081008up
先週から募集の「あなたの1票の理由」にたくさんの投稿がよせられました。
ありがとうございます!
今度の総選挙は、政権交代という大きな変化が現実味を帯びてきました。
しかし、憲法の問題については、ほとんど話題にのぼっていません。
2010年国民投票法施行時の国会議員を、この選挙で私たちは選ぶことになるはずなのですが・・・
ということで、「あなたの1票の理由」教えてください。
あなたは次の選挙、何を基準に候補者や政党を選びますか?
●「癒しの島・沖縄の深層」の岡留安則さんに聞きました
完全に制度疲労をおこして機能不全に陥っている霞ヶ関の救いがたいデタラメな官僚システムに根源的にメスを入れて、国民の公僕という原点に立ち返させるための、政治力を発揮できる候補者、政党に期待したい。官僚はうまく使えという麻生総理は、逆にうまく使われるだけで、官僚にとっては痛くも痒くもない存在。司法から行政まで、長期政権による弊害はもはや極限状態にあり、国民目線の政治に戻さなければ日本は取り返しの付かない国になる。そのためには官僚が嫌がる統制力、指導力を持つ政党が必要不可欠だと思う。
●「やまねこムラだより」の辻村博夫さんに聞きました
この半世紀、日本の農政のベクトルは、一貫して、大規模化・合理化、そして小農の切捨てでした。だが、多様な農家が混在・共生することで、共同体としてのムラは健全に機能します。百姓は乞食ではないので、わけのわからない「補助金」はくれなくてけっこう。「いのち」を生み出す農業をはじめとする第一次産業を、どうやってまっとうに評価するのか。そのまなざしを確かめてから、投票します。
●失業ベーシストさん(27才・男性・千葉県)
一票入れるなら、ずばり社民党です。
小さくても頑張っている姿は応援している野球チームの東北楽天イーグルスと重なります。
しかし、1980年代のミラクルメッツのように、弱いチームでも応援し続けているとある日突然強くなったりします。日本ではオリックスが今年は強くなった。弱くても強くなるかもしれない。社民党は市民運動を大切にしてくれるし、平和主義で癒し系。応援する楽しみがあるから社民党です。
●FM横須賀さん(45才・男性・神奈川県)
内閣法制局による「集団的自衛権の行使は認めない」という憲法解釈は、国連の集団安全保障体制実現を志向するものであり、日本が世界に誇れる数少ないものの一つだと思う。
逆に「集団的自衛権の行使を認めるべく憲法解釈を変更しよう」という考えは、「喫煙は法で認められているから禁煙など無意味」というようなもんで、ナンセンスだと思う。
国際法が集団的自衛権なるものを否定し、世界中の軍事同盟が解消されれば、集団安全保障体制の実現も叶うであろう。
仮にそうなって、日本が国連に加盟し続けるなら、安全保障を担う義務がある以上、憲法九条はその役目を終る。
しかしそれまでの間、憲法九条は必要だし「集団的自衛権の行使は認めない」という憲法解釈も重要だと思う。
要するにワタシは「集団的自衛権の行使は認めない」という憲法解釈を覆さない政党に一票いれたいのだが、民○党の見解がわからないので困っている…。どうなんすか?>小○さん。
●しゅらさん
まず物を作ったりサービスを与える人が一番偉いと思う。
また少し話がずれるかもしれないが、いわゆる名作という芸術に感動する心が大事だと思う。
ひとつの本、作品について喫茶店で紅茶ひとつで何時間も語れる豊かさが大事だと思う。
スウェーデンみたいな老人が町にどんどん出て行く姿が理想だと思う。
●素老人さん(70才・男性・京都府)
福祉と軍事は両立しません。この一点で、一票を!
