マガ9学校やりました。

伊勢崎賢治(いせざき けんじ)1957年東京都生まれ。大学卒業後、インド留学中にスラム住民の居住権獲得運動に携わる。国際NGOスタッフとしてアフリカ各地で活動後、東チモール、シェラレオネ、アフガニスタンで紛争処理を指揮。現在、東京外国語大学教授。紛争予防・平和構築講座を担当。著書に『東チモール県知事日記』(藤原書店)、『武装解除 紛争屋が見た世界』(講談社現代新書)、『伊勢﨑賢治の平和構築ゼミ』(大月書店)、『国際貢献のウソ』(ちくまプリマー新書)、『紛争屋の外交論-ニッポンの出口戦略』(NHK出版新書)、『本当の戦争の話をしよう 世界の「対立」を仕切る』(朝日出版社)など。
東京外国語大学伊勢崎ゼミ生 伊勢崎先生のもとで平和構築について学ぶ東京外国語大学3・4年生。大学で専攻する言語や分野はさまざま。
いとうせいこう 1961年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業後、講談社に勤務。雑誌『ホットドッグ・プレス』編集部に在籍、2年あまりで退社し、現在は作家・クリエイターとして、活字・映像・舞台・音楽・ニューメディアなどジャンルを超えた幅広い表現活動を行っている。

*今回のレポートは、学生ボランティアの海気月色が担当しました。

 政治の場において、「民意」が必ずしも汲み取られているとは言えない現状において、私たちの意思を伝えることのできる手段は選挙だけなのでしょうか。今回のマガ9学校では、東京外国語大学教授の伊勢崎賢治先生、作家・クリエイターとして幅広い活動を行ういとうせいこうさん、東京外国語大学伊勢崎ゼミ生、そしてマガ9学校の会場にお越しになった皆さんと一緒に、世界各地で展開される「ストリートデモクラシー」のケーススタディーを通して、日本が「積極的民主主義」を実現してゆく手がかりを探ってゆきました。

■第一部~伊勢崎ゼミ生によるプレゼンテーション~

 第一部では、ここ10年間に世界各国で起きた「ストリートデモクラシー(以下、SD)」(※1)の背景や、それにより生じた結果などについて、プレゼンテーションが行われました。外大生の強みである語学力を生かし、現地メディアの情報(一次資料)にあたって作成したというプレゼンテーション。以下では、第一部で取り上げられた、日本を含む11の国と地域から12ケースのプレゼンテーションの内容の一部(※2)をご紹介します。ご紹介している順番は、当日のプレゼンテーション通りとなっています。

※1…今回のマガ9学校において、伊勢崎ゼミ生が示したSDの定義は、①SNSを使用し、動員したもの(2004年以降)、②民主主義体制下で起こったもの、③政策または政府へのグリーバンス(不満の種)が表面化したもの、④一般市民が主体、⑤対話(交渉)の場を形成することが目的、⑥合法的に、非暴力なプロセスを目指したもの、⑦その活動に対して、政府が何らかの反応を示したもの、となっている。
※2…各国、取り上げたSDとそのキャッチコピーをご紹介。キャッチコピーは、伊勢崎ゼミのゼミ生がデモの特徴などから考えたコピー。

(1)日本①
・取り上げたSD:SASPL(※3)
・キャッチコピー:渋谷に響け!「民主主義ってなんだ!」Get up! Stand up!

※3…Students Against Secret Protection Lawの頭文字を取り、SASPL(読み方は、サスプル)。日本語名は、特定秘密保護法に反対する学生有志の会。2014年10月25日、東京・渋谷で2000人規模のデモを実施。2014年12月10日、特定秘密保護法施行日に解散。現在は、ex-SASPL(「ex」は、英語で「前の~、元~」という意味)として、新団体に向けての準備と辺野古の現状報告(ex-saspl.tumblr.com)を行う。
画像:SASPL HPより(2014年10月25日に東京・渋谷で行われた特定秘密保護法に反対するデモの様子)

