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みんなのこえ:バックナンバーへ

みんなのこえ

vol.165

081203up

11月26日から12月2日に届いたご意見から

■この人に聞きたい 桑原茂一さん について

森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(45才・男性・東京都)

護憲派の悩み

非武装中立を信じる護憲派が少しでもいないと九条の命脈は尽きてしまうだろう。
しかし斉藤環氏が運動してまで九条を守る気になれないと言うように、左翼の主張は何度も現実に裏切られてきた。
そもそも都市の真ん中に空港を造るのが間違いで、左翼こそこういう問題を批判するべきなのに、事故がなかったのは運がよかっただけだ。
失敗の許されない安全保障政策でギャンブルめいたことは避けるべきで、多分他国の侵攻はないという希望的観測の下に非武装を唱える人は無責任だ。
真の護憲派は他国に占領される危険を覚悟のうえ、あえて軍備放棄を唱える桑原氏のようでなければいけないが、九条を氏のように狭く解釈すると護憲派は到底多数派を形成できない。
氏の立場と自衛隊も安保も肯定する過半数の護憲派には千里の径庭があり、護憲派の集会に出ても九条をどうするのか曖昧模糊とした話にならざるを得ないのが護憲派の辛いところだ。              

■伊藤真のけんぽう手習い塾 について

大学生さん(23才・男性・埼玉県)

困っています。

今、大学の授業で議院内閣制について勉強しているのですが、知れば知るほど、メリットはどんなところなのかわかりません。
ぜひ、ご意見をお聞かせください。

■毛利子来の「狸穴から」 について

かがくしゃさん

信じる者はだまされる

テレビ報道されたことが科学だと思うのは、誤解です。科学かも知れないし、科学でないかも知れない。
多くの場合は科学ではないというのが実情でしょうか。

参考書をいくつか。
「物理法則はいかにして発見されたか」R.P.ファインマン著 岩波現代文庫
「科学の本の読み方 すすめ方」板倉聖宣・名倉弘著 仮説社
「模倣の時代」板倉聖宣著 仮説社

■雨宮処凛がゆく! について

仙葉 久さん(47才・男性・秋田県)

すごい写真

5月に雨宮さんに秋田に来ていただいたとき、NHKワーキングプアに秋田県の例が3件も!という話をした者です。先日、その1件の家の前を通ったら通り全体がよどんでいました。もちろん氷山の一角で、自営業者の嘆きを毎日の様に耳にしています。自殺率全国1位という悲しさは続きそうです。
しかし、亀井、雨宮、鈴木のスリーショットには驚愕しました。思わず引き伸ばしてパソコンの壁紙にしました。

■雨宮処凛がゆく! について

秋太郎さん(45才・男性・東京都)

新自由主義を敵視しないで

私は新自由主義者ですが、護憲派です。でも、貧困に苦しんでいる人が声を上げるのには反対しません。そんな時は「新自由主義」は役に立ちません。しかし「官僚主義」と対決する時は力を発揮します。本当は自民党や公明党そして大企業は「社会主義」が大好きです。だから、小泉首相は「変人」だったのです。

■雨宮処凛がゆく! について

tanakkさん(65才・男性・東京都)

麻生邸見学ツァー

逮捕された三人の方は起訴猶予だったそうですね。これだと不当逮捕で訴えられないのですか? 不起訴でないのは何故かと反問できないのですか? 更なる戦いを期待しています。

■雨宮処凛がゆく! について

AMさん(29才・男性・神奈川県)

麻生邸ツアーでの逮捕事件について

初めまして。意見を述べさせていただきます。

「今回の事件は、人権侵害の可能性が強いため、警察庁監察室へ事実経過を記入した上申書を提出し、当局からの謝罪を求めるべきである。解決されない場合、特別公務員職権濫用罪(裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者がその職権を濫用して、人を逮捕し、又は監禁したときは、六月以上十年以下の懲役又は禁錮に処せられる)及び、特別公務員暴行陵虐罪(裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者が、その職務を行うに当たり、被告人、被疑者その他の者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をしたときは、七年以下の懲役又は禁錮に処せられる)に該当するとし、有志を募り、告訴を起こすべきである。」以上が私の意見です。こういった意見は多数寄せられていますか?

■癒しの島 沖縄の深層 について

沖縄の空は米軍のものじゃないさん(43才・男性・沖縄県)

第33回

東門市長には本当にがっかりです。
次期沖縄市長には田中康夫元長野県知事の立候補をお願いしましょう。

■週間つぶやき日記 について

平和を愛するキリスト者さん(49才・男性・東京都)

旧軍の体質を継承する自衛隊

田母神航空幕僚長の発言が大問題になりましたが、彼は旧軍の行為を正当化し、戦前レジームを理想とする考え方の持主です。
こういった思想の持主が、統合幕僚学校長として隊員の教育にあたり、さらに自衛隊のトップに任命されたのですから恐ろしい限りです。
政府は、1度だけの田母神氏の国会参考人召致で幕引きを計ろうとしていますがとんでもない、徹底的に検証しなければならない問題だと思います。
田母神発言のみならず、江田島海自集団暴行死亡事件、いじめによる隊員の自殺等、自衛隊は暴力が支配した旧軍と何ら変わっていないのではないかと思わせる事件が相次いでいるように思います。
こういった自衛隊が防衛庁から防衛省になり、年々活動範囲を拡大させている日本の状況は危ないと思います。