●さばさん(40才・男性・三重県)
1.今の憲法を護る人。または、改憲するにしても、民主主義の手続きを大切にする人。日本の自立独立を大切にした改憲を議論できる人。
2.多少税金が高くなっても、安心できる社会制度を考えられる人・政党。
3.正しい議論や批判ができる人。誹謗や中傷などを軽々しく口にしない人。
4.派手な改革よりも、地に足の付いた施策を立案・実行できる人・政党。
5.多様で重層的な日本の歴史・文化・自然を大切にしながら、他国へも日本らしい姿勢で臨める人。謙虚であること。
●へいちゃんさん(52才・男性・東京都)
・東京オリンピックを止めさせてくれるひと。
・地上波アナログの停止を条件が整うまで延期してくれる人。
・軍事費を削って社会保障制度の水準を80年代まで戻してくれる人。
・日米同盟より国連中心の外交を大事にしてくれる人。
・郵便局をこれ以上不便にしない人。
とりあえずこんなところでしょうか。
●たんぽぽさん
ノーム・チョムスキー氏の「お節介なアメリカ」という本を読んだ。私達はアメリカの都合のよい情報しか受けていないということがある程度はあるだろうと思っていたが、この本に書いてある程ひどいとは予想していなかった。アメリカは民主主義の国でも攻撃したい国があれば、テロリストを養成してテロを仕掛けたり、テロリストを匿ったりしている。
アフガニスタンの攻撃理由はテロリストを匿っているかもしれないという予想で攻撃したにも関わらず・・・。アメリカは平和を守る世界の警察官ではなく、紛争仕掛人に見える。
湾岸戦争から数年経った頃、スイスの友人にCNN見る?と聞いたら、食べ物を戻す仕草をして、ノーと言っていた。アメリカ発のCNN情報は偏っていることに既に気づいていたのだろうか。
自民党政権が続けばアメリカを応援し、戦争の泥沼にはまってしまう。約3年前は支援戦闘機が今ほど激しく飛んでいなかった。今の状態に危機を感じる。
●金城潜さん(20才・男性・沖縄県)
私たちは、20歳になると変身する。有権者になる。私も今年、有権者になった。近いうちに行われる総選挙では、私にも投票権が発生する。「民主政治の健全な発達」を公職選挙法は主張している。だが、そもそも選挙に対して、私はあまり期待しない。選挙は、多数派の欲望を満たすために少数派が犠牲になる制度であるからだ。投票行為は、制度自体に対する容認の意思表示にならないかと疑問が生じ、ボイコットするべきではないかとも考えた。しかし今回は、投票権を行使したいと思う。メディアではタカ派的な発言をする政治家・評論家が大人気だ。新たな大政翼賛会にいかに叛逆するか。それが、私の内なる倫理規範である。叛逆の手段の一つとして投票があってもいいという考えに、私はいたった。目的ではなく一手段である。日清戦争・日露戦争・15年戦争・ベトナム戦争・アフガン戦争・イラク戦争などをどう総括するかを基準に投票したい。
●護憲派パパさん(35才・男性)
巨悪を完全に葬るために「好きではないが、まだマシ」な党に投票するべきか、それとも死に票覚悟で自分の信念に忠実に投票すべきか。いつも迷いながら投票所に行き、結果、小選挙区は「まだマシ」な党へ、比例は「信じられる党へ」投票してきた。今回も仕方なくそうするだろう。(衆議院も比例議席配分にならないかなぁ。郵政選挙の大勢力が、郵政以外の重要改悪法案を次々と強硬採決したのは記憶に新しい。誰が勝とうが、小選挙区制は今後も禍根を残し続けるだろう。)
本題に戻るが、国民の生活を第一に守るなら、政府が現憲法を遵守し、積極的に国民の暮らしの中で運用してくれればいい。むしろそれだけでいい。今回もこれが僕の比例区”政党”選択基準。9条に対する態度表明を曖昧にしたまま「創憲・論憲」と言葉を踊らせる党が国民の生活を本気で守るとは思えないから。
ただし小選挙区では、また今回も「まだマシ党」に投票してしまうんだろうな…。嗚呼。
●雪解け水さん(34才・男性・新潟県)
景気vs生活が最重要課題だとは思いますが、この度の総選挙では、劣化ウラン弾への規制の是非を、争点の一つに加えてください。
北欧などでは、すでにそういう動きがあるらしいです。
●渡辺賢悟さん(19才・男性・北海道)
