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1月30日から2月5日までに届いたご意見から蔵田和子さん(53歳・女性・大阪府)
暗闇の中に一筋の希望を見出せるようなインタビューの内容に、少し心がほっとしました。
世界中の心ある人々と、ゆるやかに信頼でつながれたらと思います。
ほのぼのさん(39歳・男性・愛知県)
「アメリカは日本の5年先を行っている」という言葉に、妙に納得しました。平和や教育の問題は政治に直結しています。今、自分に何ができるか、考えていきたいです。
masakoさん(59歳・女性・東京都)
2月2日に、堤さんのお話を聞く予定です。
その前に、と2冊読みました。
きくちゆみさんのお話も聞いていましたが、それでも衝撃的でした。周りの人に紹介しています。
2月2日のお誘いと、3月8日の国際女性デーへのお誘いもしています。
どらえもんさん(42歳・男性・千葉県)
「アメリカは、日本の5年先を行っている」という堤さんの言葉は説得力があります。
ここ10年くらいを見ると、法律や経済の分野においてアメリカが辿った道を、日本は何の思慮もなく後追いしていますが、アメリカが今直面している問題を考えると、かなり危険なことではないかと思っています。
また、堤さんは取材を通して、アメリカと日本の市民間の交流を促進しようと試みていますが、ぜひがんばってほしいと思います。
社会を取り巻く情勢は厳しいものがありますが、堤さんのような取り組みは、ひとつの希望ですね。
ぽれぽれさん(24歳・男性・神奈川県)
ネオリベ超大国として、アメリカに対してステレオタイプ的に批判感を抱いている私ですが、今回の堤さんの記事を読んで、少し考えを柔軟にしなければと思いました。
国境を越えて助け合うっていい言葉だと思います。グローバリズムに翻弄されるだけではなく、人々が幸福を手にするための有効な手立てとして利用できるような仕組みを作りたいですね。
パート2楽しみにしています!
Green2さん(64歳・男性・茨城県)
ようやく、日本人向けに分かりやすい本を書いてくれた方が現れたかな、という思いでインタビュー記事を読みました。
かつて「拒否できない日本」「奪われる日本」(共に関岡英之著)「金で買えるアメリカ民主主義」(グレッグ・パラスト著)「売られ続ける日本」(本山美彦著)などを読み、現在の日本とアメリカの酷似性は必然の成り行きだと思っていますが、座視しているわけにはいきません。
堤さんの本、ぜひ読みたいです。
TY生さん(68歳・男性・三重県)
堤未果さんは、 「米国のイラク帰還兵が二度と人を殺したくないと思い、世界の国について調べた結果、“武力で物事を解決しない”と憲法に掲げている国がコスタリカと日本であることがわかり、日本人と国境を超えて話し合いたいと思い始めた」と述べた。
不戦の理念は国境を超えて話し合われる。
1月15日・16日「文明の同盟」の第1回フォーラムが、スペインのマドリードで開かれ、世界80カ国の政府関係者や国際機関、民間組織の代表が集まった。
スペインのサパテロ首相は、同盟の使命は、平和の促進、互いの尊重と寛容の理解を奨励していくことで「文明の衝突を避けることだ」と述べ、オスロ平和人権センターのボンデビク所長は「対話は、軍事的手段ではなく衝突に対峙する最善の方法だ」と主張した。
イランのノーベル平和賞受賞者エバディ氏は「文明の衝突」という理念は「武器を売るために政治家によって使われた誤った理論」だと否定した。
不戦の理念は普遍的な原理である。
平井紀子さん(40歳・女性・京都府)
「憲法9条さえ守ったら日本は安泰だ」と昨年まで信じていた私に、「もっと他にも考えないといけない問題がある」ということに気付かせてくれたのが、堤未果さんと雨宮かりんさんでした。華麗な外見と、実体験に基づいた説得力のある硬派な文章とのギャップは、同性から見ても魅力的で、昨年からお二人に目が釘付けになっております。これからも応援しますので、頑張って下さい。
AKIRAさん(20歳・男性・福岡県)
大学でアメリカについて学んでます。
その中で、現在のアメリカの格差は100年前と変わってないということを知りました。
最近になって日本では、格差、格差というけれど、この問題は時代を通じての問題のような気がします。
堤さんのインタビューの中でも出ていた「アメリカへの憧れ」はよくわかります。
