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みんなのこえ:バックナンバーへ

みんなのこえ

vol.224

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2月10日から16日に届いたご意見から

■畠山理仁の「永田町記者会見日記」 について

KUMA0504さん(男性・岡山県)

畠山理仁さんがんばれ!

畠山理仁さんの「首相官邸での会見がオープン化されるまで」記者会見に出続けるという意気込み、頑張ってください、という思いでいっぱいです。
40年前、ソ連時代の『プラウダ』東京特派員を務めたV.オフチンニコフが『一枝の桜』という本の中で、日本人新聞記者のこういう本音を引き出しています。「たとえ一回でも他の新聞全部の後塵を拝するよりは、ほかの新聞とまったく同じニュースをもらうことが10回あるほうが、ましだということです。記者クラブが、新聞を没個性的なものにすることはもちろんですが、どの新聞も特落ちを絶対にしないことは保障されます……」。こんな記者魂が日本のマスコミ、ひいては世論を腐らしてきたのです。

■畠山理仁の「永田町記者会見日記」 について

nyahsu5656さん

楽しみにしてます

楽しいエピソードありがとうございます。頑張ってください。
ところで、私としては、連載が即終了してしまうのと、長期連載になるのと、どちらを希望すればいんでしょうか? 悩むところです。

■畠山理仁の「永田町記者会見日記」 について

しおでさん(62才・男性・山梨県)

ありがとう

このような事実は初めて知りました。
twitterを使い始めて、知りました。
ご健闘を祈ります。

■畠山理仁の「永田町記者会見日記」 について

erikoyさん(58才・女性・埼玉県)

興味深く拝読しました

日々接しているメディアから流されるものにどれほどの真実があるのか、このところすっかりわからなくなっています。週刊誌を読んでも、少しずつニュアンスが違います。
いずれにしろ、記事は誰かの目を通したものでしかないとは思っているのですが、ならば、できるだけ真実の度合いの高いものに接したい。記者クラブが解体されれば『目』はもっと多様化するはず。『真実』に触れるチャンスも増えるはず。記者クラブ解体を熱烈に希望します。 
ご活躍、期待します。

■畠山理仁の「永田町記者会見日記」 について

えるてんさん(男性)

驚き!そして感謝。

こんにちわ。早朝のラジオから流れる上杉氏のお話から、“記者クラブ”の恐ろしさを感じてしまいました。んで、ツイッターに登録して貴殿のつぶやきをも眼にする事になりました。
常々、与えられるだけの情報ではなく、多角度からの視点で物事を3Dで見る様にしてましたが、マスコミが“大本営発表”的なものだったとは驚きました。“小泉劇場”と言われた前々回の衆院選は、実は“マスコミ劇場”だったんですね。いつの時代も真実を追い求める時、アゲインストの風が吹き続けていると思います。そんな中、歩き続けて下さり感謝です。
これからは、私も応援団に参加させて頂きます。

■Kanataのコスタリカ通信 について

ありささん(女性)

コスタリカについて初めて考えました

かなたちゃんの記事を読んで、初めてコスタリカについて考えました。国の名前は知っていて、中南米にあるというのは知っていたけれどそれまでで、コスタリカについて考えたのは、今回が初めてでした。
中南米というと、本当に勝手なイメージで、あまり国民の意見が反映されていないのではないか、という思いがありました。けれども、大統領も国民投票で決めることができ、また初の女性大統領ということで、女性の社会参画も進んでいることを知って、正直驚きました。
これからもコスタリカリポート楽しみにしています♪ 頑張ってね!

