下北半島プロジェクト

久々の更新は、おなじみ愚安亭遊佐さんの東京公演のお知らせ!
愚安亭さんが35年前に母親の死をきっかけに作ったという作品です。
明治、大正、昭和を生き、時代に翻弄されながらも人生をまっとうした母の生涯を、北海道から沖縄まで全国行脚の旅をしながら、ひとり芝居で語り続けてきました。原点ともいえる作品を、この機会にお見逃しなく・・・!

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愚安亭遊佐ひとり芝居
『人生一発勝負』

日時:2014年10月7日(火)~10日(金)午後7時開演。
   最終日11日(土)は午後3時開演。
   開場はそれぞれ30分前
原案:松橋勇蔵
脚色/構成/演出:結純子

場所:「SPACE 雑遊」
(東京都新宿区新宿3-8-8新宿O・TビルB1F)
都営地下鉄新宿線 新宿三丁目駅C5出口・目の前
JR新宿駅 東口より徒歩10分
TEL: 090-8846-5379

 昨年、下北半島プロジェクトが主催した愚安亭遊佐さんのひとり芝居『こころに海をもつ男』公演は、会場満員の大賑わいのうちに幕を閉じました(第28回「おかげさまで公演は大成功に終わりました!」)。 その愚安亭さんの東京公演が、始まっています! 場所は、新宿。演題は愚安亭さんのお母さんの一代記『人生一発勝負』です。下北半島の漁師の妻として、8人の子どもを育てながら生き抜く女性の姿を演じます。
 この作品は、愚安亭さんが33歳のときに作ったもの。以来、30年以上にわたって全国各地で1100回を超える公演を重ねてきました。その間、芝居自体が生き物のように変わってきたそうです。「下北弁」で語られる主人公の生き様には、笑いの中に涙があり、怒りがあり、そこには下北の海の匂いや、人々の心情が凝縮されています。
 みなさんお誘い合わせのうえ、ぜひお出かけください!(A子)

~あらすじ~
 8人の子供を育て、定置網の親方の女房になった明治生まれの女が語る一代記。北海道苫前のニシン場の親方の長女として生まれ、夢のような幼年時代を過ごしたミキ。彼女が13才の時、父を海の事故で、母も病で後を追うように相次いで亡くし、人生が一転する。叔母を頼りに弟と2人、やっとの思いで青森に辿り着くが、そこで待っていたのは厳しい現実だった――。

◆平成11年度(第54回)文化庁芸術祭 演劇部門 優秀賞受賞
 2時間に及ぶひとり芝居でありながら、的確な演技力、簡素な舞台によって常に観客を惹き付け、豊かな劇的想像の世界を喚起したその技量が評価された。ことに姉弟が青函連絡船の待合室で一夜を過ごすシーンなどが見事であった。
 この舞台成果には、主演以来20年間におよぶ1100回を超える上演の蓄積と、その上演を支えた全国津々浦々の人々の心もこめられている。(受賞理由より)

 

  

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