私が小学生だったころには、午後6時30分からNHKのフルハウスを見ていました。そして憧れました。
それだけに、今日のアメリカには失望を持たざるをえません。それでもあのお祭りのような大統領選の活気には惹かれます。
小塚 久枝さん(50歳・女性・京都府)
既刊の2冊読みました。
日常のワイドショウ的話題に流されそうなので、世界の真相を見つめていたいです。
よーこさん(30歳・女性・東京都)
去年の12月に会社をクビになりました。
そして現在、地域の合同労組に入って会社と闘っています。
堤さんの「何がどういう仕組みで起こっているのかを知る必要がある。」という言葉に強く賛同します。
労組に入っていろいろと勉強していくうちに、今のわたしたちが置かれている状況は仕組まれた面が多いということに気づきました。
そしてそのことに気づいた人たちが連帯し、立ち上がっていることも知りました。
ともかく状況を知ること、正しく憤ることが大切だと思います。
崖っぷちにたたされて初めて気づくのではなくて、今のうちからみんなが気がつけるようになってほしいと思います。
熊谷次郎さん(40歳・男性・岡山県)
今回の記事にショックは隠しきれません。知りませんでした。
以前公園に置き去りにされた患者がいたことの報道では、映画「シッコ」のように日本もなったのか、と思いました。
しかし、よく記事を見てみると、患者にも問題はあり、「まだそこまではいっていない。一歩手前かな」と思っていたのですが、甘いようです。
金がないものは死んでしまえ、というのがアメリカ医療の実態である、というのがあの映画でしたが、日本もそれとまったく同じ水準にあっという間に追い付いているようです。
こういうことだけは追い付くのが早い…。
そうして世界の兄弟孤児になっていくというわけです。
奥村一平さん
まったく酷い仕打ちだと思います。
それならみんなで資金を集めようと、名古屋でも呼びかけられ、運動が始まりました。
「マガ9」シリーズ、ぜひ期待しています。
古希老人さん(73歳・男性・山口県)
いったん約束した補助金の交付を一方的に反古にするということは、日本国の政府としてとるべきことではない。
政府はガソリンの暫定税率を維持するために、つなぎ法案なるものを企画し通そうとした。
自己の権益を守るためには、無理を承知でゴリ押しをしようとする。
そこには、品格のかけらも見受けられない。
今回の市長選挙でも、福田陣営からデマゴーグが乱れ飛んでいる。
そこに共通するものは、何が何でも、保守政治を維持するという自民党の旧態依然とした政治姿勢がある。
岩国市民はそんな圧力に屈しはしない。
藤峰靖さん(55歳・男性・愛知県)
私は、障害者で年金暮らしですが
沖縄問題、又岩国問題この問題の犯人はときの総理にあると思います。
答えは簡単、横須賀に基地を移転すれば解決。
そして基地の真ん中に小泉邸を移転。
こうすれば少しは考えるのではないか?
やぎさん(26歳・男性・東京都)
伊藤さんと小林さんの対談の通り、アメリカは戦争に人を送るために貧者を生み出しているのではないと思います。
が、資本主義だの新自由主義だのと呼ばれている社会で、「せっかく生まれた貧者を有効活用」しようとしているのは間違いないと思います。「貧困のための戦争、戦争のための貧困」でなくても、「貧困が戦争を生み、戦争が貧困を生む」。世界中の誰にとっても他人事ではない事です。繋ぎたいですね、左手も右手も。
乾喜美子さん(70歳・女性・東京都)
9条のことを、出来た時から今の状況まで簡潔に美しくあらわされていて感動しました。
多くの人達に見て欲しいですね。
ちなみに私は、九条実現の市民意見広告運動を手伝い、どうしたら皆に九条について考えてもらえるか日々悩んでいます。
これを皆に広めたいです。
小松田 奈夏さん(36歳・女性・東京都)
毎週水曜日は「マガジン9条」が読めるのでとても楽しみです。
特に「デスク日誌」が好きです。
この人に聞きたいは、毎回、こんなことが起きているんだと感心しています。
これからも、ニュースでは知ることができないことを教えて下さい。応援しています。
安倍せーきさん(44歳・男性・宮城県)
私にとって、このマガ9はある意味「第三の目」です。
いろいろな側面を見ることができましたし、これからもそうでしょう。
去年は丸木美術館〜さら戦映画祭観戦日帰りツアーを一人で勝手にやりました。
今後も目を見開き、勝手に、性懲りも無く、やって行きたいと思います。
マガ9さまもぜひ、そんな感じで。アディオス!
