●最近の各紙から |
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小泉首相の「靖国参拝問題」。一体どうなるのでありましょうか? 今週も、この問題の関連記事が山盛りで、引用が多くなってしまいました。
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首相靖国参拝
「今年は断念を」57%
共同通信世論調査 日中改善にも不満
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(東京新聞5月29日朝刊) |
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共同通信が27、28の両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「今年は見送るべきだ」との回答が57.7%に上り、昨年12月調査より16.9ポイント増加した。「今年も参拝すべきだ」は16.7ポイント減の34.3%だった。日中関係改善に向けた政府の取り組みに関しては「十分だとは思わない」が50.8%で「十分だと思う」の11.5%を大幅に上回った。<略>
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靖国A級戦犯分祀論
参拝継続へ世論見極め
自民 解決に懐疑的見方も
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>(産経新聞6月1日朝刊) |
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小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐり、自民党の中川秀直国対委員長ら党幹部が相次いでA級戦犯の分祀に強い期待感を表明している。背景には、参拝を継続したいとする首相の決意の強さと世論の動向の双方をにらみ、打開策を模索しようとする思惑がありそうだが、党内には分祀による解決に懐疑的な声も少なくない。<本文略>
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神社、遺族は分祀否定
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(産経新聞、同) |
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中国や韓国への配慮から、靖国神社にA級戦犯の分祀を求める意見が相次いでいるのに対し、当事者である靖国神社や遺族は分祀論を明確に否定している。
<略>東条元首相の孫にあたるNPO法人理事長、東条由布子さんは理由について「これは個人の問題ではなく国家の問題だ。分祀を了承することは、(日本が百パーセント悪かったとする)東京裁判史観を認めることになる」と説明。<略>
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アジア外交 強まる逆風
首相経験者ら 靖国問題協議
ポスト小泉にも影響
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(朝日新聞6月2日朝刊 コラム「時々刻々」) |
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<略>1日、小泉政権に影と光がさした。
この日午前、衆院議長公邸。歴代首相を前にした河野洋平衆院議長が、小泉首相の靖国参拝を「日中・日韓関係の急速な悪化」の拡大要因に挙げて意見を求めた。都合がつかず欠席した中曽根、細川両元首相には自ら電話で話をし、羽田元首相には前日に会っておく念の入れようだった。
内閣主導一辺倒の小泉首相に、河野氏は議長や自民党総裁経験者としておりに触れ異を唱えてきた。ただこの日、異例の会合に及んだのは、議長就任後も自民党のアジア・アフリカ問題研究会の会長を続けている「アジア」への思いと、現状への危機感からだ。歴代政権の対中融和姿勢を保つ必要性を強調したかったからにほかならない。<略>
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「安倍氏路線」反発の声
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(朝日新聞・同) |
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<略>「いま日本で話題の人です」。森前首相は先月31日、ラブロフ・ロシア外相と東京都内で会談した際、同席させた安倍氏をこう紹介した。
ただ、安倍氏がポスト小泉の一番手に擬されれば擬されるほど、対北朝鮮・中国外交での強硬な物言いが、青木幹雄参院議員会長らベテラン議員を中心に党内では不安の種になる。<略>
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