■週間つぶやき日記 について

十文字(衆愚代表)さん(33才・男性・千葉県)

「9条の精神」を世界中に広めるより、まずはクラスター爆弾と地雷の根絶を達成することに全力を注ぐべきである。

「相互的軍縮の促進」は「紛争地での平和構築」と並び、日本の平和主義体制を実践するうえで不可欠な柱であり、それらより他に優先されるものは無いと思います。
故に、鈴木耕氏のご意見は理解できますが、問題は如何なる方法で「非人道兵器の全廃」を達成するかです。

日本人自身がいくら資格や誇りを自覚していても、世界の国々がそれを認めないのならば、その自覚に意味がありません。
効率的に目的を達成する為には、世界中に点在する非人道兵器廃絶の為に奔走する人々と連携をする事が大切かと思います。

また、「平和外交はお上の仕事、歴史認識は私たちの役割」などと、勝手に役割分担して自分たちの好みの「平和運動」をする人が多いことも、廃絶達成の歩みを鈍らせている要因かもしれません。
第一、日本の非道を強調すると、近隣諸国に非人道兵器保有の方便にされる危険性があります。

官民一体となり、平和外交とは何かを追及することが肝要かと思います。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(68才・男性・三重県)

海賊対策はイエメン沿岸警備隊の作戦局長の意見を重視せよ

前回、私はアフリカ・ソマリア沖での海賊に関して意見を述べたが続編を書く。
政府は海上自衛隊の護衛艦などを派遣するための特別措置法案を来年1月召集予定の通常国会への提出を目指している。海自派遣は海賊対策を口実にした海外での武力行使の風穴明け狙いを感じる。海賊対策は自衛隊でなければならないのか。
ソマリアが無政府状態のためソマリア沖の海賊対策を主に担うイエメン沿岸警備隊のアルマフディ作戦局長が来日し、自衛隊派遣について「高い効果は期待できず必要ない。むしろ我々の警備活動強化に支援をしてほしい」と述べ、基地港新設や高速警備艇導入のための財政支援を求めた。
既に日本はマラッカ海峡周辺国に巡視船を提供し、海上保安庁は周辺国と連携訓練を行なっている。海上保安庁は本年も11月11日にタイとインドネシアに巡視船を派遣した。派遣先の海上保安機関と海賊対策連携訓練などを行なう。政府はアルマフディ氏の意見を重視せよ。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

プロメウスさん(43才・男性)

麻生くんのこと

うちでは子供が遊び呆けていると、「漫画ばっかり読んでると総理大臣になっちゃうよ!」と言っています。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ナインマンさん(男性)

最近思うこと

金融危機より前に出した一次補正で年内の景気対策は大丈夫と言い切った総理は、やっぱり何もわかっていない人なのだろう。
保険の基本理念の否定発言も、総理の資質を物語っている。
活字にまでした自身の決意も曖昧にし、周りの意見でころころ変わる総理の発言を、国民はもう信じないだろう。
何より悲しいのは、総理の読めない漢字を読んだ小学生が「オレのほうが麻生総理より偉い」と学校で言っている事だ。
選挙も出来ずに敗北を待つだけの麻生総理と、選んではいけない人を総理にした自公は、あり地獄に落ちればいいが、国民まで巻き添えにしてはならない。
延命のために二次補正も組めない政策を放棄した自公は今すぐ解散し、国民の信を問うべきだ。
そして麻生総理では選挙は戦えない前提で言うが、来年新しい総理で選挙するより、今すぐ新しい人を立てて民主党と戦ってほしい。
そうしないと国民のために必要な自民党議員まで、国会から居なくなるだろう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

蛍さん(52才・女性・岐阜県)

生きていること

私も適度に、ひもじい体験もして 家族や周りの方々に、守られて今あります。
破壊と憎しみと悲しみと心と身体への傷だけを残す人と人の破壊活動戦争を体験していないけれども、憤りと苛立ちと虚しさに、立ち止まりながらの今までです。

なんで なんで どうして の 答えがわからない。だから 気力も消えてしまいそうになります。
やっと 「だから 生きてゆかなければならない」という答えに、気づけています。
人の心に国境はないと実感と認識を手にしたからです。
本当に、そうですね。

戦争兵器で建物を破壊する事は、一瞬ですが、建物を再建するには、長い月日を必要とします。
戦争兵器で犠牲となられた方々の命は戻らない! 負傷されたお身体と心の快復は、長い年月が必要となってしまいますね。 

いよいよ12月に突入。
皆さんの2008年は、どんな年でしたか?

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

・どーなってるの?!米軍再編 ・マガ9対談

・週間つぶやき日記 ・やまねこムラだより ・マガ9レビュー

・シムピース ・おまけ絵本 ・アピール9 ・世界から見たニッポン ・みんなのこえ

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