このところ、気が重くなるニュースばかりですね。日本って国は、なんだかタガが外れっちまったような気がします。
特に、耐震データ偽造問題は、ひどい状況になっていますね。だーれも責任をとろうとしない。あげく、「BSE問題」で世論の徹底批判を浴びた自民党武部幹事長(当時・農水大臣)が、またも大失言!(失言の内容はトップページが触れています。とても分かりやすい財界寄りのご発言です)。
これは、それこそ万死に値する失言だと思うのですが、「小泉首相の偉大なるイエスマン」を恥ずかしげもなく自称するこの方に、なぜかマスコミはすっかり腰が引けています。批判記事がほとんど出てきません。あの「BSE問題」のときの批判は、何だったのでしょうか。
さらにこの武部サン、おチョーシもんぶりを発揮して、今度は「日本は天皇中心の国」と5日に水戸市内で開かれた自民党県議のパーティーであいさつ(12月6日付・讀賣新聞ほか)。あの森前首相が同じ発言で批判を浴びたことなんか、まるで覚えていないみたい。健忘症、というよりも、すっかりマスコミを舐めきっているってことなのかもしれません。
これでもマスコミの方々は、この失言大王・武部サンを追及しないのでしょうか?
小泉選挙の後遺症? 批判すると、絶大な権力を握った「あの方」のしっぺ返しが怖いとでも思っているみたいですね。マスコミ、こんなことでいいのかあーっ! と一言叫んでおきたい気分です。
と、サビシク始まりましたが、さて、気を取り直して---。
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