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みんなのこえ

vol.195

090715up

7月8日から14日に届いたご意見から

■今度の総選挙、どう考える? について

Shigeyukiさん(36才・男性・北海道)

少数政党の価値に賛同

マガジン9条初めて拝見させてもらいました。
はじめこのラインナップをみて全員おんなじような顔ぶれだと思いましたが、読んでみると山口氏は政権交代のために民主、森氏は政権交代してもしなくても変わらん、堤氏は政権交代+選挙制度改革+少数政党の議席削減反対という事ですね。
自分は堤さんの意見が一番まっとうだと思います。山口氏は民主党の顧問ですから結局民主党に投票をうながすわけで、森氏はご本人も書いてますが投げやりでこれじゃあきらめるしかないという暗鬱になる。
堤氏の言う、結局党に頼らず有権者が変える意識を持つというのはその通りだ。有権者が自分の頭で考える事を辞めた事が自民党政権政治をこんなにも長期間のさばらせた一番の原因だからだ。有権者である俺たちが現状をよーく分析して自ら判断し、長い目で見て小選挙区制度も変えてゆかねばならない。
ちなみに自分は小選挙区制度がこの国の政治をダメにしたと思っている。

■今度の総選挙、どう考える? について

Bottonaさん(40才・女性・東京都)

森達也さん

どの意見も、うんうんと納得しながら読みました。
あまり戦略的な事を考えるのは得意ではないし、まっとうな事を言っているなぁと感じる党や個人に素直に投票したいので、森達也さんの意見を支持します。「選挙って現実への反映も重要だけど、自分自身への決意表明でもあると思うので。 」にはしびれました。

■今度の総選挙、どう考える? について

うなぎ使いさん(22才・男性・三重県)

堤 未果さんの意見を支持します。

民主党への評価と、政権交代自体の意味とは切り離して考えるべきという主張には、日本社会の現状を何とか打開したいという私自身の思いから大変頷けるものがありました。また、堤氏が米国の二大政党制を「二大保守」と称したように、日本の自民・民主もそれと同じだと認識しています。したがって、護憲の立場からの声が届くように民主党に働きかけることが、今後とも非常に重要だと私は考えています。
実際、私は民主党の選挙応援するなどに民主に近い人間なのですが、比例区の定数削減をめぐっては民主党に失望しています。今後民主党が暴走して瓦解してしまわないよう内部から改めさせないといけないと思います。

■今度の総選挙、どう考える? について

Kumiさん(28才・女性・千葉県)

民主党は信用できないに一票

政権交代は必要だと思うけど民主党は信用できません。山口さんには悪いけど元自民が沢山いるし小沢さんの西松問題の次は鳩山さんの事務所経費ゼロですか?もう訳がわからないです。自民党には不満がありますが民主党に政権取らせた時の方が不安。
森達也さんが言ってるみたいにショック療法で政権交代しても所詮日本は落ちていくのでしょうかね、、?
堤未果さんがアメリカのオバマ支援者と比較していたのが面白いと思いました。チェンジチェンジと興奮して政策を見落としたアメリカ人のように、日本も結局政権交代させてもそれだけ見ていて他を見落としてたら自民⇒民主に顔が変わるだけでおんなじってところが。
堤さんのを読んで、馬鹿馬鹿しいと思ってもやっぱり投票行かなくなったら終わりかもしれないと思いました、そこだけ明るい材料かな、今年は行きます。

■今度の総選挙、どう考える? について

経済対策は?さん(39才・男性・愛知県)

経済対策なしの第一野党は逆に危険

友愛を訴える民主党党首が事務所費問題でいいかげんな対応をしているのを見て、本当に任せて大丈夫なのか?と失望した。高等教育無償化など、そりゃ実現したら素晴らしいが財源はどこに?と聞きたい。
自公打破のためといっても、政権取らせたらさらに不況がどん底まで加速しそうに思えてならない。結局友愛より現実的な経済・社会保障対策がないと話にならない。
よって三人の中では森と堤。政権交代しても変わらないけど共産社民国民新党無所属などを増やしておかないと民主党の経済政策の暴走を止められないから。アメリカだけじゃなく日本もとっくに二大保守だ。空想の世界に生きている社民党と頭でっかちな共産党でも、歯止めとして持っとかないとヤバイことになる。

