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2月6日から12日までに届いたご意見から平和を愛するキリスト者さん(48歳・男性・東京都)
アフガン攻撃やイラク戦争を引き起こし、あちらこちらで覇権を求め世界の憲兵として暴れまくる国、貧因と経済格差の拡大、黒人や女性への差別と、今のアメリカ社会には失望させられます。
しかし、そういった中にあって、アメリカ国民の間で今、憲法を勉強しようとする動きが盛んで、政府や大企業が憲法違反をしたときに憲法を武器に声をあげようとする人が出ていることは、希望が感じられます。
そうです、そういった希望こそがいつか大きな力となり、アメリカの社会を変える一歩となるのではないでしょうか。
もし、希望を失い、現状を肯定してしまえば、戦争、格差、差別を追認してしまえば、それが固定化されてしまいます。それどころか、それがさらに拡大する可能性だってあります。
アメリカで芽生えはじめた希望がやがて、戦争、格差、差別をなくし、アメリカの社会を変える一歩につながってくれることを期待したいものです。
TY生さん(68歳・男性・三重県)
伊藤真氏は憲法12条の自由や権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない精神を、教研の全体集会会場をホテルが拒否した事に焦点を当て考察した。
私は橋下徹氏が岩国市長選で艦載機移転容認候補を支援し、06年岩国市住民投票を「防衛政策に自治体が異議を差し挟むべきではない」「間接代表制をとる日本の法制度上、直接民主制の住民投票の対象には制限がある」と発言した関連で、憲法12条を考える。
橋下氏の発言について、小林良彰慶大教授は「この種の住民投票には法的拘束力がない。住民の意思の確認・表明なのだから、それを憲法が制限することはあり得ない」と指摘し「基地問題は地元住民にとって生活問題だから、意見を言う資格がある。憲法が認めた言論の自由だ」と批判した。
憲法25条、健康で文化的な生活を営む権利を実行、生活環境を脅かす問題で住民の意志を住民投票で表すことは、憲法12条の精神にふさわしい行動である。
十文字(衆愚代表)さん(32歳・男性・千葉県)
私人間効力に直接適用的な立場を取られていることなどに多少の異論があるが、
(参照)http://d.hatena.ne.jp/tgls33/20051016
塾長のご高説には概ね賛同する。
特に冒頭の主張は、立憲民主主義の要諦というべきものだろう。
そして、「国会だけでなく、国民の間においても、議論することの重要性、多様な意見への寛容性といった民主主義の基本が根付いていない」という危惧も、正しい指摘だと私は思う。
とはいえ、民主主義を根付かせられなかった責任の大半は、教育界における日本最大の組織で、しかも公人の集団でもある日教組の教育方針の失敗にあるといえるだろう。
仮に冒頭にある認識や、「テロなどの暴力に屈して軍国主義を許容してしまった戦前の失敗」という歴史認識を、ホテル従業員と日本国民の大半が熟知していれば今回の事態は起こりえなかった筈である。
今からでも遅くないので、立憲民主主義確立の為、日教組はその権威に伴った責務を果たして欲しいのだが…。
Green2さん(64歳・男性・茨城県)
胸に熱いものがこみあげた。
すぐ買って読みたいと思った。
しかし、わずかな年金暮らしの身には決断するまでに時間がかかる・・・。
林忠男さん(74歳・男性・東京都)
国民に国家に対する抵抗権があることは当然だと思うが、武器による抵抗権は、少なくとも民主主義国家では認められないし、問題としている銃規制は、人を殺傷する鉄砲ではなく、狩猟を目的とする銃の管理の強化である。
また、海外で殺傷能力のある銃の購入が容易にできる現在、これを規制し管理することも重要である。
そのため猟銃の規制が厳しくなるのは、やむを得ないのではないか。
三児のおまめさん(女性・島根県)
毒入り餃子事件は、マスコミで連日報道されていますが、この問題を国内の農業問題と関連付けたものは少ないと感じていたので、興味深く拝読しました。
グリーンコープという、九州を拠点とした別の生協があるのをご存知ですか?
