このコーナーでは、投稿フォームより寄せられたみなさんのご意見を紹介していきます。記事下にコメント欄のない、過去のインタビュー記事やコラムへのご意見もこちらに掲載していきます。どしどしお寄せください! 投稿フォームはこちらから。
■この人に聞きたい
佐藤さん(40歳・女性・千葉県)
香山リカさん 2005のインタビューを読んで
香山さんの意見に賛同します。安倍政権になって突然テレビや新聞やネットで「日本人は素晴らしい、憲法を守ることが古臭い」といったような論調になってびっくりしています。私はテレビや本などを読んで第二次大戦で庶民が虐げられてきたという印象を持っています。茨木のり子さんの詩を読んで朝鮮の方々にも悲しい思いをさせたと思っています。私たち日本の一般人は、悲惨な戦争の上に憲法を獲得したと思っています。
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こまるさん(68歳・女性・神奈川県)
安倍の暴走
安倍の暴走を絶対に止めねばならない。戦争をしない日本をなぜ誇りにしないのか。子供たちに武器を持てと教えるのか。そんなことは絶対にさせてはならない。戦後70年でひっくり返ることなどあってはならない。
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MACDJ8さん(68歳・男性・兵庫県)
マイナンバー制度に反対する
マイナンバー制度は、全国民を背番号化することであり、全部背番号化された個人ごとの情報が漏洩したり、なりすまし犯罪等に悪用されたりした場合の悪影響は、計り知れません。漏洩や悪用されないように管理するつもりだと言われるでしょうが、住民基本台帳の時も、あってはならない情報の流出が、現実に発生しています。プライバシーを含めて、個人情報を一元的に、国家管理することは危険が大き過ぎます。ハッカーによる違法侵入、サイバー攻撃、遠隔操作されたウイルス・パソコン、ロボットネット、なりすまし犯罪と、次々新しい脅威が現われています。個人情報を金にしようとする人を根絶することが不可能である以上、マイナンバー制度の導入は、中止すべきだと思います。
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岩村利一さん
先日の5月3日、憲記記念日の日に、沖縄県・辺野古のキャンプシュワブ・ゲート前の抗議集会で、日本国憲法の前文をみんなで読みました。日本国憲法第9条が、日本国民のみならず、世界中の人にとっても重要な内容であるのと同じくらい、日本国憲法の前文には、ひとりの人間が、価値のある存在として認められ、自己の権利を自己肯定しながら主張した、人間の尊厳を称えた内容がちりばめられており、一国の憲法という枠を超えた、とても素晴らしい、自覚と責任を請け負った人間宣言であるといえると思います。そこで、時には、日本国憲法前文をテーマに取り上げて、識者の方々に議論していただく、あるいは意見をいただく、という企画もほしいなと思い、メールを送らせていただきました。
ご存知の通り、日本国憲法は、1948年に採択された国連での世界人権宣言に先立つ、1947年に施行されたものです。このことに驚きつつ、先の15年戦争が、如何に人道的に反した行為であったかを自覚したからこそ(制定過程の議論は、この際、脇に置いておき)、あの前文が出来上がったのだと思います。各論としての日本国憲法第何条の意味、意義等に対する議論や解釈は、当然必須のことですが、総論的な視野で、日本国憲法の前文を見つめることも大事かと思います。個人的な感覚かも知れせんが、日本語の文章としても、気高く崇高な理念を表現した文章に、人々の熱意と希望を強く感じるものです。
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さくらんぼさん(女性・千葉県)
自衛隊参加制限を緩和してPKO参加すべきかについて
今、学校の英語ディベートで、「自衛隊の参加制限を緩和してPKO参加すべきか」についてやっています。私は反対派です。日本の財政状況は赤字です。これで軍隊を持ったらどれくらいの損失が日本にはうまれるのでしょうか? 軍隊を持ったらその練習場や武器の輸入のお金など日本には不利益なことばかりです。
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島 憲治さん
例えば、「読者のページ」欄のようなものを設定して、「素人感覚」を思い切って導入してみてはいかがでしょうか。専門家の評論に対するコメントは、どうしても結論に偏り、支える理由の部分が手薄になりがちだからです。昨今の総選挙、住民投票の投票行動から憲法破壊まで秒読みになってきたと見ています。権力者側の資金力、組織力に立ち向かうには、知恵を磨き行動を練り、総動員で立ち向かわないと木っ端微塵に吹き飛ばされる予感がしています。
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のぶさん(40歳・男性・愛知県)
ロスジェネの政治不信
これは私事ですが、幼い頃から周りの大人たちが皆口を揃えて、「選挙行っても、誰がやっても同じだ」と言っていました。しかし選挙には必ず行ってました。自分たちの世代は、周りもほとんど選挙には行っていません。親世代の刷り込みも有るのではないでしょうか? 私自身は政治にとても興味あります。国会中継を見ていると腹が立ちます。言葉は綺麗、しかし実態に蓋をする政治家ばかりです。
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クレヨン伯爵さん
「劇画 日本国憲法の誕生」を読もう!!
