事務所経費を誤魔化した佐田玄一郎前行革担当大臣の首を切って、やっと一息ついたと思ったら、松岡利勝農水相、伊吹文明文科相、中川昭一自民党政調会長と、事務所経費の不正流用問題が続出。
さらには尾身幸次財務相に、公費で長女を海外視察に同行させたという疑惑が発覚。
そして今度は、逢沢一郎衆院議運委員長の宮崎知事選での選挙違反容疑。もう、とどまるところを知らない乱れカラクリ。
このほかにも、数々の疑惑情報が今、永田町を飛び交っている。いずれ、それらが一斉に火を噴くはず。知人の週刊誌記者によれば「あと3名の閣僚の疑惑を追いかけている。そのうちの一人は、確実に進退問題に発展するネタだ」とのこと。多分、2〜3週間のうちに、ある週刊誌から発火するだろう。けっこうヘビーなネタらしい。
ともあれ、ほとんど政権末期の様相だ。
こうなればタガが外れちまった古い風呂桶みたいなもの。ジャブジャブお湯が零れるように、閣僚や要人たちから妙な「不規則発言」が飛び出す。これも、政権末期によくある現象だ。
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