こちら編集部

 憲法学者の方々の発言が、テレビ、新聞、記者会見などで聞かれるようになりました。ここまで注目されるようになったのは、マガジン9も10年やってますが、初めてのことのように思います。
 やはり発端は、「6・4」ショックとも言うべき、憲法審査会に参考人として呼ばれた憲法学者たちが「集団的自衛権は違憲」とはっきり語られたことではないでしょうか。そして、中でもこの方の発言には、パンチ力がありました。小林節慶応大学名誉教授です。かつては自民党の改憲草案づくりのアドバイザーも務められていた9条改憲派として知られていますが、立憲主義をないがしろにする政治家たちが増えたことを憂い、「『憲法なんてどうでもいい』とする、その態度が耐えられないんだ」と当時のインタビューでも怒りをあらわにされていたのが印象に残っています。
 以前より何度か「マガジン9」にはインタビューや、伊藤真塾長との対談で登場いただき、きびしくも的を射た議論を展開してくださいました。ちょっと古い記事になりますが、改めて紹介します。

●「この人に聞きたい」小林節さんに聞いた(2006)
→ 無知・無教養がはびこるこの国の政治
→「憲法なんてどうでもいい」その態度が耐えられない

●小林節さん×伊藤真さん 対談「憲法改正、私はこう考える」(2007)
→(その1)2007年の憲法論議をふりかえる
→(その2)9条はどうあるべきなのか?
→(その3)2008年、政局と改憲論議はどうなる

●小林節さん×伊藤真さん 対談「政権交代と【憲法の力】」(2009)
→(その1)民主党の憲法感を検証する
→(その2)憲法論議を封印してはいけない
→(その3)日米関係と国際貢献

 これまでマガジン9に登場した憲法学者のインタビューなど、facebookなどでも、随時ご紹介していく予定です。
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(水島さつき)

 

  

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