■Kanataのコスタリカ通信 について

しっこさん(男性・海外)

コスタリカより

コスタリカ通信を読んでとても嬉しくなりました。
実は私もコスタリカに居るのです。仕事を10か月休職し、青年海外協力隊員として11月までボランティアをする予定です。

4年に1度の選挙を間近で見ることが出来たのは私にとっても大変、貴重な機会でした。家や車に支持政党の旗を掲げるという光景は、政治について話す機会の少ない日本人の私にはとても開かれた国という印象を残しました。

Kanataさんの通信、今後も楽しみにしています。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

エイハブ船長さん(62才・男性・千葉県)

劣化するメディア

1月に作家の大江健三郎氏など本土の学者や知識人300人以上が〈普天間基地移設計画についての緊急声明〉を発している。ところがメディアはこれを無視したのである。「小沢問題」では検察のリーク情報をかつての大本営発表よろしく針小棒大に大々的に報道し続けたメディアが、こんな重要な声明を無視するとはどういうことなのだろう。
私はこの声明については岩波書店発行の『世界』3月号で初めて知ったのだが、この『マガジン9条』の読者にもご存じない方が多いのではないだろうか。〈普天間基地移設計画についての緊急声明〉で検索すればネットでも読めるので、ご存じない方は是非読んでいただきたい。
それにしても日本のメディアはどこまで劣化すれば気が済むのだろう。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

宮坂亨さん(41才・男性・長野県)

基地無い方が儲かりまっせ

1月11日の琉球新報社説「基地返還計画 軍事から経済発展の拠点に」によると
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だが、県の調査や実際に返還された基地跡地を見ても、ハンビー飛行場(北谷町)のように返還で雇用効果が23倍、税収が50倍、経済波及効果で81倍、牧港住宅地区(那覇新都心)も返還で雇用が37倍、天願通信所も60倍の雇用効果を上げている。
 以前はともかく、現在では基地と基地外の土地の生産効率も格段の差だ。普天間基地(基地関連収入約125億円)は1ヘクタール当たり約2600万円だが、基地外の市域は同6700万円と2・6倍。牧港補給基地(同約200億円)も7300万円に対し市域は1億5500万円と2倍の生産効率だ
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僕は、経済はともかく沖縄が米軍の侵略戦争(人殺し)に手を貸している罪。それを沖縄に押し付けているヤマトの罪を一番の問題としたい。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

たにしさん

鈴木邦男さんのコラム読みました

朝青龍のこと、なんかずっとモヤモヤしてたのを、鈴木さんがズバリと言い当てて下さってスッキリしました。ありがとうございました!

今度はオリンピックのスノーボード代表の国母選手が、服装がだらし無いと激しくバッシングされています。日本の恥を出場させるなとの声もたくさん聞きました。
代表になるということは、国母選手は大変な努力をしているわけで、何故そこを見ないのかと思いました。

鈴木さんはどう思われましたでしょうか。

■雨宮処凛がゆく! について

ドグラ☆マグラさん(26才・女性・東京都)

感想

猫ちゃん、かわいい〜〜
過労・・・気をつけてくださいね。
ワープアの星とはいえ、雨宮さんがあんまり働き者だとマヌケな人々からの親近感が薄れてしまって、それはそれで困ります。
怠ける時はしっかり怠けつつ、ライブも楽しんで下さい!

■雨宮処凛がゆく! について

熊野三郎さん(69才・男性・和歌山県)

痛みやつらさの想像力

いつもご活躍ご苦労様です。
雨宮処凛さんの記事の『「路上に戻った人もいる」。 さらりと書かれた一文の後ろに、 いったいどれだけの痛みやつらさがあるのか。 その想像力を持つことを忘れてはいけない、と思います。』全く同感いたします。
近年話題となった『蟹工船』の小林多喜二さんは「飯を食えないものにとっての料理の本であってはならない」と言いましたが、ご自分の「胃袋の満足」の上に立って物事を論じる事の多いメディアの方々に違和感を持つことが多いこの頃です。昨年ある大学の先生が「本来、お金は人が暮らしていくための手段の1つだった、それが今は目的になってしまっている」と論じていましたが、経済も同様に「手段」だったはずです。
大企業の「内部留保」は「派遣の方々」に使われることはなかったように思います。どこか間違っていると思わざるを得ません。

