今週の「マガジン9」

 2013年、最後の更新です。今年も読者のみなさまから、たくさんのご意見や感想、そしてご支援をいただきました。本当にありがとうございました! ここに簡単ではありますが、2013年のカンパの総額と活動費内訳を報告させていただきます。ご支援いただいた方々のお名前は、こちらに記載しております。
 皆さまからのカンパののべ人数も総額も、2012年に比べて2倍以上に増えました。とてもありがたく思うと同時に、読者のみなさんが、今の社会や政治状況に不満と不安を募らせている表れではないかとも考え、マガ9、がんばらなくては! と気を引き締めているところです。
 2014年は、この巻頭言のコーナーでも以前に書きましたが、平和、個人の尊重、基本的人権の尊重を保障する日本国憲法への攻撃に対して、闘う年になるでしょう。 マガ9は、小さなネットメディアを主とする団体ですから、正直「宣言」したものの、ぶるぶると武者震いをしております。しかし、憲法を大切にしたいという気持ちから立ち上げたサイトでありますから、発足の初心を思い出し、来年の「闘い」に備えようとしているところです
 さて、これまで以上に私たちは力を蓄えて、活動を展開しなければいけません。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いします。こちらのご支援のページをのぞいていただければ、幸いです。
 次の更新は、2014年1月8日となります。穏やかなお正月をお迎えください。

(水島さつき)

 

  

※コメントは承認制です。
vol.434
【年末年始合併号】

2013年は、応援、ありがとうございました!
引き続きのご支援、よろしくお願いします!!
」 に1件のコメント

  1. 森正樹 より:

    左翼はピントがややずれているから、国民に支持されない、あるいは誤解されるのではないでしょうか。「闘う」べき相手は安倍政権ではなく中国ではないのでしょうか。「闘う」相手は中国だけれど、安倍政権や右翼のやり方は間違っている、護憲派の方法のほうが正しいというふうに議論を持っていくべきなのではないでしょうか。
    実際、焦点の尖閣問題に関して言えば、中国にとって優先順位が高いのは台湾、次いで南シナ海で、東シナ海(尖閣)は後回しのはずだったのに、石原氏が余計な事をしたために問題に火がついてしまいました。ただし中国の軍拡や領土拡張戦略から目を背け、非武装中立とか平和ボケなことを言っていた護憲派にも問題がありました。
    また今防衛力の強化に反対する人は少ないと思いますが、日本にとって中国と戦争して勝つという選択肢は直になくなります。現時点では自衛隊と人民解放軍の戦力は五分五分だそうですが、中国の今の軍拡のペースだと5~10年後には到底敵う相手ではなくなりますし、アメリカの介入も期待できません。
    したがって、総合的に考えて、尖閣問題は棚上げ(という表現が悪ければ先送り)が最善である、冷却期間を置いて話し合うべきであるということを、「マガ9『だけでなく、護憲派・リベラル派の知識人・政治家が総結集して提言するべきなのではないでしょうか。そうしないと本当に武力衝突が起きかねません。
    勿論時間がたつほどに中国が大国化して中国に有利になるという面はありますが、長い時間が経つうちに中国の体制や政治姿勢に変化も期待できますし、今解決できない問題は無理に解決しようとしないのが賢明です。
    護憲派左翼には、他国がおかしなことをしてきた場合でも、他国より自国の政権を批判する傾向があり(拉致問題がその典型)、保守化している世論の共感を得るためには工夫が必要だと思います。

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