餃子は、すべて国内の工場で生産、国内の産地直送野菜、豚肉(商品によっては鶏肉)で作った具を、北海道産の小麦粉で作った皮で包んであります。
この生協では、組合員と生産者との、顔の見える関係を大切にしており、生産者を招いての交流会も時折開かれます。
私は先月30日に、北海道美瑛町の小麦生産者、その小麦を製粉する製粉会社、その小麦粉からパンを作る製パン業者が集った交流会に参加し、生産現場での苦労や熱意に触れ、普段から安心・安全な食べものを供給してもらっている有り難さに、感謝の気持ちで一杯になりました。
顔の見える信頼関係の大切さを再確認しただけに、当日の報道はとても象徴的でした。
スピカさん(48歳・女性・兵庫県)
私はデスク日誌がいつも楽しみ。どなたのご意見もいつも共感できるものばかりですが、今回のはいつにもまして全くそのとおり!と思いました。
ほんとに毎日毎日ニュースを見るのがいやになります。軽いうつ状態という気持ち、すごくよくわかります。石原発言、橋下発言、その他もろもろ。ひどくこたえるのは、そのもののひどさもさることながら、それを支持する声なき声が多数派であるということです。
弱者を踏みにじる人に共通しているのは、それが支持されることをよく知っているということだと思います。そのことが悔しいです。
ともすれば絶望的な気分になりますが、マガ9はじめさまざまな媒体によって伝えられる、心ある人たちの活動に励まされ、いやいや、まだまだあきらめたらあかん、と思い直す日々です。
私の住む町でも、この2月にようやく九条の会が結成されます。より多くの人と手を携えていけるようがんばります。
2008年さん
「こども兵士」のことを調べたくてここにたどりつきました。RUFが一方的に悪者なのかも知りたかったので。すごく参考になりました。
今度はリビアのカダフィ大佐のことを調べてみようと思っています。このHP、ほんとに信頼できます。続けてくださいね。
森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(44歳・男性・東京都)
副島氏の新著は、中国脅威論・崩壊論に毒されている改憲派に是非読んで欲しい。
中国礼賛本では全然なく、中国人はゴキブリのような生命力だからこそ繁栄するのだと述べている。
その上で、中国に日本と戦争する意図はなく、環境面で日本の協力を必要としていて友好を望んでいること、バブルが崩壊しても立直る強さが中国経済にあることを指摘している。
何より印象深いのは、文革を経験した中国人に怖いものはなく、未来の心配などしないと述べているくだりである。中国はこの二百年間、植民地化・戦争・内戦・文革などで苦しんだが、ようやく豊かな生活の恵みを知り始めたのである。そんな国民が戦争を望むだろうか?
ただし副島氏は、米軍が将来一部を残してアジアから撤退すると述べているので、護憲派はアメリカを悪者にするだけではない護憲論が求められる。それには(非武装中立ではなく)専守防衛が最良の国策であることを立証する必要があるだろう。
大阪に戻ってきてしまったさん(24歳・男性・大阪府)
俺ってもしかしてネットカフェ難民?!堤さん助けてぇ〜(笑) 私は母から借りた「グラウンド・ゼロがくれた希望」で堤さんの存在を知りました。 そして、夢中になって読み終わった時には、まるで平和主義者のような面構えに(?!) それまであんまり興味なかったのですが。オマケに堤さんに半分恋してしまいました(彼女が出来ないもんだから。苦笑)
挫けても強く生きている女の人って超カワイイ♪って、俺は何を書いているんだ(汗)
話を元に戻すと、堤さんの文章はとっても魅力的で、正確には文章に恋しているのかもしれません。そいでもって、俺も多少なりとも平和活動に与したいと思っているのだけれども、何分、生来の引っ込み思案な性格が災いして、そういった活動は皆無に等しい。何から手を付けていいものやら..
とにかく、これからも精力的に活動頑張ってください!
すごく期待しています。
たんぽぽさん
国連の軍事介入に反対です。
軍事介入は罪のない一般市民の被害が拡がるだけです。
戦争の苦しみを体験していない私たちは、それを想像する力が乏しいのが問題ですね。
まず止めるべきなのは、先進国がアフリカ等貧しい国に武器を提供したり輸出したりすることだと思います。
「デスク日誌」にもありましたが、沖縄での「またしても」の少女暴行事件、
岩国市長選の結果、そしていくつもの「集会拒否」事件など、
憲法に書かれた人権が、まったく守られていないと感じる事件の続くこのごろ。
皆さんはどう思われますか。ご意見、お待ちしております。
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