■今度の総選挙、どう考える? について

エイハブ船長さん(61才・男性・千葉県)

山口二郎さんの意見を支持します

私が次の総選挙で一番望むことは社民党の議席がもっと増えて欲しいということなのですが、私の地区の小選挙区には社民党の候補がいないのです。そこでいつも小選挙区は民主党に比例区は社民党に入れてきたのですが、今回もそうするつもりです。
他のお二方の意見もよく分かるのですが、民主党が政権を取っても何も変わらないだろうとは思っていません。政権が交代することが民主主義にとっては重要なのです。
それに民主党は政権を取ったら、取り調べ過程の全面可視化を実現すると言っています。このこと一つをとっても随分違うと言ってもいいのではないでしょうか。足利事件の菅谷さんのように密室での長時間の取り調べでやってもいない犯罪を「やりました」と言わせてしまう現在の取り調べ方法を改善し、冤罪をなくすようにすることだけでも意味があると思います。

■今度の総選挙、どう考える? について

papasan-jijiさん(67才・男性・東京都)

私の意見:堤未果さん & 森達也さん 

山口教授の意見も戦術論として理解できますが、民主党が明確に第一党となった姿はアメリカの二大政党制の状況と変わらないのではないかと考えます。アメリカの場合、民主党と共和党は共にアメリカ支配階級(産軍複合体)を代表する政党であり、勤労者・市民を代表する政党とは思えません。日本が民主党と自民党の二大政党制になればより一層アメリカへの従属(植民地化)が明白になるだけでしょう。理想としてはヨーロッパ型の複数政党制(選挙制度としては比例代表制主体)を目指すべきと考えます。
選挙結果として、民主党が今回第一党となったとしても(なるでしょうが)共産党・社民党のような少数政党がキャスティングボートを握る姿が取り敢えず近未来の理想的政体と考えます。公明党は明らかに宗教政党故、政教分離の原則から被選挙権を剥奪すべきです。

■今度の総選挙、どう考える? について

komoriyaさん(59才・男性・東京都)

民主党について

短期的には良い方向に向かうム−ドは出来るでしょうが自公より悪くなる可能性を感じます。世界の王国の歴史を振り返ると国を運営する階級は王の親族で行われています。日本も古代よりそうして国を守り維持してきました。明治維新がたんなる政権交代だった以上現在も源氏の血脈が支配している国で官僚も民主党も同じです。
現在の経済不況は世界統一政権を作るための経済の平均化と考えるべきです。
闇の勢力は「シオンの議定書」を実行し始めたと思っています。新型ウィルスは人工的に作られたもので半年ごとに凶悪になります。
合成麻薬が氾濫しているのに話題にも出ません。民主党が勝っても分裂すると思います。そして自民党も分裂し石原伸晃氏が急浮上すると思います。

■今度の総選挙、どう考える? について

大野正朋さん(65才・男性・鳥取県)

山口先生の意見に賛成です

とにかくここで政権交代しなくてはもう日本はだめです。何かとても悪い方向にすすんでいくと思います。次に考えることはその後でいいと思います。
ここで100%賛成でなくても民主党を選ぶことは今最も必要なことだと思います。もしどうしても民主党に入れるのがいやなら社民党か共産党を選び、とにかく自民党を選ばないことが最良と思います。

■今度の総選挙、どう考える? について

まあくんさん(19才・男性・埼玉県)

しいて言えば共産党

ずっと自民党支配なので政権交代はした方がいいと思うけど、9条を本気で守ってくれるのは共産党だと思う。社民党は風見鶏みたいにくるくる変わるし派遣法賛成したからイマイチ信用できない。自公と民主は政治音痴の俺から見てても両方金で動く黒さを感じる。よって山口二郎と堤未果に一票ずつ。

■今度の総選挙、どう考える? について

wtrさん(35才・男性・東京都)

森達也さん

恐らく今度の選挙で民主党が勝つ様に思います。二大政党制の始まりにかかった訳です。それ故に、それに対する懸念を強く感じます。例えば、アメリカ。先のイラク戦争では共和党も民主党も賛成だった。では、戦争に反対する意志を反映するのは?と考えた時に残っている第三政党は弱小政党です。
民主党に政権が移譲される可能性が高くなった今、私が選択する上で重要視したいのは、二大政党の枠外にあるなにか、それが市民の声を本当に代弁していくのだろうとも考えたりします。

