下北半島プロジェクト

突然ですが、「下北半島プロジェクト」が旅に出ます!
ピースボートに乗って、なんと人生初! の海外への旅に出ることになったA子ちゃん。平和や核問題がテーマになっている旅とあって、韓国や台湾の人たちの話を聞きながら、故郷である「青森」の抱える問題についても考えたい、と意気込んでいます。帰国後にもその体験を伝えてくれる予定ですが、まずは今の気持ちを綴ってくれました。

 突然ですが、第85回ピースボート日韓クルーズ PEACE&GREEN BOAT2013に乗船することになりました!
 ピースボートと韓国のNPO『環境財団』が共同でコーディネートする船旅で、10月18日~27日の間に、釜山(韓国)、基隆(台湾)、那覇(沖縄)、上海(中国)、博多(福岡)を巡ってきます。船に乗り込む数百人の参加者のうち、半分は韓国の人たち。言葉や文化の違いを超えて交流してくる船旅です。

 私は18歳の時に上京し、外側から「青森」を見るようになって、青森のよさ、重苦しい歴史の両面がわかるようになりました。実家に住んでいた頃より、今の方がずっと青森が好きです。今回は、さらに外側。東アジアの国々の歴史や文化を通して、青森について考えてみたいと思っています。
 ソウルに次ぐ第2の都市・釜山では、古里(コリ)原発を見学してくる予定です。「韓国は、日本と違って地震がないから大丈夫」とは、よく言われることですが、本当にそれで大丈夫なの? 地元の人は、どんないきさつで原発を受け入れたの? 地元の経済にはどんな影響があったの? 知りたいことがたくさんです。下北半島に原子力関連施設がいくつもできていった経緯との共通点、相違点を見つけてきたいと思います。

 ほかの寄港地でも、歴史や社会問題について学び、現地の人たちの声をたくさん聞いて、下プロのTwitterや、マガ9のFacebookで報告するつもりです。
 実は私は海外が初めて。大型客船に乗るのも初めてで、外国の人との深い交流も初めてです。これまで経験したことのない初めてづくしの旅に、とてもワクワクしています。下北半島プロジェクト出張版、行ってきまーす! (A子)

 

  

※コメントは承認制です。
第31回東アジアで「青森」を考えてきます!」 に2件のコメント

  1. magazine9 より:

    そんなわけで、A子ちゃん東アジアの旅へ。以前にも、原発建設への反対運動が長く続いてきた山口県・祝島への旅レポートなども書いてくれたA子ちゃん、今回は何を見て、何を思うのでしょうか? 通信状況が良ければ、旅先からもいろいろ発信してくれる予定なので、ぜひお楽しみに。

  2. 鈴木 耕 より:

    肩の力を抜いて、のんびり頑張ってください。楽しい便りを、期待してます。

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