確かに小沢一郎氏はアメリカ(ロックフェラー)の手先ですが、今の状況を打開するには自民党長期独裁体制を崩す必要があります。
●田中 秀夫さん(64才・男性・北海道)
現行憲法の目指すところを日本そして世界に実現するため、真摯に努力する政党に、将来の日本を託したい。
その上で、アメリカ言いなりと大企業・財界、一部富裕層の要望に応える政治から、国民の目線に立った政治に改革できる政党、候補者に、大切な1票を投じます。
●大野正朋さん(65才・男性・鳥取県)
自民政権では日本がこのままではどうにもならなくなる限界に達している。民主党が100%理想的な政党だとは思わないが今回はかなりいろいろな面で努力している。とにかくここは政権交代で新しい道を開くしかこの国の前途はない
●破入さん(男性・東京都)
私は、皆様に刮目してもらいたい。 ・・確実に社会というものは、変えられるのだから。
●平和を愛するキリスト者さん(49才・男性・東京都)
私は、平和憲法の擁護を掲げる候補者、政党に投票します。
平和憲法を改悪して、日本を戦争の出来る国にしようとしたり、公の名のもとに国民の権利を制限しようとしたり、戦後民主主義を否定して戦前レジームへの回帰を目指そうとする候補者、政党には絶対に投票しません。
●仮名:ALBさん(24才・男性・愛知県)
こんばんは。06年の投票以来の投稿となりますALBです。
今回の総選挙…出来れば『候補不在』と書きたい位です。
普段自分は、慧眼を持ち、かつ『殺されようと信念を貫く』昭和の名宰相の如き人物であれば、主義主張が異なれど賛同する(政策より人を選ぶ)のですが、現在、そんな信念を持っている人間は皆無(或いは現実の見えない狂信者の類)で、棄権という言葉すら頭にあります(…一応行きますが)
…今年初めに、数年前の郵政騒動でただ一人、所属政党の流れに逆らい続けた某傑物が新党を結成するという噂が流れ、最近まではそれに投票するつもりだったのですが…それもただの噂で終わったようで。
とりあえず今回は、職を賭して宿敵と刺し違えた某五日大臣に敬意と感謝を込めて、その政党に投票するつもりでいますが、そうなると『一連の不祥事を起こした張本人も信任する』という意味に取られかねず…もどかしい限りです。
●クレヨン伯爵さん
1.自分らはやらせタウンミーティングやナントカ還元水(挙句に首吊り)や親の家に事務所費計上したりや防衛省汚職や水増し請求や区議が政調費でエロ本買ったりや銀座に愛人を作りながら私らには「道徳」だ「己を犠牲にする」だと恥ずかしい綺麗ごとを押し付け…ない政党。
2.ハケンの上前をはねて儲け、介護労働者まで追い詰めて儲け、ハケンは努力不足で、株主配当率は増やし、労働基準法も要らないが自分らだけセレブだワインだヒルズだ…という人たちとは仲良くしながら「拝金主義で他人を思いやる心が足りない」とかアサッテの方向を批判しそれを全部戦後教育のせいにし…ない政党。
3.あと、私らの国政参加の貴重なパイプであり、私らの権利を代表する国会議員を軽々しく「減らす」とか言う政党もパス(比例を増やして選挙区を減らすなら考えてもよい)。
4.もう一つ、NHKも今のうち正常に戻したほうが良さそうで、そのへん手の打てる御仁。
●色即是空、EGKさん(43才・男性・岡山県)
小手先の景気対策よりも、現在の日本社会の中で弱い立場にある人。つまり、非正規雇用(私もその1人だ)や生活保護受給者といった人々の生活を保障し、命を大切にし、真の改革を目指す政党に1票を入れたい。別に私は何党でもよいのだが、真面目に働く人間がきちんと報われる社会を作ろうとする政党に期待する。
10月末にも!と言われた総選挙の日程は、まだ出ていませんが、
「選挙で民意を問う」ことの必要性は、日に日に高まっています。
選挙投票日の直前まで、この企画は続けていきますので、どんどん送ってくださいね。
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公職選挙法の関係で具体的な候補者名、
政党名を掲載することはできない場合がありますので、
その辺りはご了承ください
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