■今度の総選挙、どう考える? について

boodycallさん(41才・男性・神奈川県)

政界再編⇒恐怖の大連立

政権交代させて少数政党を増やし、何も動かなくなり最後政界再編というシナリオ。大連立がやってくる。
でなけりゃ検察とメディアと官僚が自公とグルになり、鳩ぽっぽの足をすくい交代させない。庶民が出来るのは堤未果の言う繰り返し抵抗することだけ。というよりいい加減抵抗しないとだめだろう。メディアまで御用達(山口氏は民主御用達)になった今の日本でそれ以外に希望はないだろう。愚民よ立ち上がれ。

■今度の総選挙、どう考える? について

琵琶玲玖さん(79才・男性・北海道)

堤未果さんの説に賛成します。

今度の選挙は、国民が勝つか、引き続いて日米財界が、日本の主権をだましとっている状態を続けるのかの選挙だからです。
自民党から民主党に代わっても、政治権力は日米財界であることに変わりはありませんん。
共産党、社民党が伸びてこそ、はじめて政権を再び国民の手に取り戻せるチャンスが近づいたことになります。
山口二郎氏の意見は、一見護憲派の意見に近いように見えますが、実は極めて反民主主義的な意見です。もし共産党や社民党を支持していても、この際は民主党を支持しましょうと呼びかける議論ですから、こんな反民主主義的な議論はありません。

■今度の総選挙、どう考える? について

仲村渠三郎さん(67才・男性・沖縄県)

自公・民主に改憲させてはいけない

政権交代しても改憲は進みます。山口二郎氏のご意見は立派ではありますが少々楽観的すぎます。今回の企画には自民党側の人が入っていないのが誠に残念でした。
堤さんのおっしゃっている、少数政党が国会から消えたら独裁政治になる危険を見落としてはいけないというのは全く小生が感じている事と同じです。本来ならば大手メディアが率先していうべき事ですが今民主党側でバイアスがかかっています。小さい党の声がつぶされてゆく今の日本、民主党の比例議席削減はまさに政権政治をやろうとしている計画が明らかで背筋が寒くなります。
小生は堤未果さんのご意見に賛同いたします。貧困大国アメリカに向かって着々と進んでいる日本を、戦争体験者や米国の存在を日常の中で案じている沖縄の私達を中心に、有権者が本気になり、9条の会もまだまだ増やしていかなければなりません、喝を入れて頂き感謝致します。

■今度の総選挙、どう考える? について

IWGPさん(35才・男性・東京都)

山口二郎氏に

今あえて聞きたい。民主党党首の脱税疑惑についてひとこと。それでも政権交代って、、、、金持ちの脱税は帝国ホテルバー通いよりたちが悪いですよ。身の丈で飲み食いしてる麻生さんのほうがよっぽど正当。そんな人間に国をまかせなきゃならないほどこの国は終わってますか?マスコミと一緒に政権交代を叫ぶ某政党の看板政治学者に思えます。

■今度の総選挙、どう考える? について

京都の介護士さん(54才・女性・京都府)

弱者の目線の党は?

はっきり言って自公も民主も同じです。弱者がますます切り捨てられ、介護士の賃金は安すぎて若い職員は次々に転職してゆきます。
二大政党は所詮自分達の保身しか考えていません。私の地区は共産党が比較敵強い地域ですが、もっと小さな政党の数を増やしていかないと私達の声はますます大政党の力の前で消えていってしまうと感じます。
少数政党の存在を守るという堤未果さんの意見と、二大政党が交代しても変わらないという森さんの意見に同意です。鳩山さんの税控除の件で民主党議員に尋ねてもみな口を濁します。一体何が起きているのかわかりません。庶民の暮らしを本気で考えてくれるのは所詮小さな党だと思います。

■今度の総選挙、どう考える? について

ぶーちゃんさん(34才・男性・宮城県)

