1. ミサイル迎撃
いつもの手口ではあるが、またも安倍首相、外国メディアできな臭い発言をしている。なぜか、危ない発言は日本のメディア向けではなく、いつも欧米のメディアで行う。観測気球のつもりなのか。
今回も、「他国へ向けたミサイルを日本が迎撃するのは、(政府がこれまで出来ないとしてきた)集団的自衛権の行使にあたるかどうかを研究する考えがある」と、「ワシントン・ポスト紙」のインタビューで語った(11月17日朝日新聞)という。
つまり、従来の集団的自衛権の解釈を、またも一歩前に進めて、拡大させようというわけだ。
もちろんこれは、北朝鮮のミサイルを念頭においてのことだろうが、その矛先が、いつ中国やロシアに向かわないとも限らない。なぜこうも、自ら敵を作り出そうとするのだろう。
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