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みんなのこえ

vol.228

100317up

3月10日から16日に届いたご意見から

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

パンさん(39才・男性・東京都)

どうぞ、海兵隊、沖縄から撤退してください

「小沢氏、県内案に否定的」の記事は私も読みました。まさに、そのとおりと思いました。
6日、民主の川内さん、近藤さんが孫崎享さんとともに、首相官邸を訪れ、鳩山首相にグアム移転を提言したと共同の記事がありました。
また、リチャード・ローレス元米国防副次官インタビュー「辺野古案でなければ海兵隊撤退も」の朝日の記事がありました。どうぞ、海兵隊、沖縄から撤退してください、と思いました。
海兵隊の抑止力はまやかし。北朝鮮、中国脅威論もまやかし。どうぞ、米軍、国外へ撤退してください。

県内移設はまったくありえない。県外も受け入れ先がなさそう。そうであれば、国外へ。グアム、ハワイ、アメリカ本土、好きなところに行けばいい。
鳩山政権は常時駐留なき安保を貫けばいいと思います。ノープロブレム!です。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

宮坂亨さん(41才・男性・長野県)

下地幹郎という人物

沖縄在住の目取真俊さんのブログ(3月6日)
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/1bae3a7385bb4bd1ab2be36b0abb13be

同じく3月9日。
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/c5dd29793894d72f3e2c25d593bc7d8e

国民新党のS氏こと下地幹郎は沖縄の土建屋の既得権益を守ろうとしているだけです。

■森永卓郎の戦争と平和講座 について

森正樹さん(46才・男性・東京都)

護憲・安保撤廃という選択はありえない

冷戦が終了し、アメリカに経済的に食い物にされる弊害の方が大きいから、安保撤廃が検討されないのはおかしい。
中国の軍拡にしても、中国の全軍事力が日本一国に向けられるという想定が非現実的で、国内問題の山積する中国に戦争する余裕はなく、改憲派こそ意識過剰だ。
しかし今世紀半ばに中国のGDPは日本の7倍、アメリカの約2倍に達するから、軍事的圧力は相当なものになる。
少なくとも中国民主化までは保険として安保がある方がよいし、軍事の常識に従えば、安保を撤廃すれば改憲が必要だ。
日本が飛車角落ちの将棋みたいな専守防衛でいられるのは、擬制とはいえ安保があるからだ。
護憲派はよくアメリカは日本を守らないと主張するが、だから安保は不要で護憲のままでよいというより、むしろ自主防衛力を高めるべきだという結論になるのではないか。
日本の安全を実質的に確保しているのは、九条ではなく自衛隊と安保であることは護憲派も認識するべきだ。

■松本哉ののびのび大作戦 について

ドグラ☆マグラさん(26才・女性・東京都)

本の感想

「貧乏人大反乱」は、いつものノリノリの文章とまた違って、明るさの中に哀愁も漂っていて、しみじみしますねえ。
私は中3のとき映画「もののけ姫」を観て「私ももののけ姫になるぞ!」と思ったほどの大バカ者ですが、ここ数年を振り返ってみると、職場のストレスで幻聴が始まったり、一人暮らしに疲れて遠恋の彼氏に結婚を迫ってふられたり、親には頼るまいと思ってたのにストーカーに遭って実家に逃げ帰ったりと、実にマヌケです。正社員になれるようにと資格取得の勉強とかしてたけど、気が付いたら現実社会に適応することしか考えない人間になっていた。
でも松本さんやアナーキストお母さんのように、世の中から離脱しても自分達の力で楽しく生きている人がいることを知り、衝撃を受けました。
自分がなりたかったのは正社員でも主婦でもないということを、否応なしに思い出させられました。
まあ私は人付き合いとかすんごい苦手だし、店作ったり仲間増やしたりというのはできないと思うけど、「自分は何がしたいのか」「どうすれば自分らしく生きられるか」という事を、真剣に考えるようになりました。
こんな本読んでしまったからには、優秀な奴隷にはなれそうにありません。
参りました。

■みんなのこえ について

長壁満子さん(55才・女性)

