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みんなのこえ

vol.172

090128up

1月21日から27日に届いたご意見から

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

あっこさん(24才・女性・神奈川県)

絶対反対!!

沖縄の泡瀬干潟埋め立て問題について

泡瀬干潟の埋め立て反対です!!
自然環境を守り、これからの未来に残していくのが
私たちの役割だと思います。

例え、リゾートができたとしても
そこでの流行りは目に見えています。
そんな危険な賭けをするよりも、
干潟で一生懸命生きているたくさんの生き物、鳥、サンゴの事をもっと知って、今ある自然を考えて欲しいです。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

かめあけみさん(46才・女性・千葉県)

こんなことが行われているんだ・・・・

青い海にヘドロが投げ込まれる・・・
本当に必要なことですか?
海が嫌いですか?
この地球をどうしようとしているのですか?
未来に生きる私たちの子ども達、孫達のことを考えていますか?

環境問題がこんなに騒がれているのに、まだまだ同じような環境破壊が行われようとしているんだね。
こんな事実をもっともっとみんなに知らせて、やめさせないといけません。
沖縄のみなさん、もっと怒って下さい!!
みんな沖縄の海の美しさ、大好きだよね!
日本中の良識あるみなさん、なんとかならないかなあ!!!

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

金津紀代さん(71才・女性・熊本県)

ネコ様に敬意を

我が家にもお二方のネコ様が一緒にお暮らしです。
ずっとネコ派を通してきましたので、鈴木氏の「ネコ派は護憲派」にいたく感動しました。
ネコ様の歴史とその偉大な功績を諄々と説き明かしていただき、ネコ様の存在のありがたさを改めて肝に銘じました。
私は「子育て・教育9条の会」というささやかな活動をしていますが、いまネコ様を会のシンボルにしたいと思いつきました。
鈴木先生ご高説ありがとうございました。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

かおぞうさん(46才・女性・福岡県)

鈴木邦夫さん、目の付け処がおもしろいです!

わたしも、絶対ネコ派で、鈴木さんのファンタジーなネコ平和論が嬉しくて!私も周りをみるとネコ派が多く、イヌ派やイヌネコどっちも派とは本当にはわかりあえない気がします。ネコ派は護憲派・自由と平等と理想(理想って大事!)を愛する人がかなりな確率で多いと思います。
そして、ネコ派でも、お金でネコを買った人(ペットショップで)は護憲派ではない気がする。本当のネコ派はペットだからって、自分のいうことをきくわけじゃないと思ってる気がする。つまり、お金とか常識とかに価値を感じず、自分だけが正しいとも主張しない。でも、ネコ派って権力もきらいなので、政権はイヌ派が占めちゃうのでしょうか?いや権力握らずともネコで世の中変えましょう、日本も!もちろんイヌ派と手を携えて。

■毛利子来の「狸穴から」 について

たんぽぽさん

またの機会を楽しみにしています

たぬき先生の話は、なるほどそうだと思う事が多くおもしろかったです。
特にインフルエンザは私のまわりでも予防接種を受けてる人に限って、1シーズンにB型A型両方のインフルエンザになり、受けてない人は元気だったりします。予防接種を受けた日に、低体温になったり頭痛になったりした人の話も聞くし、予防接種ってなんだろう、とおもっています。
やはり予防接種を受けて免疫つけるより、普段の生活で免疫つけるほうが大事だと最近になってやっと思うようになりました。
木をみて森をみずということになりがちですが先生の視点はおもしろかったです。
またの機会を楽しみにしています。

■雨宮処凛がゆく! について

上田 完 (Thomas)さん(38才・男性・愛知県)

「戦争民営化」という、言い換え

雨宮さん、「傭兵」という言葉もご存知ないんですか?この現象は、傭兵提供のシステム化と、それを用いた大国の「代理戦争」、そしてその行われる地に住む人の悲惨、という文脈で捉えるべき問題でしょう。傭兵の悲惨なんてのは大昔から色々あるんです(スイス人の傭兵が敵味方に分かれて殺しあった、とかね)。「知る」ことは、歴史のチェックと対になって初めて意味を持つことです。その辺、大事にしていただきたい。

■雨宮処凛がゆく! について

マングースさん(男性・東京都)

「派遣を禁止すれば却って失業者を生む」について

派遣労働の規制に反対している自民党や財界がよくいうのに「派遣を禁止すれば却って失業者が増えて、困るのは結局労働者自身である」というのがある。しかしこの言い方は「失業がいやならどんな労働条件でも文句言わずに働け」と言っているのと同じで、きわめて理不尽である。過去のアメリカ南北戦争で南部の保守派が言った「奴隷制度をやめれば職を失って困るのは黒人たち自身である」というのと似ている。こんな屁理屈を認めてしまったらいつまでたっても世の中良くならない。彼らの「却って失業者が増える」に納得させられたり、だまされてはならない。
話は変わるが、先日、都内で寝ていたホームレスを襲撃して殺傷を繰り返していたTという男がつかまった。彼もフリーターで不幸な境遇にあったらしいが、それでも、自分より弱い無防備な人を快楽的に襲って殺す、という神経が許せない。

■雨宮処凛がゆく! について

稲城稲造さん(33才・男性)

改革

渡辺、江田さんに注目して、まず古い自民党を潰す。現在維新を起こせた人はこの二人しかいない。あとは巨大なメディア戦略が必要。最低でもインターネット会社に協力を得て、新しい地盤を作れないと厳しいと思う。デモをしても新聞の片隅にちょこっと載るだけ、一時的なことで終わってしまう。それを何年何回やろうが、先は見えてこない。 
先人がデモをしても何も変わってないどころか悪くなっている世の中で、我々は何が改革なのか、どういう構造改革が必要なのか、もう一度考え直さなければならない時代になってしまったと思う。私的意見を申させていただくと、ソフトバンクの本社へ行って孫正義に話をする。彼の存在は大き過ぎる。彼の生き様は毎日が改革の連続だから。そして実現させ成功できた人間だから。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