今度の選挙は

幸福実現党に入れます。自民は腐敗してるし小沢は違法献金、鳩山は脱税の説明がころころ変わるしマスコミは偏向報道。政権交代なんてしても無駄です。

■今度の総選挙、どう考える? について

みっちゃんさん(69才・男性・神奈川県)

山口二郎さんに賛成

民主党政権では、自公と変わりばえがしないという人がいますが、そんなことはないと思います。
年金問題と天下り廃止。この2点だけでも、官僚主導の自公では、絶対出来ない政治を見せてくれるはずだし、政権交代の意義を評価すべきだと思います。
憲法を重視する私たちが、最も危惧する「改憲」については、民主党政権になっても、「先の話」に過ぎず、すぐに着手するとは思えません。この点も山口さんと同感です。
私の選挙区は、自民党候補は二世で現職の大臣であり、何としても落とさなくてはなりません。山口さんの仰るように、共産党候補ではなく、民主党に投票します。

■今度の総選挙、どう考える? について

匿名さん(33才・男性・千葉県)

堤さんの意見に賛成です

堤さんに国会議員削減の問題について取り上げて頂き喜んでいます。

仮に国会議員を削減することになれば、それは比例区削減を意味します。
なぜなら小選挙区は国会議員の利害に直接かかわるために削減することができないからです。
以前に衆議院議員を500人から480人に削減したときも小選挙区は結局削減できずに比例区のみの削減に終わりました。

私も政権交代はあった方がいいと思いますが、そのために比例区を大幅に削減されて二大政党が固定化されるのはごめんです。
また次期総選挙で万一自公が過半数を得たとしても衆議院の3分の2を失うことは確実のため今まで通り好き勝手な政治はできませんし、公明党を巻き込むことで議員削減に歯止めをかけることもできます。

山口さんの意見は多数派になるかもしれませんが、その呼びかけによって民主党が郵政選挙のときの自民党のように大勝しないとは限りません。
私は少数政党に投票します。

■今度の総選挙、どう考える? について

奥設楽棲息人さん(60才・男性・愛知県)

護憲派はどこに入れる?

今回は山口さんの考えで行きます。
先回の愛知県知事選で私は失敗したと思っている。当時自公が推す現職神田、民主系無所属石田、共産系の三人が立ったのですが私は判断基準として、九条護憲と地元設楽ダム問題に対する姿勢に注目しました。明確に護憲、ダム反対を表明したのは共産系で,石田候補は今ひとつ曖昧な感じで、迷ったが共産系に入れた。結果は辛勝で現職神田が石田を破り再選された。石田と共産候補の票数は大きく神田を上まわっており、県民の意思は神田不信任であったが、再選を許してしまい、結果的にダム推進をも許してしまった。
今度の総選挙では同じ轍は踏みたくない。民主党は護憲派の大票田はいらないのか?明確にしてほしい。

■今度の総選挙、どう考える? について

オヤジさん(59才・男性・静岡県)

がんばれ麻生自民党

なぜなら麻生は国会で「私は新自由主義とは決別する」と言い切ったから。これはどのTV(当たり前だけど)も野党もスルーしてしまった。とりあげれば小泉竹中の改悪がもっとはっきりしたのに。
新自由主義は「金持ちによる金持ちのための金持ちの政治」に他ならない。貧困問題は富裕層対策でもある。まず消費税より累進課税有りと思うのだが。金持ちは外国へ行ってしまうと脅す評論家が多いが、長嶋や王は最後まで、この日本で立派なプレーを見せてくれた。金持ちが気持ちよく税金を払う日本を創るのも政治家の力量だと思う。
平和の問題も大切である。北朝鮮のミサイルを批難するばかりでなく、自分たちの核放棄は?と素朴な疑問である。今こそ日本は、胸をはって9条を全世界に広める時である。

■今度の総選挙、どう考える? について

TY生さん(69才・男性・三重県)

