大変だ大変だ！　ついに大変なことが始まってしまう！！　今回急遽アジア圏の大アホな仲間たちが一斉に蜂起する大作戦が行われてしまうので、それを紹介してみたい。金持ちらや金持ちの子分みたいな政治家など、くだらない奴らが牛耳る世の中がいつまでも続いているうちに、アンダーグラウンドの大マヌケな奴らは着々と勝手な奴らのネットワークを拡大していたのだ！　どうだ、まいったか！！

　ちなみに、そんなアジア圏、特に日本の近くの国々の様子を見てみると、いよいよとんでもないことになっている。日本は日本でご存知の通り、何を思い立ったのか知らないけど安倍政権が急に暴走しまくって戦争法まで作ろうとして危険すぎるし、韓国もパククネ大統領が民衆完全無視の独裁政権みたいなことやってるし、中国も国内的には民主派や少数民族を締め付けまくってる上に、対外的にはやたらと拡大路線でむやみに物騒。台湾や香港も、政府は経済のために自分たちの地域の自治をも捨てるような危うい感じ。どこの政府も全然ダメ。カス中のカス。
　そんなバカな政治をやってて民衆の不満が高まって来た時に、全部の政府が必ずやるのが、自分たちに都合が悪くなったら外国と揉めるという常套手段。出ました、見え透いた作戦！　どこの政府も結局は金もうけを目論む連中と、その手先みたいな奴らが作った政府。そんなやつら同士が揉めたりしてバカバカしい！　もうそんなもんに付き合ってらんないね！ それに、これはどこの国でも全く同じ状況だけど、自分の国の政府に反対すると「それは他国の利益になるじゃないか」とかいうトンチンカンな意見が出るけど、もちろんそんなつもりはない。逆に、他国政府の文句を言いまくると、勝手に「＝自国政府支持」と間違えられて居酒屋で自民党オヤジあたりに「そうだよな、ホントに。う～ん、キミは愛国者だ」などと勘違いされる。ちがうちがう！　我々勝手に自由に生きてる奴らは全政府のバカなやり方に付き合いきれなくなっただけ。現状では近隣諸国のどこの政府も支持する気はゼロ！　ってことで、いま一斉蜂起が非常に大事なんじゃないだろうか。よし、こうなったら、東アジア圏で勝手にのびのびと生きてる奴らによる「くだらない争いやってんじゃねえ！」っていう、一斉蜂起の大作戦をやってしまおう！　と、いうのが今回の大作戦のはじまり。
　さて、それともうひとつ。重要なのは誰が一斉蜂起するのかということ。ひと昔は「世界同時革命」とか言って異常にテンションの高い勇者たちが立ち上がったものの、結局大失敗して、悪の資本主義に世界を牛耳られてしまった。ま、あのテンションで革命起こされても革命後がもっと怖い世界になりそうで、それはそれで嫌だ。最近ではアルカイダやら「イスラム国」やらが一斉蜂起とばかりに各地でやらかしている。一方、ヨーロッパでは極右勢力が連合を組み各地で勢力を伸ばしている。排他的な奴らが手を結ぶという完全に頭のおかしいやつら。う～ん、どうもどれもうちらの味方ではないような気がする…。今の世の中は各地の支配者たちが自分たちのポジションを守るために世の中をどんどん窮屈にしている時代。こういう連中に対して一斉蜂起するのは、当然、のびのびと勝手なことをやりまくって生きているマヌケなやつらだ。こういう奴らは基本的にどこにでもいる。どいつもこいつも、ひたすら遊ぶことや、おもしろい企み、自分のやりたいようにやることを求めている。そうやって、それぞれいろんな苦労をしてでも自分たちのスペースを切り開いているやつらだ。そう、みんないろんな苦労をしてマヌケなものを作っている。う～ん、これはすごい！
　
　ということで、いざこの作戦を開始するときに、各地で大バカな場所を作っている仲間たちに連絡しまくって、いま、お互いの政府がひどいことになってるから「我々は国同士のバカバカしい茶番の喧嘩（戦争）には協力しないし、おまえらのいうことなんか聞かないよ！　こっちは国関係なく仲間と仲良くするもんね～、バーカ、バーカ」という蜂起をやろうよ、と呼びかけた。すると、これがまた嬉しいことに、「ああ、あれでしょ？　悪いやつらを懲らしめる感じでしょ？」と、みんな素早く趣旨をわかってくれて快諾！　そう、我々マヌケなDIYスペース作りのシーンは理論やルールで繋がってるわけじゃない。変な利害関係などに影響されることなく自由な場所作りをしているため、そうなってくると、笑いのツボが似てるとか、一緒に朝まで飲んだ仲だったり、一服したときの表情がいいとか、相手の場所に遊びに行ったときにやたら居心地がよかったとか、そういう信頼関係の作り方で成り立っている（もちろん、いろんな人がいるから人によって合わないところとかもたくさんあるけどね）。で、もちろん、こういう場所作りをやってる人たちだけがアクションを起こすわけじゃない。こういう場所には、とんでもない数の人が出入りしまくっている。社会運動の人、アートの人、音楽系の人、各種メディアの記者やライター、のんだくれ、頭のいい人、近所の人、他の街から来てしばらく滞在してる人、タダ飯にありつこうとウロウロしてる人、ヒマ人、謎の外人、学生や研究者、男目当て女目当てのやつ、金の使い方を間違ってる気前のいい金持ち、やたら人脈を持ってるやつ、イカサマ商売人、…などなど。こういう、誰が誰だかよく分からない感じでワラワラ集ってるような連中！　この作戦ではこんな奴らが続々と参戦してしまう！　う〜ん、これは最強だ！！
