071031up
10月17日から10月30日までに届いたご意見からgreen2さん(63歳・男性・茨城県)
小沢民主党党首のISAF参加発言に、いまひとつぴんとこない
ところがあったのですが、今回の伊勢崎氏の説明でよくわかり
ました。ありがとうございました。
ただ、2001年の国連安保理決議1386号の中身がよくわかりません。
出来れば確認の意味で1386号全文の掲載はできないものでしょうか。
仲間に伝える際、この全文のコピーを見せられれば説得力が増すと
思っているのですが。
平和を愛するキリスト者さん(48歳・男性・東京都)
伊勢崎さんが、「アフガンでは、日本が戦争をしない人畜無害の
国だと思われている」と語ってましたが、「戦争をしない人畜
無害の国」こそ日本の誇りではないでしょうか。
アメリカの行う戦争を支援したり、国連の決議があったからと
いって武力行使が可能な海外任務に自衛隊を派遣するというのには
私は反対です。
アフガンでの戦争が泥沼化しているのを見ても分かるとおり、
21世紀は戦争で物事が解決できる時代ではありません。
双方の兵士、またアフガンの一般市民にも多くの犠牲者を出す等、
人と人とが殺しあう戦争は自他共を不幸にするだけです。
「国際協力は民生分野では精一杯行う。でも武力行使は絶対に、
何があってもやらない」という強い姿勢持つこと。
国際紛争等のもめごとを武力行使ではなく、話し合いで解決する
方向に導くこと。
そして戦争のない世界づくりに貢献すること。
これが憲法9条を持つ日本の進むべき方向ではないでしょうか。
金 克美さん(47歳・女性・京都府)
伊勢崎さんの記事を読んで、日本が国際貢献のために、自衛隊を
海外派兵できる、という解釈があるのを知りました。ただし、
「国連の指揮下」なんですね!
だったら、小沢さんの言ってることより自民党の言ってる
ことが正しいような気がしますが、福田さんと安倍さんでは
どう違うんでしょうか?
畑作さん(48歳・男性・京都府)
2001年から始まった米軍などによるアフガニスタンへの攻撃は、
実際の目的は天然ガスのパイプラインを通したいため、
傀儡政権に変えたかったからだとも、タリバンが禁止して
激減していた麻薬を解放したかったから、とも言われています。
アメリカや日本のご都合じゃなく、アフガニスタンの人々の
立場に立ったご意見を、今後お聞きしたいです。
破壊した側がするのは国際貢献などと言えるわけがなく、
謝罪と贖罪じゃないでしょうか?
田村映二さん(28歳・男性・神奈川県)
私は、あの亀田の戦い方について各方面の方が糾弾してることに、
ウスキミ悪く思うのです。
あの試合内容は本人の自己責任なんだろうから、
あれで良かったんだと思います。
一生懸命に戦ったんじゃないでしょうか。
毎日毎日練習して、その汗は、両者変わらないはずです。
それは当事者の苦難や痛みのはずであって、
回りの人たちには分からないことです。
だから私は今回のことに関して、
回りの言動ほど見苦しいものはありませんでした。
河馬園長さん
護憲派は「現実的な施策」を言及すべきと提言したその次の
週に、伊勢崎賢治さんが正にその通りの言及をして頂き、
感慨無量でした。
ただ、他の記事で少しばかり気になることがありましたので、
僭越ながら苦言を呈します。
『デスク日記』ではいわゆる「ネット右翼」を批判されている
のでしょうか?
私はたまに彼らのサイトを閲覧しますが、彼らはよく『電凸』と
いう企画をします。
そこでは批判する相手の主張を具に研究し、その論理矛盾を
的確に指摘します。決して罵倒だけをしている訳ではありません。
しかも彼らは政党や進歩系団体などとは違い、若いけど権力も
組織力も資金力も無い、か弱い一個人の集まりにすぎません。
皆さんは、どうか彼らを亀田親子と類似させる様なことをしないで、大人の態度で接して下さい。
全ての進歩派が伊勢崎賢治さんの様に矛盾の無い明晰な発言を
し続ければ、きっと彼らも見直すことでしょう。
かぜさん(54歳・男性・神奈川県)
亀田兄弟、父の話題とマスコミ、ボクシング協会、みんな
利害関係で行動しているようで、これも時代の影響かなと思う。
特に今は小泉首相以来「改革、古い価値を破壊すること」が国民の
支持をうけ、亀田兄弟もそのひとつだろう。
この試合は亀田兄弟が予想通り負けたが、勝っていたら、こんな
バッシングをしなかっただろう。
若いからワルが許される社会では、日本の社会の展望はない。
じゅんさん(40歳・男性・北海道)
やまねこ農園だより、いつもなめるように読んでます。
野坂昭如氏の「かくて日本人は飢死する」を読み終えたところで、
今回は自分にはとてもタイムリーな話題でした。
日本が、これからも農を捨てて、このままで行くならば、必ず
「飢餓」の時代が来ること、急にリアルに感じ出し、いても
たってもいられない気持ち。
これからどう生きる?の、正確なコンパスと感じてます。
次回も腑に落ちる話、楽しみに待ってます。いつもありがとう。
畑作さん(男性)
伊勢崎さんのメッセージにどうも納得できなくて、伊藤真さんのを
読んでホッとしたというか、自力で言葉にできない部分を教えて
いただいたと感じました。
ただ、まだわからないのが伊勢崎さんのを読んでの違和感です。
憲法の立場から見るとどうなのか、できれば次回の解説で
触れていただくとありがたいです。
六郎さん(60歳・男性・東京都)
>あらゆる戦争、武力行使、武力による威嚇、海外派兵を禁止する >ことが憲法の趣旨
とありますが、憲法9条は
「武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを
放棄」となっており、
「あらゆる武力の行使は、永久にこれを放棄」
とはなっていません。
従って警察権による武力の行使は留保している訳で、外国の
侵入に対しては警察行動により社会の秩序を守ることになると
思います。
同様に国連の警察活動に参加することまでは禁じてはいないと
思いますが、どうでしょうか。
小沢氏の解釈が合理的だと思います。
島田健作さん(66歳・男性・福岡県)
「生きさせろ!」を読ませてもらった者として「革命」に同感。
それで、どんな革命か知りたいな。
踊るハチドリさん(女性)
2007年版の「さりげなくアピール年賀状」はとても素敵で、
たくさん印刷させていただきました。
2008年版も楽しみにしています。
(いつ頃になりますか? 準備のこともあるので、早めだと
嬉しいです!)