画像:SASPL HPより(2014年10月25日に東京・渋谷で行われた特定秘密保護法に反対するデモの様子)

(2)アメリカ
・取り上げたSD:ウォール街占拠運動(※4)
・キャッチコピー:わたしたちが99%だ!(※5)

※4…特徴として、Universal Rapid Gamma Emitter(Twitterのトレンド欄をハイジャックし、自分たちが選んだメッセージを表示しやすくするプログラム)の使用、NYC GENERAL ASSEMBLY(独自SNS)の使用などが挙げられた。
※5…“We are the 99%”ということばには、富める1%への不満が示されている。

画像:アドバスターズ・メディア財団(※6)による広告

※6…「ウォール街占拠運動」の仕掛け人であるカレ・ラースンが創始者の非営利団体。

(3)イラン
・取り上げたSD:緑運動・民主化運動(※7)
・キャッチコピー:名ばかり民主主義に怒り心頭!

※7…4年毎に大統領選挙が実施されるイラン。2009年の大統領選挙では4人が候補者として挙がり、現職で保守派のマフムード・アフマディーネジャード氏に対して、ミール・ホセイン・ムーサヴィー氏が有力候補として注目されていた。国内のアナリストは、ムーサヴィー氏の勝利を予測していたが、約70%の得票率でアフマディーネジャード氏が勝利。これに対して、選挙の不正(※8)を訴えた運動。
※8…ムーサヴィー候補が不正開票であると主張する根拠は複数存在するとされる。

(4)モロッコ
・取り上げたSD:2月20日運動(※9)
・キャッチコピー:「選挙に行っても意味がない」――国王の言うことは“絶対”?

※9…“Freedom and Democracy Now”と呼ばれるグループが、Facebookのページで発表、拡散した運動。“Freedom and Democracy Now”は、憲法の改正、議会(当時)の解散、臨時の過渡期的な政府を作ること、独立した司法組織、ベルベル語の公用語化、政治犯の解放を要求している。

(5)ナイジェリア
・取り上げたSD:Bring Back Our Girls(娘たちを返せ)運動(※10)
・キャッチコピー:「ボコハラムを叩け!」――国内の犯罪者たちを世界のテロリストに

※10…2014年4月、ナイジェリア北東部ボルノ州で「ボコハラム」と見られる集団が女子生徒273人を誘拐、少女たちを取り戻すために被害者家族たちから始まった運動。TwitterやFacebookなどを通して、誘拐された女子生徒たちの救出を求める声が世界各地であがっている。

(6)メキシコ
・取り上げたSD:2008年8月30日に行われた治安悪化に抗議する大規模なデモ(※11)、学生失踪事件(※12)に関するデモ(※13)
・キャッチコピー:#Ya me cansé(※14)――敵の言葉を原動力に

※11…首都部では20万にが参加。メキシコシティで、治安悪化及び無処罰体質に対して市民が“Illuminemos Mexico”(メキシコを照らそう)と行進、大規模デモを実施した。メキシコシティ以外の他州他都市でも同様の行進が実施された。
※12…2014年9月26日夜、メキシコゲレロ州イグアラ市において、アヨツィナパ教員養成学校の学生が乗ったバスが同市の警察官に襲撃され、6人が死亡、25人が負傷、43人が行方不明となった事件。この事件を受け、30日間の休職を発表したイグアラ市長のアバルカ氏は、その後妻と共に行方をくらました。同市警官を含む30人以上が、殺人及び強制失踪の容疑で取り調べを受けた。失踪した学生たちは、大学の学費にあてる資金集めのためにイグアラ市まで来ており、その後アヨツィナパに帰るため、4台のバスに分乗していたという。
※13…2014年11月20日(メキシコの革命記念日)は、動員数が最大であったと考えられる日である(一部では50万人という報道がある)。メキシコシティの中心地区であるソカロのみで10万人を動員、各地で大規模なデモが行われた。114以上の学校がストライキした。平和的なデモであったが、最終的にはデモ隊の一部が火炎瓶などを投げるなどして暴徒化、31人が警察により拘束され、数日後に解放された。
※14…2014年11月7日、学生43人が失踪した事件に関する記者会見が行われた。記者からの質疑応答の際、連邦捜査局長官検事総長であるヘスース・ムリーリョ・カラム氏が、“Ya me cansé”(もううんざりだ)と発言。この発言は反響を呼び、ツイッターのハッシュタグとして世界に広まった。発言から3日後の11月10日、多大な批判を受けたムリョーリョ氏は、「ここ30日間、1日4時間しか眠っておらず疲れていたのと、記者による似たような内容の質問にうんざりしていた」と説明した。

