１０月２１日（木）１９：００開演〜２１：００（開場１８：３０）
＠カタログハウス本社地下２階セミナーホール
今、日本が抱えている本当の危機とは？
年金崩壊、社会保障崩壊、そして格差の固定化・・・
私たちの未来はいったいどうなってしまうのか？
経済アナリストとしての鋭い分析と歴史の検証から
平和と平等を守る人たちが、豊かに暮らせる社会になるための
提言など、じっくりとしゃべっていただきました。
もりなが・たくろう 経済アナリスト／１９５７年生まれ。東京都出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁などを経て、現在、獨協大学経済学部教授。著書に『年収３００万円時代を生き抜く経済学』（光文社）、『「価値組」社会 』（角川SSC新書 ）、『「民主党不況」を生き抜く経済学』（PHP研究所）、『ニュースのウラ読み経済学』（PHPビジネス新書）など多数。「マガジン９」のコラムをまとめた『こんなニッポンに誰がした』（大月書店）では、金融資本主義の終焉を予測し新しい社会のグランドデザインを描いた。テレビやラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中。
４５分間の森永卓郎さんの講演は、「テレビでは言えない」話が満載。オフレコというお約束なのでここで詳しくは書けませんが・・・・。尖閣諸島をめぐる問題をはじめ、小沢一郎氏の話題から、菅直人内閣における経済や外交政策についてなどなど。そして休憩時間の後は「質疑応答タイム」。オタク論から、中国とのつきあい方やアメリカとデフレ・円高の関係、就職活動における面接時の具体的なアドバイスから、資本論についてまで、多岐にわたる分野の質問が寄せられましたが、森永さんは身振り手振りをまじえてわかりやすく答えてくださいました。会場はしばしば爆笑につつまれ、「時間があっという間だった」「もっと長く話がききたい」という声も多くよせられました。ちなみに会場で販売した『森永卓郎の政治経済学講座 こんなニッポンに誰がした』は、あっというまに完売！購入できなかった人は、こちらで買ってね！
（アンケートに書いてくださった感想の一部を掲載いたします）
「素晴らしく楽しいお話で時間がもっとほしい気持ちです。自分の周りの人（特に若者）に何ができるのか、彼等の力になっているのか考えて行動していきたい。」
（薬剤師）
「森永さんが日本を鋭い切り口ながらも、育てるべき子どものような温かな情熱で考えていることに感動しました。脳みそが刺激されつづけた２時間でした」
（学生）
“よかった”というより”感動しました”。「自分には何もできない」と思っていましたが、小さな一歩を踏み出せるかもしれない勇気をいただきました。ありがとうございました」
（匿名希望）
「矛盾を抱えつつ戦っている姿がかっこ良かったです。自分ができる事から戦っていきたいと思います」
（フリーター）
「熱いトークに胸が熱くなりました」
（経営業）
今日ほど、森永さんが素晴らしい人に思えたことはありませんでした。テレビも新聞も捨てているので、是非「ニコ動」にたくさん出てください。
（会社員）
普段は聞けないお話でおもしろかったです。私は学生で本当にお金がないです。でも勉強がしたくて学校に行っています。今まで大人は自分だけとりあえず安全なとこにいて（たぶんそれは大変なことだけど）えらいねーって言ってるだけだと思っていました。こんな風に言ってくれている方と出会えて、がんばって生きようと思いました。
（学生）
“自分の身近な人からまず助ける”共感します。今の世の中、言葉が通じない（日本人同士でも）人は多いし遠い人の立場まで理解することはできません。小さな戦いでも気が遠くなりますが、大きな戦いで絶望するよりはまだましだと思います。
（匿名希望）
テレビとは違って歯に衣着せぬ講演に満足。政情の変わり目には、続きを聞きたい。
（匿名希望）
尖閣諸島の問題やら小沢一郎問題やら、最近のタカ派一色の社会風潮に対してズバリと正論を述べられているのには、敬服します。これからもますますのご活躍を期待します。
（匿名希望）
たいへん勉強になりました。経済を考える、ということは今、起こっているあらゆることにつなげて考えられるのだと感じました。今まで「経済」というと難しく、苦手だなぁ・・・と思っていました。学ぶ意欲が増しましたし、「小さな闘い」は、本当に、普段どう生きていったら良いのだろう・・・と思っていたので、たいへん参考になりました。うれしかったです。
（匿名希望）