sn-papaさん(34歳・男性・東京都)
ケニアでの暴力の連鎖が拡大している。気になる。
僕は今も昔も一貫して護憲派だが、最近変化している部分がある。それは「(国連)軍の存在自体を否定できない」点だ。
以前の僕は軍隊という名がつけば、全てを否定していた。しかし、伊勢崎氏も言うように、人道的に国連の軍事介入が必要な地域は世界に多い。
「暴力を封じるための暴力装置」の必要性は、残念ながら現段階の国際社会において認めざるを得ない。僕も含めた護憲派は、そこを認めた上で平和議論を展開 しなければならないと思う。
まずプライオリティの高い憲法を国に遵守させ、次に国連憲章7章を理解する。大事なのは「暴力を封じる国際的暴力装置を認めた上で、日本がその暴力装置に加わる必然性を否定すること。」
日本だからできる役割がある。
見て見ぬふりをしているのとは違う。
今はケニア暴動に対するアナン前国連事務総長の行動を注視したい。いや、その前に僕はケニアのことを知らない。知らなきゃ。
高山学さん(48歳・男性・神奈川県)
騒音規制法の適用除外になっているため、鉄道の駅や車内放送には音量制限がありません。
労働安全衛生法では、85デシベルを超える騒音は騒音性難聴の危険があります。
この問題を国土交通省や厚生労働省や環境省に相談しましたが、それぞれ他の省庁の管轄だと言い逃れをして、ラチがあきません。
伊藤先生はどのようにお考えでしょうか?
きたきゅうちゃんさん(59歳・男性・北海道)
母べえをみませんか・・という呼びかけをして、この映画のチラシ配布に取り組んでみたらどうでしょう。
理論武装?も大事でしょうが、もっと多くの人の皮膚感覚に訴えることが必要と思います。小難しい?ことが書いてあるビラより数倍の説得力あり。
チラシは松竹に連絡すればいただけます。一人100枚でも隣近所に配ってみませんか。なお、松竹からのリベートはありません。
十文字(衆愚代表)さん(32歳・男性・千葉県)
個人の武装権を認めるべきという主張は、辻村氏の立場からして極めて筋の通る話であり、また古典的(階級闘争の最終的形態としての武装蜂起)でもある。
さらに侵略には群民蜂起(パルチザン戦)で抵抗できる。そして現在も、パレスチナやイラクでその有用性を実証している。
政治学者の丸山眞男教授は、「国民に銃を配れ」「自分達の国を自分達で守るというぐらいでなければ、政治的発言をきちんとできる市民にならない」と主張した。
辻村氏はご自身をごくごく少数派とおっしゃるが、長谷部氏は群民蜂起は憲法学では主流の立場と言えると論じた。
しかし伊藤塾長は、今井一氏から市民の自衛権の可否を問われたとき、「"自衛権"という言葉を使うかどうかは別として、市民による抵抗を起こすにあたり、武力や軍事力を使う時代ではないだろうと思う」と述べ、あくまで「非暴力による抵抗」を主張した。
なぜ市民の武装はダメなのか。
"時代"とは何か。
是非マガ9の紙面にてお答え頂きたい。
(参考文献:『これが憲法だ!・長谷部恭男/杉田敦著』『人はなぜ戦争をしたがるのか 脱・解釈改憲・週刊金曜日/編』)
森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(44歳・男性・東京都)
一部改憲派は、自主憲法を制定し、若者に国防の義務を課しさえすれば日本がよくなると錯覚していますが、今の日本社会、特に政治の荒廃・停滞は、アメリカの半植民地状況にあることが原因だと思わざるを得ません。
にもかかわらず、村上龍が批判するように、護憲派ですらアメリカの軍事的庇護に安住し、非武装を謳った憲法を誇りにしながら、世界最強の軍事力に守られている矛盾に鈍感な人が少なくありません。
九条が守られても、安保がある以上、自衛隊と米軍の一体化は進む一方だし、かといって批判している当の安保抜きに九条を維持するのは、不可能ではないまでも相当困難です。
九条と安保に関して、護憲・安保維持、護憲・安保撤廃、改憲・安保維持、改憲・安保撤廃の四つの選択がありえますが、戦後の安保体制を総括する思想的作業と、今後も半永久的に安保を維持するのかどうかという議論抜きに改憲論議が進んでいるのは、知識人の怠慢ではないでしょうか。
今週は「この人に聞きたい」堤未果さんへの
ご意見をたくさんいただきました。
本の応募も多数、ありがとうございました。
応募者多数のため抽選させていただき、
当選者にはメールでお知らせのうえ郵送いたします。
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