■雨宮処凛がゆく! について

メラニーさん(37才・女性・千葉県)

貧困そのもの

以前、テーマも忘れてしまったが、この国に生まれたる不幸、という風に背表紙に書かれていた本のことを思いだし、それって現在の貧困問題にも言えるな、と思い出した。
確かに路上に戻った、という供述についてそれだけのことしか書かれていないのは、この日本という世界の残酷さ、弱者を見下し、あるいは徹底的に排除しようという意図さえ感じられる。ネットカフェ難民の多くがどれだけつらい状況にあるか、若い層で安定した収入を得ている者たちが、彼らは好きでやっているんだから、というような言い方をしていて驚いた。私は失業者やホームレスの人たちのことを昔から社会の犠牲者ととらえていたから、今の状況を許せないと思っている。
最近雨宮さんの生存革命の本で、フランスでの失業対策や国民を経済的にサポートしている制度のことを読み、改めてこの国に生まれたる不幸、という言葉が思い出された。慢性的に失業率も高く、決して楽とは言えない状況にあるフランスでさえそのような制度があるのに、日本は本当に弱者に冷たすぎる、と私は思う。今こそ民主党は献金問題ではなく雇用対策に一番力を入れるべきだと思う。

■雨宮処凛がゆく! について

大田 聡さん(30才・男性・千葉県)

「分断社会」と「徳川家康」について

雨宮さんがよく言われている「社会が分断されている問題」についてですが、私は江戸時代の徳川家康の政策の影響が現代に影を落としているのではないかと思っています。
江戸時代の政策は「鎖国」「女性蔑視」「身分差別」など後ろ向きのものが多かったので、国民にも元気のなくなるような政策をしかけたんじゃないかなと思ってます。
江戸の影響が薄い地域の人々は元気なんですよね。関西人とか。雨宮さんも連載されている『ビッグイシュー』が大阪から始まったのも、偶然ではないと思うんです。

■40歳からのガンダム について

ツノダさん(37才・男性・東京都)

初めて読みました

ガンダムのことを検索していたら、このマガジン9条にきました。こういう分析は面白いです! 細かいところまで見ていてすごいです。
恥ずかしいのですが、いい歳して戦争のことはよくわからないけどこういう分析で教えてくれるとわかりやすいです。学校の授業で戦争のことを教えられてもあまりわからないけどガンダムでならわかりやすいです。次も楽しみにしています。

■みんなのこえ について

おおたきゆきこさん(64才・女性・福井県)

みんなのこえを読んで思うこと

9日の新聞に、アフガンで中村哲さんたちが作っていた用水路(25.5キロ)が完成したという記事がささやかに載っていました。バンザアイ! 故伊藤和也さんもきっと天国で喜んでいることでしょう。

この用水路で農業が出来るようになれば15万人の人たちが居住できるだろうということです。貧困故の犯罪が早くなくなってほしいものです。それには軍隊の撤退も!中村さんは講演会で「武力での平和はあり得ない」と、力強くおっしゃっていました。迷彩服を着た自衛隊は、外国では軍隊以外の何ものでもありません。

また今日は、元神奈川県議の又木京子さんの講座に参加してきました。福井県は唯一女性県議がいない県で有名ですが、選挙の時に女性自身が足を引っ張るという話も。また選挙資金についてはその立候補者を支援してくれる人たちの寄付金でまかなうのが理想と。外国では常識だが、日本ではまだまだということでした。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(70才・男性・三重県)

