秘密保護法や集団的自衛権行使容認反対、ヘイトスピーチへの抗議など、さまざまなテーマのデモやパレードが、日本各地で毎週のように開催されています。その中で、最近目立っているのが10代、20代の若い世代。従来の「デモ」のイメージを覆す、やたらとかっこいいコールを響かせていたり、センスのいいウェブサイトでデモの告知が行われていたり…。
「最近の若者は政治や社会問題に関心がない」なんていうけど、本当にそうなの? というわけで、今年の初めから何度も若者主体のデモを主宰してきた「SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)」に参加している大学生などに集まってもらい、座談会を実施。デモに参加したきっかけ、友達と政治や社会問題について話す? SNSの使い方は? 選挙に行く? などなど、気になるいろんなことをたっぷり聞いちゃいました。
個人的にとっても印象に残ったのは、政治や社会問題に興味を持ったきっかけが、家族や学校、予備校の先生など身近な「大人」の存在だったという声が多かったこと。「政治や社会問題に関心がない」若者が本当に多いのだとしたら、叱咤されるべきは若者ではなく、そんなふうな空気を作っちゃった「大人」のほうじゃないの? という気がして、いたく反省させられました。
詳しい話の内容は、夏休み明け以降に掲載予定! ご期待ください。
(西村リユ)
詳しい話の内容を早く聞きたい。楽しみにしています。かなわない思い。話し合われている現場を膨張してみたいです。表情、声のトーン、そして、反対意見に対する再反論する際の雰囲気など。組織でない場所での議論がどのぐらいオープンなのか肌で感じてみたいです。
「膨張」とあるのは「傍聴」の間違いでした。お詫びいたします。