いのちと生存権について

雨宮さん、湯浅さんに触発されて、地域の捨て猫たちを気に留め始めました。昨年、冷たい雨の中、チンチラ風の白猫が鳩の死骸を貪っていていても立ってもいられなくなり・・・人間の生存状況の悪化は犬猫たちに直接影響します。先月はとある公園で、賢そうな犬と大きなバッグを携えた男性を見かけました。
心の底に沈殿させてきた事実・・・年間30〜40万匹とも言われる犬猫の殺処分。動物のいのちは人間の都合次第・・・という風潮に気持ちがざわつき始めたのです。
先々週のやまももさんの投稿「猫と二人暮し」にエールを送ります。どんよりとした曇り空にも薄日が射してきます。本日3月11日の記事に年越し派遣村の名誉村長さんだった宇都宮健児氏が、日弁連の会長に決定とありました。昨今の薄気味悪い司法界においてパーッと朝日が射し込む思いでした。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

宮本浩一郎さん(43才・男性・神奈川県)

3者鼎談の堤未果さんの視点について

去年の総選挙前にマガジン9条で特集した山口二郎氏、森達也氏、堤未果氏の3者鼎談を読んだ時に興味をひかれてブログにUPした者です。
あの時学者やジャーナリスト、マスコミがこぞって民主党を絶賛する中で堤未果さんだけが「政権交代と政策の中身は分けて検証することが必要」と言っていたのが印象的でした。ところがその後の政治情勢をみると、堤未果さんの言うとおりだったなあと改めて感心しています。私たちもイメージで投票するのではなく、能動的に政治を監視していかなければと気を引き締めました。
あの特集をしてくれてありがとうございます。堤未果さんには今後も大いに期待しています。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

しのださん(34才・男性・愛知県)

トヨタのリコールこそ、変革の大チャンス!

トヨタのリコール問題が騒がれてるが、派遣切りで雇用を切り捨ててきたことの自業自得だ。保守系論壇ではトヨタのリコールが憂慮されるが、体制の崩壊は非正規にとって逆にチャンスとなる。トヨタ自動車とその関連企業が崩壊すれば大リストラで、スタートラインは平等になるはず。

ただ日本経済が崩壊したその後をどうするかだが、セーフティネットを整備しつつ再出発するしかない。学校教育よりも社会人教育を重視し、職業能力の向上に努めていきたい。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(70才・男性・三重県)

日本国民と世界を欺いてきた政府

1960年の日米安保条約改定以来、半世紀以上にわたって日本国民に隠されてきた「日米核密約」―。四つの日米「密約」を調査してきた外務省は3月9日、省内の調査チームと「有識者委員会」の報告書を公表した。公表結果で、政府は1968年に核兵器核兵器搭載の疑いのある米艦船の寄港・通過を黙認する立場を固め、その後の歴代首相や外相らも了承してきたことが判明した。
これは強い国民の強い願いに押され世界に毎年核兵器の廃絶を呼びかけ、日本の国是を非核三原則として、核兵器とはきっぱりと縁を切ることを宣言してきたことが偽りであったことになる。日本の信用を大きく傷つけたことになる。
私は、政府が唯一の被爆国の初心に立ち返り、正真正銘の非核三原則を確立することを要求する。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ハルチャンさん(60才・男性・福島県)

沖縄によせて

今こそ安保破棄を。
沖縄米軍基地の移設云々でマガ9もいろいろ発言がありますが、全ての根源は安保ではありませんか?
その根源をきちんとたださない限りこの問題は幾度となく繰り返されます。すでに、世界の趨勢は二国間の軍事同盟の時代ではありません。ヨーロッパはもちろん、南米もアジアも集団での安全保障を築きあげつつあるのではありませんか?
マガ9が安保廃棄の一きっかけとなり得るならば、日本に生まれた一人として胸を張れる気がします。
そのためにはマガ9らしくなくても声を大にして正面から訴えて欲しいものです。安保はいらない!
1年後には自動的に廃止です。独立国家になれます。

16日で発足から半年を迎えた鳩山政権。
この半年を、あなたはどう評価しますか?
サイトへのご感想と合わせ、ご意見をお寄せください。

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

・どーなってるの?!米軍再編 ・マガ9対談

・週間つぶやき日記 ・やまねこムラだより ・マガ9レビュー

・シムピース ・おまけ絵本 ・アピール9 ・世界から見たニッポン ・みんなのこえ

・マガ9アーカイブス

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