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みんなのこえ

vol.207

091014up

10月7日から13日に届いたご意見から

■伊勢崎賢治の平和構築ゼミ について

パンさん(39才・男性・東京都)

国益ではない支援とは

「停戦監視」業務ができなくなってしまったなかで、国内避難民支援のために、デズモンドさんの、たった一人の個人としての行動が、多くの人たちを救うことになったのですね。
私のような、この日本で自身の日々の生活に汲々としている者にとっては、とても想像もできないことです。

「国連の活動など国際協力においては、国益は求めません。」と。
日本では、「国益」という言葉が盛んに使われています。この言葉にとても危険な印象が私にはあります。

アイルランドは国内の紛争を終結させ、軍縮も実現された。早い時期から国連ミッションに軍隊を送っていて、他の参加国から一種の尊敬を受けている、と。
日本とは全く違っていますね。この違いについて考えることは大切なことかもしれません。

次回は、日本に期待することなどについての話があるようで、とても楽しみです。デズモンドさんのリアルな体験に根ざした発言はきわめて貴重で、ありがたいことです。

■雨宮処凛がゆく! について

ドグラマグラさん(26才・女性・東京都)

知らんかった!

徴兵制、怖いですね〜。私、超お恥ずかしいのですが、つい最近姜尚中の「ニッポン・サバイバル」を読むまで、韓国に徴兵制があることすら知りませんでした!今は雨宮さんと森田実さんの「国家の貧困」を読んでいますが、戦争と貧困の関係性を知って、つくづく怖ろしくなりました。
でも、以前派遣で一人暮らししてた頃は生活するのに精一杯でTVも新聞も見ておらず、世の中がどうなっているのかなんてさっぱり分からない状態だったので、今はこうして本を読んだりネットを見たり出来て、幸せだなあと思います。が、もし「失業を戦争で解決しよう」政策が始まったりしたら、きっとそんな風に政治のカラクリも世の中のことも分からないような人が、「生活のため」に軍隊に送られていく羽目になるんでしょうね。
「無知って怖ろしい」と痛感いたしました。

■雨宮処凛がゆく! について

メラニーさん(37才・女性・千葉県)

貧困率にまつわるある問題

最近ニュースで知ったことだが、この日本で高校などの学費を払えずやむなく学校をやめなければならない生徒が増えていることに衝撃を受けた。公立高校の学費が払えない、などの理由で高校を中退した場合、今度はほとんど就職先もないのではないか、まして今のこの不況下では。
どうにもおかしい。憲法でも国民の3大義務は教育、勤労、納税とあるのに一番の土台となる教育が受けられないというのはどういうことか。義務教育ではないからという理屈では通らないような気がする。
それに勤労したくてもできない今の状況では納税もままならない。この国は本当に数年前まで経済大国だったのだということさえ信じられなくなってくる。

■コラムリコラム について

高橋隆郎さん(20才・男性・神奈川県)

コラムリコラムについて

こんばんは。都内の大学に通う20歳の大学生です。
質問なのですが、コラムリコラムのマガとジンは誰が書いているのでしょうか。個人名を挙げて批判的な論調を展開していることが多いので、書いた記事に責任を持つために書いた人の名前を明記をしたほうが良いと思います。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

sakusakuさん(40才・男性・北海道)

衝撃と驚愕

オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞しました。そのニュースを聞いて、私は衝撃と共に、とても驚きました。何故なら、オバマ大統領はまだ、何も大統領としての業績を上げていないからです。それでも、平和賞を受賞しました。それは、ノーベル財団の勇気ある決断であり、オバマ大統領に対する、または全世界の人達に対する大きな期待とメッセージが込められているのだと感じます。
これから地球が、世界が、そして日本が大きく変わろうとしています。それも私達が望む良い方向に変わろうとしています。それを後押しするのが今回の受賞だと思います。オバマ大統領の平和賞受賞が、世界中の人達の行動指針になれば、必ず世界は変わっていきます。そう信じて私達も行動していきましょう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

四畳半主義者さん(27才・男性・神奈川県)

新型インフル ワクチン接種は情報を集め慎重に判断を

10月10日付朝日新聞朝刊に掲載された、ウイルス学者 母里啓子さんの論文の要約。

インフルエンザワクチンを注射して血中に抗体を作っても、インフルエンザウイルスはのどや鼻の粘膜表面で増殖する為、感染防止効果は無い。インフルエンザウイルスは猛スピードで変異する為、ワクチンで初期のウイルスの抗体を作っても変異したウイルスがのどや鼻に付けば感染や発症は避けられない。重症化を防ぐかについての大規模な疫学調査は行われていない。健康な人ならば新型インフルにかかっても死ぬことはまずない。却って強力な免疫ができる。効果が証明されていないのに、重い副反応が出やすい妊婦や幼児にまでワクチンを勧める厚労省の方針に危機感を覚える。毎年、脊髄炎やギラン・バレー症候群などの重篤な事例がある。7千万人への接種は大規模な人体実験に等しい。

母里さんの著書には反論もありますが、判断材料として多くの人が考慮する価値があるのでは。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

shiraiさん(26才・男性・千葉県)

世間の反応について

はじめまして。

一般の人達の政治への無関心は、確かに計り知れないものがあると思います。

私がその様な(政治や労働)話を職場などで話をした時、印象に残っている言葉を挙げますと、
「かつてあった事が(歴史の出来事)繰り返されることはないよ」
「政治や社会の事とは別に(切り離して)考えないと(自分の人生、仕事や人間関係)行動できないよ」
「君は情報がごっちゃになってるから、もう少し自分の言葉で話した方がいいよ」

それ以後は他人にその手の話はしない事にしていますが、日本人はもしかしたら、「政治や社会の話が嫌い」なのかもしれないですね。
現実主義的で楽観主義でもあるのかな?

今思えば、生活が苦しいヘルパーさんや一人暮らしの男性(非正規労働者)に話をふってしまったのは少しまずかったなと思っています。

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