(7)インド
・取り上げたSD:反レイプ運動(※14)
・キャッチコピー:レイプ犯には死刑を!――だけど本当は安全がほしい

※14…2012年12月16日、インドの首都・ニューデリーで友人男性と外出していた女子学生が、同じ路線バスに乗車していた6人の男性に集団強姦を受ける事件が発生。集団強姦後、鉄パイプで殴られるなどの暴行を受け、車外に放り出された。女子学生は臓器に大きな損傷を受けていたが、警察の対応は遅く、1時間ほど放置された。事件後、容疑者6人は逮捕された。そのうちひとりは、17歳の未成年。女子学生は27日、臓器移植手術を受けるためにインドからシンガポールの病院まで移送されたが、29日朝に死亡した。女子学生の父親は、1月7日の裁判開始より前に「自分の娘はなにも悪いことをしていないし、私は彼女を誇りに思っている。名前を公開することで、娘と同じように強姦事件に遭ってしまった女性たちに勇気を与えることができるのではないか」として、女子学生の名前の公開(※15)を要求した。2013年2月3日、ムカルジー大統領はレイプ犯罪の罰則を強化する大統領令に署名した。これまでは強姦罪の最高刑罰は終身刑であり、通常の判決は禁固7~10年であったが、最高罰則を死刑とする法律が成立した。インドでは法案が議会を通過するまで通常数年かかるが、今回は国民の声を受け、1ヶ月ほどで法改正に至った。このように法の改正・厳罰化の達成、あるいは女性自身の意識に変化が起きたものの(※16)、治安向上や犯罪数などの問題は、完全には解消されていない。
※15…インドでは、強姦事件の被害者の実名を公開することは原則的に禁止されている。被害者は通常“Nirbhaya”(ニルバヤー)と呼ばれる。
※16…2012年12月16日の集団強姦事件後から、2013年9月13日の死刑判決までの約9ヶ月間で、2013年8月までのニューデリーにおける強姦事件訴訟件数は、2012年の同時期の433件と比べて2倍上の1036件までに増加したという。

(8)イタリア
・取り上げたSD:NO MONTI DAY(※17)
・キャッチコピー:デモもする!選挙にも行く!あらゆる手段を使え

※17…2012年10月27日、イタリアの首都ローマで起きた大規模な反緊縮財政デモ。労働組合や左派政党などが中心となり、参加を呼びかけた。主催者側の発表では10万人以上が参加。デモ隊は、“Tagli Solo Tagli”(削減、ただ削減)や「モンティ、出て行け」などのスローガンを掲げ、ローマ市内を歩いた。デモではモンティ首相や政策だけではなく、イタリアに厳しい緊縮財政を要請するEUに対しても強い不満が示された。

(9)台湾
・取り上げたSD:太陽花学生運動(※18)
・キャッチコピー:「民主主義を奪還せよ!」――立法院を飲み込んだ50万の学生の波

※18…2010年6月、経済協力枠組み協定(ECFA)とその具体的協議の両岸サービス貿易協定が締結された。2013年3月17日、両岸サービス貿易協定の批准に向けた審議において与党である国民党が、内政委員会で審議を打ち切り、本会議送付を強行採決。2013年3月18日、協定と強行採決に反対する学生たちが立法院を占拠した。2013年4月6日、立法院長の王金平が学生リーダーを訪問し、学生らの要求の一部受け入れを発表、両岸サービス貿易協定の協議は事実上凍結となった。これらの一連の流れは、2014年11月29日の統一地方選挙にも影響を与え、与党の国民党は台北市、桃園市、台中市といった拠点都市の支持を失い、大敗北。馬英九総統は責任を取り、兼任していた国民党主席を辞任した。権力の源泉である党主席の座を手放し、馬氏が2016年までの残りの任期中に新たな政策を推進することは困難になったとされる。