緩めの音さん

昭和的節約生活のすすめ

アルバイトをやめました。体調を崩して、かかりつけの医者から「少し休みなさい」といわれました。
持病があって、外からみると健康ですが、デカい負担がかかると体調が悪くなります。ちょっと忙しすぎました。残念です。

多分、これからもそんなに稼げないのかなと思います。節約して生きていくしかないのかな・・・。
と言うことで、ほうきと洗濯板を買いました。
ちりとりはダンボールで作って、テレビは見ません。電気はこまめに消して、娯楽はラジオと読書です。なるべく自炊して、質素に暮らしてます。
携帯のメールとネットのサービスを止めました。

なぜか、心が豊かに感じます。メールを止めたら、友達と会って話す時間が長くなりました。
こういう生活なかなかいいですよ。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(45才・男性・東京都)

改憲論への疑問

改憲派は中国の軍拡を改憲の理由にあげるが、そもそもある国が自主独立を保つのに隣国と同等の軍備を持たねばならないのか自体が疑問だ。
カナダ・キューバがアメリカに、モンゴル・ベトナムが中国に、フィンランド・ポーランドがロシアに従属しているわけではない。日本が対米従属を強いられているのは米軍の駐留を受け入れているからで、安保がなければアメリカでも今ほど日本の政策を左右できないはずだ。
将来的には日本の10倍の人口・25倍の面積を持つ中国と同等の軍備を持つのは不可能で、福祉等の予算を削ってでも軍拡するべきだと思い込んでいる改憲派のほうが中国に踊らされてはいないか?
ただし大方の護憲派と違い、僕は死刑廃止に賛成はできない。大量殺人や残虐事件の例には事欠かず、子供を含む家族を惨殺した犯人まで許してしまい、人の命は等価なのに何人殺そうが反省さえすればよいというシステムを作るとモラルが荒廃する(「無限回廊」参照)。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(69才・男性・三重県)

オバマ大統領に対日政策のチェンジを求める

オバマ大統領は、米国の民衆の声を汲み取り、その絶大な支援で大統領選挙に勝利した。草の根レベルの日米の信頼関係を築くためには、1月20日の沖縄タイムスに載っていた「黒人初の大統領に沖縄の痛みを分かってほしい。砂辺に来て、早朝の戦闘機離陸など爆音の実態を知ってもらいたい」という声や世論調査で示される憲法9条支持の大きな声に耳を傾けなければならない。
オバマ政権は駐日大使にジョゼフ・ナイ氏を選んだ。同氏は1996年の日米安全保障条約の「再定義」や2000年と2007年の2度にわたり「アーミテージ・ナイ・リポート」に参画している。これらは、日米の軍事的共同対処地域を世界的な規模にする。日米同盟において集団的自衛権行使を可能にすることを日本に求めた。日本の集団的自衛権行使を必要とするのは米国の覇権主義的政策である。強面のブッシュ政権と同様の対日政策ではなく、憲法の平和主義を破壊しない対日政策へのチェンジを私は求める。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ナインマンさん(男性)

公務員改革!大丈夫なの麻生さん。

ガソリン暫定税率の失効で租税特別措置の存在を知った。暫定にすることで減税と増税のサジ加減を政府と官僚が自由にできる。
企業や団体は補助金を貰うと政治献金原則禁止だが、税措置だとやり放題だ。
政治家や官僚は税の優遇をすることで政治献金や天下りにありつける。
公文書の透明化も大事だ。が、福田内閣で公文書管理の法令立案や作成(一般人による閲覧も含む)の権限を与える第三者機関を作る改革案は、麻生内閣で骨抜きにされたようだ。
年金の資料や道路や橋やダムなどの資料、過去の問題の資料や証拠が各省庁の決めた保存期間が過ぎると消えている。
このままの改革では官僚や政権にとって都合の悪い公文書を意図的に破棄する、法的根拠を与えることになりかねない。
心ある政治家や官僚の勇気ある決断を期待する。
民主主義は行政の透明化で国が国民に信用されることから始まるものだと思う。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

十文字(衆愚代表)さん(33才・男性・沖縄県)

歴史小説家の第一人者でもある、塩野七生さんの憲法改正論(文藝春秋2009年2月号)に、護憲派はどう反論すべきか?

ソマリア沖海賊問題が騒がれるこの頃、塩野さんは以下の様な改憲論を唱えた。

「やるべきことの第二は、憲法の改正だろう。日本も他国並みの軍隊というはっきりとした形にして海外に派兵できるようにするためで、憲法改正による利点は次の三つ。
第一は、自分自身を守ろうとしない者を守ってやろうと思う国は世界のどこにもないということを、誰よりも日本人自身が自覚するため。
また、海外派兵とは軍隊に限ったことではなく、非軍事の分野でも他の国々との共同歩調をするという意思表示にもなるのだ。アメリカですら一国だけでは解決不可能と言う時代だ。海外派兵も、このような時代に適応するための政略にすぎない。
そして第三は、ついに日本も自分たちと一緒に行動するようになったと、他の国々にもわからせるためである。」

私の主観では、改憲までする必要は無いと思う。
とはいえ、塩野さんの指摘に、護憲派が反論不能では、改憲も止むなしと言えなくもない。

まだまだ寒いけれど、日が長くなって、少しずつ春に向かう兆しが。
ますますたくさんのご意見・ご感想、お待ちしています。

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

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