堤未果さんの重要な指摘

堤未果さんは《例えば民主党案の衆院比例定数80議席削減を実施すると、2007年参院選の得票結果から計算して、自民・民主が小選挙区と比例で計95%の議席を占有する事になる。少数政党支持の有権者にとっての代表権が奪われる事が何を意味するか。一党支配を崩すことに熱狂する間に、こうした案への検証を決して見落としてはなりません》と、重要な指摘をしている。
少数者の意見を尊重することが民主主義の基本であるにもかかわらず、数百万単位の選挙民の意志を抹殺する選挙制度を考える民主党は真に民主主義を重んじる政党なのか疑問に思う。公平に選挙民の意志を表すことの出来る全国区の比例代表投票こそ一番望ましい。総選挙では、私は確固とした立場で憲法を守る政党に投票する。

■今度の総選挙、どう考える? について

たか23さん(30才・男性・東京都)

堤未果さんに賛成

今回、自民党が大敗することはほぼ確実で、民主党が政権を取ることになると思います。待ち望んだ政権交代がようやく実現します。そのことは期待します。しかし民主党の政策にはブレがあるし、官僚や業界団体との癒着はありそうだし、全面的に信任したくはないです。私は小選挙区、比例区、どちらかで、社民か共産に投じようと思います。結果として「数では民主党が勝ったけど、社民・共産が大きな存在感を示した」というバランスができることが、今の時期には望ましいと思います。
堤さんの言う、「党だけでなく自分の選挙区の政治家にアクセスをし、彼らとの距離を縮める事で緊張感を与え、いい政治家に育てあげてゆく。」という言葉に共感します。市民活動と選挙行動を通じて、望ましい社会を作っていく行動を、今、起こしたいと思っています。

■今度の総選挙、どう考える? について

足柄山の金太郎さん(42才・男性・東京都)

山口二郎さん

ずばり、山口二郎さんです。
実は心情的には森達也さんの意見に最も近いのですが、やはり今度の総選挙の意義を考えたら、山口二郎さんの意見が最も合理的だと思います。仮に「護憲」という観点だけから考えても、自民党政権を叩き潰すことがまず第一ではないでしょうか。(2007年参議院選挙での民主党の大勝が流れを大きく変えたのは記憶に新しいところです。)
民主党は確かに信用できない部分も多々ありますが、山口二郎さんの言うように、民主党が党として改憲を目指すというのは現実的には困難でしょう。そもそも100%満足な政党など有り得ないし、どのような政党が政権を取っても、よい政策は賛同の意を示し、悪い政策には容赦なく批判を浴びせるという基本を忘れてはならないと思います。

■今度の総選挙、どう考える? について

まさるさん(31才・男性・長野県)

堤さんの意見に賛成[政権交代と民主党評価は切り離す)

堤さんの意見に賛成です。政権交代は議会制民主主義を機能させるために必要ですが、それと与党として民主党をどう見るかは切り離して考えなければならないと思う。
アメリカのようにチェンジ!と国民が絶叫したあげくに当選後は大統領が戦費を拡大してこんなはずじゃなかったというパターンにならないように日本も有権者が賢くならなければいけない。自公は確かに一度野党に下さなければならないが、民主党党首の献金問題その他はマスコミがほとんど取り上げず、国民は中立な情報を得られていないからだ。
政権交代はすべき、だが同時に民主党の政策や今まで与党に賛成して成立させてきた数々の法案ももう一度リストにして見直してみないと、同じことが起こる。賢くならなければならないのは有権者の方だという堤さんの意見に大賛成です。

■今度の総選挙、どう考える? について

喜重郎さん(53才・男性・富山県)

森達也さんを支持します

2009年7月6日の毎日新聞は永久保存。1面の「余録」では、高速道路の1000円への割引を非難している。「エネルギー効率や温室効果ガスの排出量を比較すれば、クルマより船や電車の方がずっとエコなのはいまさらいうまでもない。その議論を抜きにして、目先の経済効果をうたう高速道路利用の後押しは、政府の得手勝手としかいいようがない。」

一方、2面の、「風知草」というコラムで専門編集委員の山田孝男は、「高速道路料金について、もう一度書く。いま社会保障、産業、雇用などあらゆる分野で歴史的な構造変化が起きている。こういう時代に社会の動脈である高速道路に、それも世界一高い通行料を大胆に引き下げ、流通を活性化する政策は理にかなっているように思う」と書く。

この問題こそ、争点にすべきだと思う。民主党になれば高速道路がただになるので、民主党に入れない。他の新聞が書かないのが不思議。

■今度の総選挙、どう考える? について

マングースさん(男性)