(10)香港特別行政区
・取り上げたSD:雨傘革命(※19)
・キャッチコピー:我要真普選――ニセの民主主義に立ち向かった学生達

※19…2014年9月28日に開始した、香港の中央金融街、官公庁街、繁華街の占拠運動。中国政府・香港政府は歩み寄りを見せず、裁判所の占拠禁止令により強制排除された。催涙弾(※20)を使用した瞬間を動画サイトに投稿したり、英語を多用したプラカードの使用、SNSや海外メディアを利用した広報活動を行った。
※20…雨傘は催涙弾から身を守るために使用されていた。

(11)ブラジル
・取り上げたSD:コンフェデレーションズ杯(2013年)開催時に発生した多数のデモ(※21)
・キャッチコピー:スポットライトを私たちに!政府政策にレッドカード!!

※21…デモの背景には、Movimento Passe Livre(以下、MPL)という民間団体の存在があった。MPLの特徴は、「匿名性」と「水平的な関係」。MPL・サンパウロ、MPL・リオデジャネイロなどのグループが存在しており、各グループ毎にFacebookページが作られている。MPLの主な活動目的が「バスの運賃をゼロにする」ことであったため、2013年6月の政府による公共交通機関の賃上げ発表により、台頭。Facebook上で、各グループがイベントを作成、デモを呼びかけた。2013年6月24日、ジルマ・ルセフ大統領がMPLのリーダー陣と会談を行い、匿名性を謳いつつも公の場にリーダーが姿を現すこととなった。国内外のメディアの目を最大限に活用し、大統領による国民に向けたメッセージの発信、MPLリーダーと大統領との会談とバス賃上げの先送りといった成果を生んだ。

(12)日本②
・取り上げたSD:紫陽花革命(※22)
・キャッチコピー:小さな花、集まれば路上の大きな花。老若男女、みんなを国は無視できる?

※22…2012年3月29日から、毎週金曜日に首相官邸前で反原発抗議行動が行われている。主催は首都圏反原発連合で、Twitterなどで動員を呼びかけている。2012年6月、野田首相(当時)が福井県おおい町にある大飯原発の再稼働を発表し、抗議行動の動員数が急増、「紫陽花革命」という名称がついた。名称には、6月に抗議行動が最大化したこと、抗議行動参加者を路上の花であると例えたことに由来するなど諸説ある。

■第二部~伊勢崎賢治さんといとうせいこうさんとの対談~

 伊勢崎賢治さんといとうせいこうさんとの対談では、一部の内容を受けて、今後のメディアの可能性、SNSで発信することの意義、身体から発信するノイズなどについてお話が進みました。
 第一に、今後のメディアの可能性については、パブリックとプライベートとを繋ぐ、ミドルメディアの必要性が指摘されました。これから先、デジタルネイティブ世代が「個」が支えるミドルメディアを新たに樹立することが求められてゆくことでしょう。
 第二に、SNSで発信することの意義についてのお話がありました。国内から海外に向けてワールドワイドで発信できるというSNSの利点を生かしてゆくためにも、英語を用い、世界に向けてストレートに発信する「トランスレーター」の重要性などについて、話が進められました。
 第三に、いとうさんから、身体から発信する「ノイズ」についてのお話がありました。ことばをメッセージとしてSNSや新聞から発信することができる一方で、抗議行動やデモなどを通して身体を街に「ディスプレイ」することは、大きな「ノイズ」を生むことができるということです。街に出ることによりデモクラシーを示すという原始的な行為は、大きな意味を持っているのです。民意を代表させる方法は選挙だけに留まるものではありません。このことはまさに、今回のマガ9学校を通して考えられてきた「積極的民主主義」のあり方に繋がってゆく考えではないでしょうか。
 今回の対談におけるいとうせいこうさんのことば、「反対運動があることによってのみ、日本は国際社会において一応『先進国』と認められている」は、報告者として最も共感することばでした。なお、第二部の対談の詳細については、後日改めて掲載予定です。