TTさん(25歳・男性・徳島県)
「平和と戦争ー視点をどこに置くか。」という記事
確かにアメリカもその範疇に含まれるでしょう。しかし、だからと
いって韓国や中国の軍拡を座視しているわけにはいきません。
護憲を叫ぶ人に概ね共通する事なのですが、何故、日本やアメリカは
非難しておいて、「10年後には防衛産業先進国になる」と大統領が
表明する韓国や、チベットやウイグルで想像を絶する虐殺・弾圧を
行う中国に非難の矛先を向けられないのでしょうか?
アメリカを非難するのは良いのですが、これらの東アジアの国々が
軍拡の道を進み続けている以上、危険度が下がるわけではありません。
これらの国が、平和に対する重大な挑発を続けているのは明白な
事実なのです。
9条を信じるのなら、アジアの危険な国から目を反らしては
なりません。
ここは、「まずは素晴らしいアジアで武装解除の理念を推進・強制
させる」行動をしていくべきではないでしょうか?
たんぽぽさん(女性)
核の傘がテロリストを支援している国に対して有効だとありましたが
どうしてそういえるのでしょうか。よくわかりません。
テロリストを支援しているという時点でその国に対して核の傘が
機能していないと解釈できるのではないでしょうか。
悪い奴の定義もよくわかりません。テロ行為を行う奴、無差別に 人を殺す奴が悪い奴といっているならば、アメリカは9.11テロの 犠牲者数よりもはるかに多くの罪のない人を中東で殺しています。 テロと戦うと叫べばテロ行為をしてもいいかのような状態です。 それでも日米安保を堅持することで平和が築けるといえるの でしょうか。
またピストル等の武器を持ち歩くほうが安全に暮らしていける ように述べられていましたが、逆に危険だと思います。 一般市民も銃を持ってよいアメリカの方が、銃にまつわる 犯罪件数は日本より非常に多いです。
TY生さん(67歳・男性・三重県)
112回に、「沖縄戦の住民の集団自決死問題や従軍慰安婦の問題で
論争する人の大半は頭に血を上らしており、過熱した言論空間
からは、冷静かつ客観的な歴史的事実を探求することが出来ない。
であるから東アジア人に任せるのではなく、別な国の人に歴史の
真実の探究を全面委託しては」という意見があった。
この意見は肝心なことを忘れている。
自国の歴史は自らが見据え、その歴史の教訓を汲み取り
未来の国の有り様を考えるという基本的態度を、放棄するに
等しい意見である。
1945年12月26日、日本の知識人グループがマッカーサーの
憲法草案に先駆けて発表した「憲法草案要綱」の国民主権、
自由と民主、平和主義の理念は、明治以降の歴史の教訓から
汲み取った理念であった。
沖縄県全41の地方議会と二度にわたる県議会の教科書検定
意見の撤回を求める意見書の採択は、党派を超えたもので
あることを見れば、冷静さを欠いた歴史の探究を背景に
したとはいえない。
十文字(衆愚代表)さん(32歳・男性・千葉県)
「護憲派は説得力のある安全保障のモデルを理論化する 必要がある」とおっしゃった森正樹さんに、藤原帰一・東京大学 教授の論文「多角的核兵力削減交渉『広島プロセス』を 提言する」をご紹介したい。
私が第109回で紹介した『広島プロセス』の全文が掲載された
サイトを発見した。
この機会を与えてくれた浅井基文氏には感謝の意を示したい(なお、
小沢党首の『世界』掲載論文も併せて閲覧可能である)。
とはいえ、浅井氏の「論文批判」には異論を唱えざるを得ない。
藤原氏と浅井氏は護憲派である。
しかし藤原氏は「目的」、つまり「交渉のテーブルに当事者を座らせ、
ミサイルを一本でも減らせること」を重視していると言えよう。
対して浅井氏は「手段」にこだわるという「意見の違い」がある。
だが、浅井氏は藤原論文のごく一部だけを捕え、「広島の立場」を
楯に威丈高に撤回を迫っているように見え、さらに「ことさらに
藤原氏との論争を求めない」という発言には遺憾である。
優れた一人の護憲派の構想を、同じ護憲派が潰すという図式は
不幸であると私は考える。
たくさんのご意見、ありがとうございます。
特定の投稿者への名指しのご意見やご批判については、
編集部の判断で削除させていただくことがあります。
ご了承ください。
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