　
　そんな無敵のバカたちが一斉に蜂起するのが、実は今週末の８月２９日（土）！！　もちろん蜂起といってもこういうマヌケな連中だから、物騒な騒ぎじゃない。ただ、何をやるかというと、全くわからない！　そう、やたらとルールを決めたがったり、すぐに型にはめたがったりする世の中に「ふざけんじゃねー、自分で考えさせろ」という連中だから、統一した行動は絶対に不可能だ。ってことで、海外のみんなには「よし、じゃあ、みんな好きなやり方で勝手にやろう！」と呼びかけてある。テーマはさっき言ったような茶番の喧嘩（＝戦争）反対だけど、それぞれの地域でみんな事情や状況も違うだろうから、各地でそれぞれの地域で抱えている問題を織り交ぜてアレンジしたテーマをやろうということになった。それで、相互に支持するという形。
　そんなことで、さっと話を回してみたら、一瞬で、東京の他に、広島、長崎、釜山、ソウル、台湾、香港、フィリピンで「やろうやろう」ってことに！　さらに、今回はアジア反戦がテーマだけど、それを応援するアクションをやりたいってのが、ドイツとニューヨークで発生の可能性大。マレーシアでは、腐敗し切った政府に反対する１００万人規模の超巨大デモ（こちらはほんとの一斉蜂起！）が偶然同じ日に予定されてるとのこと。うわ、これは偶然にしては景気よすぎる！　あと、肝心の中国は今回残念ながらオファーを断念。中国は最近若いやつらの面白いスペースが急増していて、去年あたりから急に超仲良くなってきてる。北京、上海、武漢、広州などなど、いろんなところに似たようなことを目論んでる仲間が増えてきた。そんな感じで盛り上がってるから是非と思ったんだけど、中国で政治的なことはまだまだちょっと危険だし、オファーのメールをしただけで検閲に引っかかって、勝手に当局に勘違いされてその大バカスペースに迷惑がかかってもいけない。中国共産党も堅苦しそうだから、なかなかマヌケセンスを伝えるのも難しそうだしね〜。ま、近々中国にも行くと思うから、その時にでもこっそりと直接ニュアンスを伺ってみよう！
　
　さて！！！！　早くも各地では火の手が上がり始めており、８月２２日（土）には、早くも台湾で前哨戦イベントが行われた。この日は、まずはお互いの問題をよく知ろうってことで、台北の面白いやつらが集まる一大拠点の店「半路珈琲」という店に台湾のマヌケ衆が集結！　まだ記憶に新しい中台の自由貿易反対で立法院占拠をするという運動のとき、立法院のすぐ外側でとんでもない人数を集めて連日超巨大集会を開催していた、あの「賎民解放区」の中心メンバーが集う店だ。で、そこで日台の歴史と集団的自衛権の意味などを、詳しい人を呼んで教えてもらい、日本とSkypeでつないでお互い話をするというもので、日本側はそれに応じて急遽「新宿IRA」というこれまた仲間の店でイベントを開催！
　台湾イベント冒頭の学習会で、やたら難しそうな話をみんなで神妙に聞いている様子を画像で見ていると、だんだんこっちは不安になってくる。東京会場に動揺が走るが、Skypeをつないで最初の台湾からの質問は「どう？　マヌケが集まっててもちゃんとメシは食っていけてる？」だって。いや〜、さすが台湾のマヌケスポット！　わかってるね〜。ま、もちろん、その後は込み入った質問などもやり取りして、お互いの理解を深め、最終的にはSkypeで繋ぎながら両会場で飲み会。いや〜、景気のいい感じでいいですねー。さらに台湾では２９日の一週間後の９月５日に一発野外イベントをぶちかますという。これは、のちのお楽しみなので、これを読んでる人は、５日にぜひ台湾に駆けつけてもらいたい。

　と、いうわけで！！　いよいよクライマックスは２９日（土）。東京会場はひとまず夜８時に高円寺PUNDITへ集合！！！！！！！！　全世界につないでイベントをやってしまう！！！
　前代未聞のアジア圏同時多発反戦バカ騒ぎで、全て支配できると勘違いしている、くだらない権力者たちに心細い思いをさせてやるしかない！！！！！

全世界同時マヌケ反乱！「アジア反戦大作戦」

８月２９日（土）
19:00open / 20:00start
参加料金：１０００円
高円寺punditにて
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