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●アンケートに書いてくださった感想の一部を掲載いたします。(敬称略)

「積極的民主主義」という新たな概念の提案、そしてそれを私と同じ身分である学生の方々が行っているということに感慨を受けました。「非暴力性」の大切さ、つまり言葉で訴えかけることの重要性を改めて認識させられるようなプレゼンでした。(吉川アルマ)

ストリートデモクラシーの発表に関しては、少々概念的な傾向が強いかと思いました。理論としては一考に値しますが、現状の日本において有効な動きを考えたくて本日参加しました。結果、いとうせいこう氏の話が実感としてリアルでした。(高木聡子)

学生のプレゼンテーションを前半に入れ、それに基づいたトークセッションが後半に組まれていたことで、とてもわかりやすかったです。聴くだけの受動態ではなく、ディスカッション・ディベート形式の講座も受講してみたいです。(高田みのり)

学生のみなさんは、すばらしい研究ぶりでした。対談は、デモより選挙だと思考停止に陥っていたため、目からウロコでした。怒っているからデモに来た! それでいいんだ、他、たくさんのキーワードがあり、大変な収穫でした。(匿名希望)

私は75才ですが、今の若い人たちが何を考えているのか、よく分からず、あまり真剣に物事を考えていないのではないか、と思っていましたが、今日は必ずしもそうではない、という印象を持ち、心強く感じました。(大塚宏)

世界の事例を一定の基準で比較してあり、よく理解できました。特に弾圧の強い地域でのデモは勇気づけられました。また、発信や情報収集など語学は大事だと思いました。(堤真澄)

各国のストリートデモクラシーの在り方、その結果、またそれらと比べて日本のストリートデモクラシーがどうであるか、これからどうすべきか。「私自身にできること」まで考えるきっかけになったと思います。もっとこの国の持つ問題について知り、自分の感情のおもむくままデモに参加するような人になろうと思いました。(庄司絵理加)

積極的民主主義という考え方は大変面白いなと思いました。ただ、政策を変える、または革命の手段として、選挙と並ぶもうひとつのツールとしてストリートデモクラシーを用いるというのは少し違うのではないかと思いました。個人的にデモは、反政府の市民がいることを海外に発信することであったり、メディアでとりあげてもらい、多くの市民に問題を考えてもらうきっかけをつくること、民意を形成していくことにあるんじゃないかと思っています。デモとは何か、何のためにするのかをじっくりと考えるよい機会になりました。
(川岸聡実)

海外事例を一度に知ることができ、日本の状況を客観的に捉えなおすよい機会でした。せっかくの外大の学生さんたちなので、現地語でも同じ内容をプレゼンして、Youtubeなどで海外発信できるとすごくよいと思いました。
(福田直子)

デモクラシーを進める上では、質疑応答(フロアディスカッション)を重視した方がエンパワーされると思います。社会変革の方法とともに、私たちが生きる日本社会でどのようにインストールするのかを提示できるとなお良いと想います。アドボカシーをどう国民のものにするか? (鈴木洋一)

期待以上の内容でとても面白かったです。日ごろ、学生さんと接する機会がないので、それぞれの熱のこもった報告と結論にとても勇気づけられました。日本のデモ(反原連もSASPLも注目しています)や官邸前行動を再考しました。
(匿名希望)

一度だけデモへの参加経験があり、そこからデモ、民主主義への関心を強くもっていたので、今回日本以外の国の民主主義について知ることができ、大変興味深かった。正解が見つからないとしても、こんなにもたくさんの国でさまざまなデモの形が実践されていることを知り、外から日本を比べることもできて面白かった。
(匿名希望)

 

  

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