小選挙区制が諸悪の根源だが

山口二郎さんの意見を支持します。
いまの小選挙区制は貧困放置などの不満が議会になかなか反映されず政治の閉塞感を生む欠陥制度ですが、現状では今、支持できる少数野党に投票しても、死票となって自民党を喜ばすだけですので、最大野党の民主党に対して各活動家グループや各労働団体等から、〇〇法案を通す、とか〇〇法案の見直しを要求するなど、具体的な要求をつきつけ、それを条件に(比例区以外では)民主党の支持をするというほうが現実的に実をとる方法と思います。また、いずれ小選挙区制の見直しも働きかけていく必要があります。(そのような考えをもつ議員を民主党内に送り込む)
尚、現在、自民党が衆参の「ねじれ」を解消するため将来参院を廃止して1院制にすることを党是に取り込む(or政権公約に掲げる)ようなことを言っているが、こんな党利党略を許してはなりません。

■今度の総選挙、どう考える? について

橋田 次郎さん(51才・男性・東京都)

政権交代は必要だが民主党は検証要(堤氏に同意です)

山口二郎氏(同名だからではありませんが)のおっしゃられている政権交代の必要性は全く持って同感です。ただ同時に民主党が政権を取ると危険な要素は否定できません。
「月額2万6千円の子供手当ての支給」や「高校授業料無料化」「農業・漁業従事者への所得保障制度創設」「高速道路の無料化」「ガソリンの暫定税率を廃止」など耳障り良い政策ばかりでありますが、これらの財源をどうするのか疑問を覚えます「国連の平和活動に積極的に参加」というのが改憲へのステップでなければ何なのか山口氏にお尋ねしたい。
堤氏の言うように民主党を注意深く検証し、外から揺さぶれるのは私達有権者だけ、結局お上任せでは駄目なのです。マスコミを鵜呑みにしないというのはまず第一歩ですね。

■今度の総選挙、どう考える? について

松田 てっちゃんさん(39才・男性・京都府)

今回の都議選結果の表す危険

都議選の結果を見る前は山口二郎氏の意見に一票でしたが、都議選の結果を見て考えを変えました。都議選の結果は自民大敗ではなく少数政党の大敗です。都民は堤未果さんが警告していた通りのパターンでやってしまいましたね。4年前小泉さんとマスコミに踊らされた教訓が全く生かされていない。
都議会での実験結果が出ないうちに衆院選に突入して民主党大勝となった場合、都政も国政も特定政党の単独意志で牛耳られ、自民以下野党がまとまってかかっても覆せない状態になります。政権交代という言葉に熱狂して、目が覚めてみたら頭がすげ変わっただけで以前と同じ構図になっていたという展開になるでしょうね。
僕も堤さんと同じ意見で、単独過半数を得ない与党と大規模野党があり、共産党が程よい存在感を持っていて少数政党や無所属にもちゃんと議席があるような議会の方が日本の議会には馴染むと思います。

■この人に聞きたい 高遠菜穂子さん について

奥村一平さん(74才・男性・愛知県)

高遠菜穂子さんインタビュー

戦争と平和の直下での体験を聞き、憲法九条の精神の力強さを感じました。
「細胞が平和主義」ということばに魅かれた。
43人のクラスで41人が自衛隊員の子というのには、そんなにもと身近に震えた。
体験をもっともっと知りたい。

■この人に聞きたい 鎌田慧さん について

あけうるしさん(60才・女性・東京都)

鎌田慧

憲法9条と25条は私たちの貴重な財産です。
このまま、後から続く人たちに手渡しましょう。
世界の人々にも知らせましょう。こういう財産を手にすることも出来ることを、そして守りきることの大切さを語りましょう。

■岡留安則の「癒しの島・沖縄の深層」 について

宮坂亨さん(41才・男性・長野県)

のど詰まらせ男性死亡 嘉手納基地内祭り会場、食事中に

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-146707-storytopic-1.html

嘉手納基地での「アメリカフェスト」で日本人がひとり死亡している。

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同消防本部によると、米軍基地内で日本人がけがや病気をした場合、米軍の消防隊が出動し、ゲートで引き継ぐことがあるが、今回は米軍の救急隊は出動していなかったという。同消防本部の関係者は「なぜ距離が遠い沖縄市消防本部に通報したのか、なぜ米軍の救急隊が出動しなかったのか疑問が残る」と話した。

