなり、その体制の元で呻吟する民衆との和解では決してないことを日本国民は知っている。反人権、反民主、反自由という、左翼を含む日本人の多くの価値観と相容れない権力者どもとの和解は、絶対に必要なのだろうか? 否、和解していいのだろうか?
四畳半主義者さん(27才・男性・神奈川県)
8月6日付朝日新聞朝刊に掲載された宗教学者島田
裕巳氏の論文に反論します。
氏は、選挙期間以外「創価学会の会員が公明党の党勢拡大に結びつく活動を展開してはいない」と述べていますが、創価信者の間では「公明党に投票すると『功徳』を積んだことになる=願いが叶う」などと言われており、事実上、創価の「教え」が公明党への投票と一体化しています。
政策に関係なく、創価信者はほぼ100%公明党に投票するのではないでしょうか。そのため、信者の普段の勧誘活動は公明党の「支持者」拡大に直結しています。また信者の住居には常に公明党のポスターが貼ってあります。
民主、公明の連携の可能性を示唆しつつ、「両党の政策は弱者救済などで近い」と述べていますが、公明党の「福祉政策」は部分限定的なもので全体として自民党の弱者切り捨てを支えてきたのでは。
「政権のチェック機能」とは詭弁であり、本当のチェック機能は選挙のはずです。
2週間ぶりの更新です。
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