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6つの選択肢を読む 06年新春特別企画国民投票結果発表
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なぜ、この数字なのか?
今回のアンケートに参加され、投票を締め切った時点での結果をご存じの方は、
この数字に驚かれると思います。これを結果とした理由は、つぎのとおりです。

グラフ0
同一IPアドレス=重複投票ではありません。しかし、
 企画スタート直後から、「重複投票が行われているのではないか?」という声を多くいただいておりました。実際今回の企画はより多くの人に参加してもらうことを優先して、登録制などを止め、いわゆる「クッキー」を利用したプログラムを採用しました。(*クッキーとは、ウェブサイトの提供者が、ウェブブラウザを通じて訪問者のコンピューターに一時的にデータを書き込んで保存するしくみ。サイトに訪れた訪問者の回数記録などを記録しておくことができるため、今回はユーザーの認証システムに利用した。)

 このシステムでは、クッキーを削除すれば、何度でも投票が可能になり、いわゆる重複投票が簡単に行えたことは事実です。にもかかわらず当初「1人1票しか投票できないシステムになっています」と書いてしまったことに、まず今回の混乱の一因があったと反省しております。

 その一方、投票経過を見守る中で、ある程度「パワーゲーム」的な事態になってもそれは、「私はこの意見を支持する」という熱心さやパワーの大きさであるとの見方も含めて、そのまま一つの結果として捉えてもいいのではないか、そう編集部では考え、この投票企画を予定通り続行いたしました。

 そして投票期間終了後、投票されたログを解析してみたところ、非常にたくさんの同一「IPアドレス」があることがわかりました。「IPアドレス」とは、ネットに繋がっているコンピューターすべてに割り当てられる番地のようなものですが、たとえば、「ダイヤルアップ」で接続していれば、繋ぎ直すたびに異なったアドレスが割り当てられますし、あるいは、ケーブル、会社、学校、などの場合、複数のパソコンが、同時に同じ「IPアドレス」である場合もあります。ですから、同一の「IPアドレス」が、重複投票を確定するものではありません。

 しかし投票時刻なども併せて解析しますと、明らかに「重複投票」と考えて無理のないケースがありました。そのようなケースは、1から6の全ての項目に見られましたが、顕著な例としては、投票締め切り前の3日間に、たった2つの「IPアドレス」から、4.5.6へ4千9百もの投票があることがわかりました。

 このような理由から同一IPアドレスからの投票は、「重複」の疑いがあると判断し、重複しているIPアドレスの票数をすべて差し引くことにしました。ご了承ください。
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