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米軍基地の中で日本人が死んでも米軍は知ったコッチャねー。なのか。
米軍の姿勢が表れる事態だ。

■雨宮処凛がゆく! について

sakusakuさん(40才・男性・北海道)

処凛さん、すばらしいです。

とても嬉しい気持ちにさせてくれました。実は、朝生はDVDにとってまだ見ていないのですが、この文章を読んだだけで、処凛さんの活躍がよく分かりました。
時代は変わろうとしています。確実に、変わります。処凛さんがやってきた運動や著作活動は、絶対に無駄になんてなっていません。むしろ、その影響を受けた人達がたくさんいて、それぞれができることを確実に行動に移していると感じます。
これからの日本を決める大事な選挙がもうすぐです。アンケート結果から見て、国策の重要性、政治の役割について、多くの人が身近に感じられるようになってきたのではないでしょうか。日本の価値観を変えるような選挙になって欲しいです。

■雨宮処凛がゆく! について

はやしさん

105回

いつも興味深く読ませていただいています。
コンビニって利用する側には便利だけれど、
そこで働いている人、経営者の方はその分の犠牲を
強いられているんだなということ。きちんとその分の
報酬なり、手当てが支払われて欲しいと思います。

■雨宮処凛がゆく! について

大野正朋さん(65才・男性・鳥取県)

コンビニ実情について

今週も雨宮さんらしいテーマと取り上げ方だと思う。わたしの知り合いにも同じような経験をしてやめた人が2人ほどいる。当地にはセブンイレブンはないがコンビニは同様の悩みを抱えているようだ。これも小泉時代に形成されたひとつの負の遺産ではないだろうか。

■みんなのこえ について

たんぽぽさん

戦力をもっていないから、ならず者に略奪されるのか

人間の歴史を考えると、戦力を保持していても保持していなくてもならず者に略奪される可能性がある。
しかし戦力をもたないほうが、被害が小さくてすむ気がする。日本はかつて軍を持っていたたために本土の空襲被害や沖縄の地上戦のみならず、原爆の被害までも受けた。たくさんの人が戦場で亡くなったし、帰還しても、ずっと何十年もうなされ続けている人もいる。戦力をもつと、ならず者になってしまい、他国に甚大な被害を与えた。
ソマリアのような事件がおきた時は戦力を持つか持たないかということより、ならず者がでる背景を考え、ならず者がでないしくみを考える事のほうが大事だと思う。しらずしらずのうちに私達がならず者になっている可能性だってあるのだから。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

natsumeさん(25才・男性)

まったくひどい世の中で、、、

くしくも東京、大阪が世界で一番生活費が高い都市と判断される今日、世界一厳しい労働条件も緩和されない社会が実現されてしまいました。政治不在のつけはいつも庶民に回される見本のような状況です。やはり格差社会は日本人には向いていないのでしょう。日本の未来はどうなることやら、、、

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

四畳半主義者さん(27才・男性・神奈川県)

創価学会の謎

私の祖母は創価学会の信者で、選挙の際には必ず公明党に投票します。その理由を尋ねたら「公明党に投票すると『功徳』を積んだことになり願いが叶う。健康に長生きできる」とのことでした。祖母にとっては投票行為自体に宗教的価値があるのです。
こういった選挙『手法』は健全な民主主義とは言えないと思います。政党や支持母体の『手法』に対する法規制が必要ではないでしょうか。例えば霊感政治集団のようなものが現れたとして「この政党・政治家に投票しないとあなたは地獄におちる」とか「投票すれば幸運が訪れる。天国に行ける」といって選挙活動を行った場合、これを規制する手立ては現在の日本にあるのでしょうか。霊感商法を規制することと同様に、霊感的選挙活動も規制するべきではないでしょうか。是非、国会で議論して欲しいです。

自民党大敗の一方で、民主党が大勝。
少数政党はさらに議席を減らす結果になった東京都都議選。
来る衆院総選挙はどうなるのか?
ご意見お待ちしております!

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

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