自民党様の改憲マンガ、若い人をうまく丸め込みそうでいやらしいですが、そっちがその手ならこっちはコレだ!!
『劇画 日本国憲法の誕生』(古関 彰一 原作/勝又 進 画)
以前「この人に聞きたい」のコーナーにも登場された古関先生原作のこの劇画を、マガジン9で大々的に紹介すると良いです!!実際、主義主張抜きでもすごく面白い。
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匿名希望さん
民主党政権が懐かしいかも…
民主党政権って、今考えたら「そんなに悪くなかったのでは?」と思います。なぜかというと、民主党政権時代って、日本のすごく優しい文化が流行っていたような気がするからです。草食系男子と呼ばれた優しい男性がモテていたし、感動系のきれいな音楽が流行っていました。「ホームレスやネットカフェ難民を助けよう!」とか、「人と地球環境に優しい生活がしたい」とか「外国人と仲良くしよう」とか、優しい空気が流れていたような気がします。貧乏でも楽しく生きるためにはどうしたらいいか?とか、真剣に考えていたんじゃないでしょうか? それが「草食系男子ブーム」や「感動系J-popブーム」につながっていたのでは?
安倍政権になってからは戦う系のアニメや、相撲プロレスブーム、カープ女子など、スポーツや血気盛んなアニメが流行ってる気がします。マッチョな文化は、正直あまり好きじゃないのです。なんとなく今は景気がよくても殺伐とした雰囲気があります。スポーツと芸能人ばかりのテレビを見ていて、なんかげんなりする毎日です。初めて政権を担った割には、そこそこ良かったのでは? ちょっとずつ復活していくといいですね。
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「法が沈黙するとき、独裁が始まる」という。憲法違反が明らかな安保法案を強行可決。政治を憲法に従わせようとする「立憲主義」が崩壊し始めた。 戦後70年を境に、自民党、公明党は安保法案は国民の生命財産を守るために必要と強調、独裁政治、全体主義へ舵を大きく切った。しかし、これは国民の権利自由を守る日本国憲法の精神とは真逆の方向である。
明らかに憲法違反の「安保法案」を国会へ提出する政党。一体何に基づいて政治をやろうとしているのか。 数に驕り、「善悪」が見えなくなってしまったか。
今、主権者に求められているのは、単純で少し勇気いる行動だ。例えば「アベ政治を許さない」という紙一枚を自宅敷地に掲げられるかどうかだ。 大震災後学校に、車体に氾濫した。「東北ガンバロウ」「絆」「君は一人でない」。今度は、血と汗の結晶、人類の英知が築き上げた立憲主義を維持発展させる為に同程度の行動が採れるか否か。主権者が問われている。
「実際に全人類や次世代のことを考えているのは、権力を持たない市民たちの方なのだ。」哲学者西谷修の寄稿文が地元紙12月16日付に掲載されていた。その市民たちの声をこの欄でもっと拾いないものだろうか。そして、月一回位のペースで更新できないものだろうか。この欄がこのままではもったいない気がする。 今、歴史的転換点に差し掛かり、権力者は止めを刺そうとしている。だが、私の住んでいる周りの住民は何かに怯えているの、それとも避けているのか、とても静かだ。静かにすることが身を守るのに最も安全だと思っているかのようだ。しかし、これは民主主義の流れとは違う。 同氏は、戦争に向かう世界で、政治の回復が不可欠と強調する。その政治回復は主権者にしかできない。戦後70年、日本国における主権者の醸成ぶりが世界に注目される時が来た。それは来年夏の参院選だ。立憲主義を破壊するなど先進諸国では聞いたことがない。