ミュンヘン安全保障会議でのカルザイ大統領の発言

アフガニスタンのカルザイ大統領は、ドイツのミュンヘン安全保障会議2月7日の演説で、「アフガンの人々が最優先で求めていることは、村々での作戦、夜襲や拘束をやめることだ」と強調し、駐留外国軍に対し、村落部での軍事作戦を停止し、民間人犠牲者を根絶するよう求めた。同会議はタリバンら反政府勢力との和解や地域協力問題などの討議も行った。
2008年8月、アフガン西部ヘラート州での米軍主導の多国籍軍による空爆で60人の子供を含む90人の無辜の命が奪われた。この事件でカルザイ大統領の報道官は「アフガン人民の我慢はつきた」「これ以上、われわれの子どもたちが殺害されるのを見ることは耐えられない」と言明した。これ以来からでも2010年のミュンヘン安全保障会議でのカルザイ大統領の発言を見れば多国籍軍の作戦に反省が無い。
国連決議があっても戦争という性格は変わらない。民主党が主張している国連決議があっても日本は参戦すべきではない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

観照会さん(千葉県)

軍備全廃

昨年9月24日、国際連合安全保障理事会の首脳会合において『核兵器のない世界』が全会一致で決議されました。しかし、通常兵器は黙認のままです。これで、核兵器を持っている国が全てを無くそうとするでしょうか。それは不可能であります。
なぜなら、核保有国は、万一の戦争に備えて核兵器を隠すことは明らかであります。これが、今日の我々人間の精神性であり、そして精神的進歩の限界であります。真の世界平和を実現するには、私たちはこの限界を超越する方法を考えなければなりません。それは、あらゆる国に対し差別しない、そして平等であることを保証する。

つまり、世界の「軍備の全廃」を同時に実行することであります。
それにはまず、核保有国は、世界の軍備を全廃することを条件にして核兵器の廃絶を宣言する。
私は世界に向けて、『世界の軍備全廃』のための国際法の起草を、心ある方々に呼びかけたいのであります。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ひとりぼっちの料理人さん(28才・男性)

テレビ見ない新聞読まないものを買わないという反抗

テレビ、新聞の弱いものいじめはひどすぎる!
具体的な新聞やテレビ局の名前を書くとのせてもらえないので書かないけど、貧しい人や不安定な人に対するマスコミのいじめはひどすぎる!
そのバックには企業がついていて、モノを売りたいがためにテレビ局に広告料を払っている。テレビは「視聴率あがればいい」とくだらない番組をたれながす。弱いものいじめをして国民を洗脳する。新聞も同じ。
テレビを見ない、新聞も買わない。物をあまり買わず、生活に必要な最小限の物だけ買って生きよう!
少し企業や金持ちどもに「反抗」してやろうと思います。もういいかげんふつふつと怒りがたまってきました。労働組合プラス非買運動で金持ちと企業を苦しめようぜ!

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

四畳半主義者さん(27才・男性・神奈川県)

Yさんの思い出  孤独について

子供の頃、自宅の近くにYさんという年輩の男性が住んでいた。Yさんは大手自動車会社に勤めていたそうだが、肝臓の病気のため退職して、それ以降は家にいることが多かった。Yさんの家の庭には立派な金柑の樹があり、私は勝手に実を千切って食べていた。
ある日、Yさんは金柑の樹の前で私と私の友人に有難い話をしてくれた。「いいか。学校なんか行かなくてもいいんだ。学校なんかに行かなくても総理大臣になったやつはいるんだ」。それから、「これを飲んでスタミナをつけろ」と言って、赤まむしドリンクをくれた。
またある時、私が留守番をしているとYさんが顔面から血を流しながらやって来てタオルを借りていったりした(玄関で転んだと言っていた)。後日、血の染みたタオルを言葉通り洗って返してくれて、母が怒っていたのが印象深い。
近頃、Yさんのことを思い出す。Yさんの孤独を少しだけ理解できるようになった気がする。孤独は時間差でやって来る。

新連載への応援メッセージ、ありがとうございます!
今週もご意見、ご感想とともに、
読者アンケートへのご回答も、
ぜひぜひよろしくお願いいたします。

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